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2025年3月2日日曜日

【宮古木曜会合唱団】楽しい練習にはなかなかならず…

 


 3月2日(日)は宮古市の磯鶏幼稚園のホールで,宮古木曜会合唱団の強化練習を行いました。本番のステージに出るほとんどの方がご参加くださいました。遠隔地(内陸部)からも5名ほど,高校生(第3部に出ます)も5名ほど加わりました。前日のZホールSP合唱団で声が出にくくなっていたので(出がけにのど飴も買っていきました),思うように音楽を示せない中での指導となりご迷惑をおかけしました(やっているうちにだんだんと楽にはなってきたのでしたが)。

 前回2月27日(木)の通常練習でモーツァルトの《Credo》の途中で終わったので,今回はピアノ伴奏付きで《Credo》から練習に取り組みました。人数が多くなり音は大きく聞こえるようになったのですが,①歌詞のニュアンスが表現されていない,②全体の響きが纏まっていない,といった課題が立ち塞がりました。これまで口すっぱく言い続けてきたことなのですが…。でも一つ一つクリアしていくしかありません。テキストの意味を考えさせたり,リズム読みに戻ったり,アクセントの位置を確かめたりと,あたりまえのこと,基本的なことに再び丁寧に取り組んでいきました。

 アンコールで演奏予定の《いのちの歌》と《群青》も同じです。こちらは日本語なのでだいぶ伝わってはきます(テキストや心情を理解しているのでしょう)が,各パートがそれぞれで主張し合い消し合っている状況を説明し,整理しました。

 第1部のア・カペラ曲の練習では並び方を変えてみました。本番までに確定しなければなりません。全曲の音をだしましたが,モーツァルトやアンコールの楽曲と同じような課題が見えたので,取り組みました。

 おそらく①腹をきちんと使っていない(だから音が硬い),②自分の発声の都合で音楽を変えている(だから高い音はでかく低い音は曇っている),③テキストを理解し心情を想像していない(だから音の洪水になってても気付かない),といったことが原因と思います。こういう練習は地味でシビアなので,楽しく取組んでもらえるような工夫をうまくできません。楽しくない練習になってしまったと反省しきりです。

 本番まであと2回練習の機会(3月13日(木),3月20日(木・祝))がありますので,もう一踏ん張り粘ってみようと思います。

2025年2月19日水曜日

★☆演奏会のご案内★☆ 宮古木曜会合唱団第42回定期演奏会

 

 宮古木曜会合唱団の第42回定期演奏会をご案内します。

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日時:2025(R7)年3月23日(日) 開演14:00(会場13:30)
会場:イーストピアみやこ(宮古市役所)2階多目的ホール
入場料:無料(入場には整理券が必要です)

プログラム:
【第1部】「世界のア・カペラ・ソングス」
 指揮:佐々木幹雄
 《Teadet Animam Meam》作曲/Tomas Luis de Victoria(スペイン)
 《O Musica》作曲/Paul Peuerl(ドイツ)
 《Deep River》スピリチュアル 編曲/Brian Trant(アメリカ)
 《「二つの碑銘」より 七里浜》作詞/西田幾太郎 作曲/團伊玖磨(日本)
 《Glaspolskan》作曲/Ale Möller(スウェーデン)

【第2部】「ポップス・ステージ」 指揮・ピアノ:佐々木駿
 《時代》作詞・作曲/中島みゆき 編曲/横山潤子
 《正解》作詞・作曲/野田洋次郎 編曲/田中雪子・泉宏樹 ピアノ編曲・譜面制作/泉宏樹
 《銀河鉄道999》作詞/奈良橋陽子 作曲/タケカワユキヒデ 編曲/奥田悌三

【第3部】「W. A. モーツァルト《雀のミサ》K.220 指揮:佐々木幹雄 ピアノ:佐藤南美
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 1963(S38)年創立の歴史ある合唱団です。私の職場が宮古だった2012年から14年間,県立宮古高校に赴任された音楽科の先生と一緒に指導にあたってきました。ここのところ宮古市磯鶏にある宮古市民文化会館で開催してきたのですが,今年は宮古駅に隣接した宮古市役所建物内にある多目的ホールでの開催のため定員が180名と少なく,入場整理券が必要です。ご注意ください。(入場整理券のお求めは,イーストピア宮古宮古市民文化会館リラパークこなり,団員。問い合わせ先の電話番号はチラシを拡大してご覧ください。)

 第1部は様々な時代の様々な地方の様々な言語によるア・カペラ・ソングを集めました。ルネサンス期の教会音楽(ラテン語)や世俗音楽(ドイツ語),アメリカのスピリチュアル(英語),近代日本の合唱作品,現代スウェーデン(無意味シラブル)と同じア・カペラと言っても非常に異なるテイストの作品にチャレンジしてきました。

 第2部は聞き手も歌い手も馴染みの深いポップスの合唱編曲作品をピアノ伴奏に乗せて送ります。

 第3部は古典作品,これまでの定期演奏会で何度も取り上げてきたモーツァルトのミサ曲から,今年は《雀のミサ》KV 220。15分程度とコンパクトなミサ・ブレヴィスですが,その中に込められた多彩な音楽と祈りをお聴きいただきたいと思っています。

 ちなみにオープニングには《岩手県民の歌》(作詞/田原耕二 作曲/中田喜直)を千葉了道先生の編曲版で演奏します。(アンコールには,楽曲ができてからずっと歌い続けている《群青》と《いのちの歌》を準備しています。ヨロシクm(._.)m )

 これまでの取り組みの様子はこちらで読めると思います。お誘い合わせの上,(早めに整理券をゲットし)聴きにいらしてください。お待ちしております。

2025年2月17日月曜日

【宮古木曜会合唱団】本番1ヶ月前の強化練習

 


 2月16日(日)の午後,宮古市の磯鶏幼稚園のホールをお借りして宮古木曜会合唱団の強化練習を行いました。3月あるいは4月上旬を思わせるあたたかな宮古でした。

 日曜日の強化練習なので,宮古から転居して遠方にお住まいの団員や「団友」として本番に歌いにいらっしゃる方などに加えて宮古高校音楽部の生徒さんもご参加くださり,S4,A5,T5,B4(だったかな?)くらいが集まりました。男声充実!

 時々お借りしている響きの良い会場です。はじめの1時間はモーツァルトの《ミサ・ブレヴィス》KV220でした。冒頭の《Kyrie》,最後の《Agnus Dei》で時間切れ…練習のポイントを絞らなければいけませんね。合唱だけでやらなければいけないことが多くあります(加えて,普段の練習にいらっしゃれない方もいますので)。
 続けてアンコール曲。《いのちの歌》はとてもしなやかでいい感じ,《群青》はまだ少し「音符歌い」が残っている感じでした。

 次にオープニングの《岩手県民の歌》。「県民の歌」という一般的なイメージからか,どうしても応援歌になってしまうので,歌詞を丁寧に想像し丁寧に表現することにしつこく取り組みました。

 その後の1時間は第1部のア・カペラ曲。《Teadet》,《O Musica》,《Deep river》とチェックしながら練習し,《七里ヶ浜》と《Glaspolskan》は駆け足になってしまいました。

 ポスターもチラシもできたようで,「本番前1ヶ月!」という感じになってきました(ちょっと遅いかな?)。先日急遽問題となった「整理券」の件については,多少余裕があるようです。まだ申し込まれていない方はぜひお声がけください(コメントでもメールでも「お問い合わせ先」への連絡でも)。お待ちしております。

 

2025年1月12日日曜日

【宮古木曜会合唱団】いよいよ残り2ヶ月半!

 

 1月12日(日)の午後,宮古市の磯鶏幼稚園のホールで宮古木曜会合唱団の強化練習を行いました。12月24日には宮古教会のイヴ礼拝で演奏するために行っていましたが,定期演奏会に向けた練習は12月19日(木)以来ですから,およそ1ヶ月の間が空いたことになります。そして本番の第42会定期演奏会は3月23日(日)(於:イーストピアみやこ)まで2ヶ月半くらいとなったわけです。

 毎週木曜日の定期練習に加えて1ヶ月に1回,日曜日13:00〜17:00の4時間(!)強化練習を行なっています。今回は県内の遠方に住んでいる団員(花巻や陸前高田)の他に本番お手伝いくださる方(盛岡)そして宮古高校音楽部の部員(6名中)3名も集まり,全体で20名以上となりました。

 またこの日は12:15から,モーツァルトの《ミサ・ブレヴィス》kv220のソロ合わせがあり,さらに長い練習時間となりました。というのもこの日初めて外部のピアニストの佐藤南美さんが来てくださることになっていたからです。

 ソロ合わせの後,第3部の《ミサ・ブレヴィス》から練習を始めました。佐藤南美さんは歌をよく感じながら伴奏してくれますし,指揮にぴったり付けてくれます。いつも無伴奏で練習しているので,ピアノ伴奏が鳴った途端にモーツァルトらしい楽しい音楽がふわぁ〜と現れて,わくわくしながら練習することができました。

 続けてアンコール予定の2曲《群青》と《いのちの歌》。こちらも前走のピアノが歌の舞台設定をしてくれました。合唱団は伸び伸びと歌っていました(少々,声を出しすぎでしたが…)。

 宮古高校音楽部とピアノ伴奏者はここまででした。続いてオープニングの《岩手県民の歌》と第1部「世界のア・カペラ・ソングス」の6曲の練習をしました。こちらもいつになく安定した音楽になりました。男声が多い(人数はいつもの2倍!)こともありましたが,直前の木曜日にこれらの曲の練習をしてくれていたことが最大の要因と思います。中2日でまた練習すると,積み重ねができていいですね。ヴィクトリア(ラテン語,ルネサンス…)だけは苦戦している様子が感じられましたが,他はまずまずの印象でした。

 最後は第2部のポップスのステージの練習です。もう一人の指揮者の佐々木駿くんの生き生きとしたピアノ伴奏の「弾き振り」で3曲《時代》《正解》《銀河鉄道999》でした。皆楽しそうに歌っていました(が,これまた声の出し過ぎ!)。

 今度の木曜日も行く予定ですので,間をあまり開けずに曲に取組めそうです。残り2ヶ月半,よりよい音楽目指して頑張ります。

(それにしても1月の中旬だというのに,国道106号の路面にはまったく雪がありませんでした!)

2024年12月21日土曜日

【宮古木曜会合唱団】千葉了道先生編曲版《岩手県民の歌》

 


 12月19日(木)の夜,宮古市の山口公民館にて宮古木曜会合唱団の練習がありました。この日は先日コンサートを終えた岩手大学合唱団のチーフコンダクターのOMさんが練習の様子を見学したいというので,車に乗せて一緒に行きました。

 前回は久しぶりに4パート揃ったのですが,今回は前半は残念ながらテノールなし(バスは1名)でした。発声ののち,ヴィクトリア作曲の《Teadet》,《岩手県民の歌》,《いのちの歌》《群青》と音を出しました。

 《岩手県民の歌》は3月23日(日)にイーストピアみやこで開催予定の定期演奏会(左のチラシは暫定版です)のオープニングとして選びました。今日一般的に演奏されている編曲は県のサイトにありますが,今回私たちが演奏するのは,私が大学時代に慣れ親しんだ故千葉了道先生による編曲です。合唱譜だけが手元にあって練習を始めたのですが,大学合唱団の先輩でありキャラホール少年少女合唱団を指導なさっているARさんに先日のWinter Concert 2024の際にお会いしたので「もしかしてピアノ伴奏譜をお持ちではありませんか?」とお尋ねしたら,すぐに送ってくださいました(ありがとうございました!)。それも千葉了道先生の自筆譜です!!もともと清々しい曲ですが,千葉了道先生の編曲版は清々しさが増してかつ華やかな感じがします。前奏に続けて1番はユニゾン,2番と3番は混声四部合唱で歌おうと考えています。

 校歌とか市民歌といったオフィシャルな(?)曲は,「大きな声で,元気よく」歌われがちです。それは,歌に,所属する人々の統合の役割があり,それを(知ってか知らずか)受け入れて歌っているからと思います。この日の《岩手県民の歌》も同じ感じで,まさに「音符歌い」で張り切って歌っていました。しかし,歌詞をよく読み旋律や和音を感じると,丁寧に表現すべきことが随所にあることがわかります。そこで,しつこいようでしたが1フレーズごとにイメージを確認し歌い方を吟味していきました。宮古木曜会合唱団の皆さんは,「わかるとかわる」んです!広々とした(内陸部のイメージに引っ張られているかもしれませんが)若々しい(昭和45年国体のイメージが強すぎるかも…)岩手県の様子が《岩手県民の歌》から聞こえてくるようになったように思います。

 千葉了道先生といえば,12月21日(土)から始まるZホールの「合唱による日本の民謡・世界の民謡in奥州」では日本の民謡として『千葉了道作品集』(カワイ楽譜)から南部地方の民謡を数曲取り上げて演奏する予定です!本番は9月14日(日),一緒に歌いませんか?参加者を大募集中です。



2024年12月15日日曜日

【演奏会・聴いてきました】岩手大学合唱団 Winter Concert 2024

 12月15日(日)の午後,雪が降る中,岩手県公会堂の大ホールに,岩手大学合唱団のWinter Concert 2024を聴きに行ってきました。先日お知らせしていた演奏会です。全回は第70回記念定期演奏会として今年の1月21日に大々的に開催したのですが,今年は定期演奏会は無くWinter Concertという形での演奏会となりました。

 2ステージ構成でしたが,オープニングとして《岩手大学学生歌》が演奏され,続いて第1部は木下牧子の作品から《春に》《はじまり》《二十億光年の孤独》《音楽》の4曲が演奏されました。メンバーは1年生が13名で計16名ほどですからほとんどが1年生ということです。そのためか発声の浅さや音楽の硬さが耳につきました。音楽科などで専門的に音楽を学んでいる学生がいないこともあるでしょうし,音楽家の先生をお呼びしてご指導いただくという機会も今年はなかったことも理由かもしれません。一方でチーフコンダクターの子の学びの意欲は高く,自分たちでここまでできたことは成果の一つと思います。

 第2部は「お楽しみステージ」ーこのネーミングが心配です。誰のお楽しみなのか?ーと題して,サブコンダクターの指揮でポップスを4曲《風になる》《いのちの歌》《Oh Happy Day》《Hail Holy QUEEN》でした。こちらはポップスと割り切った発声(?)のようにも聞こえましたが,やはりその分ハモらないのが残念。楽曲のよさを見抜いてそれを引き立たせる演奏となると,聴き手もより楽しめたと思います。

 学生生活の様々な制約の中,こうやって一つの大きなステージを自分たちで開催できたことは,1年間のまとめとしてとても良かったと思います。昨年のつながりからか,大先輩も遠方からも数名聴きに来ていらっしゃいました。来年はさらに充実した活動,充実した音楽体験ができる場となることを願っています。

2024年12月8日日曜日

★☆演奏会のお知らせ☆★岩手大学合唱団 Winter Concert 2024


  12月15日(日)盛岡市中央通りの岩手県公会堂で岩手大学合唱団「Winter Concert 2024」を開催します。前回は第70回定期演奏会を1月21日に開催したのですが,今回は「定期演奏会」とはならず「Winter Concer」という形での演奏会のようです。

 5月10日にお伺いして以来行っていないので,どんな演奏になるかわかりませんが,学生たちの(コロナ後)数少ない発表の機会なので,お時間のある方はぜひ足をお運びの上,応援してください。



●2024年12月15日(日)開場 13:00 開演13:30
●場所:岩手県公会堂大ホール 入場料無料
●プログラム
第Ⅰ部「おんがく~宇宙に生きる私たち~」 指揮 岡本光世  ピアノ 池田結
 春に・はじまり・二十億光年の孤独・おんがく
第Ⅱ部「お楽しみステージ」 指揮 千葉亜柚奈  ピアノ 細越佳菜
 風になる・いのちの歌・Hail Holy QUEEN・Oh Happy Day

2024年12月2日月曜日

【宮古木曜会合唱団】久々に4パート揃いました

  12月1日(日)の午後,宮古木曜会合唱団の強化練習に行ってきました。会場は磯鶏幼稚園のホール。ここは響きが良くて歌いやすい練習会場です。前回は《O Musica》のドイツ語で行き詰まったまま帰ってきたので,リベンジのつもりで宮古に向かいました。

 今回はソプラノ4名,アルト4名,テノール2名,バス2名と,久しぶりに4パートが揃いました!テノールには先日演奏会を終えたばかりのコール・ネネムのNKさんも来てくださいました。人数バランスとしてはとてもよい感じでした。

 会場の響きを利用して柔らかく発声しながら,自分の身体の操作と音色の変化を確認する練習をした後,まずは12/24(火)のクリスマス・イヴ礼拝(日本基督教団宮古教会)で歌う3曲中の2曲に取り組みました。《ともしびのキャロル》は発声練習の音を生かしながら歌いました。《Jesus bleibet meine Freude》は前回の練習時のドイツ語歌唱の改善を目指して練習しました。宮古に向かう直前にNHK-FMの放送でメゾソプラノ歌手のAnne Sofie von Otterさんの演奏特集聞き逃しはこちら)をやっていたのをたまたま聴いたのですが,その演奏の素晴らしいこと!しなやかな音楽の運びの中で歌詞が明確に聞き取れ伝わってくるのです。その演奏に刺激されての目標設定でした。

 その後Ale Mölerの《Glaspolskan》に取り組みました(練習時にご紹介した元曲のアルバムはこちら。9曲目)。なにせテノールがいましたから!難しい歌詞(無意味シラブル)ののせ方は意外に慣れているようました。「北欧的な響き」にするにはどうしたらいいものか考えながら,①完全音程(8度,5度,4度)を純正に溶け合わせること,(そのためにも)音の立ち上がりを早くし③細かい音符で声の響きを落とさないようにして,短い音価でも和音を響かせること,をポイントにまとめてみました。聴き合うことができるようになり全体の「響き」がとてもすっきりとしてきました。

 続けて《Deep river》そして《七里ヶ浜》。4パート揃うのは久しぶりです。扱うのも久しぶりなのですがその割には良い感じです。会場のせいか,4声部のせいか…。聴き合う耳が(この日は)良くなってきているのは確かだと思いました。

 そして《O Musica》。テノールを加えて5声部で歌うのは久しぶりでした。前回のドイツ語の取り組みが活きたのか,これもまたいい感じに表現できていました(Otterほどではありませんが…)。

 あとはVictoriaの《Taedet》。ラテン語の意味を理解しながら,まずは読むことに慣れることに取り組みました。そして音をつけて歌ってみました。この曲は音楽の流れが悪くなり,まだまだ難しい感じです。でも(会場の響きに助けられているのか)歌詞をつけても力みのない声でアンサンブルできていました。

 最後に《いのちの歌》を駆け足で練習しました。言葉を丁寧に表現することが日本語ならばなんと楽なことか!外国語でも同じように表現できるようになりたいものですね。

2024年11月11日月曜日

【宮古木曜会合唱団】連続3回の成果は??

  11月10日(日)宮古サーモンマラソンの日の午後,(金曜日に連合音楽会を聞いた)宮古市民文化会館の隣にある磯鶏幼稚園のホールをお借りして,宮古木曜会合唱団の強化練習を行いました。3月の定期演奏会で一緒に歌ってくださる団友(?)の方1名(テノール)や,サーモンマラソンで10km走ったあとに練習に足を運んでくださった団員の方もいました。

 以前も書きましたがこの会場は響きが良いのでとても歌いやすいのです。そこで発声練習の後,Victoria作曲の《Taedet animam meam dominum》から始めました。ここ2回の練習で取り上げられなかったからでもあります。発声練習直後で喉に力が入らずに音が出ている状態だと,とてもよく響き合います。これはひと月ほど前にやった時と同じ感じです。でも階名で音を探りだしたり音が不安だったりすると喉に力が入って音色が固くなり溶け合いにくくなります(はみ出します)。その修正に取り組みつつ全体の音を確かめていきました。その後,歌詞の読みと意味を確かめました。ラテン語は慣れない言葉なので単語も覚え難いです。そこでいくつかの単語については身近な英語や聞いたことのありそうなイタリア語とかフランス語の語源になっている(と思われる)関連性もプチ情報としてお伝えしながら発音練習をしました。「意味的記憶」に少しでも役立てばと思うからです。

 そして歌詞唱です。みなさん真面目なのでどうしても「カタカナ的な明確な発音で」を「音符を正確に」歌おうとしてしまいます。その結果音楽が凸凹になるのです。そこでいつものように「入れ歯を外して歌いましょう」とやったら,音符やシラブルに囚われずだいぶ息の流れが生まれ,口腔内の形状が保たれることで響きが安定し良くなりました。この日は非常にゆっくりテンポでしたから,今後は歌い慣れて,意味も浮かぶようにして,早めのテンポに対応できるようにしていきましょう。

 続いて,久しぶりにモーツァルトの《雀のミサ》です。《Kyrie》《Gloria》と思った以上に歌えていて安心しました。が,《Credo》で口がついていかなくなったので,部分部分を取り上げてリズム読み及び意味の確かめをしながら練習し,一通り通せるようになりました。

 外国語ばかり歌っていたので,最後に日本語の曲《いのちの歌》と《岩手県民の歌》の初見大会をやりました。もちろんこの日の初めからそうだったように,ピアノ伴奏なしです!でも,なんと,2曲ともほぼ四部合唱になりました!そして言葉の生かし方もとても上手に処理していました(《いのちの歌》は皆さんが主旋律をよく知っている曲だったからでしょうか。でも《岩手県民の歌》もちょっとのアドバイスがすぐに生かされましたね)。「音楽性」という言葉がありますが,宮古木曜会合唱団の「音楽性」は少しずつ高まってきているのだなと感じました。初めて参加した12年前は,1曲の音取りのため(全体練習の場での)パートの練習を何度も繰り返していて楽曲の練習がなかなか進みませんでしたから。しつこく嫌がられながらも移動ド唱法に取り組ませてきて良かった,と思いました。

 3回の連続練習は効果的で,成果の積み重ねを感じることができました。でも私が担当する全曲の音を出せなかった(ミサ曲の《Sanctus》《Benedictus》《Agnus Dei》と《Glaspolskan》)のは残念。年内は11月28日(木),12月19日(木)の2回チャンスがあります(ただし12月24日(火)のイヴ礼拝に向けた練習にも取り組まなければなりませんね)。よりよい音楽で楽しめるように練習を重ねていきましょう!

2024年11月2日土曜日

【宮古木曜会合唱団】ここから3回連続でがんばるぞ

  10月31日(木)の夜,宮古市の山口公民館に宮古木曜会合唱団の通常練習のために行ってきました。3月23日(日)にイーストピアみやこで開催予定の第42回定期演奏会(前回の会場と異なりますのでご注意!)に向けた練習です。私は第1部「世界のア・カペラ・ソングス」と第3部「W. A. モーツアルト《雀のミサ》KV220」を指揮する予定で練習に取り組んでいます。

 この日は主に第1部の練習でした。演奏予定曲は以下です。年代順に演奏してみることにしました。
①Teadet Animam Meam(1605・スペイン) 作曲/Tomas Luis de Victoria 
②O Musica(1613・ドイツ) 作曲/Paul Peuerl
③Deep River(Spiritual:18世紀後半~19世紀・アメリカ) 編曲/Brian Trant
④「二つの碑銘」より 七里浜(1952・日本) 作詞/西田幾太郎 作曲/團伊玖磨
⑤Glaspolskan(2014・スウェーデン) 作曲/Ale Möller

 今月は6日(日)の強化練習に来たっきりでした。例によってはじめに③《Deep River》。難しい音程ではない部分もなかなかハモリません。多くは音質&耳の問題なので,その箇所を指摘し改善策にチャレンジし評価し…と繰り返しながらその頻度が下がっていくようにしました。続いての③《七里浜》も同様でした。⑤《Glaspolskan》は前回の木曜日の練習時に歌詞をつけたというので,この難しい歌詞をどんなふうにうたうのか楽しみでした。聞かせてもらったら,忙しい符割なのに口がよく動いていました。ただし予想通り「音符歌い傾向」でしたので,レガートな音の運びを練習しました。最後にやった②《O Musica》は…まるで初見大会でした。

 来週の11/7(木)の2時間の通常練習,11/10(日)の4時間の通常練習と,続けて6時間いただいています。これら第1部の5曲および第3部のモーツァルトのミサ内の6曲を歌い慣れるようポイントを見極めながら取り組んでいきたいと思います。

 なお,この日は新しい団員が入っていました。市内小学校の講師を務める女性(ソプラノ)でした。10/20の市民文化祭での宮古木曜会合唱団の演奏を聞き(特に《時代》だったそうです)感動し入団を決めたそうです。嬉しいですね。またアンコール予定の《いのちの歌》の楽譜も配られました。かつて千徳小学校で同声2部(弦楽伴奏版),アンサンブル・コンフオーコで女声3部版(ピアノ伴奏)とステージにかけたことがあります。歌っていても聴いていても「いいなぁ」と思う曲です。今回(混声4部版)も聴き手のみなさんにそう感じていただけるような演奏をめざします。来年3月23日(日)イーストピアみやこにぜひ聴きにいらしてください。皆でお待ちしています!

2023年10月21日土曜日

【本番 第30回胆江合唱祭】胆江地区のレベルが上がって来たような…

  10月15日(日)に胆沢文化創造センターの大ホールで胆江合唱祭の本番がありました。「胆江」というのは旧市町村名で言うと胆沢郡(胆沢町,金ケ崎町,前沢町,衣川村)と江刺市,水沢市という岩手県南の(かつては)農村地域一帯を指す地名で,合併の結果現在では奥州市と金ヶ崎町の2市町を指します。

 人口は12〜13万人とのこと。そこから15の合唱団(と客演として1つの吹奏楽団)が参加しました。以前は団体数がもっと多かったように思います。私は2つの合唱団を指揮しました。


 前半の部には「アンサンブル・コンフオーコ(女声23名)」《にじ》《いのちの歌》の2曲でした。8月2日から始まったレッスンは8月30日9月6日,9月20日,10月4日10月11日,と計6回の水曜日の夜に取り組んできた成果の発表の場でした。ポップな曲をどう解釈して,合唱としてどう生かすか,私もチャレンジと学びの期間でした。
 ステージ上では,みなさんがにこやかに語りかけてくださって,気持ちよく音楽することができました。「いのちの歌,泣きました。」「周囲の人たちもたくさん鼻すすってるのが聞こえました。そのくらい会場が音楽に引き込まれてました!!」との感想が届いたり,「コンフオーコってオーディションあるんですか?」(ありません!),「私もコンフオーコに入ったら上手くなりますか?」(もちろん!)と何人もの方にきかれた団員がいたりと,いい音楽ができたように思いました。「うまい」「上手」と言われるよりも,心に伝わること「いいなぁ」と感じてもらえることが嬉しいのです。今日はそんな音楽ができたのではないでしょうか。

 後半の最後には,今年の1月から活動を始めた「合唱音楽研究会奥州(混声38名)」メンデルスゾーン作曲《賛美歌262篇》,J. S. バッハ作曲《Jesus bleibet meine Freude》,W. A. モーツァルト作曲《Domine Jesu》の3曲でした。発足間もない団体で,しかも「合唱団」として本番ステージに向けて「練習」するのではなく,「研究会」としていろんな合唱曲を体験してみようというコンセプトの団体でしたが,本番が決まったところから「練習」を重ねる「合唱団」になりました!
 男声不足でテノール3名,バス4名の本番でしたが,難しい,でも素晴らしい宗教曲に真摯にそして楽しんで取り組んできた成果を発表できました。ドイツ語はもちろんのことラテン語も難しく,言葉に気が行くと音質が疎かになるのは否めません。でも練習時よりずっとまとまって聴こえてきました(ホールのせいか?)。
 でも,38名は本日の最大人数で,しかも女声合唱が多い中での混声合唱でしたし,クラシックな宗教音楽を胆江地区に響かせることができたことには,大きな意味があると思っています。なにせ「入って一緒に歌ってみたい」という声が聞こえて来ましたから!この団体はできたばかり。これからいろいろと楽しんでいきたいと思っています。

 以前に比べて,どの団体も人は減ったのだと思いますが音楽的に充実したように感じました。前は(失礼ながら)自分たちで歌って楽しんでいる感じがありましたが,今回は少人数ながら声をしっかり出していたり,綺麗なハーモニーを聴かせていたりしました。ここ数年奥州市で音楽活動(Zホールのオペラ,Z管弦楽団の《モツレク》前半,岩崎姉妹ふれあいコンサート…)をしてきたことが何かの形でつながってくれていたなら嬉しいなと思っています。

 アンサンブル・コンフオーコとはここでいったんお別れです。合唱音楽研究会奥州のほうはここから新しいことへのチャレンジが始まります!お楽しみにしてがんばりましょう!

2023年10月5日木曜日

コンフオーコ05:音楽で繋がる,ということ


  10月4日(水)の夜,奥州市水沢の吉小路にあるアスピアという施設で,女声合唱団アンサンブル・コンフオーコのレッスンがありました。10月15日(日)の胆江合唱祭まであと2回です。

 2時間の練習で,だいぶ変わりました!「こんな音楽がいいよね」と言葉や歌(そして指揮)で伝えると,うなずきながら聞いてくれます。「その部分はどんなこと考えながら歌ってますか?」と聞くと,問題意識をもってもらえます。そして,素直に真似してくれて,歌い手の皆さんから出てくる音楽が変化します。

 音楽は言葉で説明して理解してもらうには限界があります。ある解釈(デコード)の前提となっていること(バックグラウンドであり,コードでもある)は言葉で伝えて理解してもらうことは可能です。しかし,音楽そのものを伝えたいなら音楽で伝えるしかありません。そういう音楽のレベルで繋がり合えるというのは楽しく嬉しいことです。

 あと1回の練習,ポップスでありながら解釈によっては奥が深い2つの楽曲《空が晴れたら》と《いのちの歌》を団員のみなさんと一緒に豊かに表現することにチャレンジしていきたいと思っています。そして会場で聴かれた方に「合唱ってなかなかいいんじゃない。」と思っていただける(「音楽で繋がる」ことができる)ように。

 本番は,Zホールの岩崎姉妹のコンサートの翌日,胆沢文化創造センターです。入場無料でさまざまな合唱団の演奏を聴くことができます。ぜひ脚をお運びくださいね。お待ちしています。

2023年9月2日土曜日

コンフオーコ02:ポップスの「解釈」

  8月30日(水),仕事を終えて夜にアンサンブル・コンフオーコの今シーズン2回目のレッスンに行ってきました(1回目の様子はこちら)。ほぼ1ヶ月の間がありましたが,その間3回ほどの練習に丁寧に取り組んでいたからでしょうか,どのパートも自信を持って歌っている様子が見られました。

 この日は,まず溶け合いやすい声,発声法にチャレンジしました。例の木下マティアス義久先生の真似です。団員の皆さんはとても素直で,頭で考えるより先にサッと真似して(声でなく)音を出すので,柔らかく響きのある音が比較的早く得られました。

 まずはそのまま(つまり「音」の状態のまま)主旋律を皆で歌うことを通して,①(音符歌いでなく)「一筆書き」の息,②音域やリズム,特に跳躍音程などで響きが変わらない,という楽器作りをしました。

 そしてそのまま自分のパートを歌って3部合唱へと移りました。その響き合いの素晴らしいこと!

 続いて「母音唱」。その後にやっと(子音もつけての)「歌詞唱」。とても素敵な響きの合唱となりました。団員の皆さんもその音を体験してニコニコしていました。

 さて。私は苦手意識が強いポップス(曲はこちら)。でも歌い込んで楽曲に馴染んでくると楽譜からいろいろなことが見えてくるものです。歌詞の区切りの構造休符の意味,(編曲者によって)割り振られた各パートの音の役割…などなど。なにより,《にじ》で繰り返される(ある意味単調な)三連符を生かす表現の仕方のアイディアが見えたのが本日の収穫でした。

 この合唱団はとても反応がよく,私のアイディアを伝えるとよく理解してくれて,どんどんチャレンジしてくれるので,音楽がどんどん変わっていきます。やっていて楽しいのです。音楽の変化を聞き取って,「今の歌は,前と変わっていたの,わかりますか?」と歌い手に返してやることで団員の皆さん一人ひとりがニコニコして「うんうん」とうなずいています。取り組み方についての「メタ認知」&「自己効力感」,そして音楽そのものについてのより良いイメージの定着!仕事がら,学習者(?)が変わるこういう瞬間が大好きです。

 今日水曜日はアンサンブル・コンフオーコで《にじ》と《いのちの歌》,明日木曜日は宮古木曜会合唱団で《ハナミズキ》(と《前へ》),土曜日は岩崎姉妹SP合唱団で《翼をください》(と《埴生の宿》)と,ポップス音楽が続きます。毛嫌いせずに,丁寧に音楽に取り組んでいこうと思った2回目のレッスンでした。

2023年8月3日木曜日

コンフオーコ01:ポップスの合唱編曲版は難しい

  8月2日(水)の夜,奥州市の吉小路にある水沢地域交流館アスピアで,女声合唱団アンサンブル・コンフオーコのレッスンに行ってきました。今シーズンは10月15日(日)の胆江合唱祭まで6回のうちの1回目でした。この合唱団は,先日久しぶりの演奏会でじっくりと諸作品と取り組み良い演奏を聴かせてくれたところです。

 今回はポップス2曲,《にじ》と《いのちの歌》です。いつもは宗教音楽やしっかりとした合唱曲を選ぶのですが…。珍しい選曲です(今回はお任せしました)。1回目のレッスンなのでまずは2曲とも聴かせてもらった後,全体に共通する基本的なことをお伝えすることとなりました。

 《にじ》は三連符のリズムを基本にした4/4拍子。軽やかで明るい曲調です。三連符の弾む感じに乗せられて言葉が弾みすぎているので,リズムや音域の変化などによる不要なアクセントを極力取り去るよう息をコントロールすることを中心にやりました。また旋律に繰り返しが多く単調なので,歌詞をもとに場面の変化や展開の向かう先を考えて音楽の気分を掴み表現することもアドバイスしました。

 《いのちの歌》は好きな曲の一つです。その昔,小学校の合唱委員会の児童が弦楽カルテットの演奏会に招待された際に合同で演奏させてもらったことがありました(編曲は違いますが。その際の動画があります。興味のある方はご一報ください。ご覧いただくことができます)。今回の編曲はパート・ソロが多い分,丁寧な表現(息づかいや発音,声の響きなど)ができないと聴き手は興醒めしてしまいます。特にも《にじ》とは語る内容が違うので,「それを語り出すための息の吸い方」を常に大事にしてほしいことをお伝えしました。

 次回は8月30日(水)(この日も宮古行きの前日だ)で,あと計5回。学び多く楽しい時間となるよう取り組んでいこうと思います。

 この日は久しぶりに自動車を運転して奥州市から盛岡市まで帰ってきました。翌日の宮古高校&宮古木曜会合唱団のレッスンへの移動に備えるためです。六原から北上にかけての国道4号線の拡幅工事が始まっていたり,花巻バイパス南入口交差点の車線が複雑になっていたりと,久しぶりに通った道路の変化に驚きました。それにしてもやはり電車は楽チンです!

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