2026年11月7日土曜日

【宮古木曜会合唱団】復習!

 11月5日(木)の夜,宮古地区連合音楽会の中学校の部と小学校の部の間に,宮古木曜会合唱団の通常練習に行ってきました。山口公民館でした。

 この日ははじめからしばらくテノールが不在でしたので3パートで岩手県高校生作品の復習に取り組みました。だいぶ前に音を出したのですが宮古市民文化祭合唱・器楽演奏会の練習&本番がはいったので手をつけられずにいたからです。

 復習はほとんど移動ド唱法でした。そのほうが音高を想起しやすいだけでなく,他パートとの関係(まずはユニゾン関係から)を掴んだり転調したときに出てくる同じ旋律を想起したりするのに役立つからです。演奏予定の全6曲のうち1曲は先日の市民文化祭で発表したので歌えるようになっていますが,今回は以前に音とりをした3曲を復習できました。残る2曲をはやく音を出して歌い込んでいきたいと思います。11月は26日(木)と28日(土)があります。12月24日の宮古教会イヴ礼拝の曲も含めて,どんどん形にしていきたいと思っています。

【演奏会・聴いてきました】宮古地区連合音楽会 中学校の部&小学校の部


 11月5日・6日と2日間,宮古市民文化会館で宮古地区連合音楽会を聴いてきました。5日(木)は12:45から中学校の部,6日(金)は9:30から小学校の午前の部,13:30から小学校午後の部と,宮古市のみならず山田町,岩泉町から参加の学校もあり,長い時間の開催となりました。

 5日(木)の中学校の部は16校の出演でそれぞれほぼ2曲ずつの演奏でした。人数が多かったのは山田町立山田中学校3年生(85名),宮古市立第一中学校3年生(74名),少なめだったのは宮古市立川井中学校(全校18名),宮古市立宮古西中学校特設音楽部(15名)といったところです。インフルエンザがはやっていて,参加できなかった生徒も多かったようです。

 演奏はおおむねどの学校も落ち着いていて,集中して取り組んできた様子が伝わりました。感想としては①「音楽科として育てたいことは何かな?」それによって選曲や指導のポイントが変わる,②ハモる(溶け合う)音質を実現するには「身体は管楽器」という点をつかませる,③語りの要素と楽器の要素の両面から音楽に迫ることが必要と感じました。

 6日(金)の小学校の部は昨年同様に講師として聞きましたから気が抜けませんでした。ステージを見るより紙に向かって手を動かしている時間が長かったように思います。午前の部には9校8ステージ(岩泉町の岩泉小学校と有芸小学校は来年度の統合をみすえて合同チーム),午後の部には8校が参加しました。小学校の部は合唱だけでなく器楽合奏もありました。

 どの演奏も合唱の場合,第一声がとても優しく皆そろっていて,子どもたちの人柄(?)やまとまり,チームワークの良さが伝わってきました。以前よりも声質がよくなったところが多くよい音程で歌っている印象でした。特に①高音域ではきれいな「上の声」を使っていてさらに「o」「u」の母音の響きがきれい,②中低音域でがなったりしないで丁寧に歌っている,③「上の声」と「下の声」のギャップが少ない,と思いました。「学年なりの歌声」で素直に歌っている印象でした。さらに言えば①の声を中低音域でも使えるようになればもっと素敵なハーモニーを作ることができるとも思いました。

 合奏については…課題が多いように思いました。「楽譜通りに間違えないで演奏して,ずれないように合わせた」といった印象。つまり音楽が感じられないのです。リコーダーや鍵盤ハーモニカ,あるいは打楽器といった楽器だけでも「音楽的に」演奏することは十分可能で,そこにこそ音楽の楽しみがあると思うのですが,それをどこまで伝えられているのか…。合唱がレベルアップしてきている分,これからの課題は合奏(器楽演奏)かもしれません。

 素晴らしかったのは,ダンスしながら歌っていた演奏です。その学校は小学生が好きな《勇気100%》を3,4年生の大人数で歌いました。指揮の先生は脇の方に移動し,一人ひとりがキレの良い動きのダンス(それほど揃っているわけではありません)をしながら合唱していたのですが,踊りながらでも声のパワーが削がれることなく,むしろ声がよく伸びている印象でした。身体が解放されている感じです!音楽も生き生きとしていてグルーヴ感もありました。ちなみに帰りがけにその学校の子どもたちに「ダンスは先生が教えてくれたの?」と尋ねたらなんと「動画見て練習した!」とのこと。今どきだなあ〜と思うと同時に,好きなことをやる(遊ぶ,playする)ことはこんなにも生き生きとした時間を生み出すんだなぁと「学び」の原則を見せてもらったように思いました。「身体を開放すると音楽も開放される」という一つの大きなヒントをもらいました。これからいろいろなところでチャレンジして行こうと思います。


2026年11月1日日曜日

【演奏会・聴いてきました】江刺芸術祭・音楽発表会


 11月1日(日)の午前中,奥州市江刺にある市役所の江刺総合支所に「第21回奥州市民芸術文化祭・江刺芸術祭 音楽発表会」を聴きに行ってきました。気持ちの良い秋晴れの下のドライブも楽しみました。

 「江刺芸術祭」と銘打って音楽発表会をしていることを,これまで実は知りませんでした。「第21回」ということは奥州市が合併して以来ずっと続いてきたのでしょう。出演団体は全部で6つ。そのうちオカリナの会が一つあって,他は胆江合唱祭にも出場しているコーラス(合唱)でした。合唱音楽研究会奥州の会員の方とかZホールSP合唱団の方とか,見知った方が何人もいらっしゃいました。特筆すべきは地元中学校の特設合唱団が参加していたことです。なんと50名!地域の大人の方々と一緒にひとつのステージを作り上げるという経験はとても貴重なことと感じました。しかも指導なさっている先生は10日後の11月10日に「岩手県音楽教育研究会」の研究大会での授業実践発表を控えている中の取り組みです!中学生にとって地域とつながる経験がいかに大切かをよく理解なさっているのだと思いました。来年はぜひ胆江合唱祭にも出てほしいなぁと思いました。


 出演者の皆さんはとても楽しそうに発表していました。日頃の活動の様子が見えるようでした。


 実は今回,会場の視察も兼ねていました。会場は江刺総合支所の多目的ホールです。合唱音楽研究会奥州の発表会場として使えるかもしれないと思い,使い勝手やホールの響きを確かめてきました。座席数は最大300程度,ステージは低めなので客席からステージの床面が見えました。ステージ上にはグランドピアノや低めの山台,ちいさめの反響板と一通りの物はあるのですが,最大の問題は響きが少ないことです。ステージ上部に反響板がなく,ホールの床全体がじゅうたんのようなマットで敷詰められていましたし,壁面は(一方は木製ですがもう一方は)ガラス張りのところは暗くするためにカーテンを引いていました。完璧にデッドな響きで,ステージ上の音にそのまま耳を澄ましている感じでした。残念ながら3月末に予定している合唱音楽研究会奥州の発表会の会場には使えそうにありませんでした。


 各地区で「芸術祭」が盛に行われ人が集まって交流するってことは素晴らしいことだと,あらためて思いました。

2026年10月26日月曜日

【ZホールSP合唱団燻銀12】楽器づくり!!よい音・よい音楽を!!

 10月25日(日),午前中に「奥州市文化会館開館35周年記念合唱団」の練習に参加した午後,14:00〜17:00に同じ奥州市文化会館Zホールのリハーサル室で11月21日(土)の「燻銀の響き」演奏会に向けたZホールSP合唱団の12回目の練習を行いました。この日の次は11月7日(土),そして本番前日のリハーサルですから練習は残り2回となりました。前日から続いたオペラ練習のためかあるいは雨降りのためか,この日はソプラノが半分ほど欠席と残念でした。ちなみに男声は全員参加,アルトの欠席は1名のみでした…。(二日続きで4つの音楽活動の疲れを心配して私に栄養ドリンクを差し入れてくださった方がありました。ありがとうございました!!)

 2週間ほど前の前回の練習では楽器としての身体の使い方が課題でした。歌い方がわかってきているので,今回も「より良い音」を目指して楽器づくりを中心に練習しました。会話的な発声のまま歌うことから抜けられないので声の響きが足りず,ハーモニーも溶け合わないからです。

 前回のように「あいうえお歌い」もとりあげて自分の声に集中してもらいました。また,ほとんどの方が楽譜を外して暗譜で歌っていらっしゃったので「同じパートの人と並ばない」位置で歌うことも行い,他のパートの音を聴き全体としてどんな音楽をしているのかを聞き取り感じることにも取り組みました。一方会場が響きの少ないリハーサル室だったので歌いづらかったと思いますが,だからこそ身体をしっかりと使って声を出すことに向き合えたのではないかと思います。

 練習はあと1回です。短い出番とはいえプロの方のリサイタルで共演するのですから,演奏家の方々だけでなくお客様の期待にも応えられる音楽をしなければなりません。最後まで努力を重ねて少しでもよい音楽ができるようにすすめたいと思います。11月21日,ぜひ聴きにいらしてください。


【Zホール・記念合唱団3,4】イタリア語は難しい〜頭が疲れました・・・

 10月24日(土)の合唱音楽研究会奥州の活動後,18:00〜21:00に「奥州市文化会館Zホール開館35周年記念合唱団」の練習が大ホールで行われました。前回はプッチーニのオペラの大曲《トゥーランドット》のイタリア語の読みに取り組んで駆け足で第1幕を終えたのでしたが,今回もイタリア語です。25日(日)の9:00〜12:00と2回をかけて第2,3幕の読みをソプラノ歌手&ドニゼッティ研究所代表の髙橋和恵先生から教えていただきました。ちなみに今回は及川貢先生が指揮をすることはありませんでした。指揮をされても歌い手は楽譜から目が離せませんから指揮を見ることはできなかったと思います。

 それにしてもイタリア語の難しいこと。「習うより慣れろ」なのでしょう。個人でも繰り返し練習して意味と発音を身体に覚えこませなければ,暗譜で演技しながらステージ歌うなんてことはできません。

 今回も母音の響きについていろいろと教えてくださいました。母音をつないで歌ったり話したりするのがイタリア語なのだと。だから明るく前に伝えて,次々と繋がるように発音していくとのこと。声楽の基本として学ぶことですね。ここでしっかり学ばなければと痛感しました。

 次回は11月13・14日から6回は第1幕の音取り稽古とのことでした。盛岡バッハ・カンタータ・フェライン本番前のリハーサルの日なので参加できませんが,その次の11月22・23日の練習までにせめて第1幕の読みに慣れておきたいと思いました。がんばります。

【合唱音楽研究会奥州80!】短時間に集中して取り組みました

 10月24日(土)14:00〜16:00に奥州市の常盤地区センターの研修室で,80回目となる合唱音楽研究会奥州の活動を行いました。この日は夕方18:00からZホールのオペらの練習が予定されていたので,いつも3時間活動するところを2時間に設定していました。しかし花巻&北上あたりの道路が混んでいて,私が着いたのが10分ほど遅れたのですが,会員の方がピアノを使いながら活動を始めていました。自主的な取り組み,素晴らしいです!

 事前に「この日は"Credo"をやります」とお伝えしていたので,まず一通り聞かせてもらいました。しっかりと覚えていたのか予習して思い出してきたのか,思った以上に歌えていました。そこで楽曲の後ろのブロックから練習に取り組みました。文の区切りごとに単語の意味を確かめ,読んで口に慣らし,リズムに合わせて読み,音をつけて歌うという流れです。印象としては以前よりも歌詞に慣れてきて,思い出して歌えるようになるまでの時間が短くなっているようでした。

 2時間で「Crucifixus」以降を復習できました。3月の発表会を予定しているので,せめて発表できるくらいには音楽をまとめたいと思っています。そのためにはスピードアップが必要なのですが,歌詞の多い"Credo"でこの程度の取組スピードなら発表会までにある程度繰り返した練習を重ねることができるのではないかと思いました。

 次回は11月22日(日),この日も午後にZホールのオペラ練習があるので活動時間は午前中(9:30〜12:00)で,場所は未定だったような…。わかり次第(コメントで)お知らせします。"Credo"の前半,そして"Benedictus"と進めていきましょう。

2026年10月20日火曜日

【水沢高等学校「特設」音楽部】しなやかでやる気あり!楽しい時間でした!

 10月19日(月)16:10〜18:45に水沢高等学校の「特設」音楽部の指導に行ってきました。水沢高等学校音楽部は(45年ほど前)自分が在籍していたところでもあり,またかつて(1982(S57)年)指揮者として指導に通ったところでもあります。昨年は音楽部には3年生2名がいたのですが,その2名の卒業とともに(常設の)音楽部は廃部となってしまったようです。でも今年の4月から新しく赴任なされた教諭のK先生が声をかけて人を集めて「特設」として音楽部を復活させてくれました。現在は4名が兼部(ESS2名,軽音部,演劇部各1名)しながら週2日の音楽部活動に参加しているそうで,この日は3名が来て活動していました。

 ご挨拶と簡単な自己紹介の後,さっそく歌を聞かせてもらいました。今歌える曲は《Edelweiss》とのことでしたので,ピアノ伴奏付きでDes-durの2部合唱で歌ってもらいました。主旋律ははっきりとした声で歌っていましたし副旋律は音域が上がると聞こえてきました。もう少し声を聴きたいと話したら発声練習でコンコーネも歌っているというので,ユニゾンで第1番を歌ってもらいました。はっきりとした声ながらやはり低音域が聞こえてきませんでした。そこで発声について取り組むために《Edelweiss》C-durの主旋律を皆(ユニゾン)で歌ってもらうと,やはり音域による声量の差が大きいことがわかりました。そこで,マイクを使わないで聞かせるためには声の響きが必要なことを伝えて,喉や身体の仕組みを簡単に説明しながら,響きの部屋を広げることやお腹かからの息を音に変えることなどにチャレンジさせました。呼気・吸気の際に肩が動く傾向があり,緊張しているのかよけいな力が入っていることがわかりました。

 やはり音楽しながらでないと声について吟味しづらいと思ったのでアンサンブル・コンテストの曲をお願いすると,まだ決めていないとのこと。そこでその場で今年の「合唱名曲シリーズ」からF1の"O what shall I do?"を薦めました。テキストは恋の歌だし旋律も歌いやすいし,英語の歌詞なのでESS組も活躍できると思ったからです。で,即決まり!まず歌詞の大意を確認し,移動ド唱法について手短かに説明してから3つのパートそれぞれの階名唱にチャレンジし,2パートでの階名唱アンサンブルへと一気に進めました。子どもたちは他のパートの移動ド階名唱を繰り返しながらどんどん慣れていき,歌いはじめて10分くらいで13小節までアンサンブルできるようになりました。

 続いていつも通り,階名でなく「音」で歌わせながら,「良い音がでている」「そこはお腹がサボってる」「素敵!」「響きの部屋を空けて」「息をよく流して」…など言いながら思った以上に大きな声が出ていること(そして身体のどこも苦しくないこと)を自覚させました。

 この日はここで1時間半のレッスンは終わりでした。返事や反応を示しながら取り組んだり,恥ずかしがったりためらったりしないでチャレンジしたりしたので,音楽がどんどん変わっていきました。しなやかでやる気に満ちているとどんどん学びが深まりますね。楽しい時間でした。「もう少し歌えるようになったらまたお願いします。」と言われたのでまた次が楽しみになりました。

 胆江地区は合唱しようという若者が少ない地域です。中学校までは校内で合唱を経験してくるでしょうから,そこで楽しみを覚えた人の受け皿として高校のクラブが充実してくれれば嬉しいと常々思っていました。ですからK先生に感謝です!今後もお力になれることを探していきたいと思います。

注目の投稿

【宮古木曜会合唱団】復習!

 11月5日(木)の夜, 宮古地区連合音楽会の中学校の部と小学校の部 の間に,宮古木曜会合唱団の通常練習に行ってきました。山口公民館でした。  この日ははじめからしばらくテノールが不在でしたので3パートで岩手県高校生作品の復習に取り組みました。だいぶ前に音を出したのですが 宮古市...

皆が読んでる!