11月9日(日)の午後,宮古市の磯鶏幼稚園のホールで,宮古木曜会合唱団の強化練習を行いました。この日は大きく4つの内容を計画しており,①宮古地区合同演奏の練習,②全体合唱の練習,③定期演奏会に向けた練習(私担当分),④定期演奏会に向けた練習(佐々木駿君担当分)の順に取り組みました。12月7日(日)に宮古市民文化会館で開催される第78回岩手芸術祭『合唱祭』には宮古木曜会合唱団だけでなく宮古地区の合唱人合同での演奏も計画しています。そこで宮古木曜会合唱団の強化練習日を利用して,合唱祭の合同演奏の練習を計画したのでした。
①宮古地区の合同演奏は総勢70名ほどになりそうなのだそうです。宮古第一中学校,宮古河南中学校,宮古西中学校それぞれの特設合唱部計28名,宮古高校音楽部8名,三陸混声合唱団うみねこ7名,ブリランテ7名,イーハトーブシンガース宮古6名,山田泉の会若干名,そして宮古木曜会合唱団17名の合同合唱団です。演奏曲は《群青》で私が指揮し佐々木駿君がピアノを弾いてくれます。練習開始にあたって,《群青》と宮古木曜会合唱団の関わりを説明し私たちの思いを共有しました。
本番で歌ったことがある方も多く,はじめに通した時に皆堂々と歌っていました。そこで言葉を生かすという基本路線を伝えそのためのポイントを示して練習を始めたら,私のイメージをすんなりと共有してくれて,無理に声を張り上げたりすることをやめ丁寧に歌ってくれるようになりました。
②は佐々木駿君が担当します。《うた》を通した後《道は空に続いているか》を2回ほど通して歌いました。本番は宮古地区の合同ではなく会場の合唱団全員の合同なので,意図する表現をつくるのは難しいと思います。でもお客さんに聞かせる演奏ですから,歌いまくるのではなくきちんと表現したいものです。
③では,木曜日の通常練習でやれなかった《緑の森よ》のドイツ語3番の練習と,《見上げてごらん夜の星を》のピアノ合わせをしました。ドイツ語の表現は難しいのですが,そこにチャレンジすることが日本語の表現力を高めることにもつながります。共にがんばりましょう。
④の練習には参加せずに盛岡に向かったのですが,区界峠を走っていた17:03頃に強い地震があったようで,津波注意報などラジオもテレビもしばらく緊張していました。結果,大事に至らず安心しました。
岩手芸術祭・合唱祭まで,宮古木曜会合唱団の練習はあと1回あります。難しい2曲を丁寧に歌えるようにさらにがんばりましょう。
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