2023年10月30日月曜日

「2つの第九」特設合唱団03:長い一日

 


 10月29日(日)は盛岡市民文化ホールで「2つの第九」特設合唱団の練習がありました。この日は「フルコース」でした。

 13:30-15:00は小中学生の練習時間,リハーサル室でした。中学生(S中学校は全日本合唱コンクールの全国大会で金賞を取りに行っていたのでお休み)の女声と小学生(盛岡市内の2校)はコンミスのOAさんが担当し,私は中学生の男声(バス2名)と別室で練習しました。2人とも2年生。ドイツ語が初めてという割りに上手に発音でき飲み込みも良いので「真似できる人は音楽が上手になるよ」と褒めたら喜んでいました。手元にはコンマスでもあるOK先生の手書きの発音メモがあり,それを頼りに学んでいました。進みが遅かったのは私のせい,ごめんなさい。

 15:15-16:45は高校生の練習時間,これもリハーサル室でした。指導はコンマスのOKさん。3つの高校の音楽部の皆さんが集まりました。大方さらってきていましたので,発音のこと,発声のことなど,大変ためになるレッスンでした。

 18:00-20:00は大人の練習時間,これは小ホールでした。指導は音楽監督のSM先生。基本的に歌える方々の集まりなので,世間一般の「第九」にありがちな間違いを犯さないよう,丁寧にご指導くださいました。

 終了後に,MBKVの来年のドイツ演奏旅行についての打ち合わせを小ホールのホワイエで30分くらい行いました。ライプツィヒのホテルから人数についてのある程度の確定数を知らせてほしいと言われているらしく,どのようにして旅行の説明会や参加の意思確認を行うかについて打ち合わせました。夕食をとっていなかったので腹ペコであまり頭が回りませんでした。ごめんなさい。

 大人練習時間には合唱団北声会の方から,4月6日(土)の「モツレク全曲演奏会」について役員会で決まったことに関する文書をいただきました。いよいよ具体的な形になってきました。合唱音楽研究会奥州のみなさん,楽しみですね。ご協力お願いします!!

 コロナ禍が収まってきて(インフルエンザは猛威をふるっていますが),さまざまなことが一気に動き出しています。この先の本番だけを見ても,
11/ 5 同コンサート(盛岡)…主催
12/ 3 けせん第九(大船渡)
12/17 釜石の(最後の)第九(釜石
12/24 クリスマス・イヴ礼拝(宮古)…指揮
 1/21 岩手大学合唱団第70回記念定期演奏会(盛岡)…ほぼ主催
 2/11 「ライプツィヒへの旅 vol.4」予定(盛岡)…主催
 3/17 宮古木曜会合唱団第41回定期演奏会(宮古)…指揮
 4/ 6 「モツレク全曲演奏会」(盛岡)…半分指揮
 6/ 8 ライプツィヒ・バッハフェスト(ライプツィヒ)
と目白押し。ということは主催ものは運営の準備,指揮ものは教材研究と指導,その他は歌う練習と,いろいろなものが錯綜して進んでいくことになります。3月31日の仕事を終える忙しい時期と重なりますが,楽しみながら仕事を終えていきたいと思います(なんて言っている余裕はなくなることでしょう…)

岩崎姉妹SP合唱団:打ち上げ!

  10月28日(土),職場の学習発表会を終えた夜に,プラザイン水沢で岩崎姉妹のスペシャル合唱団の打ち上げ会がありました。合唱団員は18名の参加でしたが,スタッフ7名の全員(?)が参加してくれました。これは嬉しいことでした。次への決意(?)が感じられました。

 本番から2週間経ち,98名中18名の参加ではありましたが,一人ひとりが参加の動機,自分の普段の音楽活動に関すること,そして練習時や本番に感じたり思ったりしたことなどなど,スピーチしてくれました。

 今後も合唱を続けたいと,合唱音楽研究会奥州やアンサンブル・コンフオーコへの参加を希望される方もあり,とても嬉しく思いました。なにしろ私が抱いていた今回のSP合唱団の最大の目的は,音楽の楽しさや素晴らしさを分かち合って,鑑賞はもちろん表現活動にも積極的に参加される方を増やすことでしたから!

 Zホール(奥州市文化振興財団)の事業として2024年8月11日には「福井敬ふるさとコンサート」で合唱団が共演する,翌年は…と毎年1つは開催しながら,4年後のオペラ(おそらくプッチーニ作曲「トゥーランドット」!)に繋いでいく,というかそこを目指しながら音楽文化を高めていく計画がまとまりつつあるようでした。プロと共演しながら(できればポップスは避けたい)合唱や音楽に親しんでいける環境なんて,素敵ですね!お力になれれば幸いです。

2023年10月23日月曜日

【本番 合唱・器楽演奏会 in 宮古】ホールはいいね!弦楽合奏は難しいね…

 


 10月22日(日),宮古市民文化会館で「第42回合唱・器楽演奏会第71回みやこ市民文化祭参加)」が行われました。宮古木曜会合唱団を指揮して例年参加しています。またコロナ禍前に数回やったフィナーレの「会場の皆さんもご一緒に」という合唱器楽合同演奏に加えて,オープニングの「宮古市民歌」の指揮も頼まれたので,3つのステージを指揮して来ました。

 宮古木曜会合唱団はプログラムの最後,《ハナミズキ》と《前へ》の2曲です。この週の木曜日にレッスンしていての日曜日なので,前日夜のステージ練習で音を出した時より,なかなかいい感じに聴こえていました。ソプラノ4,アルト6,テノール1,バス2と少人数でしたが,丁寧にしなやかに音楽を進めることができました。本番のせいか,ホールのせいか,ステージのせいか,Steinwayを弾くS君の伴奏のせいか,魅力的な演奏ができたように思います(自画自賛だ)。

 問題は弦楽合奏の指揮でした。曲は《宮古市民歌》,《紅葉・浜辺の歌》,《ふるさと》の計3曲。伴奏はこの演奏会でいつもご一緒する宮古ジュニア弦楽合奏団&宮古弦楽合奏団の方々13名ほどとピアニスト,そして合唱(や斉唱)は7つの出演団体(合唱団や大正琴アンサンブル,ピアノ協会)の方々でした。私の勉強不足,準備不足で,どこで何が起こっているのか掴み切れず,従ってどう整理して方向づけるべきか,的確な指示が出せませんでした。おまけに前日リハの時間を全くの読み間違いにより20分もオーバーして進めていましたし…。真摯に楽譜と向き合うという当たり前のことの大切さを再確認させられました。
 それにしても,合唱が弦楽合奏と手軽にアンサンブルできる宮古という環境,羨ましいです!このヴァイオリン教室のU先生は,夏には「音楽の夕べ」というコンサートを毎年開いたり,プロを呼んで「弦楽カルテットの夕べ」を開いたりとコンサートをどんどん開きながら,そこに合唱団を招待して合同演奏を企画してくれたりしています。小学生の合唱を指導していた時分には大変素敵な経験をたくさんさせていただきました。奥州にもそんな関係ができたらいいですよね。

 久しぶりに明るい時間に区界峠を通りました。木々が色づき,秋らしい素敵な自然の恵みを見せてもらいました(いつもは木曜日の夜10時頃に通りますから真っ暗)。前日行く時は摂氏3度。そろそろタイヤの替え時かもしれません。

 宮古での次の演奏の機会は,12月24日(日)のクリスマス・イヴ礼拝(日本基督教団宮古教会),そして3月17日(日)の宮古木曜会合唱団第41回定期演奏会(宮古市民文化会館)です。冬になりますがこれまで同様月2回程度,気をつけて通いたいと思います。

2023年10月20日金曜日

宮古木曜会合唱団:体が楽器です!

  10月19日(木)の夜(19:00-21:00),宮古木曜会合唱団の練習に行って来ました。10月22日(日)に行われる「第42回合唱・器楽演奏会」で演奏する2曲《ハナミズキ》と《前へ》の練習でした。9月21日(木)以来の1ヶ月ぶりです。ここのところ奥州市での本番が続いておりそれに向けた音楽活動が続いたせいか,本当に久しぶりの感じでした。新しい団員もいらっしゃいました。

 宮古の指揮者S君の発声練習の後,2曲を一通り聴かせてもらいました。基本的には忘れたり歌えないとかいったことはなく「きちんと」歌っていました。しかし…どちらの曲も物足りない感じなのです。なぜか?身体から音が出て来ていないからです。音符を一生懸命歌っていて「音符に歌わせられている」からです。

 例によって,ユニゾン旋律を使って母音唱をしながら,「身体を楽器にする」こと,同時に音符を歌うのではなく「息の流れに音を乗せる」ことを目指しました。結局《ハナミズキ》の1曲で90分ほどを費やしてしまいました。《前へ》はさらに難しく(おそらく言葉を乗せるリズムが単調だから?),残り時間では如何ともし難い感じでした。私も教材研究してきますね!


 本番は日曜日です。ラッキーなのは,合唱・器楽演奏会のフィナーレの合同演奏及びオープニングの宮古市民歌(弦楽合奏付き)も私が指揮をする関係上前日の土曜日にリハーサルがあり,そこで1時間半ほど練習する時間を設定してもらっていたので,そこで表現を見直していけるのではないかと思っています。

 10月22日(日)13:30開演,宮古市民文化会館大ホールです(入場料300円)。お時間のある方はぜひ聴きにいらしてください。よい音楽ができるようがんばります。

【本番 第30回胆江合唱祭】胆江地区のレベルが上がって来たような…

  10月15日(日)に胆沢文化創造センターの大ホールで胆江合唱祭の本番がありました。「胆江」というのは旧市町村名で言うと胆沢郡(胆沢町,金ケ崎町,前沢町,衣川村)と江刺市,水沢市という岩手県南の(かつては)農村地域一帯を指す地名で,合併の結果現在では奥州市と金ヶ崎町の2市町を指します。

 人口は12〜13万人とのこと。そこから15の合唱団(と客演として1つの吹奏楽団)が参加しました。以前は団体数がもっと多かったように思います。私は2つの合唱団を指揮しました。


 前半の部には「アンサンブル・コンフオーコ(女声23名)」《にじ》《いのちの歌》の2曲でした。8月2日から始まったレッスンは8月30日9月6日,9月20日,10月4日10月11日,と計6回の水曜日の夜に取り組んできた成果の発表の場でした。ポップな曲をどう解釈して,合唱としてどう生かすか,私もチャレンジと学びの期間でした。
 ステージ上では,みなさんがにこやかに語りかけてくださって,気持ちよく音楽することができました。「いのちの歌,泣きました。」「周囲の人たちもたくさん鼻すすってるのが聞こえました。そのくらい会場が音楽に引き込まれてました!!」との感想が届いたり,「コンフオーコってオーディションあるんですか?」(ありません!),「私もコンフオーコに入ったら上手くなりますか?」(もちろん!)と何人もの方にきかれた団員がいたりと,いい音楽ができたように思いました。「うまい」「上手」と言われるよりも,心に伝わること「いいなぁ」と感じてもらえることが嬉しいのです。今日はそんな音楽ができたのではないでしょうか。

 後半の最後には,今年の1月から活動を始めた「合唱音楽研究会奥州(混声38名)」メンデルスゾーン作曲《賛美歌262篇》,J. S. バッハ作曲《Jesus bleibet meine Freude》,W. A. モーツァルト作曲《Domine Jesu》の3曲でした。発足間もない団体で,しかも「合唱団」として本番ステージに向けて「練習」するのではなく,「研究会」としていろんな合唱曲を体験してみようというコンセプトの団体でしたが,本番が決まったところから「練習」を重ねる「合唱団」になりました!
 男声不足でテノール3名,バス4名の本番でしたが,難しい,でも素晴らしい宗教曲に真摯にそして楽しんで取り組んできた成果を発表できました。ドイツ語はもちろんのことラテン語も難しく,言葉に気が行くと音質が疎かになるのは否めません。でも練習時よりずっとまとまって聴こえてきました(ホールのせいか?)。
 でも,38名は本日の最大人数で,しかも女声合唱が多い中での混声合唱でしたし,クラシックな宗教音楽を胆江地区に響かせることができたことには,大きな意味があると思っています。なにせ「入って一緒に歌ってみたい」という声が聞こえて来ましたから!この団体はできたばかり。これからいろいろと楽しんでいきたいと思っています。

 以前に比べて,どの団体も人は減ったのだと思いますが音楽的に充実したように感じました。前は(失礼ながら)自分たちで歌って楽しんでいる感じがありましたが,今回は少人数ながら声をしっかり出していたり,綺麗なハーモニーを聴かせていたりしました。ここ数年奥州市で音楽活動(Zホールのオペラ,Z管弦楽団の《モツレク》前半,岩崎姉妹ふれあいコンサート…)をしてきたことが何かの形でつながってくれていたなら嬉しいなと思っています。

 アンサンブル・コンフオーコとはここでいったんお別れです。合唱音楽研究会奥州のほうはここから新しいことへのチャレンジが始まります!お楽しみにしてがんばりましょう!

2023年10月17日火曜日

岩崎姉妹SP合唱団06:本番,終わりました。ポップスの世界は…


  10月14日(土),「宝くじ まちの音楽会 岩崎宏美・岩崎良美ふれあいコンサート」の本番が奥州市文化会館Zホール大ホールで開催されました。チケットは早くに完売,客席は満席でした。

 午後の最初にリハーサルでした。ステージ上には合唱団の後ろにバンド(ドラム,ギター,ヴァイオリン,ピアノ)がおり,ステージ中央の指揮の位置からはほとんど見えません。「タイミングはドラムのカウントで」とのことで,テンポもなにもバンドが優先されました。岩崎姉妹が登場してマイクを持って歌います。「埴生の宿」です…が,これまでこの楽曲を読み解き合唱団員と共有して来たイメージとは程遠い,アップテンポでがんがん歌う「埴生の宿」なのです。「あぁ,これがポップスの世界なんだなぁ。」と思わされました。歌詞の意味とか情景とか,全く関係ないんですね。それでも合唱はそんな中でもこれまでやって来たことをきちんと表現しようと歌っていました。

 リハから戻っての練習時間。どうしたものかいろいろ考えました(おかげで足がつってしまいました)が,このまま諦めるのも悔しいので,あの状況下で合唱を生かす方法を考えました。子音を明確にして言葉を伝えること,合唱の厚みを出すこと,声を飛ばすことなどです。合唱団の皆さんはすぐに対応してくれて,早くなったテンポの中でも練習でやってきたことをきっちりとやってくれていました。

 第2部の冒頭,「埴生の宿」の前奏で緞帳が上がりました。本番のステージはリハより合唱が合唱らしく生きていたように思います…これもポップスの世界では客席で聴かないとまったくわからないものです。合唱にも一応マイク4本立っていましたから,ミキシングされていたのだと思うのです。

 岩崎姉妹に挟まれて紹介されたりインタビューされたりもしました(会場に知り合いがきっといたでしょうね,お恥ずかしい)。得難い経験とは思いますが,ポップスの世界の音楽にはがっかりもしました。

 たった2曲のバックコーラスの取り組み,本番含め計7回の練習でした。ご参加くださった方から「楽しかった。」「いい時間だった。」とたくさん言っていただいて,とっても嬉しく思いました。本番のステージはもちろんですが,そこに向かう過程で音楽することが楽しくなくっちゃ!これを機会に合唱好きが増えることを楽しみにしています…というか,それを狙って取り組んできたのですから。

 10月28日(土)には「打ち上げ会」があります。この楽しかった時間を振り返りながら,次につながる絆づくりになるといいなと思っています。皆さんで参加しましょう!!

2023年10月12日木曜日

コンフオーコ06:音質改善

  10月11日(水)の夜には奥州市水沢の吉小路にあるアスピアで,胆江合唱祭前最後のアンサンブル・コンフオーコの練習がありました。21人,3パートが2列に並んで本番を意識しての練習でした。

 比較的簡単なポップス2曲でしたし,前回音楽の運びについてたくさん伝わったので,そんなにやることはないなと思って初めに聴いていました。しかし気になったのは(正直言って)言葉が聞こえないこと。「でもみなさん頑張っているし,こんなもんかな。」と思いながら言葉にはあまり触れずに練習していました。

 しかしながら,やはり言葉がもっと明瞭に聞こえていいはず!と思って,そのために「ひそひそ話歌い」にチャレンジしました。遠くの人とひそひそ話の声でコミュニケーションをとるように,子音を明瞭に発音させました。

 すろとどうでしょう,抜けの良いとてもすっきりとした声の響きができあがりました!団員からも「初めて他パートが聴こえて来た」なんて感想もあり,支えのある軽やかでしっかりした音色の声が聴こえて来ました。子音を強調するとお腹を使う…いつも言われていることを手を抜かずに丁寧にやることで,音質が改善され音楽が明確になりました。

 今週末の日曜日10月15日が本番です。久しぶりの胆江地区での本番,胆江地区の皆様に,より良い音楽を届けるよう演奏して来ます。

2023年10月7日土曜日

岩崎姉妹SP合唱団05:最終練習,準備は万全!

  10月7日(土)の午後は岩崎姉妹SP合唱団の最後の練習日でした。場所はZホールのなんと展示室。大ホールではきっと翌日の催し物のための仕込み(もしかしたらリハ?)が行われていたことと思います。





 並びを3列にすると,間口は32人!ほぼ正方形の展示室を対角線のように斜めに使って椅子を並べ,本番のようにしてみました。この日の参加者は6〜7割だからなんとか並べた感じではありましたが。

 はじめと最後には前回の反省を生かして立って歌うこともやりました。また,主旋律との絡みをわかってもらうために私が実音で歌ったりしながら練習したりもしました。さらに,楽譜の開き方とか歌っていない時の見られている意識,前奏や後奏など楽器だけの演奏時にも同じ楽曲を一緒に表現しているということ,指揮が見えるように自分の責任でポジショニングすることなど,久しぶりあるいは初めてステージに立って表現するという方々の不安を解消できればと説明してみたりもしました。

 音楽は,とても良くなりました。人数なりの厚みもあり,無理に頑張る必要がなく,その分発声面で余裕を持って歌えるようになったと思いました。他パートの歌い方から学ぶという合唱の練習の基本中の基本もしっかりできるようになったので,学びのスピードが早くなり同じことを何度も言わなくても表現に生かしてもらえるようになりました。これはとても大きなことで,みんなで一つのことを表現しようとしている意識の現れだと思っています。すばらしい!

 10月14日(土)は12;50に展示室集合です。演奏後には集まる時間がなくそのまま解散になります。次につなげるにはちょっと残念ですね。でもまずは健康で本番のステージに立つことです。あと1週間,気をつけて生活していきましょう。

2023年10月6日金曜日

【合唱研・お知らせ】今後の活動予定など(10/3版ちらし)

  本日10月7日(土)は岩崎姉妹SP合唱団の最後の練習日です。出演者の多くが集まることを願っています!


 本題はこちら。合唱音楽研究会奥州の今後の活動予定日をお知らせします。チラシ(10/3版)も貼り付けますので,宣伝にご使用ください。
⑯1 1 月1 8 日(土)
⑰1 2 月 2 日(土)
⑱1 2 月 2 3 日(土)…場所未定
【以下予定】2024 年
⑲1月1 3 日(土)
⑳2 月 1 0 日(土)
㉑2 月 2 5 日(日)
㉒3 月 9 日(土)

 会場は今のところこれまで通りの,土曜日は日本基督教団水沢教会(水沢保育園となり),日曜日は日本基督教団江刺教会です(12月23日は場所未定)。

 お誘い合わせの上,多数ご来場ください。また,4月6日に予定している《モツレク》全曲演奏会へのご参加も前向きにご検討くださいね。

2023年10月5日木曜日

コンフオーコ05:音楽で繋がる,ということ


  10月4日(水)の夜,奥州市水沢の吉小路にあるアスピアという施設で,女声合唱団アンサンブル・コンフオーコのレッスンがありました。10月15日(日)の胆江合唱祭まであと2回です。

 2時間の練習で,だいぶ変わりました!「こんな音楽がいいよね」と言葉や歌(そして指揮)で伝えると,うなずきながら聞いてくれます。「その部分はどんなこと考えながら歌ってますか?」と聞くと,問題意識をもってもらえます。そして,素直に真似してくれて,歌い手の皆さんから出てくる音楽が変化します。

 音楽は言葉で説明して理解してもらうには限界があります。ある解釈(デコード)の前提となっていること(バックグラウンドであり,コードでもある)は言葉で伝えて理解してもらうことは可能です。しかし,音楽そのものを伝えたいなら音楽で伝えるしかありません。そういう音楽のレベルで繋がり合えるというのは楽しく嬉しいことです。

 あと1回の練習,ポップスでありながら解釈によっては奥が深い2つの楽曲《空が晴れたら》と《いのちの歌》を団員のみなさんと一緒に豊かに表現することにチャレンジしていきたいと思っています。そして会場で聴かれた方に「合唱ってなかなかいいんじゃない。」と思っていただける(「音楽で繋がる」ことができる)ように。

 本番は,Zホールの岩崎姉妹のコンサートの翌日,胆沢文化創造センターです。入場無料でさまざまな合唱団の演奏を聴くことができます。ぜひ脚をお運びくださいね。お待ちしています。

MBKV:久々に先生のレッスン

  10月3日(火)の夜,盛岡市の舘坂橋教会で,盛岡バッハ・カンタータ・フェライン(以下,フェライン)の通常練習がありました。久しびりに指揮者のSM先生のレッスンでした。全国いろいろなところでご指導なさっているお忙しい先生です。久しぶりにフェラインの音楽を聴き,その緩みを厳しく指摘してくださり,より良い音楽の方向を示され,実現してくださいました。

 前回は私が指導した楽曲も見違えるように生き生きとするのです。自分がいかに小さいことにしか目が行かずちまちまと音楽作りをしているかと思い知らされた感じです。さらに歌についても,きちんとしたクオリティを真正面から求め,引き出すのです。

 次元の違う音楽,次元の違う指導を体験させてもらって,本当に貴重な学びの時間,そして音楽的に楽しい時間だと,毎度つくづく感じています。

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・BWV93 "Wer nun der lieben Gott laesst wlten"
・BWV27 "Wer weiss, wie nahe mir mein Ende"
(puse)
・BWV140 "Wachet auf, ruft uns die Stimme"
・(アンコール)BWV147から第10曲コラール "Jesus bleibet meine Freude"
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 前売りは2500円,当日は3000円。まだチケットはありますので,ご希望の方はご連絡ください。

2023年10月2日月曜日

【第14回・報告】合唱音楽研究会奥州:本番前最後の「練習」でした

  ついに来た10月の初日に当たる1日(土)の午後,江刺教会で14回目の活動を行いました。本番前最後の活動,もはや「活動」ではなく「練習」となりました(この意味の説明はちょっと難しいので略します)。


 この日の参加者は30名くらい。テノールが3人!と充実していました(バスはお一人でしたがしっかりと声を出してくださいました)。一方女声は行事が重なったからか,日曜日だからか,江刺会場のせいか,少なめに感じました。

 10月15日の本番には,ソプラノ16名,アルト11名,テノール4名,バス4名の計35名+ピアニストのYEさんで演奏する予定です。

 3曲をしっかりと練習し,最後の40分間ほどは《モツレク》の後半の音出し第2弾をしました。どんな曲なのか,どのくらい歌えているのかを確かめることで,今度の本番以降のスタートを軽くしたいと考えました。

 また,北声会さんの《モツレク》全曲演奏会のお話もしました(10月16日に先方と話し合う予定であることもお知らせしました)。参加者の3分の1は積極的に出たい,3分の1は出てみたいが急には判断できない,といった反応でした。

 次に集まるのは10月15日(日)は胆沢文化創造センターです。10:15にホワイエ集合です。他団体の活動と重なっている場合は,どうぞそちらを優先してください。まずは健康第一で,初ステージを充実したものにしましょう。

 ちなみに,胆江合唱祭後は11月18日(土)《モツレク》の後半,そして前半の音を出していく予定です。1ヶ月も間が空いてしまいます。予習復習もよろしくね!!

岩崎姉妹SP合唱団04:残りあと2回だったのに,やり残したことが…

  9月の最終日となった30日(土)の午後,Zホールの大ホールで岩崎姉妹SP合唱団の4回目(臨時を入れると5回目)の練習をしました。


 参加者は60名ほど。前回の追加練習よりは多く来てくれました(でも,しばらくお顔を見ていない方もいます。大丈夫かなぁ?)。

 大ホールでの練習は最後(次回は展示室とのこと)なのに,やり残したことがありました。
1.主旋律と絡ませて歌うこと:副旋律だけで歌って来ましたが,主旋律が(マイクを使ってハイパワーで)聞こえて来た時に自分のパートの旋律がわからなくなってしまうかもしれません!
2.立って歌うこと:本番は2曲だけで短いとはいえ立ったままです。実際に歌うようにステージに立つと,客席の見え方や声の飛ばし方が分かったはずなのですが…
3.3列並びで歌うこと:これも本番を意識してやっておかないと。

 次回は10月7日(土),最後の練習となります。人が増えるといいなぁ。

仲間が増えました!

  今週のこと。  5月14日(火)の夜は盛岡バッハ・カンタータ・フェラインの通常練習でした。練習曲はなんと《ヨハネ受難曲》の第2稿! 6月のドイツでのカンタータ演奏 の後の取り組みを見越しての先生からのご提案です。このうち2つの大きな楽曲の「初見大会」の後,日曜日に仙台で行った...