12月24日(火),この日は午前中に,冬休みに入り翌日のクリスマスコンサート(といっても先輩&顧問向け)を控えた盛岡某高音楽部のレッスンに行き,夕方からは宮古木曜会合唱団として日本キリスト教団宮古教会のクリスマス・イヴ礼拝に参加してきました。これは毎年参加させていただいているもので,昨年の12月24日は日曜日で強化練習の後に参加させていただいていました。
式次第の最初の「入堂」でJ. S. Bachの《Jesus bleibet meine Freude》,「点火」でラター の《ともしびのキャロル》,「退堂」で賛美歌259番《いそぎきたれ主にあるたみ》と3曲を演奏させていただきました。また,間に挟まれる以下の賛美歌も可能な限り四声体の合唱にして会衆のみなさんと歌わせていただきました。
・賛美歌第261番《もろびとこぞりて》
・賛美歌第26番《グロリア,グロリア,グロリア》
聖書のイエスの誕生に関する記事の場面ごとの朗読があり,それに応じて賛美歌を歌う。このスタイルはJ. S. バッハの《クリスマスオラトリオ》を思い起こさせます。エヴァンゲリスト(福音朗読者)のレチタティーヴォに続いてコラールやアリアが展開する構造です。今回は知人を連れて行ったのですが,曰く「お話があって賛美歌を歌うのはドイツの礼拝みたい」とのことでした。
教会音楽に取り組んでいる合唱好きとしては,教会における音楽の有り様を知ることは大切です。そして(以前も書きましたが)ヨーロッパでは賛美歌を歌うとかオルガン演奏を耳にするといった環境で音楽性が「培われていく」のだと思うのです。「学校で勉強する」のではなくて。 司会の方からは「木曜会の演奏は年々良くなっていきますね」と,牧師の森分先生からは「来年もぜひお願いします」とお話がありました。嬉しいことですね。来年は定期演奏会のチラシを持参できるように準備しましょう。
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