2023年12月7日木曜日

【けせん第九公演終了】気仙地区,いい音楽知ってますね


 12月2日(土)に合唱音楽研究会奥州の活動を終えて大船渡入りし,翌3日(日)に「けせん第九」の本番をやってきました。会場は素敵なリアスホール,オケは仙台フィルハーモニー管弦楽団,指揮者は山下一史さん,ソリストはSopが土井尻明子さん,Altoが菅野祥子さん,Tenが西野真史さん,Bassが小原一穂さん。合唱はけせん「第九を歌う会」のみなさんでした。

 前日の話題では「オケの音が大きい」「ソリストに厳しい」などいろいろ聞こえてきました。G.P.が始まり確かに大きめのオケの音でしたが,合唱が歌い出しても,かき消されるほどではないように感じました…というか合唱がけっこういい音出していていい音楽をしているので聴こえてきているように感じました。

 本番はソリストのみなさんの一人ひとりの声はもちろん素敵でしたが,4人のアンサンブルがとても音楽的で素敵でした。また第1楽章からステージにいて音楽を共有しての第4楽章でした。声楽・合唱が登場する意味がなんとなく分かったというか感じられました。

 けせん「第九を歌う会」のみなさんは小中高校生が結構多くいました。素晴らしいことです。あれだけの音楽を体験し一緒に作り上げる経験を子どもの時分にできるわけですから!そんな文化が地域の未来を作っていくのでしょうね。目指すところの一つです。

 翌週末の12月9日(土)は盛岡市民文化ホールでウクライナ国立フィルによる「2つの第九」演奏会,さらに翌週の12月17日(日)は釜石市民ホールTETTOで「かまいしの第九 final concert」です(12月26日は山形テルサの第九もお声をかけていただきましたが,仕事の関係でエントリーできませんでした)。それぞれの地でそれぞれの方と一緒に演奏する第九を大切にしながら,たくさん学ばせてもらおうと思いました。お時間のある方はどうぞ足をお運びください。ちがった第九を味わうことができますよ!お待ちしています。

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