音楽生活
音楽に関する事柄を私の視点から取り上げて(キュレーションして)いきます
2026年7月8日水曜日
【演奏会・ご案内】盛岡第三高等学校音楽部 第40回定期演奏会
2026年7月3日金曜日
【演奏会・終了】言葉がよく聞こえるようになってきたように思います
7月2日(木),トーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館)・大ホールで,先日ご紹介した「第49回岩手県高等学校総合文化祭合唱部門 第45回岩手県高校合唱祭」が開催され発表したり聴いたりしてきました。主催は岩手県高等学校文化連盟と岩手県教育委員会でした。実動は県内の高校の音楽科の先生方で,各所でお仕事をなさっていました。日々のお忙しいお仕事の中,未来の長い(?)子どもたちにとって合唱の楽しみを知る,仲間といっしょに取り組むといった貴重な経験の機会を長く企画・運営されていることに敬意を表します!
自分たちのリハーサルがあったりしたので自分たちの本番前は聴けず,プログラムNo.6(私たちはプログラムNo.4)の盛岡誠桜高校以降を聴くことができました。誠桜高校は5月にレッスンに行ったところです。1曲目は全日本合唱コンクールの課題曲からで女声合唱,2曲目のNHK学校音楽コンクールの課題曲になると男子の「助っ人」が登場し混声合唱になっていました。難しい練習の運営をうまくやっているのだなぁと感心しました。
No.11の宮古高校は男声が女声と同数くらいいて充実していました。また1曲目は全日本合唱コンクールのG4すなわち混声合唱の新作でした。意欲的な取り組みと思いました。
比較的多くの学校の演奏から歌詞が自然に聴き取れました。以前は大きな声を出そうと無理していて言葉がまったく聞き取れない演奏がいくつかあったのですが,今回は比較的声が大きくても歌詞・言葉を聞きとることができるような演奏になっていました。声勝負ではなく,言葉を表現して伝えようとすることが認められてきているのだとすれば嬉しいです。同時に,声の響きが安定しているとも思いました。
私たちの演奏は,「広いホールなので遠くの聴き手にも音楽と言葉を届けよう」と歌いました。聞いてくれた知り合いの方からは「よくまとまっていた。」とか「言葉が文章の単位で伝わり感情やそのカラーが見えました。心地よい音楽の余韻に浸り穏やかな気持ちになりました。」などと感想をいただきました。夕暮れ時の情景を伝えることができたと思いました。しかし(「まとまっていた」の反面と思いますが)パワーや表現のエネルギーをもっと引き出すことが課題だと感じました。(まぁ,表現が伝わればそれで十分と思ってはいます。「パワーや表現のエネルギー」と言ったのは「合唱コンクールに向けて」ということ。コンクールは自己表現というより自己顕示の場のようですから…なかなか馴染めません)
またお二人の講師の先生からは次のようにアドバイスをいただきました。
あと2週間ほどで私たち盛岡某高音楽部の定期演奏会を迎えます(7月20日(月・祝))。今回得た課題をそこまでに少しでも解決し良い音楽をお聞かせしたいと思います。こちらも是非聴きにいらしてください。
2026年6月28日日曜日
【演奏会・聴いてきました】老舗の盛岡コメット混声合唱団は声が充実傾向にあり
6月28日(日)の午後,盛岡市の都南文化会館キャラホール・大ホールに盛岡コメット混声合唱団第61回定期演奏会を聴きに行ってきました。盛岡だけでなく奥州市の合唱仲間も聴きにきていました(確か今日は一関市民合唱団も定期演奏会で仲間の何人かが本番だったような…)。6月末の梅雨真っ只中なのに外は晴れて真夏日寸前の暑さでしたが,ホール内は半袖ではくしゃみが出そうなくらい寒い空気でした。
【演奏曲目】
間もなく創立70周年を迎えるこの合唱団は,岩手県においては混声合唱団の老舗的な存在です。今回は女声が16名,男声が13名とかつてよりは少なくなったものの混声合唱の充実した響きを聴かせてくれました。ヴォイストレーナーがいらっしゃるせいか,声の方向性がそろっていて,(各パートの中音域のフォルテなど)しっかり鳴ったときにはよく溶け合って聞こえました。今回はドイツ語の楽曲にも挑戦とのことでしたので楽しみにして行きましたが,たくさんの歌詞をしっかりと覚えて(中には暗譜の方もいらっしゃいました!!)歌っていました。また宮沢賢治企画も楽しみにしていました。新しい曲では詩の新しい面を見つけられたようにも思いましたし,高田三郎などは盛岡コメット混声合唱団の十八番のようで丁寧に歌われていたと思いました。
一時よりも声が充実してきたので全体に音楽が安定してきたと思いました。特に男声(主にバス)の響きが増したときにハーモニーが充実していました。一方言葉がよく聞き取れず伝わってこなかったり,デュナーミクや音域によって発声が変わってしまって響きのまとまりにむらができるのが残念でした。難しいものですね。
ステージ構成,高校生とのコラボレーション,またプログラムの裏表紙に載っている活動予定など多くのヒントもいただきました。8月の全日本合唱コンクール岩手県大会での演奏を楽しみにしています。
2026年6月24日水曜日
【岩手県高校合唱祭(ご案内)】岩手県内の高校生のフレッシュな合唱をたっぷり楽しめます!
来る7月2日(木)に盛岡市にあるトーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館)・大ホールにて,第45回目となる「岩手県高校合唱祭(第49回岩手県高等学校総合文化祭合唱部門)」が開催されます。毎年行われている高校生の合唱祭ですが,もちろん一般の方も無料で聴くことができます。昨年,一昨年と参加する機会がありました。
岩手県内の高校で合唱に取組んでいる音楽部・合唱部の子どもたちによる25のプログラムからなる発表会です。そのうち地区合同演奏は2つ(No.1一関地区合同,No.14盛岡地区合同),高校の合同演奏は2つ(No.3盛岡スコーレ&盛岡市立,No.9花巻北&遠野),ほかは単独校での発表です。
日時:7月2日(木)12:00開演
場所:トーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館)・大ホール
入場料:無料!!
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今年の傾向をみると,ピアノ伴奏付きで発表する学校が多いように思います。ピアノ伴奏がつかないのは4つ(No.4盛岡第三,No.10盛岡北,No.16千厩,No.17大東)で,19はピアノ伴奏者の名前があります。中にはピアノ伴奏はあるけれど指揮者はいない,という学校もあるようです。また,外国語の曲は少なくラテン語と英語があるだけで,ほとんどが日本語の曲のようです。
盛岡地区の学校が最も多く13校(岩手女子,盛岡スコーレ,盛岡市立,盛岡第三,盛岡大学附属,盛岡誠桜,紫波総合,盛岡第二,盛岡北,盛岡白百合(中・高),盛岡第四,南昌みらい,盛岡第一),県南部は9校(花巻北,遠野,一関修紅,千厩,大東,一関一,水沢,黒沢尻北,一関第二),沿岸部は2校(宮古,釜石),県北部は1校(福岡)と,地域によって大きな偏りがあるようです。もちろん人口そのものが違いますが,音楽部・合唱部がない高校が盛岡地区以外には多いようです。
ポップスが多いようですが,宗教曲やマドリガル,邦人合唱作品など様々なタイプの楽曲が演奏されるようです。また,少人数のアンサンブルから200名を超える合同演奏まで様々なスタイルの合唱を聴くことができます(しかも無料!!)。ぜひ会場に足をお運びください。
ちなみに盛岡第三高等学校は女声ア・カペラ10名でNo.4,宮古高等学校は混声11名でNo.11,水沢高等学校は女声6名でNo.19に登場予定です。乞うご期待!!
2026年6月20日土曜日
【合唱音楽研究会奥州71】本番に向けてスイッチ・オン!
6月20日(土)の午後,奥州市の水沢南地区センター音楽室で合唱音楽研究会奥州の71回目の活動を行いました。今回は2週間前に常盤地区センターで行った前回よりも参加者が多かったように思います。
発声練習では前回同様にインプルスへの息入れと,その状態での犬の呼吸に取り組み,実際の歌唱の際にも意識できるようにしました。
今回はモーツァルトのミサ曲の《Benedictus》後半の「Osanna」への歌詞付けと《Agnus Dei》の音取りがメインでした。というのは,これができればやっと1クールが終わるからです。「Osanna」は数回階名唱をしながら思い出し,すぐに歌詞をつけて歌えるようになりました。続いて《Agnus Dei》も何度か階名唱で音を確かめながら音楽の運び方を考え,次に歌詞の意味と読み方を確かめて歌詞唱し,1時間もかからずにとりあえず歌えるようになりました。ちなみに,身体を使わせるべく立って歌ってもらいました。立つことで,発声練習と同じ体の部位を意識して使えるようになるからです。
後半は《ふるさとの四季》から「紅葉」と「冬景色」でした。歌い慣れているためにはじめは「声を出して歌って」しまって,言葉も情景も全部ベタ塗りされたみたいに潰れてしまいました。これでは表現したいこともそれを表現しようという意思も感じられません。そこで,様子を思い浮かべること,言葉を大切に聞かせることなどに取り組みました。「声を出して歌って」しまうのは毎度のことです。まだ意識できていないからこうなってしまうわけですから,しつこく繰り返すしかありません。なんとか,歌いまくる体質から抜け出して,歌で表現しようとする姿勢を身に付けさせていきたいと思っています。
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1.W. A. Mozart作曲《Missa in C》KV259より「Kyrie」「 Sanctus」
2.源田俊一郎編曲《ふるさとの四季》より「紅葉」「冬景色」
3.Bob Chilcott編曲《Furusato》
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本番まであと5回しかありません。この5回はよりよい音楽を目指してしつこく練習を重ねていくことになると思います。そのためにも(3週間も間が空くので)自主練習を重ねて筋力とセンスを高めておきましょう。
【盛岡某高音楽部】いよいよ本格集中モード(演奏会のご案内!!)
6月17日(水)と19日(土)に盛岡某高音楽部の指導に行ってきました。4月から新年度が始まり3名の1年生新入部員を迎えて2ヶ月活動してきていました。6月に入ってからは2週間ほど定期考査のために部活動がお休みになっていたので,久しぶりの指導となりました。
7月20日(月・祝)岩手県民会館中ホールで開催予定の第40回定期演奏会まであと1ヶ月となり,6月17日(水)には第2部で演奏するポップスの全曲を音を出して課題を確かめました。クラシックなら「様式」がわかった上で表現することが大切ですが,同様にポップスではその曲の「テイスト」をつかむことが大切で,テンポやリズム,旋律などの特徴がどう演奏すると生きるかが納得されれば,高校生は自分たちでとても良い感じの音楽にまとまっていきました。羨ましい!
6月19日(金)には定期演奏会の第1部で演奏する無伴奏合唱曲の中から,8月29日(土)の全日本合唱コンクール岩手県大会でも演奏する《夕ぐれの時はよい時》(詩:堀口大學,作曲:松本望)を久しぶりに練習しました。これは女声3部合唱ながらdiv.が多く,最大で5パートに分かれ,しかも超複雑な和音及び和声進行なのです。部員は10名なので1パート2人だけでそのハーモニーを作って音楽していかなければなりません(そして6分間も続く楽曲なので音楽的な集中力も必要です)。音取りは4部分くらいに分けて取り組み,何度も転調しながら移動ド唱法で進めてなんとか最後までいったのが考査期間前でした。ですからこの日はほぼ,歌詞唱最初の日でもありました。それでも部員たちは難しい音の進行をよく覚えていて,(少々確認や練習が必要ではありましたが)最後まで止まらずに歌うことができました。さらに歌詞の解釈やそれにともなう音楽のニュアンスを伝えると,各自がよく考えて表現したり,指揮の変化によく反応したりしていました。高校生怖るべし!
今後の演奏機会3つのご案内です。
・日時:7月2日(木)12:00開演
・場所:トーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館)大ホール
・入場料:無料
※県内の多くの高校の合唱部・音楽部の合同発表会です。1団体8分のステージで,私たちの演奏曲目は《夕ぐれの時はよい時》(詩:堀口大學,作曲:松本望)です。合同演奏で新曲の《僕》の初演や《若い合唱》も演奏します。
・日時:7月20日(月・祝)(昨年は13:00開演)
・場所:トーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館)中ホール
・入場料:(昨年は無料)
※プログラム(予定)
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【第1部】無伴奏合唱曲アラカルト(仮題)
・John Wilye(イングランド1574-1638)によるマドリガル音楽
《O what shall I do? (ああ,私はどうすればよいのか)》
《Weep, O mine eyes (嘆け,ああ私の瞳よ)》
・現代ヨーロッパの宗教音楽
《MISSA IN DISCANTU》より《Gloria》Carl-Bertil Angestig(1924-2019)作曲
・現代日本の合唱曲
《夕ぐれの時はよい時》 詩:堀口大学 作曲:松本望 (「無伴奏女声合唱のための 3つのessais(エッセ)」より)
《私のいのちは》 詩:立原道造 作曲:山下祐加 (「花咲くままに 思ひ出よ」より)
・日本の名曲
《夕ぐれの時はよい時》詩:堀口大學,作曲:松本望
【第2部】映画音楽への誘い(仮題)
・《I will follow him》「天使のラブソング」より
・《いのちの名前》「千と千尋の神隠し」より→《世界の約束》「ハウルの動く城」より→《カントリー・ロード》「耳をすませば」より
・《ルパン三世のテーマ》「ルパン三世」より
・《スパークル》「君の名は」より
【第3部】ミュージカル「美女と野獣」
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・日時:8月29日(土)11:00〜(予定)
・場所:トーサイクラシックホール岩手(岩手県民会館)大ホール
・入場料:(一般)前売り1000円,当日1500円
※この日は高等学校の部に続いて大学職場一般部門が行われます。翌日は小学生部門・中学生部門です。私たちの演奏曲は以下です。
課題曲:F1《O what shall I do? (ああ,私はどうすればよいのか)》J. Wilby作曲
自由曲:《夕ぐれの時はよい時》 詩:堀口大学 作曲:松本望 (「無伴奏女声合唱のための 3つのessais(エッセ)」より)
2026年6月18日木曜日
【宮古木曜会合唱団】最初から良い音楽をめざしましょう
6月18日(木)の夜,宮古市の山口公民館で宮古木曜会合唱団の通常練習が行われました。前回行ったのは6月7日(日)の強化練習でしたから,ほぼ2週間の間があったことになります。
今回のメインは覚和歌子作詩・信長貴富作曲の《リフレイン》の音取りでした。1週間前の通常練習時にもう一人の指揮者佐々木駿君が少し音出ししてくれた上での本日でした。
ハ長調なので階名唱に抵抗はなくその分音程もとりやすかったようです。しかし問題は「音楽」!6/8拍子を自立的に紡いで歌い進むこと,Auftakt から始まる(しかも16分音符2つ)言葉&フレーズの音楽の歌い方,同型反復的なフレーズの重ね方,臨時記号の音に入る前のニュアンスなどなど…音符を音楽にするためのポイントはたくさんあるのですが,基本的に声(音質)に響きがないと音楽が魅力的になりません。そこでこの日は基本的に立って歌ってもらいました。発声練習の時に意識させた身体の使い方を音取りしているときも気をつけてもらって,良い音で音楽することを目指させました。特にこの楽曲の全体を引っ張る主旋律であるソプラノのハードルは高いです!ソプラノだけで何度も歌ってもらって練習する中で,音楽の方向を示してもらいました。
それにしても,この程度の楽曲なら音取りは1時間程度でできるようになったといのは素晴らしいことです。音高やリズムを楽譜からつかむという意味での「音楽性」がこれほど身についてきているのですから,音楽をもっと生きたものにしようとする「音楽性」を身に付けさせていくことが必要なのだと感じました。言い換えると,「音取りだから正しい音とリズムで歌えればいい」などという低いレベルを目指す(目指して満足する)のではなく,「最初からできる限り良い音楽を目指そう」という姿勢を身に付けさせていくことが,これからの課題(そして私の課題)だと思いました。
次は3週間後の7月9日(木)の通常練習,そしてその直後の7月12日(日)の強化練習です。新しい楽曲の音出しが続きますから,最初からより良い音楽を目指すように意識づけていきたいと思いました。
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【演奏会・ご案内】盛岡第三高等学校音楽部 第40回定期演奏会
来る 7月20日(月),海の日 の休日に盛岡市で演奏会を開催します。高校生の女声10名(とピアノ伴奏1名男子)のアンサンブルです。 ----- ◯ 盛岡第三高等学校音楽部 第40回定期演奏会 ・日時:2026年7月20日(月・祝) 14:00開演 ・場所: トーサイクラシックホ...
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6月20日(土)の午後,奥州市の水沢南地区センター音楽室で合唱音楽研究会奥州の71回目の活動を行いました。今回は 2週間前に常盤地区センターで行った前回 よりも参加者が多かったように思います。 発声練習では 前回 同様に インプルスへの息入れ と, その状態での犬の呼吸 に取...





