大型連休も終わり3日間高校に通ったあとの5月10日(金)夕方,岩手大学の学生会館(学生協購買部)の2階に,岩手大学合唱団の練習を覗きに行きました。というのも,火曜日にチーフ・コンダクターのOMさんから練習についての悩みを聞いたからです。
会議室を使っての練習でした。戸の外側から中を伺うと,10人ほどで活動していました。「全員集合か?」と思いながら戸を開けると、バンバンとハリのある声で合唱していました。S2、A2、T2、B3とコンダクター。低音が厚く良いバランスでした。
しばらく聞かせてもらいました。ツェルター作曲「旅ゆくこの日」という3番まである短い楽曲でした。テンポのことや歌い方のことなどコンダクターが思案しながら提案してチャレンジしていました。学生同士らしいやりとりでした。でも音楽があまり変わりません。基本的に声がデカすぎるように思ったので、その辺をちょっとアドバイス。自分が徹底的に教えられたように「聞かせたい・届けたいのは、声じゃなくて音楽」ということです。
その後、「上を向いて歩こう」も含め、歌詞のこと、発声の仕方のこと、ハーモニーの作り方、聴き合うこと…などなどアドバイスし、チャレンジを促し、評価し合ってみました。学生諸君は頷きながら話を聞いてくれて、音楽も目に見えて(?)変わっていきました。
練習中に人の出入りがあったので「1年生は何人入ったの?」と尋ねると、なんと8人ほど。メンバーは倍増です!前回の定期演奏会(第70回)やその前の定期演奏会では、コロナなど様々な理由で激減した人数を憂慮したのでしたが、本年度は多くの新入団員を得て楽しみになりました!
練習後、上田通りで反省会をしました。お酒を飲めない学生が多かったのですが、会食しながら様々な話を聞くことができました。5月26日には市の芸術祭での本番ステージがあるとか。充実した岩大合唱団の音楽を聴き手に、そして集った盛岡の合唱人に届けて欲しいと思います。
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