4月16日(木)の夜,宮古市の山口公民館で宮古木曜会合唱団の今シーズン1回目となる練習に行ってきました。3月28日(日)に第43回定期演奏会を終えて2回,演奏会の録音を聴いたり団員による選曲会議などを進めていたようで,歌っていない様子でした。
定期演奏会後初の対面でしたので,まず定期演奏会の録音を聞いての感想,特に今年の課題をどう感じているか尋ねてみました。すると「発声をもっと良くしたい」とか「和音を意識して歌えるようになりたい」といった声が聞かれました。とても良い気づきだと感じました。
その後,新シーズンのスタートでしたので,発声練習では脱力やら姿勢作りなど基本的なことを確認しながら取り組みました。何度も話してきていたつもりだったことで伝わっていなかったこともあり,確認してよかったと思いました。
今回取り組んだのは《僕らの歌》(詩:新田蓮,曲:晴山理菜,編曲:及川尚樹)という楽曲です。平成30年度の岩手県の高校生の作詞・作曲コンクールの最優秀作品です。「ぼくらは歌うよ 心をこめて 祈る願いは 未来を包む…」という若々しい歌詞が4/4拍子のへ長調で歌われます。今回は①歌詞読み,②主旋律の階名唱・歌詞唱,③各自のパートの階名唱,④各自のパートの歌詞唱(=合唱),という順で取り組みました。
歌詞はやはり高校生の作品らしく(?)前向きででも抽象的な感じではあります。でも気持ちがストレートに言葉になっていると思います。②の階名唱に当たっては,階名の「移動ド読み」やそのための「調の見分けかた」がよくわからないという方も半数くらいいらっしゃったので,手元のキーボードを使いながら超簡単に説明した上で,ユニゾンで始まる冒頭部分からゆっくり始めました。7度の音(シ)や6度の音(ラ)にフラットがよく出てきます。また順次進行や3度跳躍程度なら先の音が浮かんでくるようですが,「音が跳ぶ」と迷走してしまいます。でもこれを繰り返し(トライ&エラー)ながら「音程」の感覚を身につけると同時に和音の感覚を言語記号として捉えていくことが,音楽性の基礎を高めるためには必要だと考えています。今後数曲,この調子で新しい楽曲の音を出していきながら,和声の機能を感じ取らせていきたいと思います。
次回の演奏会のプログラムも日時も今のところ未定です。決まりましたらまたご案内しますのでぜひ宮古に足を伸ばしてください。







