5月31日(日)暑い東京上野の東京藝術大学で開催された日本声楽発声学会の第118回例会に参加してきました(プログラムはこちら)。
今回は初めて発表の機会をいただき,「子供が輝く合唱指導~教育現場における授業と課外クラブの実践を通じて~」を題目に,岩手大学教育学部附属小学校に長くお勤めの後現在は盛岡市立山岸小学校の指導教諭をなさっている小川先生と一緒に発表してきました。発表内容の骨子は,小学校という最前線で子どもたちに声楽に関する指導を行う際に指導者自身の音楽的な学びを大切にしている,というものでした。ここで言う「音楽的な学び」とは学会はもちろんですが,プロの演奏家と一緒に演奏する体験や合唱団での演奏家による指導から学ぶこと,自分が(子どもや大人の)合唱団を指導しながら学んできたことなどを指します。音楽は生ものなので,音楽している現場だからこそ学べること,音楽の現場でなければ学べないことがたくさんあります。そういった諸々のことを,成長過程にある小学生にどのように伝えてきたかという実践報告でした。ほとんど小川先生の実践の報告でした。というのは私の場合は小学生を相手にする場合は1回勝負の出前授業の形式ですし,多くは大人や高校生を対象にしてきたからでした。
興味深かったのは私たちの次の発表で,陣内直さんによる題目「歌唱教育における階名を使った移動ド唱法の効用と理論について~歌と読譜を音楽的に教えるために~」の発表でした。ここのところ拘って各方面でお話しし取り組んでいる「移動ド唱法」がテーマです!声楽発声学会の視点とはちょっと違ったかもしれませんが(どちらかというと音楽教育学的な視点),質問することができたくさん学ぶことができました。
今回学んできたことは,いつも通りみなさんにお伝えしながらよりよい音楽を目指していきたいと思っています。


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