10月11日(日)の午後,紅葉が始まった国道106号線を青空のもと東に向い,宮古市の磯鶏幼稚園のホールでの宮古木曜会合唱団の強化練習に参加しました。明るい時間に山道を走るのは久しぶり。素晴らしい景色と清々しい空気!できれば道端に車を止めて紅葉や河の流れを見に降りて歩きたいと思いました。
今回はホールを使ってピアノ練習をされている方がいたので,1時間ほど隣のお部屋を借りて発声練習をやりました。いつもよりも近い位置でできたためか,身体の使い方を丁寧に伝えることができたように思います。発声の後は,毎年参加している12月24日の宮古教会でのクリスマス・イヴ礼拝で演奏する新曲2つの紹介も行いました。一つはJ. S. Bach作曲の《クリスマス・オラトリオ》第1部終曲のコラール"Ach mein herzliebes Jesulein"。音源を聞いた後,テキストの意味を伝え,コラール旋律を階名唱し,各パートをそれぞれ全員で階名唱し,階名唱で合わせるところまでできました。もう一曲はJ. Rutter作曲の"The Lord bless you and keep you"。こちらは音源を一度聴き,最後の"Amen"の部分(45小節のうちの11小節)の各パートをそれぞれ全員で階名唱し,最後にその部分を階名唱と歌詞で合唱しました。
その後,響きの良いホールに移動しました。10月18日(日)に宮古市文化会館で開催される宮古市民文化祭合唱・器楽演奏会が近いので,そのプログラムから,まず,ビクトリアの"Jesu, dulcis memoria"。各パートの音が硬く溶け合わないので,喉の力を抜くことを徹底しました。せっかく響の良い会場ですから。また聴き合うポイントを取り出すことを通して聴き合いながら歌うことを練習しました。そのうちに会場の響きをうまく使ったハーモニーができてきました。もう1曲のビクトリア"O vos omnes"(こちらは市民文化祭では歌いません)も歌ってみました。少々時間はかかりましたが,柔らかい響きになってきました。さらに続けて(これも市民文化祭では歌いませんが)武満徹の《小さな空》。思ったより歌えていたので安心しました。
15時すぎにはピアノ伴奏をしてくれる佐々木駿君が到着したので,島頼子編曲の《どこかで春が》から「どんぐりころころ」「村まつり」「ゆうやけこやけ」のメドレーを,(私は)初めてピアノと合わせました。各曲の良さを生かすためのポイントを練習しました。次に岩手県の高校生の作品《僕らの歌》,これもピアノと合わせるのは初めてでした。音楽が多彩になっていくのを感じました。そして《糸》。何度か本番を重ねている楽曲ですが,どうしても音符に囚われてしまって音楽や言葉が生きてこなかったので,「カラオケだったらそんな風に音符通りには歌わないでしょう。」と言葉や音楽を生かす歌い方に慣れさせていきました。(最後に"Jesu dulcis memoria"をわけあって一回通したのですが…残念な感じでした…)
前回の通常練習では歌のための声や響きを引き出すのに時間がかかって大変でしたが,今回は意外にすんなりと良い音が出てきたように思います。発声練習時の「鼻つまみ」がよかったのか?磯鶏幼稚園のホールが良かったのか?釜石,盛岡,花巻からと通常練習になかなかこられない方々が(きちんと個人練習を重ねて!)参加されたからなのか?いずれ毎回こんな風にスタートできたら良い音楽に早く近づけると思いました。10月15日(木)の通常練習にも行く予定ですし,本番は10月18日(日)です。集中して良い音楽をしましょう!






