12月7日(日),宮古市民文化会館・大ホールで「第78回岩手芸術祭 合唱祭」が行われ,初めて参加しました。
12:30開演で16:20頃までの4時間近く,各団体による16のステージと出演者による合同合唱2ステージ,18の発表がありました。盛岡市7,矢巾町1,滝沢市1,一関市1,奥州市1,釜石市1,山田町1,そして宮古市は宮古高校音楽部,宮古木曜会合唱団,宮古地区合同合唱団の3つが出演しました。コンクール同様に盛岡地区が圧倒的に多いようです。
私はまず宮古木曜会合唱団と《緑の森よ》と《上を向いて歩こう》を演奏しました。先週木曜日の練習が良くなく,もう一人の指揮者のSS君にお願いして今週木曜日の通常練習でもこのプログラムの練習を取り上げてもらい,さらに当日の朝9:00に磯鶏幼稚園に集まって1時間ほど追加練習をセットしてもらいました。そして危機感を共有できたためか,朝の練習の際にはある程度よくなっていたので少し安心しました(一喜一憂してはいけないのですが…人間ができていないもので)。本番も破綻なく無事に終えることができましたが,思ったほとどの表現にはなっていなかったようです。
もう一つは宮古地区合同合唱団で《群青》を演奏しました。これは宮古第一,宮古河南,宮古西の各中学校特設合唱部,宮古高校音楽部,三陸混声合唱団うみねこ,混声合唱団イーハトーヴシンガーズ,コーラス泉の会,コーラスブリランテ,OYAJIコーラスと宮古木曜会合唱団の合わせて100名近い人数での合唱でした。皆そろっての練習会は1回しか設定できずとても不安でしたが,午前中の15分程度のリハーサルの際に「指揮を見てくれたらあとは責任を取ります」と宣言したせいか,よく指揮についてきてくれました。各団体での練習が行き届いていたからのことと思います。ご指導くださった先生方に大大大感謝です!丁寧に表現していたと思ったのですが,伝わり方はいまいちでした。ちょっぴり残念…。でも宮古地区の合唱人が集まって音楽するという得難い機会になったと思います。
県内には様々な団体があって,それぞれの価値観で音楽してるんだなぁ,と思いました。来年は盛岡市で,その次の年は盛岡以外の町で,というように場所を変えて開催しているようです。そして宮古での開催は初めてだったとか。音楽が盛んな町なのに合唱祭の開催は初めてとのことで驚きました。また,懐かしいいろいろな方と会うことができました。皆さんそれぞれの地で音楽に取り組んでいるようで嬉しく思いました。(それにしても出演者全員による合同合唱の「応援歌練習」みたいな大声大会だけはなんとかならないものかと…聞かせる演奏じゃなくて,あれじゃ「自己満足のカラオケ」と同じと思うのですが。)
3人の講師の先生(大先輩の赤沼利加先生,福島の菅野正美先生,合唱仲間の鈴木たたえ先生)の講評と録音が団のほうに渡されていることと思います。次の木曜日(12月11日)の通常練習時に借りて来たいと思っています。
初めて参加しました。様々な演奏が聴けた良い機会になったと思いました。ご参加された皆さん,そして聴きに来られた皆さん,お疲れ様でした。感想などいただけると嬉しいです。




