2026年1月3日土曜日

2026年の予定

 無事に年が明けました。本年も宜しくお願いいたします。

 昨年(2025年)を振り返ってみると,様々な本番を経験させていただいたことがわかります。
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3月23日宮古木曜会合唱団第42回定期演奏会【指揮】(於:イーストピアみやこ・多目的ホール)
4月26・29日盛岡バッハ・カンタータ・フェライン《ヨハネ受難曲第2稿演奏会》【合唱】(於:日立システムズホール,盛岡市民文化会館・大ホール)
7月20日盛岡某高音楽部第39回定期演奏会【指揮】(於:岩手県民会館・中ホール)
9月14日《合唱による日本の民謡・世界の民謡 in 奥州》【指揮・合唱】(於:奥州市文化会館・大ホール
10月12日第32回胆江合唱祭【指揮】(於:前沢ふれあいセンター)
10月19日宮古市民文化祭【指揮】(於:宮古市民文化会館・大ホール)
11月22日合唱音楽研究会奥州第2回研究発表会【指揮】(於:奥州市文化会館・中ホール)
12月7日第78回岩手芸術祭合唱祭【指揮】(於:宮古市民文化会館・大ホール)
12月14日久慈第九演奏会【合唱】(於アンバーホール)
12月24日クリスマス・イヴ礼拝【指揮】(於:日本キリスト教団宮古教会)
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 主催する演奏会での指揮や合唱だけでなく,他団体企画の演奏会での合唱参加,「音楽祭」的な企画に関連団体として参加させていただいての指揮など,様々な形態での本番でした。それぞれの機会に様々な方々と交わってたくさん学ばせていただきました。毎回楽しく音楽できました。

 今年(2026年)は(未確定要素もありますが)今のところの予定は次のようになっています。
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1月18日けせん第九演奏会【合唱】(於:大船渡市民文化会館リアスホール)…2年に1度仙台フィルハーモニー管弦楽団を招聘して開催されている行事です。指揮は岩村力さん
2月7・8日山形交響楽団第330回定期演奏会【合唱】(於:山形テルサ)…モーツァルト作曲《レクイエム》のレヴィン版を鈴木秀美さんの指揮で歌います。
3月29日宮古木曜会合唱団第43回定期演奏会【指揮】(於:宮古市民文化会館)…1ステージ(ヨーロッパ音楽の愉しみ)だけ指揮します。
7月20日盛岡某高音楽部第40回定期演奏会【指揮】(於:岩手県民会館・中ホール)…区切りのよい「40回」ですが彼らが何をどうしたいのか未定なのです。
9月27日第33回胆江合唱祭【指揮】…会場は不明ですが,女声合唱団アンサンブル・コンフオーコ,合唱音楽研究会奥州の2団体を指揮する予定です。
11月15日盛岡バッハ・カンタータ・フェライン《ドイツ・バロック演奏会》(仮題)【合唱】(於:盛岡市民文化ホール・大ホール)…佐々木正利先生の指揮でバッハのカンタータやシュッツのモテットを歌います。
11月21日木野雅之平沢匡朗コンサート(仮題)【指揮】(於:奥州市文化会館・中ホール)信長貴富構成の《ヴィヴァルディが見た日本の四季》を,Zホールスペシャル合唱団で演奏(指揮)する予定です。合唱団員は一般公募する予定ですのでぜひご参加ください!

 ちなみに2027年で日にちが決まっているものは以下です。
6月14日Bachfest Leipzig 2027 カンタータ演奏会(於:トーマス教会 in ライプツィヒ)
8月8日オペラ《トゥーランドット》上演(於:奥州市文化会館・大ホール)
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 いずれの本番も大切な演奏の機会です。そこに向けてこつこつと練習を積み,力を伸ばしてよりよい音楽を提供できるように取組んでいきたいと思っています。どうぞ聴きにいらしてください!そしてご感想などをコメントいただけると励みになります。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2025年12月25日木曜日

【演奏会・聴いてきました】盛岡市民クリスマスコンサート

 12月25日(木)クリスマス当日の夜に,盛岡市民文化ホール・小ホールで「盛岡市民クリスマスコンサート」を聴きました。主催は盛岡市民クリスマスコンサート実行委員会(盛岡月ヶ丘キリスト教会)で,今回が25回目(!)とのことでした。(昨年の様子はこちら

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指揮:佐々木まり子
ピアノ:千葉浩子,オルガン:芳賀あき
合唱:月ヶ丘クワイヤ,月ヶ丘クワイヤジュニア
プログラム:
☆オルガン独奏 S. シャイト作曲《暁の星のいと美しきかな》
☆クリスマス・キャロル集
《久しく待ちにし》《道を歩いていると》《うまごやよりも》《羊はねむれり》《疲れしマリア連れしヨセフ》《キャンドルライト キャロル》,「うれしいな クリスマス」より4曲
☆クリスマスのおはなし(牧師先生によるお話)

☆15年目の冬を迎える被災地の方々,世界の戦争や紛争で苦しんでいる方々を覚えて
《夢みたものは》《五月》《カントリー・ロード》《ゆうき》
☆メサイヤ「降誕」より10曲
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 いつもながらクリスマスを想うに相応しいプログラムだなと感じます。舞台上手にポジティフ・オルガン,下手にグランドピアノを配し,曲によっては双方同時に伴奏したりもしていました。今回はステージ上の温度や湿度の関係と思いますがオルガンのピッチがピアノよりも明らかに高くなってしまい,演奏しづらそうでした(聴くのも大変)。でもそれも生楽器&生演奏だからこそのことですね。

 曲によっては「ジュニア」の子どもたちが歌ったり大人の合唱とコラボレーションしたりと,演奏形態も音楽がいきるように工夫されていました。子どもの声や歌い方だからこそ伝わってくる音楽・歌詞があるんですね。また,独唱の楽曲も多く,普段からソリストとして活躍している人でない方の独唱がとても充実していたことが驚きであり,大に刺激されました!

 前日に体験した宮古教会でのクリスマス・イヴ礼拝とはまた違って,広く皆さんでクリスマスをお祝いしようという雰囲気のコンサートでした。

【宮古木曜会合唱団】クリスマス・イヴ礼拝参加


 12月24日(水),盛岡市から奥州市を経由して宮古市へ片道200km(往復で400km)かけて,日本キリスト教団宮古教会のクリスマス・イヴ礼拝に参加してきました。

 この教会のクリスマス・イヴ礼拝には毎年参加させていただいています。森分牧師先生の「入堂」,キャンドルの「点火」,牧師先生の「退堂」と3つのタイミングでそれぞれ合唱を使っていただいています。今回は「入堂」時にビクトリアの《O magnum mysterium》(ラテン語)を,「点火」時にはラターの《ともし火のキャロル》(日本語),「退堂」時にバッハの《Jesus bleibet meine Freude》(ドイツご)を演奏しました。


 昨年のクリスマス・イヴ礼拝では教会付きのオルガニストの櫻井先生に伴奏をお願いしていたのですが,今年は宮古在住の三上葵さんに伴奏していただきました(合わせ練習は前回の1回だけでしたが)。初めてのオルガンなのでストップ選びも事前にしてくださっていたとのこと。丁寧に弾いてくださいました。

 例年のことですが,この礼拝に参加すると合唱音楽に取組んでいる者としてクリスマスの意味や意義を再確認できます。先日盛岡某高音楽部の子どもたちにクリスマスに関する学習会を行いました。音楽とキリスト教の関係はとても密接だからです。高校生が「クリスマス」から連想したのは「プレゼント」「サンタさん」「ケーキ」「赤と緑」「ツリー」といったことでした。クリスマス・イヴの礼拝に参加すれば,礼拝順序そのものが「告知」「降誕」「博士」「羊飼」と進んでいくので,クリスマス(イエスの誕生)の意味がとてもよくわかります。

 また間に挟まれる賛美歌(264番「きよしこの夜」,258番「まきびとひつじを」,263番「あら野のはてに」,261番「もろびとこぞりて」…こちらは櫻井先生の伴奏)もその意味を確かめながら歌うことができます。そして教会音楽がどのように成立しているかということも実感できるように思いました。(さらにオルガンの前奏で音楽を掴んで初見でハモるトレーニングにもなります!)

 宮古教会の皆様,牧師の森分先生,よい機会をくださりありがとうございました。

 定期演奏会のほうは3月29日(日),年が明けて6回(1/12(月・祝), 1/22(木), 2/15(日), 2/26(木), 3/15(日), 3/19(木))の練習を残すのみとなりました。よりよい音楽ができるように練習を重ねていきたいと思います。

2025年12月22日月曜日

【岩大合唱団定期演奏会・終わりました】地力と伸び代と先生方のお導き

 12月21日(日)盛岡市玉山渋民にある姫神ホールにて,岩手大学合唱団の第71回定期演奏会が行われました。プログラムは次のようでした。私は第3部に参加しました。
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第1部「信じる 〜谷川俊太郎の世界〜」指揮:千葉亜柚奈 ピアノ:高橋雪乃
 《ふるさとの星》《くり返す》《泣けばいい》《信じる》
第2部「愛され続けるおんがく」指揮:佐藤成輝 ピアノ:池田結
 《君が君に歌う歌》《ボクはウタ》《アイノカタチ》《群青》
第3部「日本人になつかしいドイツの歌めぐり」指揮:佐々木正利 ピアノ:菅原美穂
 〜名田綾子編をベースにして(佐々木正利編さん)
  さて,何が出てくるかな? お楽しみに!〜
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(リハの様子)

 第1部,第2部とも学生の指揮&ピアノでの演奏でした。耳が良く音程が正確でよくまとまっていました。声量も小さくなくホールによく響きました。高校時代の合唱経験者が多く,基本的な力はしっかりとしていると感じました。でも…どの曲も同じように聞こえてきます。言葉や音楽を感じて表現することについての学びはまだ足りないようでした。また発声が浅くて硬いことも気になりました。



 第3部はOBOGも5名加わり,常任指揮者の佐々木正利先生の指揮そして非常に急だった代役の菅原美穂さんによるピアノ伴奏でした。この菅原美穂さんによるピアノが非常に音楽的で素晴らしいものでした。秋頃から重ねてきた練習で掴んでいた楽曲の姿が色鮮やかに塗り替えられた感じがしました。ちなみに菅原美穂さんとお話しする時間があり,ピアニストの気持ち,育て方,などなどたくさんのことを学ぶことができました。

 音楽を引き出す佐々木先生のご指導はいつも通りですが,今回は当日のゲネ・プロで楽曲のつなぎの部分しか取り上げず,全部を音出しすることはありませんでした。それがスリリングで,結果的に音楽の緊張感を高め集中した表現を引き出したと感じました。

 盛岡市中心部から少々離れたホールでしたが,お客様は130名ほど来てくださいました。私の先輩や後輩にあたる卒団生も聴きに来てくださり,終わってから「よい演奏会だった。」と感想を伝えてくれました。

 昨年は諸般の事情で定期演奏会を開けず(かわりに「ウィンター・コンサート」を実施),その前の年は第70回記念定期演奏会でしたのでイレギュラーな開催,といったようにコロナ禍後にいつも通りの定期演奏会を運営したことのない(ノウハウのない)学生たち,そして高校時代もコロナ禍を過ごした学生たちが多くの苦労をしながら今回の演奏会を開催しました。今回の経験を来年以降に再びつないでいって欲しいと強く思いました。


2025年12月16日火曜日

【岩手大学合唱団】定期演奏会前最後の練習


 12月15日(月)の夜,岩手大学の学生会館2階で岩手大学合唱団の第71回定期演奏会に向けた最後の練習に参加してきました。

 団友として参加要請をいただいて最初に練習に参加したのが8月でした。そこから様々ありましたが,なんとか本番を迎えられそうです。

 私が出演するのは佐々木正利先生の指揮する第3部は「日本人になつかしいドイツの歌めぐり 〜名田綾子編をベースにして(佐々木正利編さん)〜さて,何がでてくるかな? お楽しみに〜」という長いタイトルです。日本の童謡として輸入されたドイツの歌などを,日本語やドイツ語でメドレーで演奏するコーナーで,次々と知っている曲がでてきます。聴きやすく楽しめるステージになっていると思います。

 現役の団員(大学生)は,高校時代をコロナ禍で過ごし,岩手大学合唱団自体もコロナ禍で人数が減少しただけでなく活動もほとんどできなくなったようで,学生同士が運営のために話し合う「総会」やリーダーを選ぶ「選挙」なども行えず,またそういった活動の継承もままならなかったようでした。しかし歌いたい,合唱したいという学生が集まって細々とですが岩手大学合唱団の活動を続けてきて,今回定期演奏会を開催できるところまできました。(ちなみに2年前の第70回記念定期演奏会の様子はこちらです。その節はご協力ありがとうございました。

 今度の日曜日と迫りましたが,ぜひお時間をつくって聴きにきて,学生諸君を応援していただけたらと思います。多くの方のご来場をお待ちしています。

日時:2025年12月21日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:姫神ホール(道の駅たみっとの近くです)
入場料:一般300円(学生無料?)
プログラム:
 第1部「信じる」〜谷川俊太郎の世界〜 《ふるさとの星》ほか
 第2部「幅広く愛される曲たち」 《アイノカタチ》ほか
 第3部「日本人になつかしいドイツの歌めぐり 〜名田綾子編をベースにして(佐々木正利編さん)〜さて,何がでてくるかな? お楽しみに〜」

2025年12月15日月曜日

【久慈の第九・終わりました】市民合唱団の学びの成果

 12月14日(日),久慈市のアンバーホールでベートーヴェンの《第九》演奏会に参加してきました。前日の大坊峠は溶かかった圧雪でズルズルの登り降りのため盛岡からたっぷり3時間かかって久慈に行きました。(ちなみに帰りの夜のR106もトンネル出口がズルズルで「初滑り」しました。)

 この演奏会は「市制施行20周年記念 久慈・ベートーヴェン交響曲連戦演奏会 Vol.5」と冠されていて,主催は久慈市文化会館となっています。プログラム・パンフレットによるとこの「連戦演奏会シリーズ」は次のようなシリーズだったようです。
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・Vol. 1:2013年3月(仙台フィルハーモニー管弦楽団ほか)モーツァルト《交響曲第41番》,ベートーヴェン《ピアの協奏曲第1番》,《七重奏曲作品20》,《交響曲第1番》
・Vol. 2:2015年8月(山形交響楽団ほか)ベートーヴェン《プロメテウスの創造物》,《ヴァイオリンソナタ作品47第1楽章》,《ピアノ,ヴァイオリン,チェロのための三重協奏曲作品56》,《交響曲第3番》
・Vol. 3:2019年6月(山形交響楽団ほか)ベートーヴェン《交響曲第6番》,《ピアの協奏曲第4番》,《交響曲第5番》
・Vol. 4:2022年8月(仙台フィルハーモニー管弦楽団ほか)ベートーヴェン《交響曲第8番》,《三重唱曲作品116》,《交響曲第7番》
・【今回】ベートーヴェン《戦争交響曲「ウェリントンの勝利」》,《交響曲第9番》
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 このシリーズを通して指揮したのは茂木大輔さん。H. リリングの下でバッハのカンタータ演奏(録音)などを重ねてきたオーボエ奏者で,N響などを経ていまでは指揮者として活動されています。シリーズを企画して通して生で聴くことができる(しかも茂木さんの解説付き)なんて,素敵&贅沢な演奏会を久慈の方々は重ねてきたのだろうと思いました。

 今回のリハーサル(11月15日にもありましたが)でも楽曲の解釈が明確で,それに基づいて音楽を作ろうとしていらっしゃいました。またお祭的な表現かつて指揮者のダン・エッティンガーさんが《第九》のリハーサル時に「ドイツ人のお祭騒ぎ」と言ったことを思い出しました)や子音の処理,楽譜を持って歌うことなどドイツ的な雰囲気がベースになっていると感じました。合唱団は久慈の市民合唱団と八戸市の声楽家の方々,そして岩手県内の声楽家で計130名超の大所帯でしたが,合唱指導の小原一穂先生,間口友美先生の下で一つになり集中して演奏することができました。なお久慈市民合唱団の方々は全25回にわたる「合唱ワークショップ」を重ねてきたとのことでした。しっかりと学んでこられた成果だったと思います。

 2002年12月に「第2回こはくのまち第九演奏会」として《第九》を演奏して以来「23年ぶりの《第九》」と久慈のみなさんが何度もおっしゃっていました。この時はオーケストラは東北大学交響楽団で指揮は石川善美さん。合唱は久慈市民第九合唱団と盛岡バッハ・カンタータ・フェラインの合同でした。当時岩泉に住んでいた私も合唱指導として何度か久慈のアンバーホールに通いました。

 仙台フィルハーモニー管弦楽団とは来月に「けせん第九」演奏会でもご一緒できる予定です(こちらの指揮者は岩村力さん)。どのような第九になるか楽しみですし,またしっかりと表現できるようにがんばりたいと思います。

2025年12月14日日曜日

【盛岡地区高校合唱際・終わりました】それぞれに合唱を楽しんでます!


 12月12日(金)の夜,盛岡市民文化ホール・小ホールで岩手県高等学校文化連盟の盛岡支部主催の盛岡地区合同合唱祭を開催しました。先日お知らせしたコンサートの一つです。出演団体や演奏楽曲はプログラムの写真をごらんください。
 
 それぞれの団体の個性が表れた選曲,演奏でした。私が指導している盛岡某高音楽部ももちろん参加しました。無伴奏の響きはまさに

「ア・カペラ」,(宗教曲ではありませんが)教会の響きのようによく溶け合って聞こえました。小ホールは適度な残響で響きが良く,発声を無理することなく歌えるので,ハーモニーも溶け合って聞こえてくるのです。子どもたちは気持ちよさそうに歌っていました。
 先日テレビで幼稚園の音響設計が話題になっていました。音が響きすぎるので大声を出しがちになるため子どもたちの精神衛生上も保育士の喉にも良くない,といった内容だったと思います。学校の音楽室の音響設計も,かつて岡山好直さんが『校舎の調律』(音楽之友社1998年)で議論しているように,「音楽する場としての音楽室」の発想でせめて音楽室だけでも設計できないものかと思います。

 かつて合唱をやっていて数十年ぶりに私が指揮する演奏を聞いてくれた友人が「聴いていて、自分が一緒に歌っているような、溶け込んでいるような感覚を持ちました。会場全体との一体感が出ているような演奏だったと思います。」と評してくれました。嬉しいお言葉。まさにホールの響きのおかげでした。

 高校生同士が刺激し合うこのような場を設定できる盛岡地区は羨ましいです。他の地区でも同じように開催できたら,せめてこの会を他地区の高校生にも体験してもらえたら,と強く思いました。

 盛岡某高音楽部は,このあと部内のクリスマス・コンサートに向かい,1月下旬のアンサンブル・コンテストに向かうことになります。今回の音楽的な体験,響きの記憶を今後に活かしていきたいと思いました。

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