2025年9月12日金曜日

【演奏会・聴いてきました】パイプオルガンはいいなぁ


 9月11日(木)の19:00〜19:30,盛岡市民文化ホール・小ホールで「パイプオルガン プロムナードコンサート97th」を聴いてきました。

 盛岡市民文化ホールオルガニストである渋澤久美さんの紹介により登場したのは,ニクラス・ヤーンさん。ドイツ生まれで今はドレスデンの聖母教会オルガニストとのこと。2023年の第9回武蔵野市国際オルガン・コンクール第1位になったご褒美(?)として日本各地でオルガンコンサートを開催できるそうで,その1つとして盛岡での演奏回が実現したのだそうです。

 プログラムは4曲とアンコールでした。
◯ J. S. Bach 《前奏曲とフーガ Es-Dur》BWV552より《前奏曲》
◯ J. Pachelbel 《シャコンヌ f-moll》
◯ W. A. Mozart 《アンダンテ F-Dur》K616(自動オルガンのための作品だったのですね)
◯ J. S. Bach《前奏曲とフーガ Es-Dur》BWV552より《フーガ》
(アンコールは J. S. Bach《アリア》BWV1068-2,編曲者は不明)


 (前回椎名さんのコンサートの時と同様)2階席(バルコニーフロア)の右の一番前(R列1番)で聴きました。パイプに一番近いところです!演奏台の覗き見もできました。両手が3段の鍵盤を縦横無人(?)に飛び回る様子もよく見えました。音色(ストップ選択)の繊細な違いもわかりました。

 バッハの力強く壮麗なフランス風の《前奏曲》,パッヘルベルの情感豊かな《シャコンヌ》,モーツァルトの軽やかで楽しげな《アンダンテ》,そしてバッハの構築された《フーガ》。音楽に合わせた音色と明晰なフレーズの積み重ね,そして両手&両足の見事なアンサンブル!やはりパイプオルガンは大好きです。

と次々続くようです。ヨーロッパだと街にいくつかある教会には必ずパイプオルガンがあるので毎週のように(礼拝の度に)パイプオルガンを聴くことができますが,日本では一般にそうではありません。しかし盛岡ではこのように聴く機会がありますから,有効に活用してきましょう。

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