6月7日(日)の午前中(9:30〜12:00)奥州市の常盤地区センターで合唱音楽研究会奥州の70回目となる活動に取り組みました。この常盤地区センターは2022年6月に開催した奥州市民Z管弦楽団の第10回定期演奏会でモーツアルト作曲の《レクイエム》前半を演奏した時や2024年4月に盛岡市民文化ホール・大ホールで混声合唱団北声会と合同で《レクイエム》後半を演奏した時に,練習会場としてよく利用していた所です。会議室なので比較的響きがよく,広く,明るい部屋です(ピアノがちょっと…。)。
まず発声練習では,先日の日本声楽発声学会の例会で講師の宮里直樹さん(テノール)に教えていただいた腰に空気を入れる方法や身体を開いたまま「犬の呼吸」で息を出し入れすることにチャレンジしました。脱力することもそうですが,けっこう難しいようでした。継続して取り組みたいと思いました。
この日は伴奏ピアニストの八木さんが来てくださっていたので,はじめに日本語の《紅葉》と《冬景色》に取り組みました。どの曲のどの部分も同じ音色,同じ雰囲気で音楽が展開するので,「次のフレーズを歌い出す前に頭の中に見ている風景を入れ替える」ことを忘れないように意識させました。そして(前日のZホールSP合唱団同様)子音が聞こえてきませんでした。そこで,①子音を発音する筋肉を鍛える練習,②子音をお腹からの息で飛ばす練習,に取り組みました。しかし歌い始めると言葉が不明瞭になってしまいます。やはり子音の始動をもっと早めて子音に時間をかけることを習慣づけることが必要と思いました。
休憩後にこれも先日の例会で仕入れた移動ド唱法に関する資料について少し解説しました。また,カルドシュ・パール著 菅原恵利訳,羽仁協子監修『合唱の育成・合唱の響き』(全音楽譜出版社1994)からの資料もお示しし「大全音と小全音」,つまり純正なハーモニーを得るには平均律とは違った2種類の全音があることや,「異名同音は同じ音高でない」,つまり「レ」の♭は少し高めで「ド」の#はそれより低めなことなどを理解して演奏することが必要であることもお伝えしました。
最後にモーツアルトのオルガンソロミサKV259の《Benedictus》の歌詞唱にチャレンジしましたが,時間切れで「Hosanna」以降は次回ということになりました。
次回は6月20日(土)の14:00〜17:00水沢南地区センター音楽室です。日本語の方は《雪》そしていよいよ《故郷》に,モーツアルトの方は「Hosanna」以降の歌詞唱と《Agnus Dei》へと進んでいこうと思っています。皆様,奮ってご参加ください!

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