11月29日(土)の夜,日本声楽発声学会の例会から新幹線で盛岡駅に帰りつき,そのまま盛岡市民文化ホール・小ホールに行き,コール・ネネム演奏会を聴いてきました(チケットをくださった団員のNさん,ありがとうございました)。11月26日におすすめした「【演奏会のお知らせ】出演&おすすめ8つ!」の中の1番目のコンサートです。ちなみに昨年の様子はこちらから。
列車の関係で第3部からしか聴かなかったのですが,プログラムは以下でした。
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第1部 フランス・ルネサンスの響き
《Ave maris stella》G. Dufay
《Allon, gay, gay》G. Coseley
《Bon Jour mon coeur》O. Lassus
《Ae Maria》J. des Prez
第2部 クリスマス・キャロルを集めて
《Ding! Dong! Merrily on High》C. Wood編曲
《Lully, Lulla, Lullay》P. Stopford
《Gaudete》B. Kay編曲
《Balulalow》J. Burton
《Merry Christmas》A. Warrell編曲
第3部 〜生誕500年を祝って〜 パレストリーナの2つのミサより
《Dies sanctificatus》, Missa "Dies sanctificatus"より《Kyrie》
《Gia fu chi m'ebbe cara》, Missa "Gia fu chi m'ebbe cara"より《Kyrie》
Plainchant:Hymnus《Aeterna Christi Munera》, Missa "Aeterna Christi Munera"より《Kyrie》《Gloria》《Agnus Dei》
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第3部は各曲ごとに解説があり,元になった楽曲とそれを活かして作られたミサ曲が合わせて演奏されたので,とてもわかりやすく聴くことができました。発声の難しさはあるものの,さすが老舗のネネムの皆さんはポリフォニーの線の生かし方がわかっており,ホモフォニックな部分のハーモニーもとてもきれいで,ホールの響きをよく聴いて音楽していることがわかりました。少人数で昔から真摯に音楽に取り組んでいるコール・ネネムさん。音楽を楽しめましたし,刺激にもなりました。合唱音楽研究会奥州の方々や盛岡某校音楽部の部員も聴きにきてくれたかなぁ?

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