3月23日に(一財)奥州市文化振興財団の30周年記念式典(および祝賀会)にお招きいただき,行ってまいりました。Zホール,Zアリーナ,埋蔵文化財長さセンターなどの指定管理者として運営している団体です。私は奥州市文化会館の周年行事となっているオペラの合唱指導の関わりがありました。
頂いた「1992-2022 30周年記念誌」によると,私が直接関わったのは,文化会館会館の1992(H4)年の11月22日に行われた第九演奏会,2017(H29)年7月30日の開館25周年記念事業オペラ「ラ・ボエーム」,2022(R4)年7月31日の開館30周年記念事業オペラ「トスカ」の3つでした。生まれ育った奥州市(旧水沢市)から離れていたので,25年間ものブランクがあったようです。1990年代は第九が流行っていたようで,1990年には岩大オケ(合唱指揮),矢巾町,1992年は前述,1994年は旧胆沢町でテノールのトレーナーとして関わらせてもらっていました(…また奥州市で第九がやれたらいいですね)。記念式典当日は,オペラをリードしてくださっている及川貢先生や福井敬さん他への表彰がありました(写真は受賞者代表してお話しする貢先生)。
式典のおしまいには,福井敬さんの歌を「生で」「間近に前から」聴くことができました。テレビではよく拝見し聴く機会が多いのですが,東京にお住まいなので生で聴くには出かけなければなりません。また,間近で聴いたのはオペラの舞台上でしたし,Zホールの大ホールでのリサイタルは聴いたことがありましたが中ホール(それもシートを格納した平たいフロアの響く状態)では初めてでした。
素晴らしい音色とパワーにあらためて驚きました(祝賀会前のロビーで「体の中の空間を大きく感じることだよ」とアドバイスいただきました)。
オペラの運営には水沢信用金庫さんのバックアップも大きいようでした。地元企業の応援,本当にありがたいことです。4年後の開館35周年には何をするのでしょう?そしてそこにむけてどんな準備をしていくのでしょう?ホール(財団)が設けてくれる「機会」をその時だけのものにしない,「広がり」や「地力」が奥州市には必要なのだと私は感じています。
そういえば,10月14日(土)に合唱が参加するイベントがあるようです。去年のオペラ参加者にはご案内がいくそうですが,みなさん奮ってご参加くださいね。
それから,明日(3月26日)には14:00からZホール児童合唱団のミニコンサートもあるようです。皆で応援にいきましょう!
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