7月2日(火),トーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館)大ホールで開催された「第43回岩手県高校合唱祭」に盛岡某高音楽部として参加してきました。この合唱祭はおそらく私が高校生の時分に始まったもので,当時水沢では声がかからず(あるいは顧問の先生が興味を示さなかったのか)「参加してみたかったなぁ」と思った記憶とともに覚えています。
参加団体は26校,一関地区が7校,沿岸地区が3校,花巻地区が2校(合同),県北および胆江地区が各1校,あとの13校は盛岡地区です。盛岡そして一関が盛んな状況は昔からですが,盛んな地域とそうでないところとの2局化がさらに進んでいる感じがしました。講師は山田靖了先生と村松玲子先生でした。
各校音楽の雰囲気も2局化している感じで,ポップスを主にしている学校は発声も音楽の作り方もポップス的でした。「楽しんで歌っているんだろうなぁ」って感じ。しっかりとした合唱作品に取り組んでいる学校は,自分たちを表現しようとしている感じでした。
人数はだいぶ減っていて,最も多いのは混声で51名(盛岡),次は混声35名(盛岡),混声26名(盛岡)と,多くてもこのくらいです。一桁の学校は10団体!
ちなみに私たちは1年生が学年行事で来られなかったので約半数となる5名の2,3年生で出演しました。5名で大ホールで歌うなんて,自分が高校生のころには考えられないことです。でも丁寧に準備を重ね,しっかりと体を使いながらホールの聴き手に音楽を表現することができました。
講師の先生の講評にも「声も伸び伸び,生き生き…お見事」「ブラボー!ハイレベル!」「5人とは思えないまとまった響き!」「すばらしい」と評価していただけました(もちろん課題もたくさん教えていただきました)。そして「歌好きのメンバーをさそってさらに盛り上げて」との応援もいただきました。
7月13日(土)の15:00からは県民会館の中ホールで定期演奏会(ぜひいらしてください),そのあとは8月下旬に全日本合唱コンクール岩手県大会と続きます。さらに子どもたちにより良い音楽を示し,子どもたちの力を引き出していきたいと思いました。
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