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2026年9月19日土曜日

【ZホールSP合唱団燻銀10】「これでやっと調律が終わりました。」

 9月19日(土)の午後,奥州市文化会館Zホールの展示室で,10回目となるZホールSP合唱団の「燻銀の響き」コンサートに向けた練習を行いました。前回は9月13日(日)でしたから,なんとたった1週間しか間が空いていませんでした。一般的にアマチュア合唱団の練習頻度は1週間に1回の練習が多いと思います。先週の練習との繋がりをもって積み重ねていければいいなと思って,盛岡市から奥州市に向いました。


 発声練習の声を聞いていたら,「i」母音の時に声が全く落ちていました。そこで《秋・村祭》の練習の最初に「i」母音で歌ってもらって声の響きを整えようと思ったのですが…声が全く鳴らず,従ってハモりも生まれませんでした。そこで発声の仕方の基本から確認しました。①響きの部屋を開けること,②息は響きの部屋に回すこと,③声はおでこや上顎から前に響かせることなどです。また④音域によって音色と強さが変わらないこと(音高だけが変わること),最後に⑤どの母音でも同じ音色で響くよう楽器の形(声道の形状)をなるべく変えないこと(母音の違いは唇の形で決まるのではないこと)も確認しました。その後「a」母音で出だしの音からハモらせ,ハモったことを実感してもらい,次は「i」母音,「o」母音と変えながら全体を歌わせました。すると多くの方が,ハモるようになったこと,綺麗な響きになったことを感じてくれました!

 ここに至って「これでやっと調律が終わりました。」とお伝えしました。なぜなら身体という楽器から声という音が出ます。ですから等質な音を出そうとする意識と方法をきちんと自覚し楽器をコントロールできるようになって初めて,音楽に使える音が出る楽器を手にした状態になったと言えると思うからです。

 またこの日はこのように整えた音を使って各パートの歌い方を丁寧に吟味しました。ですから声を出している時間より他のパートのレッスンを聞いている時間の方が長かったかもしれません。しかし合唱団の皆さんは他のパートのレッスンを聴きながら音楽的な様々なことを感じ学びとっていて,いざ自分が歌う時になると以前とは比べものにならないほど音楽的な表現をしてくれました。素晴らしいことです!違いがわかる音楽的な耳の良さ,どんな音楽がより良いと思うかという判断力,そしてそれまでの歌い方を(言われなくても)より良くしようと自分から変えるチャレンジ精神。10回目にしてここまで育ってきたのだなぁと,とても嬉しく思いました…もしかしたら4年間の積み重ねもあるのかもしれません

 1週間しか間をおいていなかったことももちろん良かったと思います。頭だけでなく心もそして身体も音楽モードへと活性化しやすかったと思うからです。次の練習は10月12日(月・祝)です。3週間も空いてしまいます!今回の良かった感じをぜひ次回に繋げるよう,各自で取り組んでもらえたらと強く思いました。

 11月21日(土)の「燻銀の響き」コンサート本番まであと3回。より良い音楽を実現して音楽を楽しめるように共にがんばりましょう。

2026年9月14日月曜日

【ZホールSP合唱団燻銀09】これからが音楽づくり


 9月13日(日)の午後,奥州市文化会館でZホールSP合唱団の9回目の練習を行いました。この日はほぼ同じ時間に大ホールで神田伯山独演会があり,駐車場が混み混みでした。

 練習は本番会場でもある中ホールで行いました。60名の混声合唱団員が中ホールのステージにのれるか?という心配が当初ありましたが,この日ステージ上に山台を組んでもらって並んでみると,まあなんとか60人が立てそうな感じでした。

 ここまですでに8回の練習を終えひと通りは歌えるようになってきて,残り5回の練習となりました。そこで今回から,合唱表現の細部をつめていく段階としました。はじめに4曲全部をおおよそ通して歌いました。せっかくの本番会場ですから,お客様をイメージしてホールに響かせるように歌いました。しかし,全体に平板で声が大きく言葉の異メーが伝わって来ない印象でした。そこでまず《春・花》から取りかかりました。各声部の音質,パート同士の音程(ハーモニー),フレーズの息の運び方,子音の明瞭化,言葉のイメージの伝え方,ヴォカリーゼでの音楽の仕方…などなど,多岐にわたって細かくとり上げてできるようになるまで何度もチャレンジさせました。またその様子を他のパートの方々にも見てもらいながら,一緒に学んでもらいました。続いて《夏・城ケ島の雨》でも同様に取り組みました。


 音がとれておおよそ歌えるようになってきたのですが,(だからこそ)ここからやるべきことは満載です。残り4回の練習で目指すはコンパクト化です。充実した響ながらコンパクトで明瞭な音楽をめざしていきたいと思います。11月21日(土)「燻銀の響」コンサートの本番,ぜひ聴きにいらしてください。お待ちしています!

 なお,この日は練習後17:30から来年7月11日に予定しているオペらの指導者打ち合わせ会がありました。今回の指導陣2名に加えて,新しくお二人の先生方がお力を発揮してくださることになりました。頼もしい若手のお二人に大いに期待がもてる打ち合わせ会でした。(オペラの合唱参加者を大募集しています。こちらをご覧ください!

2026年9月7日月曜日

【合唱音楽研究会奥州76】行き詰っているときは学びのとき…と信じて

 9月6日(日)の午後,奥州市の常盤地区センターの会議室で合唱音楽研究会奥州の76回目の活動を行いました。9月27日(日)の第33回胆江合唱祭まであと2回となりました。前回は響きの良い岩谷堂地区センターの他目的ホールでしたが,今回の会議室は思いのほか響きがよくなく,聞き辛い感じがしました。私が寒暖差にやられたために鼻炎薬を服用していたせいかもしれませんが…。

 発声練習もそこそこに,まずはモーツァルトの「Kyrie」「Sanctus」から始めました。合唱はもやもやしていて張りが感じられず,モーツァルトらしい楽しさが伝わってきませんでした。ソロの部分も歌い方がまちまちでした。音楽の良さが出るようにとなんとか回復を試みましたが,なかなかうまく好転しませんでした。難しいものです。

 次にプログラム最後の合同演奏でとりあげる《大地讃頌》を練習しました。暗譜で歌える方がほとんどというくらい歌い慣れている楽曲だからこそ,表現したいことを再吟味して明確にし,それが表現できているか精査していくことが大切だと思います。

 続けて《紅葉・冬景色》を練習しました。これも全体がぼんやりしていて景色が見えてきません。最後に《Furusato》に取り組みました。こちらも生気が感じられない音でした。

 思ったように「向上的変容」を引き出せませんでした。でも行き詰っているときこそ学びのときと信じて,次回(9月26日(土)は本番の前の日!)に向けて準備していきたいと思いました。なお,この日は全体の活動の前の時間を利用してアルトがパート練習を行っていました。皆で声を合わせて練習するって素晴らしいことですね!


 この日はやっと胆江合唱祭のチラシやポスターが配られました。また当日のタイムテーブルやプログラムのコピーもいただきました。Zホール児童合唱団は昨年に引き続き出演するようですし,新しく参加する団体もあるようで,胆江地区の合唱が少し盛んになりつつあるのかなと嬉しく思いました。

 第33回胆江合唱祭(第21回奥州市民芸術文化祭)は9月27日(日)13:00開演,会場は奥州市文化会館(Zホール)・大ホール,入場無料です。17団体の演奏が楽しめます。ぜひご来場ください!!

2026年9月4日金曜日

【演奏会・お知らせ3つ】9/27合唱祭・11/15バロック音楽・11/21器楽と

 この秋に予定している演奏会(本番)を3つご案内します。

1. 第33回胆江合唱祭(9月27日(日)奥州市文化会館Zホール)
 「胆江」胆江とは「胆沢や江刺」地方を差す言葉で主に現在の奥州市と金ケ崎町の範囲です。この胆江地区で合唱に親しんでいる人たちが集まって合同で発表会を行います。過去の様子はこちらから(2025年第32回2024年第31回2023年第30回)。
 様々なタイプの合唱を聴くことができます。どうぞ足をお運びの上お聞きください。
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日時:9月27日(日)…開演時刻は未定(例年は13:00頃から)
会場:奥州市文化会館Zホール・大ホール
入場料:無料
合唱音楽研究会奥州の演奏曲目:
 1.W. A. Mozart作曲《Missa in C》KV259より「Kyrie」「 Sanctus」
 2.源田俊一郎編曲《ふるさとの四季》より「紅葉」「冬景色」
 3.Bob Chilcott編曲《Furusato》
 (合同演奏:《大地讃頌》)
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2. 「バロックの森の奥へ」盛岡バッハ・カンタータ・フェライン演奏会
 盛岡で50年来バロック音楽の研究・演奏に取り組んでいる盛岡バッハ・カンタータ・フェラインという合唱団の演奏会です。毎年ドイツ・ライプツィヒ市で開催されている「Bachfest バッハ音楽祭」に,2027年6月招聘された(Bachfest 2027)ことを記念しての演奏会であり,久しぶりの単独での演奏会となります。
 今回はJ. S. バッハのカンタータ第187番《Es wartet alles auf dich 彼らはみな汝を待ち望む》BWV187と,「主よ,人の望のの喜びよ」として有名なコラールの元曲を含む第147番《Herz und Mund und Tat und Leben 心と口と行いと生活をもって》BWV147の2曲(といってもBWV187は7曲から,BWV147は10曲から成っています)と,H. シュッツの《Geistliche Chormusik 1648 宗教合唱曲集》Op.11から6曲&《Meine Seele erhebt den Herrn ドイツ・マグニフィカト》SWV426を演奏します。

 指揮者は世界的なバッハ演奏家の佐々木正利氏,器楽は仙台フィルのメンバーを中心とした盛岡バッハ・カンタータ・アンサンブル(コンサートミストレスは川原千真さん),声楽ソリストは当会会員ながらセミプロ,プロとして活躍しているメンバーが担当します。
 世界的な音楽レベルを目指して日々取り組んでいます。岩手,盛岡で聴くことができるというのはとてもお得!ぜひ足をお運びください。チケットは会員も持っています!!
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日時:11月15日(日)14:00開演
会場:盛岡市民文化ホール(マリオス)・大ホール
入場料:前売り/一般3,500円,大学生以下1,500円(当日は各500円増し) 全席自由
演奏曲目:
 J. S. バッハ作曲《Es wartet alles auf dich 彼らはみな汝を待ち望む》BWV187
 H. シュッツ作曲《Geistliche Chormusik 1648 宗教合唱曲集》Op.11から
  16 《Ein Kind ist uns geboren》SWV384
  12. 《Also hat Gott die Welt geliebt》SWV380
  10. 《Die mit Tränen säen》SWV378
  11. 《So fahr ich hin zu Jesu Christ》SWV379
  23. 《Selig sind die Toten》SWV391
  22. 《Unser Wandel ist im Himmel》SWV390
 H. シュッツ作曲《Meine Seele erhebt den Herrn ドイツ・マグニフィカト》SWV426
 J. S. バッハ作曲《Herz und Mund und Tat und Leben 心と口と行いと生活をもって》BWV187
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3. 「燻銀の響き」ヴァイオリン・リサイタル
 「名手二人が紡ぐ,渋く輝く至高のアンサンブル」をキャッチフレーズにしたヴァイオリニストの木野雅之さんとピアニストの平沢匡朗さんのリサイタルなのですが,Zホールスペシャル合唱もご一緒させていただきます。
 演奏曲は信長貴富編曲の《ヴィヴァルディが見た日本の四季》1作品だけですが,春・夏・秋・冬の4曲から成っています。合唱メンバーは公募による60名ほどです。5月から1ヶ月に2回程度練習を重ねてきました。
 またこのZホールによる公募の合唱団は毎年結成され,今年は連続で5年目になりました。
2022年…開館30周年記念オペラ《トスカ》
2026年…燻銀の響き
 ヴァイオリンと合唱のアンサンブルはあまり聴く機会がないと思います。楽しい楽曲ですのでぜひ聴きにいらしてください。
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日時:11月21日(土)14:00開演
演奏曲目:
 J. S. バッハ作曲《無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番ニ短調》BWV1004より「シャコンヌ」
 L. v. ベートヴェン作曲《ヴァイオリンソナタ第7番ハ短調》Op. 30-2「アレキサンダー」
 信長貴富編曲《ヴィヴァルディが見た日本の四季》
 J. フバイ作曲《カルメンによる華麗な幻想曲》Op. 3 No. 3
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2026年8月23日日曜日

【ZホールSP合唱団燻銀08】身体という楽器をよく鳴らして歌いましょう!

 8月22日(土),午前中に合唱音楽研究会奥州の活動を行った午後,奥州市のZホールでZホールスペシャル合唱団の練習がありました。今回は8回目,初めてリハーサル室で練習しました。

 前回は《春・花》と《夏・城ヶ島の雨》を取り上げたので,今回は2周目の後半《秋・村祭り》と《冬・ペチカ》に取り上げました。まずは《秋・村祭り》からです。一度聞かせてもらったものの,お祭りの威勢の良さを表現するには声が貧弱でした。そこでコーダ部の「ドンドンヒャララ…」を使って腹から声を出すことを徹底しました。そうしてから最後の歌詞の部分でやっとハーモニーが聞こえてくるようになりました。次に3番,2番ともどってきてはや一時間が経ち休憩をとりました。後半は続きの1番を,これまで同様に身体を使って歌う練習から始めました。

 次に《冬・ペチカ》を練習しました。合唱冒頭のハミングで積み重なってくるところから練習しました。ハミングの後すぐに「A-」と1小節間歌うのですが,どうもイメージが定まりません。「ハミングの積み重なりは冬の夜に静かに深々と降る雪の重苦しさ」,直後の「A-は家の明かり・家の中の暖かさにホッとするイメージ」と伝え,なんとか共有できたように思いました。難しいものです。続いて中間部の4パートが皆そろうところなのですが,この合唱団はソプラノの人数が矢鱈に多く,アルトとバランスが取れません。聞いてみると案の定アルトを聞いていないことがわかりました。そこでアルトを聴き,かつコンパクトに歌うことをお願いしました。アンサンブルの基本は聞き合うことです。基本を大切にすれば,合唱をどう仕上げるかが自ずと見えてきます。加えて,2名だけだったテノールですが真正面から逃げずにチャレンジを重ねたので,正しくしっかりと歌えるようになりました!

 次回はふたたび1曲目の《春・花》にもどって,繰り返し歌って評価しながらヴァイオリンとセッションする際の合唱のポイントを育てたい…などとハイレベルを求める前に,【合唱の基礎】を身体で覚えてもらおうと思っています。この合唱団に最も必要なものは身体という楽器をよく鳴らして歌うことだと感じています。来年のオペラにもつながることですし,他の合唱団で合唱を楽しむ際にも必要なことですから,身体に染み込ませて常識のレベルを上げていきたいと思いました。あと4回やったら前日リハを迎えます。プロのヴァイオリンと対等にアンサンブルできる合唱団に育てていかなければと思いました。

2026年8月10日月曜日

【ZホールSP合唱団燻銀07】いよいよ本格的な音楽づくり

 8月9日(日)の午後,奥州市文化会館Zホールで,Zホールスペシャル合唱団の練習をしてきました。前前回までの5回で音とりをほぼ終え,前回は本番のピアニストの平沢先生と合わせる機会を得ました。今回からいよいよ本格的な音楽づくりです。

 2クール目となります。初めに《春・花》から扱いました。この合唱団は普段からそして長く一緒に歌ってきているわけではないので,発声の仕方も音楽の捉え方もまちまちです。それが声や音楽に現れているようで,どうもまとまった音楽になりません。そこで今回から合唱団としての音楽のまとまりを目指そうと考えました。そうしないとスペシャリストによる1本のヴァイオリン&ピアノとの合同演奏で,それを邪魔する音の塊となりかねないと思ったからです。


 《春・花》の主旋律は多くの方が知っているので,主旋律を使って発声や音楽性を整えてみることにしました。具体的には,歌詞唱では母音や音域によってでこぼこして不安定な旋律をなるべくそろえようと,まずは徹底的に母音唱をしました。「ア」ではまず明るくよく響かせるとともに下行の跳躍進行でも響きを落とさないようすること,「イ」では浅くならないようにしながら前の響きを保つこと,そして「ウ」,「エ」,「オ」と同じ旋律を何度も歌って確かめました。その後各パートに別れて同様に母音唱しながら,細部のハーモニーを確かめてきちんとハモらせながら歌うことに取り組んだり,「アイ」でランダムに歌いながら響きを落とさないで歌うということを意識したりしました。

 《夏・城ケ島の雨》も少しの時間取り組みました。こちらは基本的なリズムの悪さを修正したり,旋律での息を身体を使って運ぶ練習をしましたが,途中で時間切となりました。次回8月22日(土)は《夏・城ケ島の雨》から取り組む予定です。

 この日は今度のコンサートのチラシが配布され,先行販売が開始されました。11月21日(土)に行われる本番は席が少なめな中ホールですので,ぜひとも早めにチケットを入手されるようお願いいたします。また,来年7月11日に公演予定のオペラ《トゥーランドット》の合唱団員の再募集も始まりました。興味のあるかたはぜひご参加ください。お待ちしています。

 それから,この日はこのスペシャル合唱団初の懇親会が行われました。特設の合唱団なのでお互いどんな方なのかわからないという人が多く,それは一緒に音楽する上でマイナスだと考えたからです。参加者は少なめではありましたが,練習時に顔は見たことがあっても名前が覚束なかった方の合唱経験や参加の動機,参加しての感想などを知ることができ,とても有意義だったと感じています。幹事を買って出てくれたKさん,ありがとうございました!

2026年7月27日月曜日

【ZホールSP合唱団燻銀06】平沢匡朗先生登場!

 7月26日(日)の午後,奥州市文化会館Zホールで,Zホールスペシャル合唱団の6回目の練習を行いました。前回までの5回の練習で全4曲をそれぞれ個別にさらってきて,一応全曲の音とりを終えての今回でした。

 はじめにパート練習を1時間程度とりました。特にも前回取り組んだ《《冬》ペチカ》が難しかったので,それを中心に復習してもらいました。テノールとバスは合同でバスパートリーダーのIさんのご指導で,アルトはパートリーダーがお休みでしたので私が指導しました。アルトのみなさんはとても積極的で,歌い手の中にピアノ弾き担当者がいらっしゃったり,「ここが歌えない」「ここがどうもはっきりしない」と声を出してくださったりするので,ポイントを絞って繰り返して練習することができました。

 1時間パート練習をした後にアルトがパート練習をしていた中ホールのステージに全員が集合して全体練習を行おうとしたら,なんと本番のピアニストの平沢匡朗先生がいきなりショパンのワルツを1曲弾いて登場なさいました!

 その後は平沢先生に伴奏を弾いていただきながら,曲集の後ろから(冬→秋→夏→春)全曲を練習しました。どの曲においても器楽だけの部分と合唱が加わる部分とがバトンタッチしながら音楽が進むのですが,器楽だけの部分では平沢先生のピアノから音楽の方向性が示されるので,それを合唱が受け取って紡いでいくという楽しさ(そして難しさ)を体験できました。中でも《冬》と《夏》はテンポの移行がとても難しく,今後の(私の)宿題となりました…。

 早い時期に本番の(プロの)演奏者の方と合わせる,一緒に音楽づくりができるのはとても助かります。楽譜から読み取ること=楽譜の解釈は演奏者によって異なるのが当たり前です。それを擦り合わせてよりよい音楽を目指す作業は必要で,そのためには時間がかかります。ですから早い時期に合わせておけると,その後の時間でさらに自由がきくように練習を進められます。

 次回は8月9日(日)14:00-17:00です。練習後には懇親会も予定されていますので,奮ってご参加ください。

2026年7月13日月曜日

【週末の3つの合唱指導】集中力が課題です

 7月の第2週末,3つの合唱指導をしてきました。奥州市まで70km,そこから宮古市まで約130km,そして盛岡まで90kmとおおよそ290kmの道のりでした。

【ZホールSP合唱団燻銀05】…7月11日(土)の午後はZホールスペシャル合唱団の5回目の練習でした。この日は参加者が少なめでした。なにやら市内で催物があるとか…。今回は《冬「ペチカ」》。歌う小節数は少ないながら男声にも女声にもdiv.があり,音取りが複雑な曲です。パート練習で私はテノールとバスの合同パートに付いたのですが,6名と充実したバスに対して2名のテノールで,バスの旋律につられてしまってなかなか覚えられないようでした。例によって階名唱をもとに確かめれば少しは手がかりになると思ったのですが,この合唱団ではこれまで取り組んできていなかった上に2パート合同のため時間が限られていることから断念してしまいました。でもこの判断がまずかったと反省しています。全体で合わせた時にもテノールがあまり聞こえてきませんでした。あぁ,ごめんなさい。

【合唱音楽研究会奥州72】…翌7月12日(日)の午前中9:30〜12:00は奥州市の水沢南地区センターで合唱音楽研究会奥州の活動を行いました。雨の日曜日の午前中ながら30名以上の方がご参加くださいました。始めに《Orgel-solo Messe》KV259のソロの分担について提案しました。発表会の際にはソロのパートはソロ(あるいはソリ)にすることで,独唱へのチャレンジの機会となると考え,ソロの部分を小分けにして多くの方に(できれば全員に)担当してもらいたいと思っている,ということです。希望の部分を考えておいて次回の活動日(7/25(土) 14:00から17:00 水沢教会)に表に書き込んでもらった後に調整して決めようと思っています。
 楽曲の方は,まずは《Kyrie》を復習しながらモーツアルトらしい楽しさ(旋律やデュナーミク)を表現できるように,また《Sanctus》では後半のAllegro感を出せるように練習しました。《ふるさとの四季》からの《紅葉》&《冬景色》では言葉が聞き取れない(=子音への配慮が足りないことで子音が発音の際に意識されないことと,知っている旋律・歌なので表現の意識なく声(つまり母音)を出していることによる)ので,意識的に子音を扱いながら言葉を表現することを少しだけ練習しました。最後に《Furusato》を歌いました。テノールの主旋律のイメージを育てることが次回からの課題と感じました。

【宮古木曜会合唱団】…同日の午後,宮古市の磯鶏幼稚園のホールをお借りして宮古木曜会合唱団の強化練習を行いました。奥州市から(江刺田原IC→遠野IC→立丸峠→川井と通って)移動するのに時間がかかり14時半頃に到着しました。3日前の木曜日の通常練習では《小さな空》の音とりを終えて,団員の方々の希望曲全ての階名唱での音出しを終えたので,この日は歌詞をつけていきました。まず《夕焼け》からでしたが,この楽曲はテンポが遅く1拍が長いので言葉をまとまりとして表現するために強靭な息の支えが必要です。よく健闘していると思いました。普段の練習で皆さんが力をつけているので,ハーモニーも綺麗(無伴奏でも下がったりしません!!)です。続けてビクトリアの《Jesu dulcis memoria》と《O vos omnes》を階名唱で思い出した後歌詞をつけて歌いました。磯鶏幼稚園のホールはとてもよい響きなので,こういったルネサンスの宗教音楽はとても歌いやすいと感じました。最後に《小さな空》を歌詞をつけて歌いました。3拍子の2拍目が重くなる傾向は今後の課題です。

 1泊2日で約300km移動しながら3つの合唱指導をするには集中力が必要だとあらためて感じました。それぞれ違う歌い手,それぞれ違う楽曲,それぞれ違う発表の機会や取組の段階なので,それぞれに合わせて学びのある時間にしなければならないからです。今後は用意を周到にして臨みたいと思いました。

2026年6月15日月曜日

【ZホールSP合唱団燻銀04】秋は《村祭》

 6月14日(日)の午後,奥州市文化会館Zホールの展示室にて,ZホールSP合唱団の4回目の練習を行いました。今回はなぜか人が少なく,特に男声はテノールは3名,バスは1名だけでした。


 発声練習の後,1時間弱パート練習を行いました。私は1名だけ出席のバスのパート練習に行きました。今回は秋のコーナー,楽曲は《村祭》ですが,男声パート(特にバス)の音の跳躍のなんと多いことか!旋律として把握しづらい跳躍が続くので,パートの音を覚えるのがとても難しい編曲になっています。こういう時は本来なら移動ド階名唱を通して音高の異同を確かめさせたいところなのですが,パート練習に十分な時間を設定できず(というのはソプラノが主旋律ばかりなので時間を余しそうと思ったので…),全体練習の時間がすぐに来てしまったために途中でバスのパート練習を終えてしまいました。(Kさん,ごめんなさい。)

 全体練習ではまず《村祭》を合わせました。予想通り副旋律パートはとても難しく,アルト,テノール,バスの皆さんは「目を白黒させながら」歌っていました。一方でソプラノは主旋律ばかりで歌いやすいからか声を出しすぎていました。また,どのパートからも相変わらず子音が聞こえてきません。課題山積でしたが指導のポイントを絞ることができず,達成感のない練習となってしまいました。


 後半は《城ケ島の雨》を復習しました。「『利休ねずみ』って何かわかりますか?」と問かけると,お一人の方が「色の名前」とすぐに反応してくださいました。既知の事柄だったのか今回改めて調べられたのか聞きそびれたのですが,歌詞についてきちんと知ろうという姿勢がすばらしいと思いました。この日は「利休ねずみ」色に似た色のTシャツを着ていったので「このような緑がかった灰色(ねずみ色)だそうです」とご紹介し,そんなぼんやりとした雨を想像して歌ってもらいました。(写真ではちょっと濃く見えますね。描かれているキャラクターは同級生が作った「おうしゅうたろう」です。)音楽のほうはどうかというと,少ない男声がよく頑張っていましたが安定せず,こちらも今後の課題と感じました。

 最後に《花》を一度通して歌って終わりました。

 今回は前回とほぼ1週間の間をおいての練習でしたが,次回は7月11日(土)とほぼ1ヶ月間をおくことになります。身体や頭が元に戻って終わなければいいなと思いました。

2026年6月8日月曜日

【ZホールSP合唱団燻銀03】夏は《城ケ島の雨》

 6月6日(土)の午後,奥州市文化会館Zホール展示室で,ZホールSP合唱団の3回目の練習会を行いました。今回の合唱団は11月21日(土)にZホール・中ホールで開催される「木野雅之平沢匡朗コンサート in 奥州〜燻銀の響き〜」で信長貴富編曲の《ヴィヴァルディが見た日本の四季》を演奏する合唱団です。5月9日に第1回の練習会5月17日に第2回の練習会と1ヶ月に2回のペースで集まってきました。総勢54名の混声合唱団です。


 今回は第2楽章「夏」。この楽章には《城ケ島の雨》が使われています。発声練習の後40分ほどパート練習を行いました。私は(前回に引き続き)アルトのパート練習に行ったのですが,会場は2階の和室のため皆さん立ったまま歌いました。そのせいか,しっかりした音で歌っていました!

 続く1時間強は全体練習でした。《城ケ島の雨》は1番は男声のみで8小節だけ,2番は女声のみで8小節だけ,3番に当たる部分が混声四部で15小節,4番がまた男声のみで10小節。しかも1,2,4番はほぼ同じ作りをしているので難しいところは3番の部分くらいでした。ただし二連符と三連符の違いを明確にするのが少々面倒なところではありました。

 最後に前回取り組んだ《花》の復習をしました。やはり言葉が聞こえてこなかったので子音と母音について説明したり,子音を強める練習をしたりしました。難しいのは「子音を音符の前に出す=子音の始動を早めること」でした。習慣づけないといけないので,これからの練習でしつこく取り組みたいと思います。

 次回は6月14日(日)の午後,つまり実質1週間後になります。筋肉運動である歌唱行動にとって間が空かないということはとてもよいことです。今回やったことが少しでも身体に残っていることを期待しています。

2026年5月18日月曜日

【ZホールSP合唱団燻銀02】新しい合唱団と確認すること

 5月17日(日)の午後,奥州市文化会館Zホールの展示室で,「燻銀コンサート」に向けたZホールスペシャル(以下,SP)合唱団の2回目の練習を行いました。この合唱団は9日前に発足したばかりの合唱団です。取組んでいる楽曲は信長貴富編の《混声合唱・ヴァイオリン・ピアノのための ヴィヴァルディが見た日本の四季》です。

 初回だった前回は発足式や楽曲全体の見通しをもってもらったりするなど本格的な練習とはなりませんでした。一方今回は3時間まるまる楽曲に取組む時間でしたので,これから一緒に音楽を作っていくに当たって大切にしたいことを,丁寧に一つ一つ扱っていきました。

 まずは発声練習(25分ほど)です。これまで何度か活動してきたSP合唱団に参加してきた方,あるいは何人かご参加くださっている合唱音楽研究会奥州のメンバーには「また同じようなことを」と言われるとは思いましたが,①身体をほぐすことと使うべき筋肉,②身体を楽器にすること,③身体(発音)のしくみ,④声(音)は結果であること…などを伝えながら「歌うことは筋肉運動です!」と強調しました。

 続いてパート練習(40分ほど)に移りました。今回は《春》の曲ですから,《花》(武島羽衣 詩/滝廉太郎 曲)の音とりを中心に行いました。私はアルトの皆さんと練習しました。まず,ほぼ副旋律であるアルトパートのメロディをおおよそ覚えました。それから呼気圧を高めたり「響きの部屋の形」を変えないようにしたりして,身体を使って音を出すこと練習しました。ちなみに立って練習したのですが,アルトの皆さんは全体練習の際も自主的に立って歌っていました!よりよく歌えるようになりたいという意欲が感じられました!

 その後全体練習(1時間強)に取り組みました。ソプラノはほぼ主旋律なので歌えていましたが,副旋律になると急に口ごもっていました。男声は予想以上にしっかりと声を出して歌っていました。全体練習でお伝えした主なことは,①助詞を重くしない,②意図せず高い音が大きくなったり低い音が小さくなったりしないように=楽器の形を変えない,③子音と母音を分離させて発音できるようにし子音は音符の前に出して時間をかける,④表現する側が表現したいもの明確に把握して(思い浮かべて)いないと受け手には伝わるはずがない…などなどです。

 今回歌う4曲はどれもよく知られた歌なので,特に言葉(子音)の表現について次のようにお話ししました。「発せられた音楽(表現)は文脈に依存して解釈されます。多少あいまいな歌(表現)だったとしても,聞き手は歌詞も旋律も知っているのでそのあいまい差を補いながら聞き取ってくれます。しかし聞き手の努力に依存して表現しているうちは新鮮に捉えてもらえることはないでしょう。聞き手に新しい命を感じさせるためにはデフォルメした表現の意識的な発信が必要と思います。」あとで考えたら,前段の①から④の要求の背景にある考えはこれなんだと気づきました。

 新しい合唱団がこれからどのように変わっていくか楽しみです。ヴァイオリン1本に60人の合唱ですから,よほどコンパクトで明量な表現を実現しなくてはいけません。私も学びながら一緒に音楽を作っていきたいと思いました。

2026年5月11日月曜日

【ZホールSP合唱団燻銀01】発足!そして第1回練習会は絵顔で終了!!

 大型連休も終わった5月9日(土)の午後,奥州市文化会館Zホールの展示室で,「バイオリン木野雅之・ピアノ平沢匡朗コンサートin奥州〜燻銀の響き〜」(以下「燻銀コンサート」)に出演するZホールスペシャル合唱団(以下「SP合唱団」)の結団式と1回目となる練習会に参加してきました。このコンサートは奥州市文化振興財団の主催ですが,胆江日日新聞社が創刊80周年を記念して特別協賛してくださって進められるコンサートです(5月10日の記事はこちら)。本番は11月21日(土),Zホール・中ホールです。

 燻銀コンサートはヴァイオリニストで日本フィルハーモニー交響楽団ソロ・コンサートマスターをつとめる木野雅之さんピアニストで洗足学園大学で教鞭もとる平沢匡朗さんのお二人によるコンサートなのですが,そのプログラムの中に信長貴富作(編)曲の《混声合唱・ヴァイオリン・ピアノのための ヴィヴァルディが見た日本の四季》を取り上げていただいて,一般公募した合唱団が共演するという企画です。今回は60名の方がご応募くださいました。ちなみにこのZホールSP合唱団の過去の活動についてはこちらをご覧ください。

 20分ほどのセレモニーを行い全員で記念写真を撮ったあと,さっそく1回目の練習を行いました。全4曲,全体で16分程度の大きくない作品ながら,合唱に馴染みがない方にとっては曲のイメージが湧きにくいだろうと考え,最初に楽譜を見ながらYouTubeの音源を聴き,ヴァイオリンが主となる部分と合唱が主となる部分を確かめたり,四季の様子と使われている元歌を確かめたりしました。続けて一曲目の《春(花)》の旋律を使って,①良い「音」で歌えるようにすること,②音楽的に演奏すること,について考えました。

 そして4つの各曲について,主旋律だけを取り出して歌ってみながら,合唱部分の構造を分析しました。主旋律はどのパートか,同じ旋律で歌っているパートはどこか,難しそうなところはどこか,などを確かめていきました。特に「夏」に出てくる「城ケ島の雨」は三連符のリズムが難しいので音をつけない「リズム読み」を何度も繰り返してリズムを確かめました。

 最後に,全曲を通して時間がかかりそうな部分とそうでもない部分を整理することを通して見通しを持つことができたことを確認しました。

 発足式の初めの頃は難しそうな表情をなさっていた方も,帰る頃にはニコニコしていらっしゃったので,「ねらいは成功!」と私も嬉しくなりました。

 次回の5/17(日)は「夏(春)」についてパート練習の後,全体練習に進む予定です。うまくいけばどんどん先に進みたいと思っています。お楽しみに!

2026年3月23日月曜日

【演奏会・聴いてきました】Zホール児童合唱団・ミニコンサート


 3月22日(日)の午後,奥州市の前沢ふれあいセンターに,Zホール児童合唱団のミニコンサートを聴きに行って来ました。この日は合唱音楽研究会奥州の活動を午後に計画していたのですが,このコンサートがあることがわかったのでその活動時間を午前中に移して「みなさんで聴きに行きましょう。」と呼びかけたのでした。

 お客さんは70〜80名ほどでした。会場にはZホールスペシャル合唱団でご一緒した方や合唱音楽研究会奥州の会員の方のお顔も見えました。

 Zホール児童合唱団は奥州市文化会館を運営している一般財団法人奥州市文化振興財団が毎年募集する合唱教室のようなグループで,私は今年「合唱で綴る世界の民謡・日本の民謡コンサート」で,昨年は「福井敬ふるさとコンサートvol.3」でご一緒してきました。今年が9期目になるとのことです。メンバーは小3から中3まで11名,指導は菊池葉子先生,ピアノ伴奏は伊藤ゆりか先生・大金雅子先生です。

 プログラムは2部構成ででした。
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第1部
《ゆかいに歩けば》,《フニクリフニクラ》,《サンタルチア》,源田俊一郎編曲《三つのわらべうた》,《明日という大空》,《生命が羽ばたくとき》,《地球星歌〜絵顔のために〜》
第2部
合唱組曲《手ぶくろを買いに》(横山裕美子作詞・作曲)
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 ステージ上には上手にアナウンスのコーナーがあり,第1部では司会役の子が,第2部では語り役の子がそこで話しながら進めていきました(写真は第2部)。照明も工夫されていて,ステージ上が一つの世界としてまとまっていたように感じました。

 なにより良かったのは,柔らかい響きとハーモニーでした。以前のコンサートやZホールスペシャル合唱団との合同演奏の際の印象では発声の硬さが気になったのですが,今回は第一声から見事にとけあって優しい音楽が生まれていました。発声が良い方向に揃うとこんなにも印象が変わるのですね。指導の菊池葉子さんは見送りの際に「子どもたち,とってもよくがんばりました。」と語ってくれました。少人数ながら丁寧に音楽に取り組んできたことがよくわかりました。先生のよいお導きの成果と思いました。とてもよい時間を過ごすことができました。


 来年7月のオペラ《トゥーランドット》ではまたご一緒できると思います。また,中3の卒団生(?)が合唱を続けていくこと,団員がもっと増えることなどなど,期待や願いが高まります。4月4日(土)には「葉子先生ミニコンサート&体験会」もあるとのこと(合唱研活動日ではありますが…)。来年度の活動も楽しみです。

2026年1月20日火曜日

【ZホールSP合唱団】《ヴィヴァルディが見た日本の四季》団員募集開始!

 一般財団法人奥州市文化振興財団では,奥州市文化会館Zホールで毎年一般公募によって合唱団を結成しています。これは財団が主催する演奏会のステージに出演することをめざして音楽創造を体験する場を(奥州市民だけでなく)広く提供し,その活動を通して生き甲斐やよりよい地域社会を作っていくことを大きな目標としています。(2024年3月末,福井敬ふるさとコンサートvol.3に向けた取組のスタート時にも書きました。

 これまでは(ここ10年程度を見ると)奥州市文化会館・Zホールの周年行事として次のように行われてきました。
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2017年…開館25周年記念オペラ《ラ・ボエーム》上演

2022年…開館30周年記念オペラ《トスカ》上演

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 しかしながら「5年に1回のオペラ上演に向けて半年前くらいから練習を開始するスタイルでは,そのあいだの4年間くらいはそういう場がなく,地域の方々に根付いた文化活動とはならないのではないか」という意見をお伝えしたところ,幸にもその後毎年市民参加(一般公募)のスペシャル合唱団を結成しての演奏会の機会を以下のように設定してもらうことができました。
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 その一環として,2026年11月21日(土)に開催するのが「木野雅之・平沢匡朗コンサート in 奥州〜燻銀の響き〜」です。木野さんは日本フィルハーモニー交響楽団のソロ・コンサートマスター,平沢さんはピアニスト&チェンバリストなので,ヴァイオリン・リサイタルなのですが,その中でヴァイオリン,チェンバロと一緒に合唱しましょうという企画です。演奏楽曲は信長貴富編曲の《ヴィヴァルディが見た日本の四季》で,全4曲,計15分程度の混声合唱曲です。5月から13回程度の練習を重ねる予定です。詳しくは右の写真をご覧ください。


 これまでの公募合唱団は毎回100名近い応募者が集まって大ホールで公演を行ったのですが,今回は中ホールが本番会場なのでステージの広さから合唱の人数が限られるとのことです。参加ご希望の皆様にステージに立っていただくためにどういう方法が可能か,現在事務局と検討しているところではありますが,なるべく早く人数の見通しをもちたいと思っていますので,どうぞ早めに奮って申し込みください!ちなみにお問い合わせ・お申し込み先はZホール(0197−22−6622)です。プロの器楽奏者と本格的な混声四部合唱の作品に取組んでみませんか?お待ちしています!

2026年1月3日土曜日

2026年の予定

 無事に年が明けました。本年も宜しくお願いいたします。

 昨年(2025年)を振り返ってみると,様々な本番を経験させていただいたことがわかります。
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3月23日宮古木曜会合唱団第42回定期演奏会【指揮】(於:イーストピアみやこ・多目的ホール)
4月26・29日盛岡バッハ・カンタータ・フェライン《ヨハネ受難曲第2稿演奏会》【合唱】(於:日立システムズホール,盛岡市民文化会館・大ホール)
7月20日盛岡某高音楽部第39回定期演奏会【指揮】(於:岩手県民会館・中ホール)
9月14日《合唱による日本の民謡・世界の民謡 in 奥州》【指揮・合唱】(於:奥州市文化会館・大ホール
10月12日第32回胆江合唱祭【指揮】(於:前沢ふれあいセンター)
10月19日宮古市民文化祭【指揮】(於:宮古市民文化会館・大ホール)
11月22日合唱音楽研究会奥州第2回研究発表会【指揮】(於:奥州市文化会館・中ホール)
12月7日第78回岩手芸術祭合唱祭【指揮】(於:宮古市民文化会館・大ホール)
12月14日久慈第九演奏会【合唱】(於アンバーホール)
12月24日クリスマス・イヴ礼拝【指揮】(於:日本キリスト教団宮古教会)
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 主催する演奏会での指揮や合唱だけでなく,他団体企画の演奏会での合唱参加,「音楽祭」的な企画に関連団体として参加させていただいての指揮など,様々な形態での本番でした。それぞれの機会に様々な方々と交わってたくさん学ばせていただきました。毎回楽しく音楽できました。

 今年(2026年)は(未確定要素もありますが)今のところの予定は次のようになっています。
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1月18日けせん第九演奏会【合唱】(於:大船渡市民文化会館リアスホール)…2年に1度仙台フィルハーモニー管弦楽団を招聘して開催されている行事です。指揮は岩村力さん
2月7・8日山形交響楽団第330回定期演奏会【合唱】(於:山形テルサ)…モーツァルト作曲《レクイエム》のレヴィン版を鈴木秀美さんの指揮で歌います。
3月29日宮古木曜会合唱団第43回定期演奏会【指揮】(於:宮古市民文化会館)…1ステージ(ヨーロッパ音楽の愉しみ)だけ指揮します。
7月20日盛岡某高音楽部第40回定期演奏会【指揮】(於:岩手県民会館・中ホール)…区切りのよい「40回」ですが彼らが何をどうしたいのか未定なのです。
9月27日第33回胆江合唱祭【指揮】…会場は不明ですが,女声合唱団アンサンブル・コンフオーコ,合唱音楽研究会奥州の2団体を指揮する予定です。
11月15日盛岡バッハ・カンタータ・フェライン《ドイツ・バロック演奏会》(仮題)【合唱】(於:盛岡市民文化ホール・大ホール)…佐々木正利先生の指揮でバッハのカンタータやシュッツのモテットを歌います。
11月21日木野雅之平沢匡朗コンサート(仮題)【指揮】(於:奥州市文化会館・中ホール)信長貴富構成の《ヴィヴァルディが見た日本の四季》を,Zホールスペシャル合唱団で演奏(指揮)する予定です。合唱団員は一般公募する予定ですのでぜひご参加ください!

 ちなみに2027年で日にちが決まっているものは以下です。
6月14日Bachfest Leipzig 2027 カンタータ演奏会(於:トーマス教会 in ライプツィヒ)
8月8日オペラ《トゥーランドット》上演(於:奥州市文化会館・大ホール)
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 いずれの本番も大切な演奏の機会です。そこに向けてこつこつと練習を積み,力を伸ばしてよりよい音楽を提供できるように取組んでいきたいと思っています。どうぞ聴きにいらしてください!そしてご感想などをコメントいただけると励みになります。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2025年12月11日木曜日

【バレエ・観てきました】キーウ・グランド・バレエ・シアター


 12月10日(水),道の駅だいとうやら千厩やらに寄り道をしたその夜,奥州市のZホールで「キーウ・グランド・バレエ・シアター」の《くるみ割り人形》全幕の公演を観てきました。席は1階M列26番というど真ん中でした!

 バレエの鑑賞はほぼ初めてでした。音楽は生演奏ではなく録音を使っていました。《くるみ割り人形》はわかりやすい筋なので,演じて(踊って)いることの意味のだいたいは分かりました。身体の支配,細部までのコントロール,加えて他者との同期,見せる身体の意識,などなど日常の生活にはない価値観が舞台上を支配していて,驚きの体験でした。

 それにしても,音楽と台本と振付と,どんな塩梅で決まっていくものなのでしょう?大筋がもともとあるのは分かりますが,作曲家はどこまで想像して音楽を作るのか?頭の中にステージを想像しているのか?振付や演出は音楽から発想するのか?難しそうなたくさんの作業の上に一つのバレエ作品が出来上がっているのだろうなあ,と思うと同時にチャイコフスキーってすごい!と思わされました。


 来場していた友人によると,Zホールではおおよそ1年に1つバレエの公演をやっているそうです。今回は文化庁の「劇場・音楽等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業」という助成を受けているようで,満席のお客様の中に子ども達の姿がたくさんみられました。地域文化の振興のためにとてもよい企画だったと思います。

 ちなみに,公演の前の時間にZホールを管理している奥州市文化振興財団の理事長ほかスタッフと今後の合唱関連の取組について相談してきました。2026年11月にはヴァイオリンとの共演2027年8月にはオペラ《トゥーランドット》が予定されているとのことでした。奥州市の皆さんとまた楽しく音楽しながら新しい体験を重ねることができたらいいなと思いました。

2025年11月23日日曜日

【合唱音楽研究会奥州】本番「無事に」終了しました。

 11月22日(土)の午後,合唱音楽研究会奥州の第2回研究発表会をZホール中ホールで行いました。

 この会は(何度も書いていますが),奥州市においてクラシックな合唱音楽作品の体験すると同時に,合唱音楽表現の技法も体験できる場にしよう2023年1月から始めた会です(同時にこのブログも始めました)。2024年4月に混声合唱団北声会と合同でモーツァルト作曲《レクイエム》の全曲演奏会第1回の研究発表会,その後胆江合唱祭等にも参加しながら学び,1年半かけて第2回研究発表会に辿りつきました。

 今シーズンは主にルネサンスのミサ曲と英語の賛美歌に取り組んできましたがなかなか攻略できず,1年半かかってしまいました…というか,「音下がり」や「ラテン語のミサのテキスト理解」,「英語の発音」などきちんと攻略できたとは言えませんが,ある程度学びを深めることはできました。


 今回の発表会には発表会(歌い手)は30名、観客数は68名の方々が参加してくださいました。前半はパレストリーナ作曲の《ミサ・ブレヴィス》をステージではなくフロアの前の方を平にしたスペースで演奏しました。ピアノ伴奏がつかない上に観客の方とも近く響きもいいからです。もともとミサ曲はステージで発表するためではなく教会という空間に響かせるためのものであったわけですから,歌い手も聴き手も同じ空間にいる感じが大切だと思ったからです。
 演奏は,音下がりが最小限でおさまり,綺麗なハーモニーを響かせる瞬間も多くありました。ポリフォニーらしさが聴けたのは前半の2曲《Kyrie》《Gloria》で,後半になると少々ごちゃごちゃしていたのは練習や理解が十分でなかったからと思いました。ミサとの関連やテキストの内容やそれに応じた音楽の変化などを1曲ごとに簡単に説明しながら演奏しました。これは①異文化に対している聴き手の負担を軽減すること,②歌い手の喉を休めること,と2つの意味で効果があったようです。ミサ曲はもともと通して演奏されるために作曲されたわけでもありませんからね。


 後半はステージ上の雛段に移動しました。J. ラター作曲の《4つの伴奏付きアンセム》4曲です。英語を聞き取りやすくするために,「反復プライミング効果」を期待して各曲を演奏する前に歌詞の一部(リフレインする部分など)を会員に朗読してもらってから演奏しました。楽譜にかじりついたりステージに上がったりが原因で,言葉が聴き手まで十分に届かなかった感もありましたが,ラターのリズミックでワクワクする旋律を楽しんで歌っている感じは伝わったように思います。

 最後に日本語もお聴きいただきました。相澤直人作曲の《ぜんぶ》です。外国語しか聴かずにお帰りいただくのは大変でしょうし,なにより私たちの学びが最も進んで音楽に表せるようになったと感じているのは日本語の表現でしたので,それをお聴きいただきたかったからです。

 観客には歌詞対訳とレジュメ(それぞれA3両面刷1枚)をお渡しし,レジュメには「感想をお寄せください」とGoogleのformsのQRコードを載せたのですが,1日経ってお答えくださった人数は6人と,あまり利用されなかったようです。やはり紙の方が答えやすいようでした。

 また,終了後に「途中から休んじゃったけどまた参加します!」という方が数名,さらに新入会の手続きをした方が3名もいらっしゃいました!需要があるって嬉しいことです!

 新シーズンは次の2曲に取り組む予定です。
①今シーズン学んだミサの通常文を生かして「ミサ曲」と「モーツァルトの音楽」を主なテーマとしながら,モーツァルト作曲《ミサ・ブレヴィス》KV.259(オルガン・ソロ・ミサ)
②言葉の表現(「日本語」「語感」「和声付け」)をテーマにするために,音取りが楽な源田俊一郎 編曲《混声合唱のための唱歌メドレー「ふるさとの四季」》
 当面の活用予定日は12/ 6(土),1/11(←レジュメは誤っていました),2/ 1(日),2/14(土),3/ 8(日),3/22(日)です。興味のある方は(500円玉を握り締めて)遠慮なくいらしてください(連絡先はこちら m3_yj@yahoo.co.jp )。いつでもお待ちしています!!

 参加された会員の皆様,お疲れ様でした。

2025年9月16日火曜日

【ZホールSP合唱団】本番終了!みなさんに充実感あり!


 9月14日(日),以前ご案内していた「合唱で綴る日本の民謡・世界の民謡コンサートin奥州」(ぶらあぼにもあったのですね)の本番を終えました!主催してくださった奥州市文化振興財団の皆様,ありがとうございました。

 前日の9月13日(土)の午後にリハーサル,当日の午前中にゲネ・プロと,本番のステージである奥州市文化会館Zホール・大ホールでほぼ2回通して演奏しました。また,共演する合唱団白樺と合唱団樫の木の歌と踊りのステージ(第3部)に刺激を受けながら,その度にZホールSP合唱団のみなさんは集中して取組みパワーと表現力が増してきたように感じました。また合唱団の方々からは「あと◯回しか歌えないね。」など終わりが近いことを残念がる声も聞こえました。

 出演者全員が,合唱団の控室とした中ホールで昼食をとった後,いよいよ本番となりました。幕が開くと1階席は8割以上埋まっているように見えました(700名ほどの入りだったそうです)。第1部のイタリア民謡は及川貢先生の指揮を暗譜した団員全員が注視しながら,これまでの練習をもとに声を出し音楽を楽しんでいました。
 第2部の日本民謡のステージでも多くの団員が暗譜しとてもにこやかな表情でしっかりと座った声で歌いながら指揮についてきてくれました。合唱団員でソロを担ってくださった3名の方々も,とても丁寧で素敵な歌を歌ってくださいました。さらに佐藤文司さんによる《南部牛追唄》も中鉢聰さんによる《初恋》《ふるさと》もステージの流れにうまく(なんとか?)収まった感じがしました。構成や解説を苦労して考えた甲斐があったなぁと思いました。
 第3部のロシア民謡では民族衣装を身につけ,数曲には踊りも加わり華やかなステージとなりステージ袖から眺めながら出番を待ちました。そして迎えた合同演奏の《百万本のバラ》と《フニクリフニクラ》は(若干方向性がまちまちではありましたが)フィナーレに相応しい堂々とした演奏になった…と思います。

 ちなみに第2部で演奏した日本民謡の合唱編曲は千葉了道先生によるものでした。かつて岩手大学にご奉職なさった昭和の岩手の音楽界の先達で私が岩手大学合唱団に入った年に何度かご指導していただいたことがありました。千葉了道先生は1915年生まれですので今年は「生誕110年」に当たっていたようでした。またご命日は(1988年)9月13日。演奏会で取り上げられることがあまり多くない作品群ですが,合唱をする人や聞きにいらしたお客様方に紹介できて良かったと思いました。

 演奏を終えた後,中ホールに集まって解団式を行いました。合唱団の方々は口々に「もう歌えなくなるのは寂しい」とか「9ヶ月間楽しかった」とか「暗譜して思い切り表現できた」と言っていました。本番の達成感とともに取組への充実感も感じていたようでした。またお友達も増えたようで,私なりに狙ってやってきたことが達成できたようで,私も充実感を感じました。

 奥州市文化振興財団の次なる取組は再来年(2027年)のオペラ《トゥーランドット》とのことでした。今回参加が少なめだった男声をさらに増やし,今回のように意欲を引き出しながら取組んで行けたら楽しい時間にできるのではないかと思っています。合唱にご参加くださった皆さん,またご一緒に音楽を楽しみましょう!また,新しい仲間もお待ちしています。

2025年9月7日日曜日

【ZホールSP合唱団・20】本番を見すえた舞台練習

 9月6日(土)の午後,13:00〜17:00の4時間にわたって,ZホールSP合唱団の最後の練習を行いました。場所は本番で使う大ホールのステージです!ホールの主催演奏会だと会場利用に関しても恵まれています!ありがとうございます。

 9月14日(日)が本番,前日13日(土)がリハーサルなので,この日が最後の練習。ステージごとそして楽曲ごとの移動や立ち座りを確認しながら,大ホールの広い空間で客席に向かって歌いました。

 第1部のイタリア民謡,第2部の日本民謡,そして第3部ロシア民謡の最後の2曲の合同演奏と全て音を出すことができました。「日本民謡をもっと練習したい」という声がありましたが,ハーモニーが大切なヨーロッパの音楽のほうの綻びがたくさん見えた(聞こえた)ので,そちらを優先して取り組みました。発声の悪い癖や,言葉のニュアンスを考えない歌いっ放しへの対応です。そのままで来週の及川貢先生のレッスンを迎えるわけにはいきませんでしたから。でもこれまでの練習が生きていたのでしょう,発声の現状と改善のポイントをお示ししたり,言葉の意味やイメージをお伝えして「このほうがいいんじゃない?」とお聴かせしたりすると,すぐにガラリといい感じに変わってくれました!とても嬉しく思いました!

 練習の最後にみなさんに次のことをお話ししました。この合唱団は運営面でとても恵まれていたこと,皆さんのがんばりでここまで辿り着けたこと,合唱参加者にとってこの9ヶ月間が楽しい時間となっていれば嬉しいこと,本番を聴きにくるお客様に音楽の良さ・素晴らしさが伝わる時間になるよう演奏したいこと…など。皆さんうなずきながら聞いてくれました。

 なお,この日は岩手日報の記者さんが取材にきてくださいました。丁寧なインタビューも受けましたので,これまでの経緯などたくさんお話しできました。情報伝達においてマス・メディアは強力ですからさらなる集客に繋がると思います。記事となることが楽しみです。

 体調を万全にして,気持ちも整えて,(暗譜もレベルを上げて)来週の本番を迎えたいと思います。9月14日(日)14:00開演,奥州市文化会館Zホール・大ホールです。ぜひ足をお運びになり,及川貢先生を始めとする客演される方々の演奏はもちろんですが,一般公募で集まった合唱団員のこれまでのがんばりの詰まった音楽をお聴きください。お待ちしています。

2025年8月31日日曜日

【ZホールSP合唱団・19】ついに最後の練習時間 やり残しがなくもないが…

 8月30日(土)(この日は全日本合唱コンクールに出場していたためお休みしました)と31日(日)にZホールスペシャル合唱団の練習があり久しぶりに一人で車を運転して奥州市に行ってきました。この次の練習日は9月6日(土)13:00〜17:00,ステージを使って並びや出入りを確かめながら全曲を通す程度の予定です。従って楽曲については今回が最後の練習時間となりました。

 前半の日本民謡は全部で7曲です。わらべ唄,お座敷唄,仕事唄などなど様々なタイプの唄があります。さらにそれらが合唱曲になっています。そこで,歌いつがれてきた「民謡」のテイストとハーモニーをつくる「合唱」のテイストのバランスがとても難しく,いつも迷いながら音楽をつくってきました。音楽づくりにおけるバランス以前に,どんな発声をすると音楽・作品を生かせるのか,という音色のバランスがむずかしいのです。日本民謡を「素材」程度に作曲に生かしている合唱作品なら合唱のテイストで響きと音楽を作っていけるのですが,千葉了道先生の編曲はほとんど民謡の旋律そのものを使ってそこに和声付けをしているので,迷います。合唱団のみなさんは長い練習期間を経て,いまや積極的に声を出して歌えるようになりました。だからこそこの日もいろいろ迷いながら,落とし所を探りました。

 時間いっぱい使ってなんとかまとめてみました。やり残したことがなくもないのですが,でもはじめの頃と比べるととてもよく歌えるようになったし,とてもよい表情で歌っているように思いました。

 後半はイタリア民謡,こちらも7曲,そして合同演奏2曲です。及川貢先生の最後のレッスンですので,ほとんどの方は暗譜で椅子から立ち上がって指揮を注視しながら歌っていました。ピッチが少々下がり気味なのが私は気になりましたが,及川先生はもっと大きく音楽をとらえて表現を引き出してくださいました。

 女声合唱の練習をしている間,後から見て・聴いていたのですが,この人数(約90名)が声と心を合わせて合唱しているという現実・事実にあらためて驚き,それが奥州市で起こっているということの素晴らしさを感じました。みなさんよくがんばりました!

 本番は9月14日(日)の14:00開演,奥州市文化会館Zホール・大ホールです。みなさまぜひ聴きにいらしてください。お待ちしています。

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 9月19日(土)の午後,奥州市文化会館Zホールの展示室で,10回目となるZホールSP合唱団の 「燻銀の響き」コンサート に向けた練習を行いました。 前回は9月13日(日)でした から,なんとたった1週間しか間が空いていませんでした。一般的にアマチュア合唱団の練習頻度は1週間に1...

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