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2026年6月15日月曜日

【ZホールSP合唱団燻銀04】秋は《村祭》

 6月14日(日)の午後,奥州市文化会館Zホールの展示室にて,ZホールSP合唱団の4回目の練習を行いました。今回はなぜか人が少なく,特に男声はテノールは3名,バスは1名だけでした。


 発声練習の後,1時間弱パート練習を行いました。私は1名だけ出席のバスのパート練習に行きました。今回は秋のコーナー,楽曲は《村祭》ですが,男声パート(特にバス)の音の跳躍のなんと多いことか!旋律として把握しづらい跳躍が続くので,パートの音を覚えるのがとても難しい編曲になっています。こういう時は本来なら移動ド階名唱を通して音高の異同を確かめさせたいところなのですが,パート練習に十分な時間を設定できず(というのはソプラノが主旋律ばかりなので時間を余しそうと思ったので…),全体練習の時間がすぐに来てしまったために途中でバスのパート練習を終えてしまいました。(Kさん,ごめんなさい。)

 全体練習ではまず《村祭》を合わせました。予想通り副旋律パートはとても難しく,アルト,テノール,バスの皆さんは「目を白黒させながら」歌っていました。一方でソプラノは主旋律ばかりで歌いやすいからか声を出しすぎていました。また,どのパートからも相変わらず子音が聞こえてきません。課題山積でしたが指導のポイントを絞ることができず,達成感のない練習となってしまいました。


 後半は《城ケ島の雨》を復習しました。「『利休ねずみ』って何かわかりますか?」と問かけると,お一人の方が「色の名前」とすぐに反応してくださいました。既知の事柄だったのか今回改めて調べられたのか聞きそびれたのですが,歌詞についてきちんと知ろうという姿勢がすばらしいと思いました。この日は「利休ねずみ」色に似た色のTシャツを着ていったので「このような緑がかった灰色(ねずみ色)だそうです」とご紹介し,そんなぼんやりとした雨を想像して歌ってもらいました。(写真ではちょっと濃く見えますね。描かれているキャラクターは同級生が作った「おうしゅうたろう」です。)音楽のほうはどうかというと,少ない男声がよく頑張っていましたが安定せず,こちらも今後の課題と感じました。

 最後に《花》を一度通して歌って終わりました。

 今回は前回とほぼ1週間の間をおいての練習でしたが,次回は7月11日(土)とほぼ1ヶ月間をおくことになります。身体や頭が元に戻って終わなければいいなと思いました。

2026年6月8日月曜日

【ZホールSP合唱団燻銀03】夏は《城ケ島の雨》

 6月6日(土)の午後,奥州市文化会館Zホール展示室で,ZホールSP合唱団の3回目の練習会を行いました。今回の合唱団は11月21日(土)にZホール・中ホールで開催される「木野雅之平沢匡朗コンサート in 奥州〜燻銀の響き〜」で信長貴富編曲の《ヴィヴァルディが見た日本の四季》を演奏する合唱団です。5月9日に第1回の練習会5月17日に第2回の練習会と1ヶ月に2回のペースで集まってきました。総勢54名の混声合唱団です。


 今回は第2楽章「夏」。この楽章には《城ケ島の雨》が使われています。発声練習の後40分ほどパート練習を行いました。私は(前回に引き続き)アルトのパート練習に行ったのですが,会場は2階の和室のため皆さん立ったまま歌いました。そのせいか,しっかりした音で歌っていました!

 続く1時間強は全体練習でした。《城ケ島の雨》は1番は男声のみで8小節だけ,2番は女声のみで8小節だけ,3番に当たる部分が混声四部で15小節,4番がまた男声のみで10小節。しかも1,2,4番はほぼ同じ作りをしているので難しいところは3番の部分くらいでした。ただし二連符と三連符の違いを明確にするのが少々面倒なところではありました。

 最後に前回取り組んだ《花》の復習をしました。やはり言葉が聞こえてこなかったので子音と母音について説明したり,子音を強める練習をしたりしました。難しいのは「子音を音符の前に出す=子音の始動を早めること」でした。習慣づけないといけないので,これからの練習でしつこく取り組みたいと思います。

 次回は6月14日(日)の午後,つまり実質1週間後になります。筋肉運動である歌唱行動にとって間が空かないということはとてもよいことです。今回やったことが少しでも身体に残っていることを期待しています。

2026年5月18日月曜日

【ZホールSP合唱団燻銀02】新しい合唱団と確認すること

 5月17日(日)の午後,奥州市文化会館Zホールの展示室で,「燻銀コンサート」に向けたZホールスペシャル(以下,SP)合唱団の2回目の練習を行いました。この合唱団は9日前に発足したばかりの合唱団です。取組んでいる楽曲は信長貴富編の《混声合唱・ヴァイオリン・ピアノのための ヴィヴァルディが見た日本の四季》です。

 初回だった前回は発足式や楽曲全体の見通しをもってもらったりするなど本格的な練習とはなりませんでした。一方今回は3時間まるまる楽曲に取組む時間でしたので,これから一緒に音楽を作っていくに当たって大切にしたいことを,丁寧に一つ一つ扱っていきました。

 まずは発声練習(25分ほど)です。これまで何度か活動してきたSP合唱団に参加してきた方,あるいは何人かご参加くださっている合唱音楽研究会奥州のメンバーには「また同じようなことを」と言われるとは思いましたが,①身体をほぐすことと使うべき筋肉,②身体を楽器にすること,③身体(発音)のしくみ,④声(音)は結果であること…などを伝えながら「歌うことは筋肉運動です!」と強調しました。

 続いてパート練習(40分ほど)に移りました。今回は《春》の曲ですから,《花》(武島羽衣 詩/滝廉太郎 曲)の音とりを中心に行いました。私はアルトの皆さんと練習しました。まず,ほぼ副旋律であるアルトパートのメロディをおおよそ覚えました。それから呼気圧を高めたり「響きの部屋の形」を変えないようにしたりして,身体を使って音を出すこと練習しました。ちなみに立って練習したのですが,アルトの皆さんは全体練習の際も自主的に立って歌っていました!よりよく歌えるようになりたいという意欲が感じられました!

 その後全体練習(1時間強)に取り組みました。ソプラノはほぼ主旋律なので歌えていましたが,副旋律になると急に口ごもっていました。男声は予想以上にしっかりと声を出して歌っていました。全体練習でお伝えした主なことは,①助詞を重くしない,②意図せず高い音が大きくなったり低い音が小さくなったりしないように=楽器の形を変えない,③子音と母音を分離させて発音できるようにし子音は音符の前に出して時間をかける,④表現する側が表現したいもの明確に把握して(思い浮かべて)いないと受け手には伝わるはずがない…などなどです。

 今回歌う4曲はどれもよく知られた歌なので,特に言葉(子音)の表現について次のようにお話ししました。「発せられた音楽(表現)は文脈に依存して解釈されます。多少あいまいな歌(表現)だったとしても,聞き手は歌詞も旋律も知っているのでそのあいまい差を補いながら聞き取ってくれます。しかし聞き手の努力に依存して表現しているうちは新鮮に捉えてもらえることはないでしょう。聞き手に新しい命を感じさせるためにはデフォルメした表現の意識的な発信が必要と思います。」あとで考えたら,前段の①から④の要求の背景にある考えはこれなんだと気づきました。

 新しい合唱団がこれからどのように変わっていくか楽しみです。ヴァイオリン1本に60人の合唱ですから,よほどコンパクトで明量な表現を実現しなくてはいけません。私も学びながら一緒に音楽を作っていきたいと思いました。

2026年5月11日月曜日

【ZホールSP合唱団燻銀01】発足!そして第1回練習会は絵顔で終了!!

 大型連休も終わった5月9日(土)の午後,奥州市文化会館Zホールの展示室で,「バイオリン木野雅之・ピアノ平沢匡朗コンサートin奥州〜燻銀の響き〜」(以下「燻銀コンサート」)に出演するZホールスペシャル合唱団(以下「SP合唱団」)の結団式と1回目となる練習会に参加してきました。このコンサートは奥州市文化振興財団の主催ですが,胆江日日新聞社が創刊80周年を記念して特別協賛してくださって進められるコンサートです(5月10日の記事はこちら)。本番は11月21日(土),Zホール・中ホールです。

 燻銀コンサートはヴァイオリニストで日本フィルハーモニー交響楽団ソロ・コンサートマスターをつとめる木野雅之さんピアニストで洗足学園大学で教鞭もとる平沢匡朗さんのお二人によるコンサートなのですが,そのプログラムの中に信長貴富作(編)曲の《混声合唱・ヴァイオリン・ピアノのための ヴィヴァルディが見た日本の四季》を取り上げていただいて,一般公募した合唱団が共演するという企画です。今回は60名の方がご応募くださいました。ちなみにこのZホールSP合唱団の過去の活動についてはこちらをご覧ください。

 20分ほどのセレモニーを行い全員で記念写真を撮ったあと,さっそく1回目の練習を行いました。全4曲,全体で16分程度の大きくない作品ながら,合唱に馴染みがない方にとっては曲のイメージが湧きにくいだろうと考え,最初に楽譜を見ながらYouTubeの音源を聴き,ヴァイオリンが主となる部分と合唱が主となる部分を確かめたり,四季の様子と使われている元歌を確かめたりしました。続けて一曲目の《春(花)》の旋律を使って,①良い「音」で歌えるようにすること,②音楽的に演奏すること,について考えました。

 そして4つの各曲について,主旋律だけを取り出して歌ってみながら,合唱部分の構造を分析しました。主旋律はどのパートか,同じ旋律で歌っているパートはどこか,難しそうなところはどこか,などを確かめていきました。特に「夏」に出てくる「城ケ島の雨」は三連符のリズムが難しいので音をつけない「リズム読み」を何度も繰り返してリズムを確かめました。

 最後に,全曲を通して時間がかかりそうな部分とそうでもない部分を整理することを通して見通しを持つことができたことを確認しました。

 発足式の初めの頃は難しそうな表情をなさっていた方も,帰る頃にはニコニコしていらっしゃったので,「ねらいは成功!」と私も嬉しくなりました。

 次回の5/17(日)は「夏(春)」についてパート練習の後,全体練習に進む予定です。うまくいけばどんどん先に進みたいと思っています。お楽しみに!

2026年3月23日月曜日

【演奏会・聴いてきました】Zホール児童合唱団・ミニコンサート


 3月22日(日)の午後,奥州市の前沢ふれあいセンターに,Zホール児童合唱団のミニコンサートを聴きに行って来ました。この日は合唱音楽研究会奥州の活動を午後に計画していたのですが,このコンサートがあることがわかったのでその活動時間を午前中に移して「みなさんで聴きに行きましょう。」と呼びかけたのでした。

 お客さんは70〜80名ほどでした。会場にはZホールスペシャル合唱団でご一緒した方や合唱音楽研究会奥州の会員の方のお顔も見えました。

 Zホール児童合唱団は奥州市文化会館を運営している一般財団法人奥州市文化振興財団が毎年募集する合唱教室のようなグループで,私は今年「合唱で綴る世界の民謡・日本の民謡コンサート」で,昨年は「福井敬ふるさとコンサートvol.3」でご一緒してきました。今年が9期目になるとのことです。メンバーは小3から中3まで11名,指導は菊池葉子先生,ピアノ伴奏は伊藤ゆりか先生・大金雅子先生です。

 プログラムは2部構成ででした。
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第1部
《ゆかいに歩けば》,《フニクリフニクラ》,《サンタルチア》,源田俊一郎編曲《三つのわらべうた》,《明日という大空》,《生命が羽ばたくとき》,《地球星歌〜絵顔のために〜》
第2部
合唱組曲《手ぶくろを買いに》(横山裕美子作詞・作曲)
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 ステージ上には上手にアナウンスのコーナーがあり,第1部では司会役の子が,第2部では語り役の子がそこで話しながら進めていきました(写真は第2部)。照明も工夫されていて,ステージ上が一つの世界としてまとまっていたように感じました。

 なにより良かったのは,柔らかい響きとハーモニーでした。以前のコンサートやZホールスペシャル合唱団との合同演奏の際の印象では発声の硬さが気になったのですが,今回は第一声から見事にとけあって優しい音楽が生まれていました。発声が良い方向に揃うとこんなにも印象が変わるのですね。指導の菊池葉子さんは見送りの際に「子どもたち,とってもよくがんばりました。」と語ってくれました。少人数ながら丁寧に音楽に取り組んできたことがよくわかりました。先生のよいお導きの成果と思いました。とてもよい時間を過ごすことができました。


 来年7月のオペラ《トゥーランドット》ではまたご一緒できると思います。また,中3の卒団生(?)が合唱を続けていくこと,団員がもっと増えることなどなど,期待や願いが高まります。4月4日(土)には「葉子先生ミニコンサート&体験会」もあるとのこと(合唱研活動日ではありますが…)。来年度の活動も楽しみです。

2026年1月20日火曜日

【ZホールSP合唱団】《ヴィヴァルディが見た日本の四季》団員募集開始!

 一般財団法人奥州市文化振興財団では,奥州市文化会館Zホールで毎年一般公募によって合唱団を結成しています。これは財団が主催する演奏会のステージに出演することをめざして音楽創造を体験する場を(奥州市民だけでなく)広く提供し,その活動を通して生き甲斐やよりよい地域社会を作っていくことを大きな目標としています。(2024年3月末,福井敬ふるさとコンサートvol.3に向けた取組のスタート時にも書きました。

 これまでは(ここ10年程度を見ると)奥州市文化会館・Zホールの周年行事として次のように行われてきました。
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2017年…開館25周年記念オペラ《ラ・ボエーム》上演

2022年…開館30周年記念オペラ《トスカ》上演

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 しかしながら「5年に1回のオペラ上演に向けて半年前くらいから練習を開始するスタイルでは,そのあいだの4年間くらいはそういう場がなく,地域の方々に根付いた文化活動とはならないのではないか」という意見をお伝えしたところ,幸にもその後毎年市民参加(一般公募)のスペシャル合唱団を結成しての演奏会の機会を以下のように設定してもらうことができました。
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 その一環として,2026年11月21日(土)に開催するのが「木野雅之・平沢匡朗コンサート in 奥州〜燻銀の響き〜」です。木野さんは日本フィルハーモニー交響楽団のソロ・コンサートマスター,平沢さんはピアニスト&チェンバリストなので,ヴァイオリン・リサイタルなのですが,その中でヴァイオリン,チェンバロと一緒に合唱しましょうという企画です。演奏楽曲は信長貴富編曲の《ヴィヴァルディが見た日本の四季》で,全4曲,計15分程度の混声合唱曲です。5月から13回程度の練習を重ねる予定です。詳しくは右の写真をご覧ください。


 これまでの公募合唱団は毎回100名近い応募者が集まって大ホールで公演を行ったのですが,今回は中ホールが本番会場なのでステージの広さから合唱の人数が限られるとのことです。参加ご希望の皆様にステージに立っていただくためにどういう方法が可能か,現在事務局と検討しているところではありますが,なるべく早く人数の見通しをもちたいと思っていますので,どうぞ早めに奮って申し込みください!ちなみにお問い合わせ・お申し込み先はZホール(0197−22−6622)です。プロの器楽奏者と本格的な混声四部合唱の作品に取組んでみませんか?お待ちしています!

2026年1月3日土曜日

2026年の予定

 無事に年が明けました。本年も宜しくお願いいたします。

 昨年(2025年)を振り返ってみると,様々な本番を経験させていただいたことがわかります。
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3月23日宮古木曜会合唱団第42回定期演奏会【指揮】(於:イーストピアみやこ・多目的ホール)
4月26・29日盛岡バッハ・カンタータ・フェライン《ヨハネ受難曲第2稿演奏会》【合唱】(於:日立システムズホール,盛岡市民文化会館・大ホール)
7月20日盛岡某高音楽部第39回定期演奏会【指揮】(於:岩手県民会館・中ホール)
9月14日《合唱による日本の民謡・世界の民謡 in 奥州》【指揮・合唱】(於:奥州市文化会館・大ホール
10月12日第32回胆江合唱祭【指揮】(於:前沢ふれあいセンター)
10月19日宮古市民文化祭【指揮】(於:宮古市民文化会館・大ホール)
11月22日合唱音楽研究会奥州第2回研究発表会【指揮】(於:奥州市文化会館・中ホール)
12月7日第78回岩手芸術祭合唱祭【指揮】(於:宮古市民文化会館・大ホール)
12月14日久慈第九演奏会【合唱】(於アンバーホール)
12月24日クリスマス・イヴ礼拝【指揮】(於:日本キリスト教団宮古教会)
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 主催する演奏会での指揮や合唱だけでなく,他団体企画の演奏会での合唱参加,「音楽祭」的な企画に関連団体として参加させていただいての指揮など,様々な形態での本番でした。それぞれの機会に様々な方々と交わってたくさん学ばせていただきました。毎回楽しく音楽できました。

 今年(2026年)は(未確定要素もありますが)今のところの予定は次のようになっています。
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1月18日けせん第九演奏会【合唱】(於:大船渡市民文化会館リアスホール)…2年に1度仙台フィルハーモニー管弦楽団を招聘して開催されている行事です。指揮は岩村力さん
2月7・8日山形交響楽団第330回定期演奏会【合唱】(於:山形テルサ)…モーツァルト作曲《レクイエム》のレヴィン版を鈴木秀美さんの指揮で歌います。
3月29日宮古木曜会合唱団第43回定期演奏会【指揮】(於:宮古市民文化会館)…1ステージ(ヨーロッパ音楽の愉しみ)だけ指揮します。
7月20日盛岡某高音楽部第40回定期演奏会【指揮】(於:岩手県民会館・中ホール)…区切りのよい「40回」ですが彼らが何をどうしたいのか未定なのです。
9月27日第33回胆江合唱祭【指揮】…会場は不明ですが,女声合唱団アンサンブル・コンフオーコ,合唱音楽研究会奥州の2団体を指揮する予定です。
11月15日盛岡バッハ・カンタータ・フェライン《ドイツ・バロック演奏会》(仮題)【合唱】(於:盛岡市民文化ホール・大ホール)…佐々木正利先生の指揮でバッハのカンタータやシュッツのモテットを歌います。
11月21日木野雅之平沢匡朗コンサート(仮題)【指揮】(於:奥州市文化会館・中ホール)信長貴富構成の《ヴィヴァルディが見た日本の四季》を,Zホールスペシャル合唱団で演奏(指揮)する予定です。合唱団員は一般公募する予定ですのでぜひご参加ください!

 ちなみに2027年で日にちが決まっているものは以下です。
6月14日Bachfest Leipzig 2027 カンタータ演奏会(於:トーマス教会 in ライプツィヒ)
8月8日オペラ《トゥーランドット》上演(於:奥州市文化会館・大ホール)
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 いずれの本番も大切な演奏の機会です。そこに向けてこつこつと練習を積み,力を伸ばしてよりよい音楽を提供できるように取組んでいきたいと思っています。どうぞ聴きにいらしてください!そしてご感想などをコメントいただけると励みになります。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2025年12月11日木曜日

【バレエ・観てきました】キーウ・グランド・バレエ・シアター


 12月10日(水),道の駅だいとうやら千厩やらに寄り道をしたその夜,奥州市のZホールで「キーウ・グランド・バレエ・シアター」の《くるみ割り人形》全幕の公演を観てきました。席は1階M列26番というど真ん中でした!

 バレエの鑑賞はほぼ初めてでした。音楽は生演奏ではなく録音を使っていました。《くるみ割り人形》はわかりやすい筋なので,演じて(踊って)いることの意味のだいたいは分かりました。身体の支配,細部までのコントロール,加えて他者との同期,見せる身体の意識,などなど日常の生活にはない価値観が舞台上を支配していて,驚きの体験でした。

 それにしても,音楽と台本と振付と,どんな塩梅で決まっていくものなのでしょう?大筋がもともとあるのは分かりますが,作曲家はどこまで想像して音楽を作るのか?頭の中にステージを想像しているのか?振付や演出は音楽から発想するのか?難しそうなたくさんの作業の上に一つのバレエ作品が出来上がっているのだろうなあ,と思うと同時にチャイコフスキーってすごい!と思わされました。


 来場していた友人によると,Zホールではおおよそ1年に1つバレエの公演をやっているそうです。今回は文化庁の「劇場・音楽等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業」という助成を受けているようで,満席のお客様の中に子ども達の姿がたくさんみられました。地域文化の振興のためにとてもよい企画だったと思います。

 ちなみに,公演の前の時間にZホールを管理している奥州市文化振興財団の理事長ほかスタッフと今後の合唱関連の取組について相談してきました。2026年11月にはヴァイオリンとの共演2027年8月にはオペラ《トゥーランドット》が予定されているとのことでした。奥州市の皆さんとまた楽しく音楽しながら新しい体験を重ねることができたらいいなと思いました。

2025年11月23日日曜日

【合唱音楽研究会奥州】本番「無事に」終了しました。

 11月22日(土)の午後,合唱音楽研究会奥州の第2回研究発表会をZホール中ホールで行いました。

 この会は(何度も書いていますが),奥州市においてクラシックな合唱音楽作品の体験すると同時に,合唱音楽表現の技法も体験できる場にしよう2023年1月から始めた会です(同時にこのブログも始めました)。2024年4月に混声合唱団北声会と合同でモーツァルト作曲《レクイエム》の全曲演奏会第1回の研究発表会,その後胆江合唱祭等にも参加しながら学び,1年半かけて第2回研究発表会に辿りつきました。

 今シーズンは主にルネサンスのミサ曲と英語の賛美歌に取り組んできましたがなかなか攻略できず,1年半かかってしまいました…というか,「音下がり」や「ラテン語のミサのテキスト理解」,「英語の発音」などきちんと攻略できたとは言えませんが,ある程度学びを深めることはできました。


 今回の発表会には発表会(歌い手)は30名、観客数は68名の方々が参加してくださいました。前半はパレストリーナ作曲の《ミサ・ブレヴィス》をステージではなくフロアの前の方を平にしたスペースで演奏しました。ピアノ伴奏がつかない上に観客の方とも近く響きもいいからです。もともとミサ曲はステージで発表するためではなく教会という空間に響かせるためのものであったわけですから,歌い手も聴き手も同じ空間にいる感じが大切だと思ったからです。
 演奏は,音下がりが最小限でおさまり,綺麗なハーモニーを響かせる瞬間も多くありました。ポリフォニーらしさが聴けたのは前半の2曲《Kyrie》《Gloria》で,後半になると少々ごちゃごちゃしていたのは練習や理解が十分でなかったからと思いました。ミサとの関連やテキストの内容やそれに応じた音楽の変化などを1曲ごとに簡単に説明しながら演奏しました。これは①異文化に対している聴き手の負担を軽減すること,②歌い手の喉を休めること,と2つの意味で効果があったようです。ミサ曲はもともと通して演奏されるために作曲されたわけでもありませんからね。


 後半はステージ上の雛段に移動しました。J. ラター作曲の《4つの伴奏付きアンセム》4曲です。英語を聞き取りやすくするために,「反復プライミング効果」を期待して各曲を演奏する前に歌詞の一部(リフレインする部分など)を会員に朗読してもらってから演奏しました。楽譜にかじりついたりステージに上がったりが原因で,言葉が聴き手まで十分に届かなかった感もありましたが,ラターのリズミックでワクワクする旋律を楽しんで歌っている感じは伝わったように思います。

 最後に日本語もお聴きいただきました。相澤直人作曲の《ぜんぶ》です。外国語しか聴かずにお帰りいただくのは大変でしょうし,なにより私たちの学びが最も進んで音楽に表せるようになったと感じているのは日本語の表現でしたので,それをお聴きいただきたかったからです。

 観客には歌詞対訳とレジュメ(それぞれA3両面刷1枚)をお渡しし,レジュメには「感想をお寄せください」とGoogleのformsのQRコードを載せたのですが,1日経ってお答えくださった人数は6人と,あまり利用されなかったようです。やはり紙の方が答えやすいようでした。

 また,終了後に「途中から休んじゃったけどまた参加します!」という方が数名,さらに新入会の手続きをした方が3名もいらっしゃいました!需要があるって嬉しいことです!

 新シーズンは次の2曲に取り組む予定です。
①今シーズン学んだミサの通常文を生かして「ミサ曲」と「モーツァルトの音楽」を主なテーマとしながら,モーツァルト作曲《ミサ・ブレヴィス》KV.259(オルガン・ソロ・ミサ)
②言葉の表現(「日本語」「語感」「和声付け」)をテーマにするために,音取りが楽な源田俊一郎 編曲《混声合唱のための唱歌メドレー「ふるさとの四季」》
 当面の活用予定日は12/ 6(土),1/11(←レジュメは誤っていました),2/ 1(日),2/14(土),3/ 8(日),3/22(日)です。興味のある方は(500円玉を握り締めて)遠慮なくいらしてください(連絡先はこちら m3_yj@yahoo.co.jp )。いつでもお待ちしています!!

 参加された会員の皆様,お疲れ様でした。

2025年9月16日火曜日

【ZホールSP合唱団】本番終了!みなさんに充実感あり!


 9月14日(日),以前ご案内していた「合唱で綴る日本の民謡・世界の民謡コンサートin奥州」(ぶらあぼにもあったのですね)の本番を終えました!主催してくださった奥州市文化振興財団の皆様,ありがとうございました。

 前日の9月13日(土)の午後にリハーサル,当日の午前中にゲネ・プロと,本番のステージである奥州市文化会館Zホール・大ホールでほぼ2回通して演奏しました。また,共演する合唱団白樺と合唱団樫の木の歌と踊りのステージ(第3部)に刺激を受けながら,その度にZホールSP合唱団のみなさんは集中して取組みパワーと表現力が増してきたように感じました。また合唱団の方々からは「あと◯回しか歌えないね。」など終わりが近いことを残念がる声も聞こえました。

 出演者全員が,合唱団の控室とした中ホールで昼食をとった後,いよいよ本番となりました。幕が開くと1階席は8割以上埋まっているように見えました(700名ほどの入りだったそうです)。第1部のイタリア民謡は及川貢先生の指揮を暗譜した団員全員が注視しながら,これまでの練習をもとに声を出し音楽を楽しんでいました。
 第2部の日本民謡のステージでも多くの団員が暗譜しとてもにこやかな表情でしっかりと座った声で歌いながら指揮についてきてくれました。合唱団員でソロを担ってくださった3名の方々も,とても丁寧で素敵な歌を歌ってくださいました。さらに佐藤文司さんによる《南部牛追唄》も中鉢聰さんによる《初恋》《ふるさと》もステージの流れにうまく(なんとか?)収まった感じがしました。構成や解説を苦労して考えた甲斐があったなぁと思いました。
 第3部のロシア民謡では民族衣装を身につけ,数曲には踊りも加わり華やかなステージとなりステージ袖から眺めながら出番を待ちました。そして迎えた合同演奏の《百万本のバラ》と《フニクリフニクラ》は(若干方向性がまちまちではありましたが)フィナーレに相応しい堂々とした演奏になった…と思います。

 ちなみに第2部で演奏した日本民謡の合唱編曲は千葉了道先生によるものでした。かつて岩手大学にご奉職なさった昭和の岩手の音楽界の先達で私が岩手大学合唱団に入った年に何度かご指導していただいたことがありました。千葉了道先生は1915年生まれですので今年は「生誕110年」に当たっていたようでした。またご命日は(1988年)9月13日。演奏会で取り上げられることがあまり多くない作品群ですが,合唱をする人や聞きにいらしたお客様方に紹介できて良かったと思いました。

 演奏を終えた後,中ホールに集まって解団式を行いました。合唱団の方々は口々に「もう歌えなくなるのは寂しい」とか「9ヶ月間楽しかった」とか「暗譜して思い切り表現できた」と言っていました。本番の達成感とともに取組への充実感も感じていたようでした。またお友達も増えたようで,私なりに狙ってやってきたことが達成できたようで,私も充実感を感じました。

 奥州市文化振興財団の次なる取組は再来年(2027年)のオペラ《トゥーランドット》とのことでした。今回参加が少なめだった男声をさらに増やし,今回のように意欲を引き出しながら取組んで行けたら楽しい時間にできるのではないかと思っています。合唱にご参加くださった皆さん,またご一緒に音楽を楽しみましょう!また,新しい仲間もお待ちしています。

2025年9月7日日曜日

【ZホールSP合唱団・20】本番を見すえた舞台練習

 9月6日(土)の午後,13:00〜17:00の4時間にわたって,ZホールSP合唱団の最後の練習を行いました。場所は本番で使う大ホールのステージです!ホールの主催演奏会だと会場利用に関しても恵まれています!ありがとうございます。

 9月14日(日)が本番,前日13日(土)がリハーサルなので,この日が最後の練習。ステージごとそして楽曲ごとの移動や立ち座りを確認しながら,大ホールの広い空間で客席に向かって歌いました。

 第1部のイタリア民謡,第2部の日本民謡,そして第3部ロシア民謡の最後の2曲の合同演奏と全て音を出すことができました。「日本民謡をもっと練習したい」という声がありましたが,ハーモニーが大切なヨーロッパの音楽のほうの綻びがたくさん見えた(聞こえた)ので,そちらを優先して取り組みました。発声の悪い癖や,言葉のニュアンスを考えない歌いっ放しへの対応です。そのままで来週の及川貢先生のレッスンを迎えるわけにはいきませんでしたから。でもこれまでの練習が生きていたのでしょう,発声の現状と改善のポイントをお示ししたり,言葉の意味やイメージをお伝えして「このほうがいいんじゃない?」とお聴かせしたりすると,すぐにガラリといい感じに変わってくれました!とても嬉しく思いました!

 練習の最後にみなさんに次のことをお話ししました。この合唱団は運営面でとても恵まれていたこと,皆さんのがんばりでここまで辿り着けたこと,合唱参加者にとってこの9ヶ月間が楽しい時間となっていれば嬉しいこと,本番を聴きにくるお客様に音楽の良さ・素晴らしさが伝わる時間になるよう演奏したいこと…など。皆さんうなずきながら聞いてくれました。

 なお,この日は岩手日報の記者さんが取材にきてくださいました。丁寧なインタビューも受けましたので,これまでの経緯などたくさんお話しできました。情報伝達においてマス・メディアは強力ですからさらなる集客に繋がると思います。記事となることが楽しみです。

 体調を万全にして,気持ちも整えて,(暗譜もレベルを上げて)来週の本番を迎えたいと思います。9月14日(日)14:00開演,奥州市文化会館Zホール・大ホールです。ぜひ足をお運びになり,及川貢先生を始めとする客演される方々の演奏はもちろんですが,一般公募で集まった合唱団員のこれまでのがんばりの詰まった音楽をお聴きください。お待ちしています。

2025年8月31日日曜日

【ZホールSP合唱団・19】ついに最後の練習時間 やり残しがなくもないが…

 8月30日(土)(この日は全日本合唱コンクールに出場していたためお休みしました)と31日(日)にZホールスペシャル合唱団の練習があり久しぶりに一人で車を運転して奥州市に行ってきました。この次の練習日は9月6日(土)13:00〜17:00,ステージを使って並びや出入りを確かめながら全曲を通す程度の予定です。従って楽曲については今回が最後の練習時間となりました。

 前半の日本民謡は全部で7曲です。わらべ唄,お座敷唄,仕事唄などなど様々なタイプの唄があります。さらにそれらが合唱曲になっています。そこで,歌いつがれてきた「民謡」のテイストとハーモニーをつくる「合唱」のテイストのバランスがとても難しく,いつも迷いながら音楽をつくってきました。音楽づくりにおけるバランス以前に,どんな発声をすると音楽・作品を生かせるのか,という音色のバランスがむずかしいのです。日本民謡を「素材」程度に作曲に生かしている合唱作品なら合唱のテイストで響きと音楽を作っていけるのですが,千葉了道先生の編曲はほとんど民謡の旋律そのものを使ってそこに和声付けをしているので,迷います。合唱団のみなさんは長い練習期間を経て,いまや積極的に声を出して歌えるようになりました。だからこそこの日もいろいろ迷いながら,落とし所を探りました。

 時間いっぱい使ってなんとかまとめてみました。やり残したことがなくもないのですが,でもはじめの頃と比べるととてもよく歌えるようになったし,とてもよい表情で歌っているように思いました。

 後半はイタリア民謡,こちらも7曲,そして合同演奏2曲です。及川貢先生の最後のレッスンですので,ほとんどの方は暗譜で椅子から立ち上がって指揮を注視しながら歌っていました。ピッチが少々下がり気味なのが私は気になりましたが,及川先生はもっと大きく音楽をとらえて表現を引き出してくださいました。

 女声合唱の練習をしている間,後から見て・聴いていたのですが,この人数(約90名)が声と心を合わせて合唱しているという現実・事実にあらためて驚き,それが奥州市で起こっているということの素晴らしさを感じました。みなさんよくがんばりました!

 本番は9月14日(日)の14:00開演,奥州市文化会館Zホール・大ホールです。みなさまぜひ聴きにいらしてください。お待ちしています。

2025年8月19日火曜日

【ZホールSP合唱団・18】本番のステージを使える贅沢さ!

 お盆明けの8月16日(土)・17日(日)の両日午後,奥州市文化会館Zホール・大ホールでZホールSP合唱団の練習がありました。今回は本番で第1部イタリア民謡の指揮者及川貢先生に加え伴奏をするピアニストの島田さんがいらっしゃっるのでイタリア民謡のみの練習となる予定でした。しかし及川先生のお計らいにより,17日の初めの1時間を日本民謡の練習に使ってよいこととなりました。有り難や!

 この合唱団は常設ではなく奥州市文化振興財団が企画する公演ごとに募集され,希望する方が集まる合唱団です。そのため運営などを担当する事務局は奥州市文化振興財団が担います。事務に関する仕事の分担(団長などの組織分担,ポスター係やチケット係などコンサート実施のための役割分担,会場確保や謝礼準備など)がないだけでなく,なんと参加費や月謝そしてチケット責任販売もありません!集まってきて歌う,練習する,終わったら帰る…アマチュア合唱団に参加している身からすると,なんとうらやましいことでしょう!Zホールの周年行事である市民オペラ(2022年は《トスカ》),岩崎宏美・良美コンサート(2023年)福井敬ふるさとコンサートvol.3(2024年)と皆このスタイルでステージに立ってきました。

 したがって,毎回の練習はZホール内の施設を(調整の上)優先的に使わせてもらえます。普段は大中ホールでは催し物があることが多いので展示室で練習することが多いのですが,今回はなんと大ホール,つまり本番のステージを使うことができました!(これも一般のアマチュア合唱団では難しいことですね。もちろん無料です。)しかも練習開始時点からステージ上にはすでに,山台の位置に合わせてビニールテープが貼られ,「◯列◯番」の付箋が貼られた椅子まで並べられているのです!今回は立ち位置のおおよそも確認することができました。

 及川先生は第1ステージ「イタリア民謡」を演奏曲順に練習されました。途中にテノール歌手の中鉢聡さんのソロも入ることもお話しされつつ,レッスンは進みました。ステージで歌っていると,本番を想定して客席を見ながら歌うことができました。女声合唱の際は時客席に降りて聴くこともできました。広いホールで聴くと90人ちかい合唱団は,音のまとまりはあるのですが,音の重さ声の飛びの悪さもよくわかりました。残された練習(8月30日,31日,9月6日…あと3回!)でなんとか改善したいと思いました。

 第2ステージ「日本民謡」の練習も演奏曲順に進めてみました。各曲でもっともっと整理すべき点があったのですが,1時間だけでしたので全体の流れを理解していただきつつ全曲の音を出すことを優先して行いました。本番まで1ヶ月弱となったこの時期に本番のステージを使って練習できる利点をあらためて感じるとともに,その贅沢さや事務局である奥州市文化振興財団のスタッフへの感謝の気持ちも感じました。

 本番は9月14日(日)です。多くの方のご来場をお待ちしています。さらに,同様の企画で進められる予定の2027年に公演予定のオペラ《トゥーランドット》の合唱への多くの方の参加もお待ちしています!

2025年8月11日月曜日

【ZホールSP合唱団・17】一喜一憂しない!


 8月9日(土)と10日(日)の午後,ZホールでSP合唱団の練習に取組ました。本番まであと1ヶ月後ですが,練習は今回含めあと3回程度です。

 9日(土)は13:00から日本民謡の暗譜のための自主参加練習時間から始まりました。男声合唱の《酛摺唄》の歌詞を少し分析して思い出すきっかけを確かめました。混声合唱の《大漁節》は最も馴染んでいない曲なので,合唱パートのパターンを分析し部分部分で区切りながら繰り返し歌って,だいぶ覚えて歌えるようになりました。その後14:00からの練習では《大漁節》をしっかり歌えるようになっていたので,細かい歌い方についても指導することができました。レベルが上がっていました。混声合唱の《外山節》も同様でした。後半はイタリア民謡,及川貢先生のレッスンです。相変わらず歌っているうちに母音がでこぼこしていきます。でも伸び伸びと歌えるようになっていました。と,1日目は「一喜」で終わりました。

 10日(日)の前半の日本民謡は《千福山》から始めました。これが意外にてこずりました。音取りは難しくないので,その分(?)とても雑に歌っていた様子。前日のように細かい歌い方に踏みこんでもなかなか変わってくれませんでした。本番のピアニストが来ていたのでピアノ伴奏付きの楽曲を優先して歌いました。でもいずれも前日のように「向上的変容」が感じられません。そして後半の及川先生によるイタリア民謡は…まるで評価されません!指揮に合わない原因はいろいろあるのですが,より大きな原因を取り除かないと指揮に合った表現はできないのですが,それがどうも伝わらないようでした。ということで2日目は「一憂」で終わりました。

 「一喜」してしまったので「一憂」が訪れました。かつて恩師の先生から「一喜一憂しているようではだめ。やるべきことに淡々と取り組め。」と教えられたことがあります。まさにその通り!「上手くいった」なぁんて自惚れていると化けの皮が剥がされますね。再び戒めていきたいと思います。

 次回の練習は8月16日(土)と17日(日)。この回は東京から本番ピアニストの島田さん(こちらにプロフィール)がいらっしゃるので,全時間がイタリア民謡のとなります。その次が8月30日(土)と31日(日)。30日は全日本合唱コンクール岩手県大会高校の部があるので,日本民謡の全体練習は佐藤智恵子先生にお願いし私の練習は31日のみとなります。そして9月6日(土)はもう本番1週間前練習!貴重な練習時間で「やるべきことに淡々と」取組んでいくことにします。

2025年7月21日月曜日

【ZホールSP合唱団・16】久しぶりの日本民謡


 7月19日(土)と20日(日)はZホールSP合唱団の練習日でした。

 この週末の練習は久しぶりに日本民謡に取り組むチャンスでした。まず前回から始めた,(全体練習時間前の任意参加の)強化練習会から始めました。この回の暗譜対象は日本民謡でした。女声合唱の2曲から始めて混声合唱数曲を取り上げました。2つある《南部外山節》などは女声のみなさんは苦労していたようでした。

 全体練習では《大漁節》のソリストの石井芳雄先生と初めて合わせて見ました。ソリスティックなよく通る声で,大人数の合唱と渡り合ってくださいました。児童合唱をまじえて《千福山》もやりました。子ども達のまっすぐな声が入ると童唄の雰囲気にぐっと近づきますね。

 20日は(当初,盛岡某高音楽部定期演奏会全日リハーサルの予定だったので不参加のつもりでしたが,リハーサルが夜夕方からとなったので)途中まで参加することができました。当初から日本民謡の時間(13:00-14:20)はパート練習をすることにしていたので,女声は3パート合同で,男声はテノールとバスにわかれて1時間ほど練習してもらいました。この途中で私は早退したので残念ながら成果はわかりませんが,私が示して行った「音の不安のないように,暗譜できるように」との課題をクリアしてくれたことと思います。次回練習(8月9日・10日)が楽しみです!!それから,後半のイタリア民謡はいかがでしたか?ご参加なさった方からの情報をお待ちしています m(._.)m 。

 1日目(19日)の夜,初めての懇親会を行いました。この合唱団は団員同士の横の繋がりが薄いので,お互いを知り少しでも近しくなって一緒に音楽に迎えるようになりたいと思い,私が提案し団員の方に幹事を引き受けていただきました。30名弱が集まり,席を変えつつ懇親することができました。初めてお話する方も何人かいて,輪が広がったことが嬉しく思いました。30名弱ということは全団員の三分の一ですから,相当な割合ですね。これからもこの輪を広げていければいいなと思いました。

 次回は8月9日・10日。ということは本番の1ヶ月前,そして残り3回の練習となるわけです。本番のように①並びを確かめ,②暗譜して,③指揮の要求を感じながら歌うように準備しておきましょう。

2025年7月15日火曜日

【ZホールSP合唱団・15】イタリア民謡漬けで暗譜も進む!

 7月12日(土)と13日(日)の午後,奥州市のZホールでZホールSP合唱団の練習を行いました。今回は及川貢先生に加えて及川先生が普段からご指導なさっているたま女声コーラスから4名の団員,そして本番のピアニストの島田知恵さんがいらっしゃっての2日間となりました。ですからすべての練習時間がイタリア民謡となりました…(日本民謡が遠退く…)。

 島田知恵さんの伴奏によってストレスなく練習に集中できます。音楽的な発信も多く,歌いやすい伴奏です。伴奏のあり方,というか練習ピアニストとして大事なことは何かに気づき学んでもらえたらなぁと強く思いました。

 この2日間,楽譜から目を離して指揮を注視している人がとても多くなりました。それは前回の練習時あたりから「暗譜!」をキーワードとして強調していたこともありましたが,全体練習時間の前後に設けた強化練習会の成果でもあったように思っています。全体練習ではどうしても音楽作りに耳がいってしまい(はしょってしまい),個々の歌い手の方の暗譜にまで時間をかけられません。そこで土曜日は全体練習の前1時間弱,日曜日は全体練習後1時間弱を「暗譜」のために繰り返し歌う任意参加の練習時間にしてみたのでした。土曜日の13:00には男性が,15分後には女声も含めて8割ほどの人が集まりました。歌詞の間違えやすいところを確認したり,音を間違えたところを確認してまたすぐに歌ったり。「とにかく楽譜を見ないで歌う」ことを要求しました。「間違えてもいい」というより「思い切り間違えると覚えが早いのです!」とお伝えしながら取り組ませました。その成果がその後の全体練習に出ていたと思いました。一方日曜日の全体練習後の強化練習会には男声のほとんどの方とアルトの10名ほどが参加されました(ソプラノは1名だけ)。ここでは暗譜というより「音の不安なところの確認をしたい」という声が多く出ました。これはパートごとに課題が違うのでパート練習として取組んでいきたいところです。改善が必要と思いました。

 2日間の全体練習のいずれでも,最初の1時間は及川先生による女声合唱のレッスンだったため,男性陣は別室で私がお稽古をつけることになりました。そこでは音の確かめもしましたが,力をいれたのは「合唱の基本」でした。
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声の出し方(いくら「明るく」「はっきり」と要求されても,喉がつぶれた「小学生歌い」はダメ。喉をよく開いて楽器の形を変えない),
フレーズの歌い方(「大きく」とか「しっかり」と要求されても,音符を一つ一つ歌う「音符歌い」はダメ。レガートを基本とする「一筆書き」),
音域による音の均質性(高い音ばかりが飛び出して強くなるのはダメで,音域に関係なくできるだけ均質にする注意力を失わない),
④拍節に左右されない言葉の強調(調子に乗って声を出し意味に関係なく強拍が強くなるのはダメで,
言葉(の意味)が伝わるように配慮
しながら歌う)
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などなど,合唱の時の「「普通」のレベルを上げる」とでも言うようなポイントです。男声合唱の楽曲だけでなくどの曲を歌う時にも生かしていくように意識付けしたつもりでした。はじめて合唱に参加する方やカラオケ大好きな方なども多い男性陣ですから,合唱音楽では使えない悪い癖に早く気づかせ,それを出さないように自分で注意しながら,響き合う合唱の良さを目指させたいと思っています。

 次回は1週間後の7月19日(土)・20日(日)です。19日(土)の前半は日本民謡の演奏をなんとか高めたいと思っています。20日(日)の前半は当初,翌21日(月・祝)の盛岡某高音楽部の定期演奏会の前日リハーサルのために日本民謡の全体練習ができないためパート練習としていましたが,その後前日リハーサルが夕方からということが判明したのですが全員参加のパート練習時間も必要と考え(私も行きますが)予定通りそのままパート練習にしようと思っています。次回の練習を経て,音の不安をなくし自信を持って日本民謡を歌えるようになってほしいと思います。

2025年7月7日月曜日

【演奏会・聴いてきました】アンサンブル・コンフオーコ:「まとめる」ってこと


 7月6日(日)の午後,奥州市のZホール・中ホールで女声合唱団アンサンブル・コンフオーコ「第15回コンサート」を聴いてきました。

◯プログラム
第1部 女声合唱曲集「六つの子供の歌」(中田喜直作曲)より
第2部 《木下牧子 アカペラ・コーラス・セレクション》より
 「サッカーによせて」「ブリンピースのうた」「棗のうた」「いっしょに」「さびしいカシの木」
第3部 小野寺日奈 ソプラノステージ(ピアノ 阿部美礼)
第4部 マリア讚歌 作品171(J. G. ラインベルガー作曲)
第5部 「さだまさし作品による混声合唱曲集」より(賛助出演 メンネルコール,ピアノ 永野留美子)
 「北の国から」「秋桜」「案山子」
第6部 会場のみなさんと一緒に 《夏の思い出》

 指揮は(第3部を除いて)すべて佐々木まり子先生です。この合唱団は「水沢で宗教曲も歌える本格的な合唱団をつくりたい」という故二木千賀子先生の想いに応えて盛岡市在住の佐々木まり子先生を指導者にお迎えして始まった合唱団と聞いています。2年に1度程度のペースで演奏会を開いてきていて,前回(第14回)のコンサートは2023年6月でした。このときも佐々木まり子先生の音楽作りにたくさん教えられたのですが,今回も多くの気づき・アイディア・学びがありました。

 特に「「まとめる」(まとまる)ってことはこういうことなんだ」と,音楽を聴きながら思いました。パート内からはみ出ることなく,みなさんの声が音楽的に同じ方向を向いている感じです。歳を重ねて肉体的な難しさが増してきた方々を,ちょうど良い点にまとめあげているのを聞かせていただき,これからの音楽作りに生かして行こうと思いました。特に8月からは6回の予定でこのアンサンブル・コンフオーコと胆江合唱祭に向けて取り組む予定が入っています。今回の良さを生かしていきたいと思いました。

 お客様も多く入りました。特に合唱音楽研究会奥州の方やZホールSP合唱団で顔を拝見する方,宮古木曜会合唱団の方も聞きにいらしていたことがとても嬉しく思いました。他の団体の演奏する良い音楽をたくさん聞いて,音楽を通して交流できればいいなと思っています。

2025年7月2日水曜日

【岩手県高文連・岩手県高校合唱祭】本番終了!丁寧に充実した音楽ができました。多くの人の繋がりも!


 7月2日(水)奥州市のZホールで,【岩手県高文連・岩手県高校合唱祭】に定期演奏会を控えた盛岡某高音楽部を引き連れて参加してきました。以前お知らせしたように岩手県全域から合唱をやっている部が集まり,合同演奏なども含め計27の発表がありました。

 1年間で最初の発表の場となるこの時期のステージです。どの団体(学校)も工夫を凝らして発表していました。その工夫の中に,その団体の価値観が現れているように思いました。少人数ながら丁寧に音楽に取り組んでいるところ,声を大きく出すことを楽しんでいる(と思われる)ところ,楽しい振りを付けて見せるステージにしているところ,大人数で歌いまくっているところ…。

 一緒に行った知人曰く「盛岡の県民会館でやった昨年より,歌の力が落ちているところが多いんじゃない?」とのこと。なるほど,そう言われればそんな感じも否めませんでした。

 この先定期演奏会を7月半ばに控えています。今回を一つのステップとしてしっかりと振り返り,この後の活動や演奏にいかしていきたいと思います。また,合唱音楽研究会奥州の方々やZホールSP合唱団の方々が何人も聴きにきていたので,紹介して良かったなと思いました。聴かれた皆様,ぜひ感想をおきかせください。子どもたちにも伝えて今後の糧としたいと思います。

 加えて,多くの先生方と繋がることもできました。特にもここ数年つながりを持つチャンスがなかった水沢高校音楽部の先生が学ぶ意欲を示してくださったので,これからが楽しみになってきました。(乞うご期待!)

2025年6月30日月曜日

【ZホールSP合唱団・14】成長はしているけれどゴールは遠い…

 6月28日(土)と29日(日)にZホールの展示室で,ZホールSP合唱団の練習がありました。土曜日は前半に日本民謡。まず前回時間をかけた伴奏つき混声三部の《千福山》で身体の使い方に慣し,無伴奏混声四部の《外山節》で響き合いをつくって…とやっているうちに持ち時間のほぼ1時間半のうち発声と連絡休憩をのぞいた実質1時間の時間切れ!後半のはじめ40分ほどは男女別れてスタートし,男声は及川貢先生と別室でレッスン,女声は私と女声合唱に取り組みました。女声合唱はアルトやメゾ・ソプラノのパートが弱く聞こえないので,低音域でも身体を鳴らす発声法を意識する練習を主にやりました。しかし《アル・ディ・ラ》がだいぶ良くなり《夢見る思い》に入ったあたりで男声の練習が終わって合同となりました。

 翌日曜日は諸般の事情により参加者が減ることがわかっていたので,イタリア民謡を先にして,1時間40分くらいかけて全部の楽曲の音を出しました。次回の7月12日,13日には本番のピアニストの島田知恵さんがいらっしゃる(そして2日間すべてイタリア民謡の練習!)からです。その後の1時間で日本民謡となり,まず前日やった《外山節》,そして歌い慣れていない《大漁節》と,2曲だけで時間切れになってしまいました。でも,少ない人数でも声を出して歌えるようになってきました(特に男声パート)。

 練習しながら良い感じに変わっていきます。始めた当初から比べるととてもよく歌えるようになったと思います。でも9月14日のゴールやそこまでの練習回数を考えると危機感もあります。ここでもやはり3週間という1ヶ月近いブランクが災いしていると思いました。歌うことは運動ですから,続けないと筋肉の使い方が習慣化されないし強化されないのだと思います。毎回同じように声作りに時間をとられるところを少しでも改善する方策を考えなければいけないと思っています。

 この日はいくつかお知らせもしました。

 まず日本民謡に関する資料を3つ持って行ったことです。①東日本旅客鉄道株式会社発行の雑誌『トランヴェール』の6月号。「アガる 民謡採集の旅」が特集です。②黒沢勉著『東北民謡の父 武田忠一郎 ー東西音楽の架橋ー』(信山社1996)。今回の民謡を含めたくさんの民謡を集め出版した人の伝記です。③日本放送協会『東北民謡集・岩手県』(日本放送出版協会S42)。実質は武田忠一郎がまとめた民謡の記録(採譜と解説)です。休憩時間などに団員の多くのみなさんが興味を持って開いていらっしゃったのが嬉しく思いました。

 また,自主的に練習に取り組むための練習会についてです。練習予定の土曜日は13:00から,日曜日は16:00からそれぞれ1時間程度,暗譜できるようになるために楽曲に慣れる時間としての練習会を設定しました。予定時間外ですので任意参加ですが,苦手で時間のある方はぜひご参加ください。(団員の方には,後日詳しく連絡網を通じてお知らせします。)

 7月2日(水)にZホールで開催される岩手県の高校合唱祭の宣伝もしました。せっかく合唱に関っているので,この機会に聴いてもらえたらと思っています。

 そして懇親会について。合唱団が組織立っていないので横の繋がりが薄く,そのことが音楽や取組にも少なからず影響していると思うので,暑気払いをかねて7月19日の練習後に懇親会でもやりましょうという提案でした。

 「市民参加の表現活動」が一つの大きな目標にもなっている今回の演奏会,ゴールは少々遠いのですが,着実な成長を(効率よく)重ねて,充実感をもって終えたいと思っています。共にがんばりましょう。

2025年6月11日水曜日

【岩手県高文連・岩手県高校合唱祭】お知らせ!! 7月2日Zホールで開催!!



 奥州市のZホールを会場に,岩手県高文連主催岩手県高校合唱祭が開催されます!
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日時:2025(令和7)年7月2日(水) 12:00開演(終演16:00頃)
入場料:無料!!
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 岩手県内の公立・私立高等学校が参加し,プログラムは全部で27個(合同演奏含む)あります。出場校を整理すると…
【盛岡とその近郊】盛岡北,盛岡白百合,紫波,盛岡大学附属,岩手女子,盛岡地区合同,盛岡スコーレ&盛岡市立,盛岡三(予定時刻は15:08〜),盛岡誠桜,南昌みらい,盛岡二,盛岡四,盛岡一
【県南部】一関地区合同,水沢,千厩,大東,一関修紅,黒沢尻北,花巻北&遠野,一関二,一関一
【県北部】福岡,
【沿岸部】釜石,久慈,宮古,沿岸地区合同
と,圧倒的に盛岡とその近郊が多いのです。県南部も多いけれどもそのほとんどは一関地区です。胆江地区はさびしくなりました。でも水沢高校は2名の重唱で出場(予定時刻は12:14〜)するようですからみなさん応援にいらしてください。またこのような催し物を奥州市で開催する機会を通して,奥州市の合唱が盛んになることを目指してもいるのだと思います

 前半はプログラム1から13。13:45頃から14:10まで休憩ののち後半となります。最後には講師の先生の講評もあります。今年は横地裕子先生と横山泉先生!演奏を聴いていただいてたくさん学びたいと思います。

 ポップスあり,日本の合唱曲あり,ルネサンス・ポリフォニーあり,ピアノ伴奏付きやア・カペラ,150名超の合同合唱…と(胆江合唱祭以上に)さまざまな合唱を聞くことができます。平日の午後ですがなんとかお時間をつくってぜひご来場の上お聞きいただき,感想をお聞かせいただけたらと思います。



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