2026年6月8日月曜日

【宮古木曜会合唱団】大初見大会!!きれいなハーモニーでした

 6月7日(日),午前中に合唱音楽研究会奥州の活動を奥州市でおこなったあと自動車で(江刺田瀬インター→遠野インター→立丸峠→川井→宮古と)移動し,午後に磯鶏幼稚園で行われた宮古木曜会合唱団の強化練習に取り組んできました。強化練習そのものは13:00〜17:00なのですが,私は移動に時間がかかったので14:00から参加しました。

 新しい5つの楽曲の楽譜が並んでいました。今シーズンの第44回定期演奏会で団員の皆さんが演奏したいと選んだ曲たちです。
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①T. L. de Victoria作曲《Jesu dulcis memoria》
②T. L. de Victoria作曲《O vos omnes》
③F. Schubert作曲《Messe G-dur》から《Kyrie》
④高田敏子作詩 信長貴富作曲《夕焼け》
⑤覚和歌子詩 信長貴富作曲《リフレイン》(←この楽譜だけはまだ)
⑥武満徹作詩・作曲《小さな空》
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 そこで,配布された5曲の「大初見大会」,つまり今日渡された楽譜を使って初見で合唱にチャレンジする会を行いました!


 はじめに取り上げたのは④《夕焼け》でした。2013年に宮古木曜会合唱団は京都で開催された第2回Harmony for JAPAN に招聘されたのですが,その時の全体合唱(他団体と合同)として取組んだことがあったからです(でもほとんどの方は覚えていませんでした…)。臨時記号のところは何度か繰り返して確かめる必要はあったものの,階名唱(ハ長調)で最後まで音を出すことができました。

(←歌ったと思ったのですが,参加3日間のタイムテーブルには「信長合同本番(アンコールのみ)」とありました。ってことは《夕焼け》は歌ってなかったってこと?なら,何を歌ったんだっけ?)

 続いて②《O vos omnes》にチャレンジしました。楽譜には♭が2つついているのですが,音楽としては♭3つのハ短調(c-moll)なのでその調で階名唱(移動ド唱法)し,これも最後まで行きつくことができました。次に同じくビクトリア作曲の①《Jesu dulcis memoria》,これは♯2つのロ短調(h-moll)で階名唱しました。さらに今度は調性が確立した後の時代,シューベルトの③《Kyrie》の音を出しました。始めと終わりがト長調(G-dur)で中幹部がハ長調(C-dur)と比較的シンプルな作りでした。

 最後に⑤《小さな空》です。これは和声外音が多く響きは素敵なのですが音が取りづらい曲です。そこでまず主旋律を1〜3番と全員で歌ってみました。武満徹の「うた」シリーズはもともと主旋律だけがあったようですから。続けてその主旋律をヘ長調(F-dur)の移動ド唱法で階名唱しました。「ソ」(C)と「シ」(e)が毎度低めなので感覚を修正してもらいました。このようにして音階を清潔にしておいた上で,1小節目から始めるヴォカリーゼの前奏部分を階名唱で歌って音をとりました。とても素敵な響きになりました!

 1回の練習で4曲もの新曲を(歌詞はつかないものの)音にできるというのは,初見能力としては結構高いレベルと思います。ほとんどキーボードを使っていないのですから!歌い手一人ひとりの中に「こんな音楽にしたい」という音楽像(E. Gordon的にいうと「Audiation」)が楽譜から主体的に作られているということです!素晴らしいですね。今後,月2回程度通って仕上げていくことになりますが,各自の音楽像をより明確により上質に(?)しながら音楽を作っていきたいと思いました。楽しみです。

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