大型連休が終わった5月7日(火),2つの音楽活動に取り組んできました。
16:20から18:00は盛岡某高音楽部の部活⑨(9回目)でした。「連休中の宿題」としていたのは「鼻つまみ」で腹部の力を抜くことでしたが,ほとんどの子ができるようになっていました。柔軟ですね。連休中に音取りをお願いしていた日本語のアカペラ楽曲(ハ長調)は「音取りしました」とのことで合わせてみました。3部合唱でハ長調で転調がないので簡単とはいえ,よく音が頭に(?)浮かんでくるようになっていました。線が細いのが課題なので「綺麗でなくていいので,でっかい音を出そう」と歌わせたら,身体がよく鳴って,7人ながらバチッと響き合う素敵な合唱になりました。あとはアップテンポで鳴らせるようにしていきたいと思います。ちなみにヴィクトリアのモテットは喉が詰まって(息を流せず)残念な感じでした。難しいですね。
18:45から20:30はMBKVつまり盛岡バッハ・カンタータ・フェラインの通常練習でした。先週お休みだった先生がいらっしゃって,6月のバッハフェスト・ライプツィヒで演奏するカンタータBWV10とBWV93の練習に取組みました。「東日本バッハ・カンタータ・フェライン」という名前であるので「フェライン」が基本となること,ピリオド楽器の音楽には力みがないこと,本番の指揮者のティムさん(日本語版wikiにもあるんですね)の音楽は軽やかであろうこと,そのために羽のように音楽を運ぶこと…などなどこれまでやってきたしっかりとした表現の仕方を超えて,さらに新しい音楽の形を見せていただきました。5月12日は仙台で合同練習(盛岡に加え,仙台,山形,東京等の有志も一緒にバッハ フェストに参加します)に取組みます。渡独前最後ですので,私たちの音楽を発信して共有してきたいと思っています。
ちなみに,フェラインの練習を見学しに,岩手大学合唱団の新チーフ・コンダクターのOMさんが来ていました。終了後に「合唱指導に自信がもてないんです。」との相談を受けました(もちろん即「フェラインにはいりなさい」とお誘いしました。そして先生のレッスンを受けて学ぶのが最善です)。今週の金曜日(5月9日)に練習の様子を覗きにいくことにしました。5月下旬の芸術祭で指揮するとのこと。どんな練習をしているか楽しみです!
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