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2026年7月24日金曜日

【演奏会・聴いてきました】生演奏とは??…明和電機「UME TUOUR 2026」


 7月23日(木)の夜,盛岡市の盛岡プラザおでってにあるおでってホール明和電機の「UME TURE 2026」を聴いて(?)きました。

 明和電機には30年ほど前に出会いCD「魁」を購入したのですが,何度も聴くものでもなく(ごめんなさい)そのままお蔵入りしていました。それが先月街で偶然にコンサートのチラシを見つけたので,すぐにネットでチケットを購入したのでした。

 明和電機とは「総合芸術ユニット」で「作品を「製品」,ライブを「製品発表会」と呼び世界に向けてその製品のすばらしさを公開」しているグループです。

 会場に入ってまず驚いたのは,お客様が多くしかも若者が多かったことです。中高生の子どもを連れた家族,赤ちゃんを抱いたご夫婦もけっこういました。普段私が行く演奏会とは客層が違い,しかもほぼ満席!マスメディアにほとんど登場しない明和電機ですからお客さんはそう多くないと私は思い込んでいました。社長(演奏者)のトークや近くのお客さんの言葉から,実は youtube などのメディアでけっこう知られていたようだということがわかりました。私は youtube をあまり利用しないもですから…。


 開演直後に社長から「演奏中の写真撮影,動画撮影はOKです。拡散してください」との言葉があったのですが,この感覚もネット・メディアをよく知っているんだなぁと思いました。そこで,写真や動画をたくさん撮ってきました。というのも明和電機の「音楽」あるいは「楽器」はそのライブ性に特徴があり,楽器の様子まで一緒に見ないと音楽(やコンセプト)が理解できないと思うからです。電気を使って演奏するのですが,「音は生」なのです。仕組みは,コンピュータを使ってMIDI信号を操作し,それで100Vの電気信号を操作して(叩いたり弾いたり吹き込んだりして)フィジカルな楽器から音を発するのです(発音が小さいのでPAを通しはしますが)。ですからコンピュータ制御でありながら音源は生,それをバックに社長がマイクを持って歌うので「生演奏」と言えなくもありません。しかし演奏がうまいとかいいとかいうのではなく(もちろん社長のリズム感や歌はなかなかのものでしたが),意識はほぼ楽器(製品?)のほうに向いています。


 今回お披露目の新製品は「UMEBOX」で,社長のひとりツアーで持ち運べるようにコンパクトにまとめられる楽器です。ステージ上には4体+αとなって登場していました。そしてなんと,舞台の撤収,つまり楽器をコンパクトにまとめて片付けるところまで(アンコール後の)ショーとして見せてくれました。

 音楽そのものも社長曰く「AIには作れない音楽を」とのことでナンセンスで非効率的なところもあり,でもそこに人間の手仕事や肉体を感じられるものでした。フィジカルな物づくりを知っている昭和世代の私はこのコンセプトも含めてハマりました。「生演奏」とそのアイディアやそれを実現する手仕事をおおいに楽しみました!

2026年7月21日火曜日

【演奏会・終わりました】良い時間!…盛岡第三高等学校音楽部第40回定期演奏会

 7月20日(月・祝),トーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館)中ホールで,先日ご案内していた盛岡第三高等学校音楽部の第40回定期演奏会を行いました。

 部員は11名(内1名はピアノ伴奏専門)で女声合唱です。

 例年のようにユニゾンから三部合唱へ変化する校歌で開幕し,第1ステージは「ア・カペラの響き」と題してマドリガル,ミサ曲,邦人曲と多様な無伴奏合唱曲を演奏しました。途中少し事故がありましたがすぐに立て直して先に進みました。子どもたちの音に対するセンスは素晴らしく,ハモりはもちろん良いのですが,歌出の音取りも5曲中2回だけでした。練習時よりもはっきりと表現できたように思いました。

 第2ステージは「cinema voyage」をテーマに掲げ,映画の世界めぐり客船に見立てたステージ進行でした。指揮は無く,彼女らなりに楽曲の世界を表現した照明の工夫や振り(ダンス?)つきで演奏しました。キレのある,シンクロした動きからステージ上の一体感が伝わってきました。ポップスながら,歌詞がよく聞き取れた歌唱だったと思います。

 第3ステージは(恒例の)ミュージカル「美女と野獣」でした。OGの手も借りながら台詞,演技,ダンス,そして歌と一人ひとりがよく考えていて(リハーサルより)より良い表現になっていたと感じました。70分ほどかかり少々長目ではありましたが…。

 お客様は100名くらいでしょうか。高校生も多くなく,もっと宣伝が必要だと感じました。お客様のつぶやきからは「音楽の感覚がすばらしい」とか「クオリティが高い」などと聞こえてきて嬉しく思いました。ある先輩からは「よくまとまっているけれど,音楽が平板。発声を生かしていない。もっと立体的な音楽を!」とご指摘いただきました。先日の岩手県高校合唱祭の際にも同じようなことをアドバイスくださった方がいらっしゃったので,今後の大きな課題と感じています。

 次の発表の機会は8月29日(土)の全日本合唱コンクール岩手県大会高等学校部です。より「立体的」でダイナミックな音楽を表現できるよう練習に取り組んでいきたいと思っています。お忙しい中会場に足をお運びくださった方々,本当にありがとうございました。

2026年7月8日水曜日

【演奏会・ご案内】盛岡第三高等学校音楽部 第40回定期演奏会

 来る7月20日(月),海の日の休日に盛岡市で演奏会を開催します。高校生の女声10名(とピアノ伴奏1名男子)のアンサンブルです。

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・日時:2026年7月20日(月・祝) 14:00開演
・入場料:無料!!
◯プログラム
第1ステージ「ア・カペラの響き」指揮:佐々木幹雄
・John Wilbyeによるマドリガル
《0 what shall I du?》《Weep, o mine eyes》
・現代ヨーロッパの宗教音楽
Carl-Bertil Angestig作曲《MISSA IN DISCANTU》より「Gloria」
・現代日本の合唱曲
《夕ぐれの時はよい時》詩:堀口大學 曲:松本望
    ↑
《私のいのちは》詩:立原道造 曲:山下祐加
第2ステージ「cinema voyage」
《I will follow him》《いのちの名前》《世界の約束》《カントリー・ロード》《ルパン三世のテーマ》《スパークル》
第3ステージ ミュージカル「美女と野獣」
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 昨年もア・カペラステージ,ポップスステージ,ミュージカルステージと同じような構成でしたが,様々なジャンルの音楽に触れて音楽性を深めながら今年も演奏の質をより高めようと頑張っているところです。ぜひ足をお運び下さい!!

2026年7月3日金曜日

【演奏会・終了】言葉がよく聞こえるようになってきたように思います

 7月2日(木),トーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館)・大ホールで,先日ご紹介した「第49回岩手県高等学校総合文化祭合唱部門 第45回岩手県高校合唱祭」が開催され発表したり聴いたりしてきました。主催は岩手県高等学校文化連盟岩手県教育委員会でした。実動は県内の高校の音楽科の先生方で,各所でお仕事をなさっていました。日々のお忙しいお仕事の中,未来の長い(?)子どもたちにとって合唱の楽しみを知る,仲間といっしょに取り組むといった貴重な経験の機会を長く企画・運営されていることに敬意を表します!


 自分たちのリハーサルがあったりしたので自分たちの本番前は聴けず,プログラムNo.6(私たちはプログラムNo.4)の盛岡誠桜高校以降を聴くことができました。誠桜高校は5月にレッスンに行ったところです。1曲目は全日本合唱コンクールの課題曲からで女声合唱,2曲目のNHK学校音楽コンクールの課題曲になると男子の「助っ人」が登場し混声合唱になっていました。難しい練習の運営をうまくやっているのだなぁと感心しました。


 No.11の宮古高校は男声が女声と同数くらいいて充実していました。また1曲目は全日本合唱コンクールのG4すなわち混声合唱の新作でした。意欲的な取り組みと思いました。

 比較的多くの学校の演奏から歌詞が自然に聴き取れました。以前は大きな声を出そうと無理していて言葉がまったく聞き取れない演奏がいくつかあったのですが,今回は比較的声が大きくても歌詞・言葉を聞きとることができるような演奏になっていました。声勝負ではなく,言葉を表現して伝えようとすることが認められてきているのだとすれば嬉しいです。同時に,声の響きが安定しているとも思いました。

 私たちの演奏は,「広いホールなので遠くの聴き手にも音楽と言葉を届けよう」と歌いました。聞いてくれた知り合いの方からは「よくまとまっていた。」とか「言葉が文章の単位で伝わり感情やそのカラーが見えました。心地よい音楽の余韻に浸り穏やかな気持ちになりました。」などと感想をいただきました。夕暮れ時の情景を伝えることができたと思いました。しかし(「まとまっていた」の反面と思いますが)パワーや表現のエネルギーをもっと引き出すことが課題だと感じました。(まぁ,表現が伝わればそれで十分と思ってはいます。「パワーや表現のエネルギー」と言ったのは「合唱コンクールに向けて」ということ。コンクールは自己表現というより自己顕示の場のようですから…なかなか馴染めません)

 またお二人の講師の先生からは次のようにアドバイスをいただきました。

「 響きが柔かく ふっくらとしているのでブレンディングがすばらしいです。サウンドとして心地よいのですが さらに言葉の表現に踏み込んでいけば さらに色彩感が出てくると思います。 ダイナミクスもですが音色を多彩にしていくようにトライしてみてはいかがでしょうか。 とてもまとまった演奏なのでさらにドラマティックな表現をしても決してくずれることはないと思います。 コンクール楽しみにしています。」
「 柔らかいトーンで,ハーモニーが良くブレンドされた響きで伝わってきます。 聴き合うことの大切さをよく知っておられる合唱団だと思い,うっとり聴かせていただきました。 欲を言えば,曲調が変わったときのブレス→発語がさらに鮮かだと,この曲のさりげない,しかし確固としたドラマがより伝わるのではと感じました。 力量のある人たちのグループだと思いますので,さらに自発的かつ積極的に歌い上げられると,音楽のスケールが大きくなると感じました。」

 あと2週間ほどで私たち盛岡某高音楽部の定期演奏会を迎えます(7月20日(月・祝))。今回得た課題をそこまでに少しでも解決し良い音楽をお聞かせしたいと思います。こちらも是非聴きにいらしてください。

2026年6月28日日曜日

【演奏会・聴いてきました】老舗の盛岡コメット混声合唱団は声が充実傾向にあり


 6月28日(日)の午後,盛岡市の都南文化会館キャラホール・大ホールに盛岡コメット混声合唱団第61回定期演奏会を聴きに行ってきました。盛岡だけでなく奥州市の合唱仲間も聴きにきていました(確か今日は一関市民合唱団定期演奏会で仲間の何人かが本番だったような…)。6月末の梅雨真っ只中なのに外は晴れて真夏日寸前の暑さでしたが,ホール内は半袖ではくしゃみが出そうなくらい寒い空気でした。

 プログラムは下の通りでした。
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【演奏曲目】
第一部 全日本合唱コンクール演奏曲(指揮・ピアノ:雫石環)
・"Die Beredsamkeit(雄弁さ)" 詩;G. E. Lessing, 曲:Haydn
・《混声合唱とピアノのための「意匠,その儚い雪や夢の陰に》詩:佐伯圭,曲:宮本正太郎
第二部 盛岡スコーレ高等学校・盛岡市立高等学校合唱部 合同演奏(指揮:千葉祐也,ピアノ:村上博恵)
・《みなみと,青。》詩:福永星,曲:土田豊貴
第三部 ロベルト・シューマンの合唱作品(指揮:千葉祐也,ピアノ:雫石環)
・"Es ist verrathen(もうバレてるよ)"詩:E. GHeibel
・”Am Bodensee(ボーデン湖)"詩:A. von Platen
・"Zigeunerleben(流浪の民)"詩:E. Geibel
第四部 宮沢賢治生誕130年記念企画(指揮・ピアノ:雫石環)
・《雨ニモマケズ》曲:山本修平
・《岩手軽便鉄道の一月》曲:長谷川恭一
・《鳥のように栗鼠のように》曲:林光
・《種山ヶ原》編曲:信長貴富
・《告別(1)》曲:千原英喜
・《混声合唱組曲「心象スケッチ」》曲:高田三郎
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 間もなく創立70周年を迎えるこの合唱団は,岩手県においては混声合唱団の老舗的な存在です。今回は女声が16名,男声が13名とかつてよりは少なくなったものの混声合唱の充実した響きを聴かせてくれました。ヴォイストレーナーがいらっしゃるせいか,声の方向性がそろっていて,(各パートの中音域のフォルテなど)しっかり鳴ったときにはよく溶け合って聞こえました。今回はドイツ語の楽曲にも挑戦とのことでしたので楽しみにして行きましたが,たくさんの歌詞をしっかりと覚えて(中には暗譜の方もいらっしゃいました!!)歌っていました。また宮沢賢治企画も楽しみにしていました。新しい曲では詩の新しい面を見つけられたようにも思いましたし,高田三郎などは盛岡コメット混声合唱団の十八番のようで丁寧に歌われていたと思いました。

 一時よりも声が充実してきたので全体に音楽が安定してきたと思いました。特に男声(主にバス)の響きが増したときにハーモニーが充実していました。一方言葉がよく聞き取れず伝わってこなかったり,デュナーミクや音域によって発声が変わってしまって響きのまとまりにむらができるのが残念でした。難しいものですね。

 ステージ構成,高校生とのコラボレーション,またプログラムの裏表紙に載っている活動予定など多くのヒントもいただきました。8月の全日本合唱コンクール岩手県大会での演奏を楽しみにしています。

2026年6月24日水曜日

【岩手県高校合唱祭(ご案内)】岩手県内の高校生のフレッシュな合唱をたっぷり楽しめます!


 来る7月2日(木)に盛岡市にあるトーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館)・大ホールにて,第45回目となる「岩手県高校合唱祭(第49回岩手県高等学校総合文化祭合唱部門)」が開催されます。毎年行われている高校生の合唱祭ですが,もちろん一般の方も無料で聴くことができます。昨年一昨年と参加する機会がありました。

 岩手県内の高校で合唱に取組んでいる音楽部・合唱部の子どもたちによる25のプログラムからなる発表会です。そのうち地区合同演奏は2つ(No.1一関地区合同,No.14盛岡地区合同),高校の合同演奏は2つ(No.3盛岡スコーレ&盛岡市立,No.9花巻北&遠野),ほかは単独校での発表です。


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日時:7月2日(木)12:00開演
場所:トーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館)・大ホール

入場料:無料!!
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 今年の傾向をみると,ピアノ伴奏付きで発表する学校が多いように思います。ピアノ伴奏がつかないのは4つ(No.4盛岡第三,No.10盛岡北,No.16千厩,No.17大東)で,19はピアノ伴奏者の名前があります。中にはピアノ伴奏はあるけれど指揮者はいない,という学校もあるようです。また,外国語の曲は少なくラテン語と英語があるだけで,ほとんどが日本語の曲のようです。

 盛岡地区の学校が最も多く13校(岩手女子,盛岡スコーレ,盛岡市立,盛岡第三,盛岡大学附属,盛岡誠桜,紫波総合,盛岡第二,盛岡北,盛岡白百合(中・高),盛岡第四,南昌みらい,盛岡第一),県南部は9校(花巻北,遠野,一関修紅,千厩,大東,一関一,水沢,黒沢尻北,一関第二),沿岸部は2校(宮古,釜石),県北部は1校(福岡)と,地域によって大きな偏りがあるようです。もちろん人口そのものが違いますが,音楽部・合唱部がない高校が盛岡地区以外には多いようです。


 ポップスが多いようですが,宗教曲やマドリガル,邦人合唱作品など様々なタイプの楽曲が演奏されるようです。また,少人数のアンサンブルから200名を超える合同演奏まで様々なスタイルの合唱を聴くことができます(しかも無料!!)。ぜひ会場に足をお運びください。

 ちなみに盛岡第三高等学校は女声ア・カペラ10名でNo.4,宮古高等学校は混声11名でNo.11,水沢高等学校は女声6名でNo.19に登場予定です。乞うご期待!!

2026年6月20日土曜日

【盛岡某高音楽部】いよいよ本格集中モード(演奏会のご案内!!)

 6月17日(水)と19日(土)に盛岡某高音楽部の指導に行ってきました。4月から新年度が始まり3名の1年生新入部員を迎えて2ヶ月活動してきていました。6月に入ってからは2週間ほど定期考査のために部活動がお休みになっていたので,久しぶりの指導となりました。

 7月20日(月・祝)岩手県民会館中ホールで開催予定の第40回定期演奏会まであと1ヶ月となり,6月17日(水)には第2部で演奏するポップスの全曲を音を出して課題を確かめました。クラシックなら「様式」がわかった上で表現することが大切ですが,同様にポップスではその曲の「テイスト」をつかむことが大切で,テンポやリズム,旋律などの特徴がどう演奏すると生きるかが納得されれば,高校生は自分たちでとても良い感じの音楽にまとまっていきました。羨ましい!

 6月19日(金)には定期演奏会の第1部で演奏する無伴奏合唱曲の中から,8月29日(土)の全日本合唱コンクール岩手県大会でも演奏する《夕ぐれの時はよい時》(詩:堀口大學,作曲:松本望)を久しぶりに練習しました。これは女声3部合唱ながらdiv.が多く,最大で5パートに分かれ,しかも超複雑な和音及び和声進行なのです。部員は10名なので1パート2人だけでそのハーモニーを作って音楽していかなければなりません(そして6分間も続く楽曲なので音楽的な集中力も必要です)。音取りは4部分くらいに分けて取り組み,何度も転調しながら移動ド唱法で進めてなんとか最後までいったのが考査期間前でした。ですからこの日はほぼ,歌詞唱最初の日でもありました。それでも部員たちは難しい音の進行をよく覚えていて,(少々確認や練習が必要ではありましたが)最後まで止まらずに歌うことができました。さらに歌詞の解釈やそれにともなう音楽のニュアンスを伝えると,各自がよく考えて表現したり,指揮の変化によく反応したりしていました。高校生怖るべし!

 今後の演奏機会3つのご案内です。

第45回岩手県高校合唱祭岩手県高文連主催)
・日時:7月2日(木)12:00開演
・場所:トーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館)大ホール
・入場料:無料
※県内の多くの高校の合唱部・音楽部の合同発表会です。1団体8分のステージで,私たちの演奏曲目は《夕ぐれの時はよい時》(詩:堀口大學,作曲:松本望)です。合同演奏で新曲の《僕》の初演や《若い合唱》も演奏します。

◯第40回定期演奏会
・日時:7月20日(月・祝)(昨年は13:00開演
・場所:トーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館)中ホール
・入場料:(昨年は無料
※プログラム(予定)
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【第1部】無伴奏合唱曲アラカルト(仮題)
・John Wilye(イングランド1574-1638)によるマドリガル音楽
 《O what shall I do? (ああ,私はどうすればよいのか)》
 《Weep, O mine eyes (嘆け,ああ私の瞳よ)》
・現代ヨーロッパの宗教音楽
 《MISSA IN DISCANTU》より《Gloria》Carl-Bertil Angestig(1924-2019)作曲
・現代日本の合唱曲
 《夕ぐれの時はよい時》 詩:堀口大学 作曲:松本望 (「無伴奏女声合唱のための 3つのessais(エッセ)」より) 
 《私のいのちは》 詩:立原道造 作曲:山下祐加 (「花咲くままに 思ひ出よ」より)
・日本の名曲
 《夕ぐれの時はよい時》詩:堀口大學,作曲:松本望
【第2部】映画音楽への誘い(仮題)
・《I will follow him》「天使のラブソング」より
・《いのちの名前》「千と千尋の神隠し」より→《世界の約束》「ハウルの動く城」より→《カントリー・ロード》「耳をすませば」より
・《ルパン三世のテーマ》「ルパン三世」より
・《スパークル》「君の名は」より
【第3部】ミュージカル「美女と野獣」
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第78回全日本合唱コンクール岩手県大会(高等学校部門)
・日時:8月29日(土)11:00〜(予定)
・場所:トーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館)大ホール
・入場料:(一般)前売り1000円,当日1500円
※この日は高等学校の部に続いて大学職場一般部門が行われます。翌日は小学生部門・中学生部門です。私たちの演奏曲は以下です。
課題曲:F1《O what shall I do? (ああ,私はどうすればよいのか)》J. Wilby作曲
自由曲:《夕ぐれの時はよい時》 詩:堀口大学 作曲:松本望 (「無伴奏女声合唱のための 3つのessais(エッセ)」より) 

 みなさん,お誘い合わせの上,足をお運びください。よい音楽をお聞かせできるよう取り組んで参ります!

2026年6月4日木曜日

【演奏会・聴いてきました】ジャズもやっぱり生がいい


 6月3日(水)の夜(19:00〜20:30),盛岡市にあるキャラホール・大ホールで,マイ・フェイバリット・ジャズ講座のスペシャルライヴを聴いてきました。盛岡市(正確には盛岡市文化振興事業段)が主催して毎年開催されいるキャラホールジャズ鑑賞講座(年5回開催…リンク先の下方)というのがあるのですが,その最終回(まとめ)として開催されたコンサートでした。


 キャラホールジャズ鑑賞講座そのものにも興味はあったのですが,5月の毎週水曜日の夜に出かけていくのもちょっと大変そうだなぁと思っていたところ,最後のスペシャルライヴは入場料500円と岩手日報紙のイベント欄に載っていたので,一人で車で行ってみました。

 この講座の定員が70名だからなのかキャラホールの大ホールにしてはお客さんが少ない感じ(200名くらい?)がしました。プログラムは以下です。

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[第1部]
1.A列車で行こう / デューク・エリントン
2.KAGEN NO TSUKI 下弦の月 / 鈴木牧子
3.Confirmation / チャーリー・パーカー
4.All The Things You Are / ジェローム・カーン
[第2部]
1.Moanin' / アート・ブレイキー,ジャズ・メッセンジャー
2.'95 / 鈴木牧子
3.Sad Sea / 鈴木牧子
4.BOKYO / 鈴木牧子
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 そしてプレーヤーです。ピアノは本講座の講師でジャズ・ピアニストの鈴木牧子さん。ベースは盛岡ジャズ界を中心に第活躍の下田耕平さん,ドラムスは若手の菊池泰二さん,以上3人は普段は鈴木牧子トリオとして活動して(レコードも出して)いるようです。今回はさらに花巻中心に活動している鎌田政美さんがトランペットと様々なパーカッションを担当し,東京からサックスプレーヤーの塩川光二さんをお迎えして,合計5名でのセッションでした。


 ジャズの生演奏は,じつは初めてでした。それぞれのプレーヤーが音楽を主張しながら絶妙にアンサンブルしていて,スリルもありグルーヴもあり…(聴きても含めて)音楽を通した一体感が感じられました。コンサートのキャッチフレーズに「ジャズはやっぱり生がいい!!」とありましたが,生の音楽に触れている身としても本当にそう思いました。

 少々残念だったのはPAです。ポップスのコンサートなら当然のこととしてPAを使ってステージ上の各楽器の音を拾って合わせて調整して会場に響かせます。今回も5人のプレーヤーで大ホールに響かせるために必要だったのだとは思いますが,「生がいい」の「生」の意味は,「生演奏」のほかに「生の音」も含まれていて,私としては各楽器のアコースティックな音でのセッションを聴きたかったと思いました。そのためにはもっと小さい空間が必要ですけれど…。

 盛岡市(文化振興事業団)はジャズ講座やオペラ講座など様々な文化活動のきっかけとなる場を提供し,それぞれに一流の先生を用意してくれています。それが盛岡市の文化の土壌を作っているのですね。それを実感したスペシャルライヴでした。

2026年5月25日月曜日

【演奏会・聴いてきました】第55回盛岡芸術祭合唱部門公演


 5月24日(日)12:30開演,16:30終演という計4時間,盛岡市民文化ホール・第ホールに盛岡芸術祭合唱部門公演を聴きに行ってきました。当日は雨の中東北絆まつりが中央通りを会場に行われた関係で中央通りを横断できず,旭橋まで迂回させられてマリオスに行きました。その分,旭橋からマリオスロードがホコ天状態という貴重な経験もできましたが。

 プログラムは,最初の賛助出演キャラホール少年少女合唱団と最後の有志による合同演奏(《盛岡市民歌》《イーハトーヴの風》)を除くと25団体でした(プログラム・パンフレットにある「団員募集」のページには28団体ありますが…?)。女声合唱が多かったのですが,男声合唱3団体,混声合唱9団体と男性の合唱好きがけっこういました。また学生の団体は2つ(いずれも混声)ありました。

 楽曲はしっかりと作られた「合唱曲」が多かったように思います。ルネサンス音楽やボブ・チルコットの作品など外国語の作品に取組む団体もありましたが,多方は日本語の楽曲でした。そして無伴奏は3団体でほかはピアノ伴奏,あるいはキーボードなども加えた伴奏付きでkした。

 演奏はどの団体も上手!しっかりと音楽に取り組んで楽しんでいることが伝わってきました。発声がしっかりしているし,音楽表現も工夫されていました。それもそのはずで,ほとんどの団体の「指揮者」はみなそれなりのキャリアを積んだ,界隈では有名な方々でしたから。こんなにもいい先生方が盛岡にはいらっしゃるんだなぁ,それほどに育てた方々がいらっしゃるんだなぁ…と歴史の厚みも感じました。

 奥州市では胆江合唱祭(昨年は10月12日)が,また宮古市では宮古市民文化祭(昨年は10月19日)が毎年開催されています。盛岡ほど合唱部門が盛んではありませんが,市民の方々に広く聴いていただいたり,団体相互に聴きあったりできる貴重な機会です。今年もよい音楽ができるようにがんばっていきたいと思いました。

2026年5月23日土曜日

【盛岡某高音楽部】セミナーサポート事業・声が課題

 5月22日(金)の午後,岩手県民会館・中ホールで,岩手県高等学校文化連盟(通称,高文連)主催のセミナーサポート事業としての(全日本合唱コンクールの)課題曲講習会があり,本山秀毅先生のレッスンを受けました。この事業は毎年行われています(昨年はパレストリーナの作品について藤井宏樹先生のレッスンでした)。かつて私がまだ20代の頃に第3回仙台バッハ・アカデミー(1988年)の指揮のマスタークラス(講師は先日お亡くなりになったヘルムート・リリング先生)のアシスタントとして通訳や指揮の指導をしてくださったのが,当時まだゲヒンゲン聖歌隊の団員だった本山秀毅さん(と大谷研二さん)でした。その時のテーマは《ヨハネ受難曲》で,レチタティーヴォで「もっとキャラクターを!」と指導されました。また2013年(?)に開催された(第2回)Harmony for JAPANに宮古木曜会合唱団が招待された際,京都バッハ合唱団と合同でJ. S. Bachの《Jesu, meine Freude》を演奏したのですがその時の合同合唱団の指揮もしていただきました。(この時の打ち上げの席で本山さんと信長貴富さんが《群青》の編曲・出版を話し合っていたのを覚えています。)


 今回の課題曲はJohn Wilby作曲のマドリガル《O what shall I do?》,いわゆるF1です。美しい女性への高まる思いを歌った三部合唱です。始めに一度聞いていただきました。子どもたちは明瞭な発音とディクション,清潔な音程や思いを音楽で表現することなどに意識しながら歌いました。すると本山先生は,「(きちんと歌えているので)もっと魅力的な声が出るはずだからそこを練習しよう。」と発声について主にアドバイスくださいました。全体に暗い,ソプラノは上がってきて喉が狭くなる,アルトは響きが足りず暗くなる,メゾは音程が決まらない…。普段気になっていたけれども十分にやりきれなかったポイントを取り上げて,いつもとは少し違ったやりかたでアプローチしてくださいました。子どもたちには新しい選択肢となり,とても多く気付きがあったように思います。

 体の使い方は,意識しながら繰り返さなければ身に付きません。「歌うことは運動」です!日々の練習で意識させ積み重ねていきたいと思いました。パワーが加わればさらに劇的に表現できますからね!

 定期演奏会は7月20日(月・祝)岩手県民会館・中ホールです。ア・カペラ,ポップス,そしてミュージカルと演奏します。ぜひ聴きにいらしてください。お待ちしています。(ちなみに今回のマドリガルは演奏しませんが,7月2日(木)には岩手県民会館・大ホールで岩手県高校合唱祭が開かれる予定です。こちらでもお待ちしています!!

2026年5月14日木曜日

【盛岡誠桜高等学校音楽部】すなおで伸びやかな子どもたち

 5月13日(水)16:30〜18:30に盛岡誠桜高等学校音楽部の指導に行ってきました。一昨年に2度ほどレッスンに行って以来,コンクールの演奏を聴いたり定期演奏会(第12回第13回)を聴いたりしてきました。指導の先生が変わり,バロック期の作品であるコンクール課題曲をどう方向付けたらいいか迷っているということで,ヒントが得られればとお伺いしました。取り組む楽曲はJohann Adolf Hasse(1699-1783)作曲の《Benigne fac 恵みたまえ,主よ》という弦楽合奏(ピアノリダクション)と女声合唱のためのミサ曲の中の1曲です。全日本合唱コンクールのF2(女声・外国語・ピアノ伴奏付き)にあたる楽曲です。今回初めて知った楽曲,そして作曲家でした。ラテン語の宗教曲で4声部です。

 6人全員が揃って笑顔で迎えてくれた上に,3年生4名は一昨年レッスンに来たことを覚えていてくれました。S1が1人,S2が(2年生のみ)2人,A3が1人,A2が2人の編成(1年生は入部しなかったとのこと。残念)。はじめに一通り聴かせてもらいました。さすが,昨年度全日本合唱コンクールの岩手県大会でもNHK学校音楽コンクールでも金賞を受賞した子どもたち,各パートとも自分のパートをしっかりと主張していました。でも少人数パートで頑張ってきたせいでしょう,喉が固くなっていてハモらない声質になっていました。

 例によって自分たちの課題,クリアしたいことを尋ねると,やはり発声に関することがでてきたので,最初にそれを取り上げることにし,「今日の目標は身体を楽器にして音を出すこと」と示しました。何をどこまで知っているのかわからないので身体の仕組みから一つずつ確認して進めました。喉からいろいろな音を出して見せたのですが,子どもたちはすぐに(抵抗なく)真似します!すばらしい!変化はすぐに聞き取れました(筋肉が育っていないので長続きはしませんが)

 続いて,その音で最後の3小節「Amen」の部分をハモらせながら,三和音の仕組みやテンションノート,和音を構成する各音の役割などを教えました。音にして理解しないと知識は生きないし,知っていれば各自の実現目標になります。この3小節はちょうどよい教材でした。

 その後t. 22(「piu presto」)からのポリフォニックな部分の歌い方を考えました。シンコペーションの動機の歌いかた,音のぶつかりから解決へのエネルギー,同度(オクターヴ)の解けあい,バロック期の音楽の様式感などなど,駆け足で伝えながらチャレンジさせました。そしてやっと冒頭のホモフォニックな部分にもどって,言葉のアクセントを生かす音楽の運びかたを考えました。

 しかし結局この日は歌詞をつけるところまではいきませんでした。いろいろなところでいつも言うことですがここでも「吹奏楽部の人たちはこうやって音楽に取り組んで素敵な音楽を目指しているんだよね。その上にさらに言葉を乗せて聴き手にとどけるのが歌なんです。」と伝えました。2時間びっしりレッスンしましたが,ずっと真剣な眼差しで取り組んだ子どもたち。顧問の先生や学校全体で子どもたちをよく育てているなぁと感心しました。まだ日程が発表になっていないが岩手県民会館のサイトによると7月2日(木)らしい岩手県高校合唱祭や8月29日(土)の全日本合唱コンクール岩手県大会などで聴くのが楽しみです!

2026年4月30日木曜日

【演奏会・聴いてきました】教会で聴く バッハの調べ


 4月29日(水・祝)の午後,盛岡市の日本キリスト教団内丸教会に「教会で聴く バッハの調べ」と題された「菊地ベイジー聖子(たかこ) パイプオルガンリサイタル」を聴きに行ってきました。菊地さんは奥州市の江刺出身。合唱音楽研究会奥州に菊地さんの同級生の方が何人かいらっしゃって,その方々から紹介されて知りました。内丸教会はかつて盛岡バッハ・カンター・フェラインが毎週火曜日の練習場としてお借りしていたところです。パイプオルガンが2階の聖歌隊席にあることは知っていましたがその音色を聴く機会はありませんでした。そこで今回聴きにいくことにしました。

 プログラムは全てJ. S. バッハの作品です。
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1. 前奏曲とフーガ イ単調 BWV543
2. コラール「おお人よ,汝の罪の大いなるを嘆け」 BWV622
3. 前奏曲とフーガ ホ短調 BWV548
4. 幻想曲 ト長調 BWV572
5. トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
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 ほぼ満席のお客様が教会の正面を向いて始まるのを待っていました。オルガンのある聖歌隊席は後方の2階ですから,背中の方で鳴る感じです。ドイツの教会を思い出してワクワクしました。

 はじめに菊地さんが正面のマイクを使ってお話なさいました。フランス在住ながらオルガン作品はなんといってもバッハ!と強調されていました。同感です!その後2階に上がって演奏が始まりました。盛岡市民文化ホール・小ホールのオルガンほどのパワーはないものの,教会の空間全体を満たす音楽が心地よく感じられました。演奏が進むに従って音が部屋に馴染んでくるような感じもしました。足鍵盤があり手鍵盤は1段だけ,ということは声部によるストップの選択にも制限があるのだと思いますが,フーガがきちんと聴こえてきて楽しめる演奏でした。4曲目の幻想曲G-durでは40年ほど前の盛岡バッハ・カンター・フェライン第2回ドイツ演奏旅行(1990年12月)の際に鈴木雅明さんが演奏していたことを思い出しました。

 終演後2階のオルガンを見せていただきながら少しお話をすることができました。「1段鍵盤だから演奏できる曲が限られるんです。」と言いながら有名なBWV140のテノールのコラール(オルガン曲としてはBWV645)やBWV147のコラール楽曲の冒頭を目の前で弾いて聴かせてくれました!「教会で聴くバッハの調べ」というタイトルにぴったりの演奏会,大満足で大きな刺激をいただきました。

2026年4月23日木曜日

【演奏会・聴いてきました】パイプオルガン プロムナードコンサート99th

 

 4月23日(木)の昼,12:15から30分間,盛岡市民文化ホール・小ホールに「パイプオルガン プロムナードコンサート99th」を聴いてきました。前回は2025年9月にニクラス・ヤーンさんの演奏その前は2024年11月に椎名雄一郎さんの演奏を聴いていました。

 今回は小野なおみさん。仙台市在住で,現在宮城学院女子大学の非常勤講師,東北学院大学や尚絅学院大学などのオルガニストも勤めている方のようです。プログラムは次のようでした。
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F. プーランク《教区のためのミサ曲》より「グラン・ジュによる奉献唱」
N. de グリニー《オルガン・ミサ》グローリアより「テノールをティエルスで」
J. S. バッハ《Wenn wir in höchsten Nöten sein われら悩みの極みにありて》BWV641
J. S. バッハ《幻想曲とフーガ ハ短調》BW537
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 ご本人の解説を短く挟んでの演奏でした。「ここのオルガンは北ドイツの音楽に合うけれど,フランス音楽のオルガン講座をやった関連でフランスの作品を選んだ」とのことでした。「グラン・ジュ」とか「ティエルス」などの言葉についても説明があるともっと良かったと思います。

 私は今回2階席のL(左)3という席,これまでとは逆側でパイプに近い席で聴きました。パイプの音を身体で浴びる感じが大好きです!そしてやはりバッハがいいですねぇ。持続低音(オルゲルプンクト)が始まって,その上でいくつかの声部が歌われていると,もう最高です!

 毎度のことながら,盛岡市はとてもよい買い物をし,非常に上手に活用していると感じました。ただ今回は空席が多かったのが少し残念でした。このプロムナードコンサートのシリーズは1年間に3回ほどあるのですが,そのうち1回はなんと【無料】なのです!

 今年はあと2回,100th は9/5(吉田愛さん),101th は12/19(渋澤久美さん(Vn.は伊禮しおりさん))とあるようですがいずれの日も予定が入っているので,今年はもう聴く機会がないと思います。30分間だけでしたが充実した時間でした。

【MBKV】バッハは難しぃ〜

 久々のフェライン(盛岡バッハ・カンタータ・フェラインの略称)話題です。

 4月21日(火)の夜,盛岡市の舘坂橋教会でフェラインの通常練習に参加しました。ここのところ諸般の事情(技術系役員の多忙化)のため練習時間最初の発声練習を担当していましたが,ご指導くださる指揮者の佐々木正利先生がこの日はお休みとの連絡が入ったので,私が演奏の指導もすることになりました(先週もそのパターンでしたが,途中から先生がいらっしゃってバトンタッチしました)

 今取り組んでいるのは11月15日(日)に盛岡市民文化ホール・大ホールで開催予定の演奏会のプログラムです。バッハのカンタータ187番,147番,シュッツの諸作品ですが,この日練習で取り上げたのはカンタータ187番の1曲目の合唱曲でした。次回の佐々木先生のレッスンでやる予定なので,その予習として取組みました。

 フェラインは比較的歌える合唱団ではあります。メリスマのオンパレード,転調の連続,ドイツ語…と難しさ満載のバッハの作品ですが,音をとってドイツ語を口真似して歌う程度にはすでに歌えています。でもフェラインの目標とする音楽はもっともっと先にあります。

 音楽は言葉で伝えられません…というか言葉で表現できないことを音楽で表現していますから,どんな音楽にしていきたいのかを歌い手に伝えるには音楽を通してしかできないわけです。そしてフェラインの会員の皆さんはそういう微細な音楽のニュアンスを聴き取る能力が高いので,半端な表現はできません。自分が「こういう音楽を!」と感じるものをしっかりと持っていてそれを皆さんに伝えられるようになっていないとここではつとまらないのです。

 各パートに共通して出てくるいくつかのテーマ(主題)の歌い方や言葉の生かし方,それぞれのパートに出てくる個別の音型を音楽的に表現(処理)する方法,2〜4つのパートがどう関わりあって音楽としてまとまることが自然なのか…。合唱団の表現を評価する視点はこのようにたくさんあって,それの解決法のヒントもたくさんあって,さらにそれらを瞬時に処理して歌い手にフィードバックしていく力がもとめられていると感じています。

 基本的にはどんな作品でも同じだとは思いますが,バッハの楽曲の場合はそれらが山のようにあって難しいのです。でも課題が解決できるとスッと音楽が整理されて聞こえてきます。そこがまたバッハの楽曲の楽しいところです。フェラインの指導の機会というのは,私にとってそんなふうなことをいろいろと体験し考えさせられるよい場です。

2026年2月23日月曜日

【演奏会・聴いてきました】第17回CLASSIC CONCERT「ブリランテ」


 2月23日(月・祝)の午後,盛岡市民文化ホール・小ホールに,Music Players Company「Brillante」による「CLASSIC CONCERT」を聴きに行ってきました。主催しているグループの「ブリランテ」は岩手県の音楽科教員有志のグループで,今回は第17回のコンサートでした。

 プログラムは6つ(ソロ4,アンサンブル2)で,二重唱とその伴奏の3人組の知人の演奏を目当てにでかけたのですが,ピアノ伴奏でお二人,オルガンでお一人と思いの他多くの知人が出演していて驚きました。

 私も在職中から音楽活動に関っていましたが,お仕事で忙しい中でも音楽に向き合うことはとても大切だと思います。音楽というものが生ものだから音楽の現場にいないと学べないということはもちろんですが,音楽することが生活や人生において大きな価値のあることだからです。

 一人ひとりが一言解説をしながら2〜3曲演奏していました。なかでもバッハ作曲(ブゾーニ編曲)の《シャコンヌ》BWV1004のピアノ演奏(中学校にお勤めの高杉さん)や,ソプラノとメゾソプラノ(中村さんと菊地さん,お二人とも小学校勤め)ニ重唱(ピアノ伴奏は合唱音楽研究会奥州でお世話になっている八木絵未さん)など,オーセンティックな「クラシック」の演奏でした。音楽の様式をしっかり掴んでいて,シャキッとした演奏でした!よく聴きながら丁寧に真摯に音楽や演奏に向き合ってきたことがわかりました。

 こういう真摯な取り組みの演奏会,いいですね。来年も2月23日に開催するとのことでしたので,楽しみに待ちたいと思います。

2026年2月18日水曜日

【盛岡バッハ・カンタータ・フェライン】音楽!声楽!歌!

 2月17日,火曜日の夜,いつものように盛岡市の舘坂橋教会で盛岡バッハ・カンタータ・フェライン(以下,「フェライン」)の通常練習が行われました。

 この日はドイツから,フェラインの会員である小野寺貴子さんとクラヴィーア奏者で合唱指導もなさるハンス・クリストフさんが参加されました。小野寺貴子さんは先日の土・日に開催されたグルッペ・ベッヒライン主催,フェライン後援の声楽の公開レッスンの講師をつとめられました。

 練習の後半,小原コンサートマスターの指導の下,お二人からたくさんのアドヴァイスをいただきました。まずはBWV147の10曲目のコラール,そしてシュッツの"Ein Kind ist uns geboren"の中間部分。

「子音も歌のうち。子音も歌う。」…一筆書きの息の中に入れる意識,そして子音の発音に際して楽器の形を変えないことで子音が響く。
「細かい音符(16分音符)を旋律の中で生かすためには,テンポを優先しない。」…テンポを一定に保つことを無意識のうちに前提するため,言葉を生かせていない。テンポが揺らいでもいいように「バッハは書いている」とも。
「音楽がどこに向かうか理解し共有する。」…まずは自分のパートのフレーズがどこに向かっているのか,そしてそれが全体の音楽とどう関っているか。
「そのためにも他のパートの音や動きを聴くことが大切。」

 他のパートを聴くことについては,先日山形で指揮していただいた鈴木秀美さんの著書『通奏低音弾きの言葉では,』で理想的な通奏低音のチェロについて「和声感のあるチェロ」と書いていることと繋がりました。そしてこれは通奏低音だけでなくどのパートにも多かれ少なかれ必要なことと思いました。

 しかし,そういった「言葉」によるアドヴァイス以上に,彼女の歌う「うた」や「息づかいの運び方」など声で示して聞かせてくれる音楽のなんと音楽的なこと!なんと素敵なこと!これぞ「声楽」(声で成す音楽)なのだということを感じました。

 自分の大学院生時代に音楽学の先生が「言葉で語り尽くせないことを表現するのが音楽なのに,音楽学はそれを言葉で語ろうとする。大きな矛盾。」と講義の最初におっしゃっていましたが,まさに音楽でなければ伝わらないものがあります。そこにこそ価値がありそれを大切に音楽活動していくことを忘れてはならないと思いましたし,そういうことを感じさせてもらえる環境で学ぶことができることを有難いこととあらためて思いました。

2026年2月11日水曜日

【グルッペ・ベッヒライン】「小野寺貴子さんによる公開レッスン」のご案内

 2月14日(土)と15日(日)に「小野寺貴子さんによる公開レッスン」が盛岡市で開催されます。

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2月14日(土)10:00〜17:00,6人(1レッスン45分間)
2月15日(日)12:30〜16:00,4人(1レッスン45分間)
会場:岩手県公会堂 21号室
聴講料:各日1000円
主催:グルッペ・ベッヒライン
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 小野寺貴子さんは岩手大学で学んだ後,東京藝術大学に進み,その後ドイツで活躍している現役の声楽家(メゾ・ソプラノ)です。とても明るく前向きなキャラクター&アドヴァイスで,盛岡バッハ・カンタータ・フェラインの仲間でもあります(昨日の通常練習にも久しぶりに参加していらっしゃいました)。2024年に盛岡バッハ・カンタータ・フェラインがライプツィヒのバッハフェストに招聘された際にも通訳などたくさんおせわになりましたし,2013年8月のドイツ演奏旅行でロストックを訪れた際にもたくさん面倒を見ていただきました。

 今回のレッスン生はソプラノ6名,メゾ・ソプラノ3名,テノール1名の計10名です。ドイツ歌曲,イタリア歌曲,オペラアリア,カンタータのアリアなど様々な曲種が歌われます。(詳しい楽曲は写真をご覧ください。)

 主催する「グルッペ・ベッヒライン」という団体は盛岡を拠点にしている音楽グループです。いずれもドイツ語で「グルッペ Gruppe」は「グループ」,「ベッヒライン Bächlein」は「バッハちゃん・小川」という意味で,バッハを中心とした音楽を真摯に学び合うことを目的に1988年(頃)に設立された音楽愛好家グループです(会長は小原一穂さん)。コロナ禍前は1年半から1年の間隔で演奏会を開催していて,私も1990年にモンテヴェルディ"Vespro della Beata Vergine",1996年にバッハBWV18,2011年にメンデルスゾーンop.69,2014年にモーツアルトKV.49を指揮して出演したり,2017年にはStefanie Smits先生の公開レッスンを受講したりしてたくさん学ばせていただいている場です。

 質の高い,本場ヨーロッパの「音楽」を学ぶよい機会と思います。お時間のある方は足をお運びください。(ちなみに私は14日午後は合唱音楽研究会奥州の活動が,15日午後は宮古木曜会合唱団の強化練習がすでに入っていました…残念。)

2026年1月25日日曜日

【アンサンブルコンテスト・終わりました】丁寧な取組が音楽性を育てます


 1月24日(土),盛岡市民文化会館(マリオス)大ホールで第35回岩手県合唱小アンサンブルコンテストの高等学校部門と一般部門が開催されました。盛岡某高音楽部も出場するため,昼頃まで学校で練習していたので,はじめの9校と自分たちの後の演奏は聴くことができませんでした。

 高等学校の部は先日書いたように27団体の出場でした。昨年よりも出場の最低人数の基準を引き下げて少人数(2人以上)でも参加できるようにしたことで,出場団体数が多くなったのだそうです。確かに2名の団体が2つ(高田高等学校,一関修紅高等学校B),3名の団体が2つ(岩手女子高等学校,大東高等学校),4名の団体が2つ(釜石高等学校音楽部,盛岡北高等学校)とけっこう多くありました。少人数でもチャレンジできる場をつくるのは大切ですね。

 楽しみにしていた水沢高等学校の女声7名は,顧問の先生の指揮の下,T. Weelks の"The Nightingale"をリズムよく歌っていました。7人とも「特設」の音楽部員で,合わせる時間がなかなかとれなかったとのことでしたが,それにしてはよくアンサンブルしていました。来春,新入部員が入らないと廃部になるとのことでしたので,今回をチャンスになんとか合唱人口を増やして欲しいと思います!

 私たちの盛岡某高音楽部は部員だけでの練習が充実していたことがアンサンブルをより良くするにつながったのだと思います。週に6日活動するうち自分たちだけで音楽を磨きあげる時間は4日間もあります。発声を吟味したり合わせながら修正したり,自分たちに厳しく練習に取組んだようなことを話していました。特に,録音を何度もとってそれを聴きながら修正するという練習の仕方は,とても効果的だったと思います。「聴くこと」が合唱の基本ですから。

 また,聴いていた人から「情景が見えるような合唱だった」「日本の歌の素晴らしさを感じた」などと感想をいただきました。嬉しいことです!

 今回のアンサンブルコンテスト高等学校の部の結果はこちらのページに出ています。

 高校生はこのあと期末考査をむかえ,3年生の追い出しコンサートをやって新学期を迎えるときにはもう夏の定期演奏会,そして全日本合唱コンクールが目の前に迫っています。ですから今回の結果に一喜一憂したりせず,こつこつとよりよい音楽目指して取組むことを続けていって欲しいと思っています。

2026年1月3日土曜日

2026年の予定

 無事に年が明けました。本年も宜しくお願いいたします。

 昨年(2025年)を振り返ってみると,様々な本番を経験させていただいたことがわかります。
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3月23日宮古木曜会合唱団第42回定期演奏会【指揮】(於:イーストピアみやこ・多目的ホール)
4月26・29日盛岡バッハ・カンタータ・フェライン《ヨハネ受難曲第2稿演奏会》【合唱】(於:日立システムズホール,盛岡市民文化会館・大ホール)
7月20日盛岡某高音楽部第39回定期演奏会【指揮】(於:岩手県民会館・中ホール)
9月14日《合唱による日本の民謡・世界の民謡 in 奥州》【指揮・合唱】(於:奥州市文化会館・大ホール
10月12日第32回胆江合唱祭【指揮】(於:前沢ふれあいセンター)
10月19日宮古市民文化祭【指揮】(於:宮古市民文化会館・大ホール)
11月22日合唱音楽研究会奥州第2回研究発表会【指揮】(於:奥州市文化会館・中ホール)
12月7日第78回岩手芸術祭合唱祭【指揮】(於:宮古市民文化会館・大ホール)
12月14日久慈第九演奏会【合唱】(於アンバーホール)
12月24日クリスマス・イヴ礼拝【指揮】(於:日本キリスト教団宮古教会)
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 主催する演奏会での指揮や合唱だけでなく,他団体企画の演奏会での合唱参加,「音楽祭」的な企画に関連団体として参加させていただいての指揮など,様々な形態での本番でした。それぞれの機会に様々な方々と交わってたくさん学ばせていただきました。毎回楽しく音楽できました。

 今年(2026年)は(未確定要素もありますが)今のところの予定は次のようになっています。
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1月18日けせん第九演奏会【合唱】(於:大船渡市民文化会館リアスホール)…2年に1度仙台フィルハーモニー管弦楽団を招聘して開催されている行事です。指揮は岩村力さん
2月7・8日山形交響楽団第330回定期演奏会【合唱】(於:山形テルサ)…モーツァルト作曲《レクイエム》のレヴィン版を鈴木秀美さんの指揮で歌います。
3月29日宮古木曜会合唱団第43回定期演奏会【指揮】(於:宮古市民文化会館)…1ステージ(ヨーロッパ音楽の愉しみ)だけ指揮します。
7月20日盛岡某高音楽部第40回定期演奏会【指揮】(於:岩手県民会館・中ホール)…区切りのよい「40回」ですが彼らが何をどうしたいのか未定なのです。
9月27日第33回胆江合唱祭【指揮】…会場は不明ですが,女声合唱団アンサンブル・コンフオーコ,合唱音楽研究会奥州の2団体を指揮する予定です。
11月15日盛岡バッハ・カンタータ・フェライン《ドイツ・バロック演奏会》(仮題)【合唱】(於:盛岡市民文化ホール・大ホール)…佐々木正利先生の指揮でバッハのカンタータやシュッツのモテットを歌います。
11月21日木野雅之平沢匡朗コンサート(仮題)【指揮】(於:奥州市文化会館・中ホール)信長貴富構成の《ヴィヴァルディが見た日本の四季》を,Zホールスペシャル合唱団で演奏(指揮)する予定です。合唱団員は一般公募する予定ですのでぜひご参加ください!

 ちなみに2027年で日にちが決まっているものは以下です。
6月14日Bachfest Leipzig 2027 カンタータ演奏会(於:トーマス教会 in ライプツィヒ)
8月8日オペラ《トゥーランドット》上演(於:奥州市文化会館・大ホール)
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 いずれの本番も大切な演奏の機会です。そこに向けてこつこつと練習を積み,力を伸ばしてよりよい音楽を提供できるように取組んでいきたいと思っています。どうぞ聴きにいらしてください!そしてご感想などをコメントいただけると励みになります。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2025年12月25日木曜日

【演奏会・聴いてきました】盛岡市民クリスマスコンサート

 12月25日(木)クリスマス当日の夜に,盛岡市民文化ホール・小ホールで「盛岡市民クリスマスコンサート」を聴きました。主催は盛岡市民クリスマスコンサート実行委員会(盛岡月ヶ丘キリスト教会)で,今回が25回目(!)とのことでした。(昨年の様子はこちら

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指揮:佐々木まり子
ピアノ:千葉浩子,オルガン:芳賀あき
合唱:月ヶ丘クワイヤ,月ヶ丘クワイヤジュニア
プログラム:
☆オルガン独奏 S. シャイト作曲《暁の星のいと美しきかな》
☆クリスマス・キャロル集
《久しく待ちにし》《道を歩いていると》《うまごやよりも》《羊はねむれり》《疲れしマリア連れしヨセフ》《キャンドルライト キャロル》,「うれしいな クリスマス」より4曲
☆クリスマスのおはなし(牧師先生によるお話)

☆15年目の冬を迎える被災地の方々,世界の戦争や紛争で苦しんでいる方々を覚えて
《夢みたものは》《五月》《カントリー・ロード》《ゆうき》
☆メサイヤ「降誕」より10曲
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 いつもながらクリスマスを想うに相応しいプログラムだなと感じます。舞台上手にポジティフ・オルガン,下手にグランドピアノを配し,曲によっては双方同時に伴奏したりもしていました。今回はステージ上の温度や湿度の関係と思いますがオルガンのピッチがピアノよりも明らかに高くなってしまい,演奏しづらそうでした(聴くのも大変)。でもそれも生楽器&生演奏だからこそのことですね。

 曲によっては「ジュニア」の子どもたちが歌ったり大人の合唱とコラボレーションしたりと,演奏形態も音楽がいきるように工夫されていました。子どもの声や歌い方だからこそ伝わってくる音楽・歌詞があるんですね。また,独唱の楽曲も多く,普段からソリストとして活躍している人でない方の独唱がとても充実していたことが驚きであり,大に刺激されました!

 前日に体験した宮古教会でのクリスマス・イヴ礼拝とはまた違って,広く皆さんでクリスマスをお祝いしようという雰囲気のコンサートでした。

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