2026年7月13日月曜日

【週末の3つの合唱指導】集中力が課題です

 7月の第2週末,3つの合唱指導をしてきました。奥州市まで70km,そこから宮古市まで約130km,そして盛岡まで90kmとおおよそ290kmの道のりでした。

【ZホールSP合唱団燻銀05】…7月11日(土)の午後はZホールスペシャル合唱団の5回目の練習でした。この日は参加者が少なめでした。なにやら市内で催物があるとか…。今回は《冬「ペチカ」》。歌う小節数は少ないながら男声にも女声にもdiv.があり,音取りが複雑な曲です。パート練習で私はテノールとバスの合同パートに付いたのですが,6名と充実したバスに対して2名のテノールで,バスの旋律につられてしまってなかなか覚えられないようでした。例によって階名唱をもとに確かめれば少しは手がかりになると思ったのですが,この合唱団ではこれまで取り組んできていなかった上に2パート合同のため時間が限られていることから断念してしまいました。でもこの判断がまずかったと反省しています。全体で合わせた時にもテノールがあまり聞こえてきませんでした。あぁ,ごめんなさい。

【合唱音楽研究会奥州72】…翌7月12日(日)の午前中9:30〜12:00は奥州市の水沢南地区センターで合唱音楽研究会奥州の活動を行いました。雨の日曜日の午前中ながら30名以上の方がご参加くださいました。始めに《Orgel-solo Messe》KV259のソロの分担について提案しました。発表会の際にはソロのパートはソロ(あるいはソリ)にすることで,独唱へのチャレンジの機会となると考え,ソロの部分を小分けにして多くの方に(できれば全員に)担当してもらいたいと思っている,ということです。希望の部分を考えておいて次回の活動日(7/25(土) 14:00から17:00 水沢教会)に表に書き込んでもらった後に調整して決めようと思っています。
 楽曲の方は,まずは《Kyrie》を復習しながらモーツアルトらしい楽しさ(旋律やデュナーミク)を表現できるように,また《Sanctus》では後半のAllegro感を出せるように練習しました。《ふるさとの四季》からの《紅葉》&《冬景色》では言葉が聞き取れない(=子音への配慮が足りないことで子音が発音の際に意識されないことと,知っている旋律・歌なので表現の意識なく声(つまり母音)を出していることによる)ので,意識的に子音を扱いながら言葉を表現することを少しだけ練習しました。最後に《Furusato》を歌いました。テノールの主旋律のイメージを育てることが次回からの課題と感じました。

【宮古木曜会合唱団】…同日の午後,宮古市の磯鶏幼稚園のホールをお借りして宮古木曜会合唱団の強化練習を行いました。奥州市から(江刺田原IC→遠野IC→立丸峠→川井と通って)移動するのに時間がかかり14時半頃に到着しました。3日前の木曜日の通常練習では《小さな空》の音とりを終えて,団員の方々の希望曲全ての階名唱での音出しを終えたので,この日は歌詞をつけていきました。まず《夕焼け》からでしたが,この楽曲はテンポが遅く1拍が長いので言葉をまとまりとして表現するために強靭な息の支えが必要です。よく健闘していると思いました。普段の練習で皆さんが力をつけているので,ハーモニーも綺麗(無伴奏でも下がったりしません!!)です。続けてビクトリアの《Jesu dulcis memoria》と《O vos omnes》を階名唱で思い出した後歌詞をつけて歌いました。磯鶏幼稚園のホールはとてもよい響きなので,こういったルネサンスの宗教音楽はとても歌いやすいと感じました。最後に《小さな空》を歌詞をつけて歌いました。3拍子の2拍目が重くなる傾向は今後の課題です。

 1泊2日で約300km移動しながら3つの合唱指導をするには集中力が必要だとあらためて感じました。それぞれ違う歌い手,それぞれ違う楽曲,それぞれ違う発表の機会や取組の段階なので,それぞれに合わせて学びのある時間にしなければならないからです。今後は用意を周到にして臨みたいと思いました。

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