3月17日(日)14:00から,宮古市民文化会館で宮古木曜会合唱団の台1会定期演奏会を開催しました。私が関わった初めは第31回山口公民館での演奏会でしたから,11年目になりました。前前日の金曜日は翌日の職場の大きな行事に控えて奥州市泊。土曜日は午前に卒業式,午後から宮古に入ってリハを行い宮古泊。そして迎えた日曜日は天候に恵まれました。(終演後,帰る頃には小雨,盛岡は雨がじゃんじゃん降ってました。)
第1部は日本語の合唱曲「聞こえる」「ハナミズキ」「名付けられた葉」「前へ」「群青」,もう一人の指揮者S君に選曲をお任せして彼がピアノ,私が指揮をしました。いつものように本番は練習とはまた違った様々な合図を出したのですが,普段からの訓練の成果で指揮によく反応してくれました(指揮を見てくれている人は,です)。思いが伝わるように言葉と音楽を表現できたように思います。第2部はルネサンスから近代までのラテン語宗教曲4曲,パレストリーナのモテット,バッハ のミサから,モーツァルトのヴェスプレから,グリーグの賛歌でした。こちらは…正直いって力不足でした。めずらしく拍手の沸かない4曲の演奏になってしまいました。聴きにいらした方,ごめんなさい。モーツァルトはピンチヒッターのソリストも合唱も健闘していたと思うし,バッハは難しかったもののある程度一つにまとまってきたと思ったのですが…。無伴奏の2曲が力不足を露呈しました。やはり発声に課題があるのですよ。今回の取り組みを通して少しでも解決したいと選曲したのでしたが,指導力不足で叶いませんでした。耳はいいので最後の和音などはとてもきれいに決めて終われるのですが。
大きな課題は「声を出すなら指揮を見る,指揮を見ないなら声を出さない」という原則中の原則を徹底できなかったことです。本番でできてはじめて「できた」ってことですからね。
今回様々なトラブルが重なって開催が危ぶまれたのですが,各場面でそれぞれにサポートし合ってなんとかゴールに辿り着けたように思います。ありがとうございました&お疲れ様でした。盛岡や奥州から聴きにきてくださっている方も見えました。ありがとうございました。来年はまだどうなるかわかりませんが,今回の経験はまたどこかの次の機会に生かしていかなければと思っています。感想など教えていただけると嬉しいです。お待ちしています。
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