2ステージ構成でしたが,オープニングとして《岩手大学学生歌》が演奏され,続いて第1部は木下牧子の作品から《春に》《はじまり》《二十億光年の孤独》《音楽》の4曲が演奏されました。メンバーは1年生が13名で計16名ほどですからほとんどが1年生ということです。そのためか発声の浅さや音楽の硬さが耳につきました。音楽科などで専門的に音楽を学んでいる学生がいないこともあるでしょうし,音楽家の先生をお呼びしてご指導いただくという機会も今年はなかったことも理由かもしれません。一方でチーフコンダクターの子の学びの意欲は高く,自分たちでここまでできたことは成果の一つと思います。
第2部は「お楽しみステージ」ーこのネーミングが心配です。誰のお楽しみなのか?ーと題して,サブコンダクターの指揮でポップスを4曲《風になる》《いのちの歌》《Oh Happy Day》《Hail Holy QUEEN》でした。こちらはポップスと割り切った発声(?)のようにも聞こえましたが,やはりその分ハモらないのが残念。楽曲のよさを見抜いてそれを引き立たせる演奏となると,聴き手もより楽しめたと思います。学生生活の様々な制約の中,こうやって一つの大きなステージを自分たちで開催できたことは,1年間のまとめとしてとても良かったと思います。昨年のつながりからか,大先輩も遠方からも数名聴きに来ていらっしゃいました。来年はさらに充実した活動,充実した音楽体験ができる場となることを願っています。
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