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2026年6月18日木曜日

【宮古木曜会合唱団】最初から良い音楽をめざしましょう

 6月18日(木)の夜,宮古市の山口公民館で宮古木曜会合唱団の通常練習が行われました。前回行ったのは6月7日(日)の強化練習でしたから,ほぼ2週間の間があったことになります。

 今回のメインは覚和歌子作詩・信長貴富作曲の《リフレイン》の音取りでした。1週間前の通常練習時にもう一人の指揮者佐々木駿君が少し音出ししてくれた上での本日でした。

 ハ長調なので階名唱に抵抗はなくその分音程もとりやすかったようです。しかし問題は「音楽」!6/8拍子を自立的に紡いで歌い進むこと,Auftakt から始まる(しかも16分音符2つ)言葉&フレーズの音楽の歌い方,同型反復的なフレーズの重ね方,臨時記号の音に入る前のニュアンスなどなど…音符を音楽にするためのポイントはたくさんあるのですが,基本的に声(音質)に響きがないと音楽が魅力的になりません。そこでこの日は基本的に立って歌ってもらいました。発声練習の時に意識させた身体の使い方を音取りしているときも気をつけてもらって,良い音で音楽することを目指させました。特にこの楽曲の全体を引っ張る主旋律であるソプラノのハードルは高いです!ソプラノだけで何度も歌ってもらって練習する中で,音楽の方向を示してもらいました。

 それにしても,この程度の楽曲なら音取りは1時間程度でできるようになったといのは素晴らしいことです。音高やリズムを楽譜からつかむという意味での「音楽性」がこれほど身についてきているのですから,音楽をもっと生きたものにしようとする「音楽性」を身に付けさせていくことが必要なのだと感じました。言い換えると,「音取りだから正しい音とリズムで歌えればいい」などという低いレベルを目指す(目指して満足する)のではなく,「最初からできる限り良い音楽を目指そう」という姿勢を身に付けさせていくことが,これからの課題(そして私の課題)だと思いました。

 次は3週間後の7月9日(木)の通常練習,そしてその直後の7月12日(日)の強化練習です。新しい楽曲の音出しが続きますから,最初からより良い音楽を目指すように意識づけていきたいと思いました。

2026年6月8日月曜日

【宮古木曜会合唱団】大初見大会!!きれいなハーモニーでした

 6月7日(日),午前中に合唱音楽研究会奥州の活動を奥州市でおこなったあと自動車で(江刺田瀬インター→遠野インター→立丸峠→川井→宮古と)移動し,午後に磯鶏幼稚園で行われた宮古木曜会合唱団の強化練習に取り組んできました。強化練習そのものは13:00〜17:00なのですが,私は移動に時間がかかったので14:00から参加しました。

 新しい5つの楽曲の楽譜が並んでいました。今シーズンの第44回定期演奏会で団員の皆さんが演奏したいと選んだ曲たちです。
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①T. L. de Victoria作曲《Jesu dulcis memoria》
②T. L. de Victoria作曲《O vos omnes》
③F. Schubert作曲《Messe G-dur》から《Kyrie》
④高田敏子作詩 信長貴富作曲《夕焼け》
⑤覚和歌子詩 信長貴富作曲《リフレイン》(←この楽譜だけはまだ)
⑥武満徹作詩・作曲《小さな空》
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 そこで,配布された5曲の「大初見大会」,つまり今日渡された楽譜を使って初見で合唱にチャレンジする会を行いました!


 はじめに取り上げたのは④《夕焼け》でした。2013年に宮古木曜会合唱団は京都で開催された第2回Harmony for JAPAN に招聘されたのですが,その時の全体合唱(他団体と合同)として取組んだことがあったからです(でもほとんどの方は覚えていませんでした…)。臨時記号のところは何度か繰り返して確かめる必要はあったものの,階名唱(ハ長調)で最後まで音を出すことができました。

(←歌ったと思ったのですが,参加3日間のタイムテーブルには「信長合同本番(アンコールのみ)」とありました。ってことは《夕焼け》は歌ってなかったってこと?なら,何を歌ったんだっけ?)

 続いて②《O vos omnes》にチャレンジしました。楽譜には♭が2つついているのですが,音楽としては♭3つのハ短調(c-moll)なのでその調で階名唱(移動ド唱法)し,これも最後まで行きつくことができました。次に同じくビクトリア作曲の①《Jesu dulcis memoria》,これは♯2つのロ短調(h-moll)で階名唱しました。さらに今度は調性が確立した後の時代,シューベルトの③《Kyrie》の音を出しました。始めと終わりがト長調(G-dur)で中幹部がハ長調(C-dur)と比較的シンプルな作りでした。

 最後に⑤《小さな空》です。これは和声外音が多く響きは素敵なのですが音が取りづらい曲です。そこでまず主旋律を1〜3番と全員で歌ってみました。武満徹の「うた」シリーズはもともと主旋律だけがあったようですから。続けてその主旋律をヘ長調(F-dur)の移動ド唱法で階名唱しました。「ソ」(C)と「シ」(e)が毎度低めなので感覚を修正してもらいました。このようにして音階を清潔にしておいた上で,1小節目から始めるヴォカリーゼの前奏部分を階名唱で歌って音をとりました。とても素敵な響きになりました!

 1回の練習で4曲もの新曲を(歌詞はつかないものの)音にできるというのは,初見能力としては結構高いレベルと思います。ほとんどキーボードを使っていないのですから!歌い手一人ひとりの中に「こんな音楽にしたい」という音楽像(E. Gordon的にいうと「Audiation」)が楽譜から主体的に作られているということです!素晴らしいですね。今後,月2回程度通って仕上げていくことになりますが,各自の音楽像をより明確により上質に(?)しながら音楽を作っていきたいと思いました。楽しみです。

2026年5月22日金曜日

【宮古木曜会合唱団03】階名唱は大事

 5月21日(木),午前中と午後に岩手県民会館のセミナーサポート(高文連主催)を聴講に行き,その後盛岡某高音楽部で翌日のセミナーサポートに向けた練習をしたあと雨の中宮古に向い宮古木曜会合唱団の練習をしてきました。今シーズン3回目でした。いろいろあって前回から1ヶ月ほど間が空いてしまいました。

 発声では,直前の盛岡某高音楽部の指導で効果を発揮した鳩尾(みぞおち)を出して息を押し出す練習に取り組んでみました。身体が開かれたままでよく鳴るようになった感じがしました。

 扱った楽曲は,まずは前回の復習として《僕らの歌》を歌いました。中間部のヴォーカリーゼを音楽的に歌う方法を探りました。続いて《秘密の海》の音取りに取組みました。移動ド唱法に関して,5月31日(日)に上野の東京藝術大学を会場に開催される日本声楽発声学会第118回例会の紹介をしました。というのは研究発表として(私の発表とは別に)陣内直さんの「歌唱教育における階名を使った移動ド唱法の効果と理論について〜歌と読譜を音楽的に教えるために〜」と題する発表が予定されているからです。チラシの裏面には発表の概要として次のように書かれています。
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階名シラブルのひとつひとつにはそれぞれ音楽的な特徴があり,その特徴と音楽の抑揚を一致させる歌い方を教えることが,音楽的とは何かを考えてもらうきっかけになるのではないか,と考えています。「階名唱とは何か」「歌唱教育いおける階名唱の効果について」,さらに「歌唱教育において移動ドを使うとはどのようなことなのか」を,コダーイ・アプローチによる音楽訓練の方法を例として,ご紹介いたします。
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 私の今の課題・興味感心にぴったりです!これを読み上げてご紹介し「階名シラブルのひとつひとつにはそれぞれ音楽的な特徴」があるから移動ド唱法に取り組んでいるのだ,ということを強調しました。ちなみに陣内さんの指導を札幌時代に受けたことがあるという団員の方がいました。

 《秘密の海》はA-durで始まり,途中でC-durに転調します。そこでまずA-durの見分け方とその仕組みを鍵盤を使ってご理解いただき,それから階名唱を始めました。リズムが難しい点がいくつかあり,また1番と2番でリズムが変わるところもありましたが,ざっと最後まで音を出すことができました。

 「どれも似たような楽曲」との意見もありましたが,それならなおさら音取りをもっと短い時間でできる音楽性を身につけたいものです!音をとってうたうことだけをゴールにするのではなく,音取りの経験を重ねながら音楽性を高めていくという意識をもって取り組んでもらえたらと思いました。

2026年4月24日金曜日

【宮古木曜会合唱団②】声を鳴らす!

 4月23日(木),お昼に「パイプオルガンのプロムナードコンサート99th」を聴いた日の夜,宮古市の山口公民館で宮古木曜会合唱団の通常練習を行いました。私が行ったのは今シーズン2回目でした。いつも指導してくれているもう一人の指揮者佐々木駿君が急な仕事で来られないということで急遽宮古に向いました。前回は新しい楽曲《僕らの歌》の初見大会でしたので「今回は次の曲を!」と思って向かったのですが…今回も《僕らの歌》で時間いっぱいでした。

 始めに発声練習。先週も指導したので2週続けてということになりました。前回を思い出して姿勢作りをしたあと,声をよく鳴らすために声帯をきちんと付けて息を通すことにチャレンジしました。「ボーカルフライ」から音高を安定させる練習や「アインゼッツェン」から発音(音を発する)する練習です。大事なのは「(喉の響きの部屋を狭めないで)お腹からの息を使うこと」と気をつけさせながら繰り返し,次第に張りのある大きな音が鳴る(「大きな声が出る」ではなく)ようになってきました。

 その後《僕らの歌》の復習に取組みました。歌い始めると途端に口先だけの声になってしまっていました。そこで「さっきの発声練習で鳴った大きな音でやってみよう」と,楽器唱に切り替えました。するととてもよい響きで響き合いしっかりとした音楽が聞こえてきました。ただ,遅れてきて「さっきの発声練習」に参加していない人には,この違いがわからないようでした。残念!

 移動ド唱法に慣れてきた方々は音も安定し覚えがよかったようでした。でも移動ド唱法に苦手意識をもっている方は音が浮かばないようで音取りの復習に時間がかかりました。移動ド唱法のねらいは,「記憶しやすくするために音高に記名する」,音楽の運びや和声感を身につけるために「音の役割(機能)を理解する」ことです。ですからどんどん移動ド唱法にチャレンジして欲しいのですが…。

 今回は急遽いただいたチャンスでしたので,おまけのつもりでぎっちりチャレンジしてみたら団員のみなさんもよくついてきて下さいました。始めと終わりでは音楽が全く違いましたよ!次回が楽しみです!!

2026年4月18日土曜日

【宮古木曜会合唱団】新シーズンのスタートにあたり…

 4月16日(木)の夜,宮古市の山口公民館で宮古木曜会合唱団の今シーズン1回目となる練習に行ってきました。3月28日(日)に第43回定期演奏会を終えて2回,演奏会の録音を聴いたり団員による選曲会議などを進めていたようで,歌っていない様子でした。

 定期演奏会後初の対面でしたので,まず定期演奏会の録音を聞いての感想,特に今年の課題をどう感じているか尋ねてみました。すると「発声をもっと良くしたい」とか「和音を意識して歌えるようになりたい」といった声が聞かれました。とても良い気づきだと感じました。

 その後,新シーズンのスタートでしたので,発声練習では脱力やら姿勢作りなど基本的なことを確認しながら取り組みました。何度も話してきていたつもりだったことで伝わっていなかったこともあり,確認してよかったと思いました。

 今回取り組んだのは《僕らの歌》(詩:新田蓮,曲:晴山理菜,編曲:及川尚樹)という楽曲です。平成30年度の岩手県の高校生の作詞・作曲コンクールの最優秀作品です。「ぼくらは歌うよ 心をこめて 祈る願いは 未来を包む…」という若々しい歌詞が4/4拍子のへ長調で歌われます。今回は①歌詞読み,②主旋律の階名唱・歌詞唱,③各自のパートの階名唱,④各自のパートの歌詞唱(=合唱),という順で取り組みました。

 歌詞はやはり高校生の作品らしく(?)前向きででも抽象的な感じではあります。でも気持ちがストレートに言葉になっていると思います。②の階名唱に当たっては,階名の「移動ド読み」やそのための「調の見分けかた」がよくわからないという方も半数くらいいらっしゃったので,手元のキーボードを使いながら超簡単に説明した上で,ユニゾンで始まる冒頭部分からゆっくり始めました。7度の音(シ)や6度の音(ラ)にフラットがよく出てきます。また順次進行や3度跳躍程度なら先の音が浮かんでくるようですが,「音が跳ぶ」と迷走してしまいます。でもこれを繰り返し(トライ&エラー)ながら「音程」の感覚を身につけると同時に和音の感覚を言語記号として捉えていくことが,音楽性の基礎を高めるためには必要だと考えています。今後数曲,この調子で新しい楽曲の音を出していきながら,和声の機能を感じ取らせていきたいと思います。

 次回の演奏会のプログラムも日時も今のところ未定です。決まりましたらまたご案内しますのでぜひ宮古に足を伸ばしてください。

2026年3月30日月曜日

【宮古木曜会合唱団第43回定期演奏会・終わりました】多くの仲間と充実した時間でした

 3月29日(日),宮古市民文化会館・大ホールで,宮古木曜会合唱団の第43回定期演奏会を開催しました。ビッグ・ブルズが宮古で公式試合を行う日だったらしく来客の減少を心配しましたが,思ったより多くの方が客席にいらっしゃったように感じました。

 プログラムは次の通り
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第1部「ヨーロッパ音楽の愉しみ」指揮:佐々木幹雄
①ビクトリア作曲《O MAGNUM MYSTERIUM》,②カタロニア伝承曲《El noi de la mare》,③シューベルト作曲《Wiegenlied》とフリース(伝モーツァルト)作曲《Wiegenlied》,④メンデルスゾーン作曲《Abschied vom Walde》
第2部「思い出のメロディ」指揮・ピアノ:佐々木駿
①桜田直子編曲《糸》,②横山潤子編曲《上を向いてあるこう》,③大田桜子編曲《風になりたい》
第3部 混声合唱曲「島よ」 指揮:佐々木駿,ピアノ:佐藤南美
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 第1部,第2部には宮古木曜会合唱団の団員とともに,月に1回の強化練習を中心に参加されてきた盛岡方面や,札幌在住の団友も歌いました。第3部には宮古高校音楽部の8名と「島よを歌う会」として3名がさらに加わりました。(写真は第3部)


 お客様は地元宮古の方々はもちろんですが,盛岡や奥州,大船渡などで合唱を楽しんでいらっしゃる方々や合唱団の指導的な立場の方の姿も見られました。中には栃木県の方もいらっしゃって,この演奏会が(マニアック(?),ニッチ(?)ながら)注目されている(=期待されている)ことが実感されました。

 演奏について。第1部はやはり外国語が最後まで課題でした。「『楽譜を見るなら声を出さない,歌うなら指揮を見る』は常識です!」「外国語の部分は暗譜で!」と少々無理してやっと言葉のニュアンスに気を配れるようになった感じでした。柔らかい響きを,「楽器の形を変えない」ことを通してしつこく要求したので,ハーモニーは良い感じに溶け合っていたように思います。一方第2部のポップスでは発声のために身体を十分に意識して使うことができなくなったり,第3部では(「島よ」の世界に没入し声を出すあまりに)胸や喉が堅くなって響きの溶け合いからはみ出し気味になったり,響きが単調になって伝えたい中身が感じ取れなくなってしまうこともありました。しかし,第2部では3つの異なる雰囲気(《糸》は朗々と,《上を向いて…》はハーモニーの妙を,《風になりたい》は手&足拍子も入る乗り)の表現に,第3部では長い大曲にチャレンジする機会ともなり,音楽性を広げたようにも思います。

 1年間取り組んできた成果の発表の機会ではありますが,ただ「がんばりました」というだけではなく,演奏会として聴きにきたお客様に満足していただけるような演奏をすべきと改めて思いました。歌い手も聴き手も多くの方と出会い音楽を共有することができた演奏会でした。次回の第44回定期演奏会は来年の3月頃に行う予定(期日・会場は未定)です。折に触れてご紹介いたしますので,ぜひ足をお運びください。ここでしか体験できない音楽,より良い音楽を準備してお待ちしています!

2026年3月20日金曜日

【宮古木曜会合唱団】本番まであと約1週間,最後の練習

 3月19日(木)の夜,宮古市の山口公民館で行われた宮古木曜会合唱団の通常練習に行って来ました。前回の練習は15日(日)の強化練習で,その時に扱えなかった楽曲を練習しようと向いました。

 発声では,横隔膜を柔軟に使った深い息で声帯を鳴らせるように,腹に注意させながら行いました。

 まずは《緑の森》。はじめに歌詞なしで身体を楽器にして音を出させながら(「楽器唱」),喉の開放や息の流れ,そして音(声)の柔軟性によるハーモニーを体験してもらいました。発声が柔らかくなると各パートの音が明らかに溶け合うようになります!歌っているみなさんに自覚してもらいながら進めました。日本語の歌唱をつける段階では,レガートさ,母音による響きのでこぼこがないように楽器の形を保つこと,などを意識させました。ドイツ語も同様でしたが,加えて言葉のニュアンス(重さの違いや統語的な感点からの語の傾斜など)を考えながら吟味しました。

 次にフリース(モーツァルト)の《子守唄》の2番(ドイツ語の3番)に慣れる練習をしました。ブレスが重く次のフレーズが遅れて音楽が進まなかったので,「次を歌うためのブレス」を思い出してもらいました。

 最後に短時間でしたが《O magnum mysterium》に取り組みました。前述の「ブレスが重く…」が重症だったので,スマホのアプリのメトロノームを使って,テンポ感の保持の練習をしました。これは今後鍛えていく必要がありそうです!


 いよいよ次回は本番前日です。ここ2回の練習で聴くことができた充実した響きが本番でも出せるように方向付けたいと思っています。ご近所お誘い合わせの上のご来場をおまちさています。
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日時:2026年3月29日(日)14:00開演
会場:宮古市民文化会館・大ホール
入場料:500円・全席自由
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2026年3月15日日曜日

【宮古木曜会合唱団】本番まであと2週間


 3月15日(日)の午後,盛岡から岩泉経由で宮古市の磯鶏幼稚園に行き,宮古木曜会合唱団の強化練習に参加しました。

 3月29日(日)が第43回定期演奏会の本番ですから,あと2週間ということになりました。この日の練習プログラムは前回の強化練習同様,はじめに《島よ》,次に第1部,最後に第2部でした。合唱団の傾向も似ていて,《島よ》は音楽より声が優勢になってしまっていましたし,第1部は声が比較的よくでていて扱いやすかったです。

 第1部は本番の曲順に取り組みました。まずビクトリアの《O magnum misterium》。①音楽が重くなり前に進まないので,「伸び縮みしても,定速のビートを共有しましょう。」,②前のフレーズを歌い切ってから息を吸っているので,「次のフレーズを歌うためにブレスをしましょう。」,③各パートが(主に発声法の問題で)はみ出してくるので,「混り合った(溶け合った)音が聴きたいのです。」と目標を示しながら練習しました。

 次に《El noi de la mare》は全体に立派だったので,「クリスマスの家族の食卓を囲む感じの音楽に。アルト以下のパートは主旋律のバックコーラスだから「クールファイブ」みたいにソプラノに付けるだけでよし。」と全体のイメージをお伝えしました。

 そしてシューベルト作曲の《子守唄》は,みなさんよく歌詞を覚えていらしたので,譜面を見ないで歌うことや,赤ちゃんに語りかける雰囲気を表現することをお願いしました。またフリース(モーツァルト)作曲の《子守唄》も歌詞を頑張って覚えてきた方が多かったようですので,「あくまで「子守唄」ですから,大切でかわいい赤ちゃんを目の前にして寝かしつけて。」とお願いしました。ドイツ語3番の歌詞がまだ十分ではないようで,1番に比べてもたついていました。

 私の練習時間は今度の木曜日3月19日が最後です。そこではフリース(モーツァルト)の《子守唄》とメンデルスゾーンの《緑の森よ》を取り上げることにして練習を終えました。


 第3部の《島よ》は,高校生や団員ではなく島よを歌うため参加していらっしゃる方も一緒なためか,とても苦戦していました。明らかなのは,時々出現するユニゾンのが一つにならない問題でした。声を出すこと,歌うことにばかり気持ちが向いてしまって,聴くことが疎かになっているように感じました。聴き合わなければユニゾンだけでなくハーモニーだって表現だってまとまりません。あと2回の通常練習で「聴き合う」ことを意識付け,皆で一つの表現を目指すように方向付けたいと思います。

 3月29日(日)は宮古市民文化会館大ホールで14:00開演,入場料は500円です。皆丁寧に音楽を表現する(ようがんばっています)ので,ぜひ足をお運びください。お待ちしています!

2026年2月27日金曜日

【宮古木曜会合唱団】ドイツ語歌唱は難しい!

 2月26日(木),盛岡某高音楽部で来年7月20日(月・海の日)の定期演奏会で演奏する《私のいのちは》《ほたるこい》《烏かねもん勘三郎》の合わせ練習をした後宮古に向い,夜の宮古木曜会合唱団の通常練習(於,山口公民館)をやってきました。発声を始めた時点では5名しかおらずとても心配したのですが,少しずつ増えてほぼフルメンバー(といっても「団友」の方々はいませんが)となりました。

 前回の強化練習の時には身体が比較的鳴っていることに満足してしまった感がありました。一方今回は,発声練習の段階でなかなかいい音が出はじめていたのですが,《子守唄》のドイツ語がドイツ語になっていないことがとても気になりました。健闘してはいるのですが,言葉のニュアンスが表現されていませんでした。これは本当に難しいことです。そこで順を追って取り組んでみました。
1.意味を確かめる。
 胆なる逐語訳ではなく,その語の意味を想起しやすいように他の言葉との関連も話してみました。例えば英語と響きが似ている場合は「Schäfchenは羊ちゃん。seepちゃん。」といったように。
2.(音読でなく)朗読する。
 ただ音に出して読むのではなく,意味や様子を表現しながら読むことを要求しました。
3.楽譜のリズムに「寄せて」読む「リズム読み」
 これがとっても難しいようでした。音符を意識したとたん,言葉のリズムではなく音符のリズムを優先するようになってしまうのです。先日,盛岡バッハ・カンタータ・フェラインで小野寺貴子さんとハンス・クリストフさんに教わった「細かい音符(16分音符)を旋律の中で生かすためには,テンポを優先しない。」ということと同じです。「音符のリズムでなく言葉を優先して!」「同じ八部音符でもそれぞれ長さは違いますよ。」「急がず,いいたいことを丁寧に。」と口酸っぱく言い続けて練習しました。
4.楽譜通りに歌う
 音の高さを意識して歌い始めると今度は声が浮いてしまって,響きがなくなったり飛び出したりハモらなくなったりしてしまいました。語尾のシラブルが浮かないように体をコントロールすること,「e」の母音が浅くならないようにすること,そして「子音を(タイミング的に)前に出すこと」などを一つひとつ指摘し改善に向けて練習し…と繰り返しました。

 3月29日(日)の本番まで,私の練習は3月15日(日)の強化練習と3月19日(木)の通常練習の2回しかないので,暗譜をお願いしました。全てを暗譜するのは難しいでしょうから,とりあえず「音を伸ばしている間に先を確認していいから,ドイ語の歌詞を歌う段になったら楽譜を見ないで歌う」と言葉と意味を先取りする「プチ暗譜」です。だって,次に歌うことが自分の中に浮かばなかったら表現なんてできるわけありませんから。もちろん私も練習をがんばります!

2026年2月15日日曜日

【宮古木曜会合唱団】開始2時間後は良い響き(でも,表現したいことは…?)


 2月15日(日)の午後,宮古市の磯鶏幼稚園のホールで宮古木曜会合唱団の強化練習がありました。3月29日(日)の本番となる第43回定期演奏会まであと1ヶ月,私の練習回数も今回と2月26日(木)の通常練習,3月15日(日)の強化練習,3月19日(木)の通常練習と残す所4回となりました。この日は日曜日でもあってほぼフルメンバーが参加してくれました。宮古はとても温かく,3月あるいは4月のような穏やかな空気でした。

 開始から2時間は第3部《島よ》の練習でしたが,その後の1時間をもらって第1部『ヨーロッパ音楽の愉しみ』のステージの楽曲に取り組みました。まずは日本語からと考え《緑の森》,続いてギター伴奏の付くシューベルト作曲の《子守唄》,続けてフリース(モーツァルト)作曲の《子守唄》,最後にビクトリアの《O magnum mysterium》を通しました。《El noi de la mare》だけは音を出せませんでしたが,どの曲も思ったよりは良い感じでしたので安心しました。

 基本的に声がよく鳴っていて溶け合っていました。テノール6名,バス5名と全体の半数が男声がで厚かったからかもしれません。また前半の2時間の《島よ》練習で声をたくさん出していたことが「発声的には」よかったのだと思います。木曜日の通常練習は1回2時間(19時から21時)しかありませんから,十分に「身体という楽器」が鳴らないうちに終わってしまいます。4時間の強化練習の中間の時間を割りふってもらってとても助かりました!

 前半の2時間聞かせてもらった《島よ》。宮古高校音楽部の生徒さんや「「島よ」を歌う会」として参加の方もいらっしゃって,よく声は出ていましたが(高音で身体を使えていないところは気になりました),言葉や音楽の奥にある世界が聞こえてこないのは残念です。先日,昨年11月に放映されたNHK総合テレビの番組「あさイチ」のプレミアムトークのコーナーに指揮者の山田和樹さんが出ている番組を録画で観ました。司会者の華丸・大吉さんらが「指揮者が違うと音楽が変わるんですか?」と疑問を呈していましたが,逆に考えると,同じ譜面を見て正しい音を出していればだれがやっても同じ演奏になるはず,と考えていたのではないでしょうか。これはおそらく多くの方が小学校での音楽教育によって学んだ(染みつけられた)ものと思います。歌でも器楽でも音符通りに「正しく」音を出すことをゴールに指導され,「正しい」かどうかテストで測られ評価される。そんな音楽授業のルーティーンが繰り返されることで「同じ譜面を見て正しい音を出していればだれがやっても同じ演奏になるはず」的な発想が生まれるのではないか,とその時思いました。合唱も同じこと。正しく音をとって歌っていれば正しい演奏になると思って声を出しまくっていては『音楽』にはなりません。楽譜なんて音楽の骨組しか伝えていない(伝えられない)メディアだと思います。その骨組から何を読み取ってどのように肉付けするのか,作詞者,作曲者が何を表現したかったのか,それを考えて音にしていくことではじめて音が『音楽』になっていくのだと思います。そしてその読み取り方に演奏者の個性が表れるのです。正解はありませんから。

 この言葉はどんな心境から出てくるのか,この旋律は何を思って作曲されているのか,このリズムは…と各自が意識的に楽譜にあたり読み解くことなく指揮者に言われた通りに音を出しているだけでは,聴き手の心に響く音楽にはならないと思っています。残されたあと数回の練習ですが,丁寧に楽譜に向き合い,表現したいことを表すための手段身に付け(力量高め)ながら本番でのより良い演奏を実現しましょう。

2026年1月22日木曜日

【宮古木曜会合唱団】ア・カペラの難しさにチャレンジ


 1月22日(木)の夜,宮古木曜会合唱団の通常練習に行ってきました。演奏会まで私のレッスンはあと5回となりました。

 私が振るのは第1部「ヨーロッパ音楽の愉しみ」です。5曲のうち1曲だけギター伴奏ですが,あとは無伴奏,ア・カペラです。ア・カペラについては,合唱音楽研究会奥州で「音下がり」の課題に直面し(でも十分に解決できず),それからいつも課題意識をもって取組んでいるところです。

 この日は発声練習の最後に「音階への感覚の矯正」に取組んでみました。音階を正しく表現できるか,ってことです。傾向としては,
上りでは
 ①導音が低め,
 ②三度の音が不安定,
 ③ピークの音に届いたところで息の流れが止まる,
下りでは
 ④全体に下りの幅が広すぎる,
 ⑤特に(動き出しの)導音が低め,
といったことがみられました。これらの原因としては,音高(音程)感覚の不正確さも考えられますが,発声上の問題の場合もあります。それらを丁寧に聴き分けて「矯正」してみました。その後,ビクトリアの《O MAGNUM MYSTERIUM》から練習を始めました。すると,思ったよりは「音下がり」が現れませんでした。身体という楽器の調整の問題ですから,音階のトレーニングって大切なのですね。

 表現の練習としては,ルネサンスの宗教曲《O MAGNUM MYSTERIUM》はラテン語でポリフォニックです。ですから,言葉のアクセントを生かしたフレージングを確かめ,強調して表現する練習をしました。続いての《El noi de la mare》は6/8拍子が「もたれる」ので,テンポの維持と延している音で音楽することをお願いしました。最後に2曲の《子守唄》は…ドイツ語が読めていないので,ドイツ語の口馴れ言葉のニュアンスの表現から取り組みました。

 あと4回!効率よく取組んでしあげていきたいと思いました。

2026年1月12日月曜日

【宮古木曜会合唱団】あと2ヶ月半とせまった強化練習

 1月12日(月・祝)の午後,宮古木曜会合唱団の強化練習が宮古市の磯鶏幼稚園のホールで行われました。盛岡はけっこうな積雪と吹雪で区界峠もアイスバーンでしたが,川井中心部を過ぎるとほとんど雪のない景色でした(でも風はとても強い日でした)。

 この日の強化練習は,まず第3部の《島よ》からでした。ここには宮古高校音楽部の生徒さんや「島よを歌う会」として募集した方数名も加わります。30名を超える方が佐々木駿さんの指導で《島よ》を力強く歌っていました。とてもよく作られた合唱曲ですので難しい点も多くあります。楽譜をさらによく読んで「どうしてこう書かれて(作曲されて)いるのだろう?」と考えることで,より深い表現の必要性が見えてくるように思いました。

 続けて第1部の練習です。まずは《緑の森よ》,《El noi de la mare》,《O magnum mysterium》,2つの《子守唄》と音を出していきました。各楽曲の音はそれほど難しいものではありません。その分,歌詞の表現の吟味が必要です。イメージを持った音や言葉が(日本語でもドイツ語でもラテン語でも)表現できるように練習しました。このステージは私が振るのですが,《緑の森よ》や2つの《子守唄》について,何番を日本語で歌い何番をドイツ語で歌うのかといったことがまだ確定していません。この日はいろいろと試させてもらいました。なるべく早く確定したいと思っています。すみません…

 最後に第2部のポップスステージを練習しました。このステージは佐々木駿さんの弾き振りです!このステージの楽曲は10月の宮古市民文化祭12月の岩手芸術祭・合唱祭など他のステージの本番にかけてきたもの。ですから3月の定期演奏会では暗譜で演奏したいということで,楽譜を見ないで歌うことにチャレンジしていました。

 3月29日第43回定期演奏会の本番まであと2ヶ月半,ここからさらに集中してよい音楽ができるように練習を重ねていかなければと思いました。

2026年1月3日土曜日

2026年の予定

 無事に年が明けました。本年も宜しくお願いいたします。

 昨年(2025年)を振り返ってみると,様々な本番を経験させていただいたことがわかります。
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3月23日宮古木曜会合唱団第42回定期演奏会【指揮】(於:イーストピアみやこ・多目的ホール)
4月26・29日盛岡バッハ・カンタータ・フェライン《ヨハネ受難曲第2稿演奏会》【合唱】(於:日立システムズホール,盛岡市民文化会館・大ホール)
7月20日盛岡某高音楽部第39回定期演奏会【指揮】(於:岩手県民会館・中ホール)
9月14日《合唱による日本の民謡・世界の民謡 in 奥州》【指揮・合唱】(於:奥州市文化会館・大ホール
10月12日第32回胆江合唱祭【指揮】(於:前沢ふれあいセンター)
10月19日宮古市民文化祭【指揮】(於:宮古市民文化会館・大ホール)
11月22日合唱音楽研究会奥州第2回研究発表会【指揮】(於:奥州市文化会館・中ホール)
12月7日第78回岩手芸術祭合唱祭【指揮】(於:宮古市民文化会館・大ホール)
12月14日久慈第九演奏会【合唱】(於アンバーホール)
12月24日クリスマス・イヴ礼拝【指揮】(於:日本キリスト教団宮古教会)
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 主催する演奏会での指揮や合唱だけでなく,他団体企画の演奏会での合唱参加,「音楽祭」的な企画に関連団体として参加させていただいての指揮など,様々な形態での本番でした。それぞれの機会に様々な方々と交わってたくさん学ばせていただきました。毎回楽しく音楽できました。

 今年(2026年)は(未確定要素もありますが)今のところの予定は次のようになっています。
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1月18日けせん第九演奏会【合唱】(於:大船渡市民文化会館リアスホール)…2年に1度仙台フィルハーモニー管弦楽団を招聘して開催されている行事です。指揮は岩村力さん
2月7・8日山形交響楽団第330回定期演奏会【合唱】(於:山形テルサ)…モーツァルト作曲《レクイエム》のレヴィン版を鈴木秀美さんの指揮で歌います。
3月29日宮古木曜会合唱団第43回定期演奏会【指揮】(於:宮古市民文化会館)…1ステージ(ヨーロッパ音楽の愉しみ)だけ指揮します。
7月20日盛岡某高音楽部第40回定期演奏会【指揮】(於:岩手県民会館・中ホール)…区切りのよい「40回」ですが彼らが何をどうしたいのか未定なのです。
9月27日第33回胆江合唱祭【指揮】…会場は不明ですが,女声合唱団アンサンブル・コンフオーコ,合唱音楽研究会奥州の2団体を指揮する予定です。
11月15日盛岡バッハ・カンタータ・フェライン《ドイツ・バロック演奏会》(仮題)【合唱】(於:盛岡市民文化ホール・大ホール)…佐々木正利先生の指揮でバッハのカンタータやシュッツのモテットを歌います。
11月21日木野雅之平沢匡朗コンサート(仮題)【指揮】(於:奥州市文化会館・中ホール)信長貴富構成の《ヴィヴァルディが見た日本の四季》を,Zホールスペシャル合唱団で演奏(指揮)する予定です。合唱団員は一般公募する予定ですのでぜひご参加ください!

 ちなみに2027年で日にちが決まっているものは以下です。
6月14日Bachfest Leipzig 2027 カンタータ演奏会(於:トーマス教会 in ライプツィヒ)
8月8日オペラ《トゥーランドット》上演(於:奥州市文化会館・大ホール)
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 いずれの本番も大切な演奏の機会です。そこに向けてこつこつと練習を積み,力を伸ばしてよりよい音楽を提供できるように取組んでいきたいと思っています。どうぞ聴きにいらしてください!そしてご感想などをコメントいただけると励みになります。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2025年12月25日木曜日

【宮古木曜会合唱団】クリスマス・イヴ礼拝参加


 12月24日(水),盛岡市から奥州市を経由して宮古市へ片道200km(往復で400km)かけて,日本キリスト教団宮古教会のクリスマス・イヴ礼拝に参加してきました。

 この教会のクリスマス・イヴ礼拝には毎年参加させていただいています。森分牧師先生の「入堂」,キャンドルの「点火」,牧師先生の「退堂」と3つのタイミングでそれぞれ合唱を使っていただいています。今回は「入堂」時にビクトリアの《O magnum mysterium》(ラテン語)を,「点火」時にはラターの《ともし火のキャロル》(日本語),「退堂」時にバッハの《Jesus bleibet meine Freude》(ドイツご)を演奏しました。


 昨年のクリスマス・イヴ礼拝では教会付きのオルガニストの櫻井先生に伴奏をお願いしていたのですが,今年は宮古在住の三上葵さんに伴奏していただきました(合わせ練習は前回の1回だけでしたが)。初めてのオルガンなのでストップ選びも事前にしてくださっていたとのこと。丁寧に弾いてくださいました。

 例年のことですが,この礼拝に参加すると合唱音楽に取組んでいる者としてクリスマスの意味や意義を再確認できます。先日盛岡某高音楽部の子どもたちにクリスマスに関する学習会を行いました。音楽とキリスト教の関係はとても密接だからです。高校生が「クリスマス」から連想したのは「プレゼント」「サンタさん」「ケーキ」「赤と緑」「ツリー」といったことでした。クリスマス・イヴの礼拝に参加すれば,礼拝順序そのものが「告知」「降誕」「博士」「羊飼」と進んでいくので,クリスマス(イエスの誕生)の意味がとてもよくわかります。

 また間に挟まれる賛美歌(264番「きよしこの夜」,258番「まきびとひつじを」,263番「あら野のはてに」,261番「もろびとこぞりて」…こちらは櫻井先生の伴奏)もその意味を確かめながら歌うことができます。そして教会音楽がどのように成立しているかということも実感できるように思いました。(さらにオルガンの前奏で音楽を掴んで初見でハモるトレーニングにもなります!)

 宮古教会の皆様,牧師の森分先生,よい機会をくださりありがとうございました。

 定期演奏会のほうは3月29日(日),年が明けて6回(1/12(月・祝), 1/22(木), 2/15(日), 2/26(木), 3/15(日), 3/19(木))の練習を残すのみとなりました。よりよい音楽ができるように練習を重ねていきたいと思います。

2025年12月11日木曜日

【宮古木曜会合唱団】クリスマス・イヴ礼拝に向けて

 12月11日(木),朝,初積雪だった盛岡の夕方の強い雨の中出発し,みぞれの区界高原を越えて,夜の宮古市山口公民館での宮古木曜会合唱団の通常練習に参加してきました。

 前回行ったのは7日(日)の岩手芸術祭・合唱祭の本番日でしたから4日しか経っていないのですが,月曜日は盛岡某高→岩手大学合唱団,火曜日は盛岡某高盛岡バッハ・カンタータ・フェライン,水曜日は奥州市でバレエといろんなことがあったので,久しぶりに宮古木曜会合唱団のみなさんとあったような気がしました。この日は合唱祭の三人の講師の先生方からの講評が届いていたので,練習の最初に皆で読んで内容を確かめました。(録音はどなたがお持ち?)

 次の本番は12月24日(水)日本キリスト教団宮古教会でのクリスマス・イヴ礼拝です。毎年参加させていただいています(昨年の様子はこちら)。今年は,牧師先生の入堂の際にはア・カペラでビクトリア作曲の《O magnum mysterium》を途中まで,ろうそくへの点火の際にはラターの《ともしびのキャロル》を日本語で,礼拝の最後に牧師先生が退堂なさるときにはJ. S. バッハのカンタータ147番の10曲目のコラール《Jesus bleibet meine Freude》の3曲を選んでみました。しかしこの日の1回しか練習する機会がないので,集中して取り組みました。

 今回は(教会付きのオルガニストの櫻井先生ではなく)三上葵さんというオルガニストに私たちの伴奏をお願いすることになり,この日の練習にきていただきました。宮城学院女子大学でピアノを専攻されていたそうですが,オルガンも必修だったとのことでした。

 まずはバッハのコラールから取り組みました。何度も歌っている楽曲ではありますが,あらためて意味と発音を確かめ,演奏の様式を確かめ,特にドイツ語の発音を吟味しました。3月29日の定期演奏会でもドイツ語を歌うからです。続けてラターの《ともしびのキャロル》に取り組みました。音楽のイメージを伝えたり言葉の処理の練習をしていたりすると,三上さんはそれに合わせて音楽を変えてくれます。この日はピアノで伴奏してもらっていたので,本番のオルガン伴奏が楽しみになりました。

 最後にビクトリアの《O magnum mysterium》。レガートな歌い方を思い出させて,ハモる発声を思い出させて,なんとかそれらしくなりました。

 クリスマス・イヴ礼拝に参加すると,キリスト教への様々な気づきを得られます。宗教音楽に取り組むことが多いので,大切な学びというか体験になります。礼拝のお役に立てるよう,がんばりましょう!

2025年11月28日金曜日

【宮古木曜回合唱団】「ドイツ語を歌うこと」は難しい…

 11月27日(木)の夜,宮古市の山口公民館で宮古木曜会合唱団の通常練習をしてきました。12月7日(日)に宮古で開催される岩手芸術祭・合唱祭に出演するにあたり練習時間が足りないので予定外にもらった練習日でした。加えて,そこで演奏する宮古地区合同合唱団の《群青》も11月9日の1回しか無く不十分だったので,この日の前半に臨時の合同練習を計画し各団体に呼びかけてもらいました。

 練習開始時刻に多団体の方は3名来てくださったのですが,宮古木曜会合唱団のメンバーが少ない…男声はゼロ。とりあえず女声だけで冒頭のユニゾンから練習を始めました。声のことも気にはなりましたが,「音符歌い」からの脱脚が優先と考えて,①ピアノがリズムを刻んでいない部分のテンポは不定な(伸び縮みする)こと,②同じ音価で示される音符でも言葉に応じて長さや重さが変わること,③言葉のまとまりで歌う(息を流す)こと,④日本語は語頭に重さがあること,⑤どの音域でも強さを一定にする意識を持つこと…などなどをユニゾンを使って確認しながら練習しました。宮古木曜会合唱団で普段から口うるさく言っている(のでわかっている(けれど身に付いていない)ことですが,他団体の方もすぐに理解しチャレンジしてくださいました。
 そのうちメンバーは(男声も)少しずつ増え,混声4部合唱の部分も練習できました。前述⑤に加え,⑥どのパートが主旋律かを考え確認しながら歌うことで副旋律パートの役割を意識してもらいました。そうしながら1時間でなんとか最後まで確認することができました。急な提案にもかかわらずご参加くださった他団体の方々,ほんとうにありがとうございました。当日は皆で一緒に良い音楽をしましょう!

 後半はまず,心配していたドイツ語の《緑の森よ》に取組もうと思って始めたのですが…はじめの日本語に予想以上に時間が取られました。そして2番以降のドイツ語はさらに…。前回よりも覚束なくなっているように感じました。そのためもう1曲の《見上げてごらん夜の星を》は20分くらいしかできませんでした。

 思っていたのとあまりにできが違っていました。「本番は日本語だけにしようか…」などという考えが練習中によぎったりもしましたが,定期演奏会でドイツ語の楽曲に取り組みたい,そのために今回のステージで《緑の森よ》はある程度かたちにしてしまいたい(というかそうしないと間に合わない),という団員の皆さんの願いや見通しを一方的に反故にすることもできません。なんとかしようと改善のために様々チャレンジしたのですがうまくいかないまま時間切となりました。23時前に自宅に帰って振り返ってみました。原因は(ドイツ語を読めていないのはもちろんありますが)発声の浅さ,堅さにあるように思えました。喋ることに夢中になって会話発声になってしまい,声の響きが失われているのではないか。次回(といっても本番日の午前中ですが)は母音唱に戻ってそこから積み重ねるしかないと思いました。基本を疎かにせず丁寧にこつこつ取組んでまいりましょう(と自分に言い聞かせています)。

2025年11月25日火曜日

【演奏会のお知らせ】出演&おすすめ8つ!

 2025年も終わろうとしています。ここから数ヶ月の出演&おすすめ演奏会を日にち順にご紹介します。

1.コール・ネネム演奏会
日時:2025年11月29日(土) 19:00開演(18:30開場)
場所:盛岡市民文化ホール・小ホール
入場料:800円(高校生以下は無料)
プログラム:
 「フランス・ルネサンスの響き」Dufay, Costeley, Lasso, J. Des Presなどの作品
 「クリスマス・キャロルを集めて」
 「パレストリーナの3つのミサより」いくつかのパロディーミサなど
【推しポイント】
 合唱音楽研究会奥州で先日まで取り組んできた「ルネサンス音楽」「ラテン語」「ア・カペラ」に長く取り組んでいる合唱団です。なにより「パレストリーナ」の作品も演奏されます。良い演奏を生で聴くチャンスです!(昨年の様子はこちら)


2.第78回岩手芸術祭・合唱祭
日時:2025年12月7日(日) 12:30開演(12:00開場)
場所:宮古市民文化会館・第ホール
入場料:一般800円(当日200円増し)
【推しポイント】
 県内の多くの合唱団が出演します。宮古木曜会合唱団は《緑の森よ(日独語)》《見上げてごらん夜の星を》を,宮古地区合同合唱団(中高生も)は《群青》を演奏します(指揮します)。奥州市からは混声合唱団アミューズさんが出演しますし,300名規模での全体での合同合唱も2曲あります。再来年当たりは奥州市での開催という噂もありますので宮古に足を伸ばしてみませんか。

3.第40回盛岡地区高校合同合唱祭
日時:2025年12月12日(金) 17:30開演
場所:盛岡市民文化ホール・小ホール
入場料:無料
【推しポイント】
 盛岡地区の高校の音楽部・合唱部が集まります。1団体8分程度の発表で14団体ほど参加する予定です。我が盛岡某校音楽部は松本望作曲の《ゆうやけ》を演奏する予定です(指揮します)。100名近くでの合同演奏で加藤學編曲《前国高文連の歌》や木下牧子作曲《うたよ!》もあります。


4.久慈・ベートーヴェン交響曲連戦演奏会Vol.5 第九演奏会
日時:2025年12月14日(日) 14:30開演(14:00開場)
場所:久慈市文化会館アンバーホール・大ホール
入場料:S席3,000円,A席2,000円
【推しポイント】
 仙台フィルハーモニー管弦楽団と市民合唱団(私も歌います)ほか(合唱指揮:小原一穂先生)が茂木大輔さんの指揮で《第九》を演奏するほか,ベートーヴェンの《ウェリントンの勝利》という作品も演奏されます。(マエストロ練習の様子はこちら



5.岩手大学合唱団第71回定期演奏会
日時:2025年12月21日(日) 14:00開演(13:30開場)
入場料:300円
プログラム:
 第1部「信じる」〜谷川俊太郎の世界〜 《ふるさとの星》ほか
 第2部「幅広く愛される曲たち」 《アイノカタチ》ほか
 第3部「日本人になつかしいドイツの歌めぐり 〜名田綾子編をベースにして(佐々木正利編さん〜さて,何がでてくるかな? お楽しみに〜
【推しポイント】
 2年ぶりに開催される岩手大学合唱団の定期演奏会です。第1部,第2部は学生の指揮,第3部は常任指揮者の佐々木正利先生の指揮です。第3部には団友として出演しますが,聞き馴染んだ歌が日本語やドイツ語で次々と歌われる楽しいメドレーです。例年と会場が違って少々遠いので(旧玉山村の渋民地区),お時間に余裕を持ってご来場ください。(第70回記念定期演奏会の様子はこちら


6.けせん第九演奏会
日時:2026年1月18日(日) 14:00開演(13:00開場)
場所:大船渡市民文化会館リアスホール
入場料:一般3,000円(当日3,500円),高校生以下1,500円
【推しポイント】
 久慈の第九同様,地元の合唱団(私も歌います)が仙台フィルハーモニー管弦楽団を呼んで2年に一度開催しているベートーヴェン作曲《交響曲第9番》の演奏会です(前回の様子はこちら)。奥州市からは自動車で1時間半程度と近いので行きやすいと思います。なんと小学生から中高生も巻き込んで《第九》を経験させようという素敵な取組です(10月のマエストロ練習の様子はこちら)。詳細がわかりましたら再度お知らせします。

日時:2026年2月7日(土)19:00開演・8日(日)15:00開演
場所:山形テルサホール
入場料:A席5,500円,B席5,000円ほか
【推しポイント】
 山形交響楽団がこの時期の定期演奏会で例年とりあげる合唱付き作品シリーズです。今回はオール・モーツァルト・プログラムで交響曲第35番「ハフナー」の他に《レクイエム》も演奏します。これは「レヴィン版」という版で,これまでよく演奏されてきた版(ズュースマイヤー版)とは少々異なります。山響の演奏会のために設立された山響アマデウスコアという合唱団が歌います(私も歌います)。詳しくはこちらをご覧ください。


8.宮古木曜会合唱団 第43回定期演奏会
日時:2026年3月29日(日)14:00開演(13:30開場)
場所:宮古市民文化会館・大ホール
入場料:500円
プログラム:
 第1部「ヨーロッパ音楽の楽しみ」
 第2部「思い出のメロディを・・」
 第3部「混声合唱曲《島よ》」
【推しポイント】
 第1部(私が振ります)では,カタルーニャ地方のクリスマスの歌《El noi de la mare》,T. L. de Victoria作曲のクリスマスのモテット《O MAGNUM MYSTERIUM》,シューベルトやモーツァルト作曲の《Wiegenlied(子守歌)》,メンデルスゾーン作曲の《Abschied vom Walde》など外国語にチャレンジしています。第2部は《糸》《上を向いて歩こう》《風になりたい》などポップな合唱,第3部は大中恩作曲の名曲《島よ》を演奏します。

2025年11月9日日曜日

【宮古木曜会合唱団】宮古地区合同合唱団・一度きりの練習会

 11月9日(日)の午後,宮古市の磯鶏幼稚園のホールで,宮古木曜会合唱団の強化練習を行いました。この日は大きく4つの内容を計画しており,①宮古地区合同演奏の練習,②全体合唱の練習,③定期演奏会に向けた練習(私担当分),④定期演奏会に向けた練習(佐々木駿君担当分)の順に取り組みました。12月7日(日)に宮古市民文化会館で開催される第78回岩手芸術祭『合唱祭』には宮古木曜会合唱団だけでなく宮古地区の合唱人合同での演奏も計画しています。そこで宮古木曜会合唱団の強化練習日を利用して,合唱祭の合同演奏の練習を計画したのでした。

 ①宮古地区の合同演奏は総勢70名ほどになりそうなのだそうです。宮古第一中学校,宮古河南中学校,宮古西中学校それぞれの特設合唱部計28名,宮古高校音楽部8名,三陸混声合唱団うみねこ7名,ブリランテ7名,イーハトーブシンガース宮古6名,山田泉の会若干名,そして宮古木曜会合唱団17名の合同合唱団です。演奏曲は《群青》で私が指揮し佐々木駿君がピアノを弾いてくれます。練習開始にあたって,《群青》と宮古木曜会合唱団の関わりを説明し私たちの思いを共有しました。

 本番で歌ったことがある方も多く,はじめに通した時に皆堂々と歌っていました。そこで言葉を生かすという基本路線を伝えそのためのポイントを示して練習を始めたら,私のイメージをすんなりと共有してくれて,無理に声を張り上げたりすることをやめ丁寧に歌ってくれるようになりました。

 ②は佐々木駿君が担当します。《うた》を通した後《道は空に続いているか》を2回ほど通して歌いました。本番は宮古地区の合同ではなく会場の合唱団全員の合同なので,意図する表現をつくるのは難しいと思います。でもお客さんに聞かせる演奏ですから,歌いまくるのではなくきちんと表現したいものです。

 ③では,木曜日の通常練習でやれなかった《緑の森よ》のドイツ語3番の練習と,《見上げてごらん夜の星を》のピアノ合わせをしました。ドイツ語の表現は難しいのですが,そこにチャレンジすることが日本語の表現力を高めることにもつながります。共にがんばりましょう。

 ④の練習には参加せずに盛岡に向かったのですが,区界峠を走っていた17:03頃に強い地震があったようで,津波注意報などラジオもテレビもしばらく緊張していました。結果,大事に至らず安心しました。

 岩手芸術祭・合唱祭まで,宮古木曜会合唱団の練習はあと1回あります。難しい2曲を丁寧に歌えるようにさらにがんばりましょう。

2025年11月8日土曜日

【宮古木曜会合唱団】週一,連続だといい感じです

 11月6日(木),日中に宮古市小中学校芸術文化教育連盟とNPO宮古市芸術文化協会が主催する「連合音楽会 中学校の部」(詳しくは後ほど)を鑑賞した日の夜に,宮古市の山口公民館で宮古木曜会合唱団の通常練習を行いました。

 前回が10月30日(木)でしたから1週間ぶり,つまり通常練習としては連続となりました。前回は私の担当ではない《島よ》のお稽古でしたが,今回は12月7日の「第78回岩手芸術祭 合唱祭」で演奏予定の2曲《見上げてごらん夜の星を》と《緑の森よ》の練習でした。

 スタート時点では女声しかいなかったのでこのチャンスを生かそうと思い《見上げてごらん夜の星を》の冒頭部分を吟味しました。この曲は前回,「1回で音取りができた!」と喜んだ楽曲です。どのくらい覚えているかな?と思って始めました。難しい音程ももちろんありましたが,ほぼ覚えていてハーモニーもきれいに響いていました。また,息が浅く声の響きがなかったのですが,少しアドバイスしたらすぐによい響きがでてきました。1週間前に《島よ》でやったことが身体の記憶として残っていて,筋肉が思い出すのに時間がかからなかったのだと思います。さらにこの日は本番でピアノを引いてくれるSS君が来てくれたので,予想を裏切る和音がピアノから時々聞こえるこの編曲のピアノ伴奏に合わせて歌うことができました!有難いです。

 残り時間20分程度になってからもう1曲の《緑の森よ》のまずは日本語で歌って表現を検討し,続けてドイツ語の2番の読みと意味を再確認してから部分ごとに歌ってみました。これも意外にしっかりとした発音と音でした。

 やはり練習期間が短いといいですね。「歌うことは運動です。」と普段から言っていますが,筋肉運動ですから時間が空けば空くだけ筋肉は忘れ,筋肉の使い方も忘れてしまうのでしょう。歌い手にその使い方が身に付くには,まだまだ時間がかかるのかもしれません。

2025年10月31日金曜日

【宮古木曜会合唱団】《島よ》おもしろいかも…

 10月30日(木),盛岡某高音楽部の指導を途中で切り上げて宮古に向い,宮古木曜会合唱団の通常練習をやってきました。宮古市在住で指導してくれているSS君から「急遽仕事で行かれないのでお願いしたい。できれば《島よ》のp46以降をレッスンして欲しい。」と2日ほど前に連絡がありました。楽譜を持っていなかったのでとりあえず事務局に当該ページを写真で送ってもらって勉強して準備しました。

 以前から「組曲に取り組んでみたい」という声があった合唱団でしたが,私にはなかなかそのチャンスがきませんでした…というか,組曲を表現し切るのは難しいと思っていたので踏み切れずにいました。しかしSS君が一昨年(第41回定期演奏会で)は《蔵王》,そして今年は《島よ》と組曲を取り上げてくれて,団員の皆さんの願いを叶えてくれました。

 今回練習した《島よ》の46ページからは第5楽章に当たる部分でした。例によってピアノ伴奏なしの練習ですから,団員の皆さんは大変だったことと思います。難しいリズムと音程とハーモニーのために口先だけで音を出している状態から身体を使った響きのある音へと,部分に区切り,繰り返し,パートをバラし,叱咤激励しながら切り替えさせました。音質が伴わないと「島」をめぐるモノローグになりませんから。

 しかし,部分部分が改善しキマっていくと,テキストのモノローグが音になって出てくる感じがしてきました。なかなか良い感じです。組曲のおもしろさがちょっと見えてきました。

 今は2回り目とのことでした。ここまで歌えるようになるための音とりが大変だったことと思います。でも音がとれてしまえば,作品の良さを感じて表現する力は十分にあると思いました。3月29日(日)の本番(第43回定期演奏会)まであと5ヶ月。表現を吟味して歌い込み良い演奏ができるように取組んでいきたいと思います。

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【合唱音楽研究会奥州71】本番に向けてスイッチ・オン!

 6月20日(土)の午後,奥州市の水沢南地区センター音楽室で合唱音楽研究会奥州の71回目の活動を行いました。今回は 2週間前に常盤地区センターで行った前回 よりも参加者が多かったように思います。  発声練習では 前回 同様に インプルスへの息入れ と, その状態での犬の呼吸 に取...

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