9月14日(日),以前ご案内していた「合唱で綴る日本の民謡・世界の民謡コンサートin奥州」(ぶらあぼにもあったのですね)の本番を終えました!主催してくださった奥州市文化振興財団の皆様,ありがとうございました。
前日の9月13日(土)の午後にリハーサル,当日の午前中にゲネ・プロと,本番のステージである奥州市文化会館Zホール・大ホールでほぼ2回通して演奏しました。また,共演する合唱団白樺と合唱団樫の木の歌と踊りのステージ(第3部)に刺激を受けながら,その度にZホールSP合唱団のみなさんは集中して取組みパワーと表現力が増してきたように感じました。また合唱団の方々からは「あと◯回しか歌えないね。」など終わりが近いことを残念がる声も聞こえました。
ちなみに第2部で演奏した日本民謡の合唱編曲は千葉了道先生によるものでした。かつて岩手大学にご奉職なさった昭和の岩手の音楽界の先達で私が岩手大学合唱団に入った年に何度かご指導していただいたことがありました。千葉了道先生は1915年生まれですので今年は「生誕110年」に当たっていたようでした。またご命日は(1988年)9月13日。演奏会で取り上げられることがあまり多くない作品群ですが,合唱をする人や聞きにいらしたお客様方に紹介できて良かったと思いました。
演奏を終えた後,中ホールに集まって解団式を行いました。合唱団の方々は口々に「もう歌えなくなるのは寂しい」とか「9ヶ月間楽しかった」とか「暗譜して思い切り表現できた」と言っていました。本番の達成感とともに取組への充実感も感じていたようでした。またお友達も増えたようで,私なりに狙ってやってきたことが達成できたようで,私も充実感を感じました。
奥州市文化振興財団の次なる取組は再来年(2027年)のオペラ《トゥーランドット》とのことでした。今回参加が少なめだった男声をさらに増やし,今回のように意欲を引き出しながら取組んで行けたら楽しい時間にできるのではないかと思っています。合唱にご参加くださった皆さん,またご一緒に音楽を楽しみましょう!また,新しい仲間もお待ちしています。
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