1月18日(日)大船渡市民文化会館(リアスホール)で,「けせん第九」演奏会に出てきました。大ホールの座席は1100席あるそうですが,9割方埋まっていたように見えました。
この演奏会の主催は,けせん第九を歌う会と公益財団法人日本交響楽振興財団となっています(プログラムの表紙には「この演奏会は,競輪の補助を受けて開催します。」との記載もあり)。日本交響楽振興財団では地方巡回公演という事業があり,その一つとしての実施のようでした。
指揮:岩村力
管弦楽:仙台フィルハーモニー管弦楽団
独唱:ソプラノ…土井尻明子,アルト…菅野祥子,テノール…西野真史,バス…小原一穂
合唱:けせん第九を歌う会合唱団・県内外有志
プログラム:
ベートーヴェン作曲《歌劇「フィデリオ」序曲》作品72,《交響曲第9番ニ短調》作品125
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以前にも書いたように,この合唱団には小学生から高校生が30名ほど参加しています(最年少は小学1年生)。幼い時にオーケストラをはじめプロの演奏家と一緒にベートーヴェンの音楽を演奏する体験ができるなんて,なんて素敵なことでしょう!そういう経験が人や地域社会を形作っていくのだと強く思いました。また2年前となった前回とは違って今回は地元の千葉久美子さんが主となって合唱を指導してきたとのことでした。千葉先生のご指導に合唱団の皆さんが応えてより良い音楽にしようと一緒になって取組んできた様子が,前日のリハーサルや当日の控室(マルチスペース)での練習から伺われました。
「県内外有志」にはむつ下北の第九を歌う会のほか盛岡の都南混声合唱団などから組織的に参加している方々や,個人での参加の方など様々でした。遠くは京都からもいらしていたようです。奥州市からもいらっしゃいましたし宮古木曜会合唱団の仲間も参加していました。けせん第九を歌う会が97名,その他が66名,合計で163名の大合唱団(雛段は7段で7列!)でした。
前日や当日のリハーサル時には仙台フィルハーモニー管弦楽団の音量にかき消されてしまった合唱でしたが,本番では音楽の区切りの箇所でホール内に合唱の響きが残りステージにまで聞こえてくるほどのパワーでした。おそらく客席にもよく聞こえていたのではないかと思います。和音の響きを大切にした岩村マエストロの音楽づくりによる耳の効いた合唱団になった成果と思いました。
2年に1度ではありますが,諸財団の補助を上手に活用しながら継続しているなぁと感じました。気仙地区の皆さんが(演奏も,鑑賞も)楽しみにしている本企画,ぜひ続けていって欲しいと思いました。
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