2024年3月31日日曜日

【「Zホール合唱団」??:始動!!】合唱したい人って多いんですね1

  3月30日(土)13:30〜16:30奥州市文化会館Zホールの展示室で,「「福井敬ふるさとコンサートvol.3」合唱団」の第1回の練習を行いました。本年8月11日に奥州市文化会館Zホール大ホールで同コンサートが企画されており,そのコンサートの中で5曲をテノール歌手福井敬さんと一緒に歌う合唱団です。短い名前がないので,正式ではありませんが「Zホール合唱団」と勝手に呼ぶことにします(奥州市文化振興財団の理事長からも「Zホールの専属の合唱指導者」とよんでいただけましたから…)。

 昨年(2023年)の1月に奥州市文化振興財団に呼ばれ,今後のZホールの催し物のあり方について意見を求められた際「5年に1度本格的なオペラ公演に市民が参加できる機会を,その時だけの「お祭」で終わらせるのでなく,市民の生活の充実・これからの生活の質の向上・今後の世代への文化的引き継ぎと発展…につながる取組にすべき。そのためには継続的に市民が参加する文化活動を企画していくことが鍵になる。「学ぶことが奥州市の伝統であり未来である。」のだから。」と人々のウェルビーイングにつながるようにと提案してきたのでしたが,それが形となった今回の一般公募合唱団の活動なのです。ちなみにこれの前は昨年(2023年)の8月27日からから始まり5回ほどの練習の後,10月14日本番を迎えた「宝くじ まちの音楽会 岩崎宏美・良美ふれあいコンサート」でした。ちなみにこの時は97名が集まりました。


 今回の申し込みは,数日前に「65名くらい」と聞いていたのですが,練習開始前に事務局に聞いたところ90名を超えている」とのことで驚きました。が,さらに当日申し込みがあり100名を超え,しかも先日発表会を終えた「Zホール児童合唱団」も参加したいとのことでしたので,最終的には120を超えるのではないかと思っています(申し込み締め切りが4月13日なのでまだ確定していません)。前回の取組である「岩崎姉妹コンサート」からの「継続」参加は60名ほどです。これは「継続的に市民が参加する文化活動」を目指した私としてはとても嬉しい事態です!「岩崎姉妹」のときはマスメディア経由のポップス文化の路線上で人が集まったのでしょうけれど,今回の「福井敬」はそれとは少々異なる路線に人々が乗ってきたのではないかと感じるのです(もちろん福井さんはテレビにも出演してはいますがクラシック音楽の番組です)。ご参加の方々が期待しているのは「福井敬さんと同じ舞台に立つこと」,「ステージで表現すること」,「合唱すること」,「いろいろな人と関わること」…など様々考えられますが,いずれ単に「有名人が来るから」といった期待とはだいぶ違った質の期待ではないかと考えます。文化の「質」という言い方が適切かどうかわかりませんが,総合舞台芸術であるオペラにつながっていく路線に一歩近づいたと思っています。

 さて,この日の練習を紹介します(というのも盛岡市民文化会館での「第13回JCAユースクワイアを聴きに行った合唱人も何人かいたようでしたから)。

 合唱団結成セレモニーのあと,配布された5曲の楽譜のページに沿って各曲の概要を捉えるとともに今後の見通しを持ってもらうことをねらいに取り組みました。
①「精神歌」…宮澤賢治の詩を読み,福井さんの歌っているCDを聴いて2部合唱になっていることを確かめた上で,主旋律を歌って覚えました。
②「風の又三郎」…楽譜を見ながら福井さんの歌っているCDを聴き,合唱が担当する部分を確かめた上で,歌いました。覚えました!(暗譜できたかも?)
③「夏の思い出」…いくつかの版があることを説明した上で混声四部の楽譜を見ながら,まずは知っている主旋律を歌いながらどこに副旋律が重なるのかを「視覚的に」捉えてもらいました。
④「Nessun dorma」…楽譜を見て合唱の役割(4小節程度,女声のみ,オクターヴのユニゾン)を確かめ,(歌っているのは福井さんではないけれど)オーケストラ伴奏のCDを聴きました。
⑤「乾杯の歌」…まずは楽譜の見方を確かめました。なにせソロや重唱や合唱(それも数名のソリストも加わる)と歌い手が目まぐるしく変わるので,楽譜の「段」がページによって様々です。すると楽譜に慣れていない方は,「楽譜上でどのような順に音楽が進んでいくのか」を見失いがちだと思ったのです。案の定これが大変でした。今時の小学校の教室のように「大型提示装置」と「書画カメラ」があれば楽譜の紙面を視覚的に共有して説明できるのでとても楽なのですが,口頭と手元の紙で70名に説明するのはとても難しいものです。その後,CDを聴きながらまずは楽譜を追う練習をしました。その後,3回出てくる合唱部分の特徴(1回目は2部合唱,2回目はユニゾン,3回目は同音(同パターン)の繰り返し)を確かめてからまた聴きました。

 一通り5曲全体の概要を掴み見通しをもったところで後半に入りました。

⑤「乾杯の歌」のユニゾン部分…旋律に聞き覚えがあるようでしたので,歌詞を読んで歌ってみました。部分を取り上げてゆっくりと何度も繰り返し「口慣れ」を目指しました。
①「精神歌」の副旋律…全員で下のパートを歌えるよう練習しました。これは音楽をより深く理解し感じるために必要なことです。やりながら,本番に「福さんが主旋律,合唱は皆副旋律」というパターンもあり得るかと思いました。
③「夏の思い出」の主旋律を歌詞なしで歌う…音楽を素敵にするにはどこがポイントか,を歌詞なしで歌いながら(=自分を楽器にしながら)考えてみました。

 1回目としてはこのくらい取り組めたのは上出来と思いました。この結果残った課題は次のようなことです。

①「精神歌」…歌詞を覚え。パートに分かれて合唱する。表現を工夫する。
②「風の又三郎」…表現を工夫する??
③「夏の思い出」…各パートの音をとって覚える。合唱する。表現を工夫する。
④「Nessun dorma」…歌詞を知り覚える。入るタイミングを覚える。
⑤「乾杯の歌」…合唱の他の部分の歌詞を知り,2部合唱や同音(同パターン)反復部分の角パートの音をとって覚える。合唱する。

 残り14回もあるので,「この5曲が歌えるようになる」というコンテンツ・ベイスに目標を設定して取り組むのではなく,「合唱・音楽ってどうすれば素敵になるか」とか「オペラの世界の楽しさ」とか「声楽的な発声の仕方」とか「イタリア語の読み方・話し方」…などといったように今後の音楽活動に活かせる力を引き出すようコンピテンシー・ベイスで学べるような取組にしていきたいと考えています。

 この日はなんと,奥州大使でもあり奥州市文化振興財団の理事でもある及川貢先生が急遽,練習を見にいらっしゃり,励ましてくださいました。とても嬉しく心強く思いました!

 次回は4月7日(日)13:30〜16:30(って「モツレク」本番の翌日じゃん!),Zホールの中ホールです。まだ申し込み受付中のようですので,興味のある方はぜひいらしてください。お待ちしております。

2024年3月24日日曜日

【モツレク合同練習⑥:活動報告】ピッチについて


  3月23日(土)の午後,青山地区活動センターにて,モツレクの合同練習⑦を行いました。前回は山田先生と時間を分け合っての練習でしたが,今回は私の都合で設定した日でしたので山田先生はいらっしゃらず,3時間フルに使って練習に取り組みました。

 といっても,事前に山田先生から「後半も音を出してください。ピッチが悪いのがなんとかなるといい…」と電話をいただいていたので,まずはホモフォニックな「Domine Jesu」からはじめて,後半の全部の曲をおさらいしたら,あっという間に約2時間経っていました。

 練習に当たってあらためて,ピッチつまり音程が悪くなる原因と改善方法を考えてみました。
◯【聴覚・外部音源の音高を聴き分けられていない可能性がある】場合…
・音高差を聞き分けれられるかどうか確認(評価)する
・聴き分けられる(認知できる)ならよし
・聴き分けられないなら…指摘し教え慣れさせて(音高感を育てて)いく
⭐︎ただしその精度を上げる必要はある
◯【自分が出している音高が低いことの自覚がない(モニターできない)】場合…
・外部音源と比較して聴かせる
・同グループ他者を聴かせる(2つに分けるとか)
・「他者の評価こそ正しい」ことの受け入れ
◯筋肉運動、器官操作【わかっているが直せない】場合…
 →発声法の改善(違う方略を案内する)
・身体の楽器化(物理的に音を出す)の上で、音高調節能力を確かめる。
・(その上で)障害は母音か、子音か、息の流し方か…

 様々なレベルでのつまずきの可能性を考え(「教材研究」ですね)ながら練習に向かったのでした。で,練習のはじめに「先生からピッチの改善に取り組むようご指示がありました」と本日の重点を伝えて(「課題把握」です)練習を始めたためか,音程の悪さはそれほど感じませんでした…実は,私の耳の精度が山田先生に追いついていない可能性が高いのですが(これは「評価」)。

 ソプラノが高音域に入るいくつかの箇所でピッチの悪さが感じられましたが,原因はほとんどが声楽的な疲れ(上記で言うと3点目)でしたが,意識づけることですぐに改善しました。地力がついてきたというか実力が高まってきたということでしょう。こう言う変化(成長)が嬉しいです!音楽がより良くなることはもちろんですが,相手がより良く変わる(「向上的変容」の)手助けができた時に喜び・楽しさを感じるというのは,37年間勤めた職業柄なのでしょう。

 あと1回,3月31日(日)に練習したら,翌週末の4月5日(金)夜にリハーサル,6日(土)に本番です。今回出会った100名ほどの貴重な仲間と,この4ヶ月間の貴重な学びの成果を発揮して,モーツァルトの『レクイエム 』の世界を表現するようがんばりたいと思います。皆様,ぜひ足をお運びください。お待ちしています。

 なお,合唱音楽研究会奥州としての発表会も奥州市で予定でしています。こちらも気軽に聴きにきていただけると嬉しいです!!

2024年3月20日水曜日

【合唱研:お知らせ】研究発表会やります!第1回です!


  昨年(2023年)の1月から活動を始めた合唱音楽研究会奥州は,一つの区切りとして発表会をすることにしました。当初「モツレクの後半がどんな音楽なのか知りたい,歌ってみたい」ということで始めたこの会,いつの間にか「モツレク全曲演奏会」を①盛岡市民文化会館(マリオス)大ホールで,②山田靖了先生の指揮で,③プロのソリストもついて,④エレクトーン伴奏で⑤北声会さんにおんぶに抱っこですが総勢100名近い大合唱団となって…と本格的な演奏会を経験できることになりました。思ってもいなかった展開です。


 その演奏会は演奏会として本番に向けてより良い音楽を目指して練習を重ねているわけですが,やはり地元でも披露したい,御近所さんにも聴いてもらいたい,私たちの取り組みを知ってほしい…という思いから「発表会」を開催することとしました。「研究」と付いてはいますが私たちが毎回取り組んできたこと自体が研究的な取り組みですので,まぁふつうの「発表会」ってことです。「演奏会」とどこが違うのかというと…
・ソリストなし。ソロの部分はほとんどカットして演奏します。
・衣装なし。「見せる」要素はほとんどありません。
・ステージなし。いつもの練習のような感じの隊形です。
・入場料なし。お金をいただけるほどのものにはならないと思っています。
・看板もポスターも受付もプログラム・パンフレットもなし。
といった感じです。

 本会のメンバーだけでなく,4月6日に一緒に「モツレク」を歌う方々も「どうぞご一緒に」とお声がけしているので,ご参加くださるかもしれません。ちなみに,ピアノ伴奏はいつもの八木絵未さんです。

 ぜひご来場になり,お聴きいただき,感想などいただきたいと,会員一同思っています。お待ちしています。

-----
「第1回研究発表会」(主催:合唱音楽研究会奥州)
日 時:2024(R06)年4月13日(土)
場 所:奥州市文化会館(Zホール)中ホール
プログラム:モーツァルト作曲《レクイエム》KV626
ピアノ:八木絵未
合 唱:合唱音楽研究会奥州+有志(「歌う会」,合唱団北声会)
-----

2024年3月18日月曜日

【宮古木曜会合唱団第41回定期演奏会終了】ご来場ありがとうございました。

  3月17日(日)14:00から,宮古市民文化会館で宮古木曜会合唱団の台1会定期演奏会を開催しました。私が関わった初めは第31回山口公民館での演奏会でしたから,11年目になりました。前前日の金曜日は翌日の職場の大きな行事に控えて奥州市泊。土曜日は午前に卒業式,午後から宮古に入ってリハを行い宮古泊。そして迎えた日曜日は天候に恵まれました。(終演後,帰る頃には小雨,盛岡は雨がじゃんじゃん降ってました。)


 第1部は日本語の合唱曲「聞こえる」「ハナミズキ」「名付けられた葉」「前へ」「群青」,もう一人の指揮者S君に選曲をお任せして彼がピアノ,私が指揮をしました。いつものように本番は練習とはまた違った様々な合図を出したのですが,普段からの訓練の成果で指揮によく反応してくれました(指揮を見てくれている人は,です)。思いが伝わるように言葉と音楽を表現できたように思います。第2部はルネサンスから近代までのラテン語宗教曲4曲,パレストリーナのモテット,バッハ のミサから,モーツァルトのヴェスプレから,グリーグの賛歌でした。こちらは…正直いって力不足でした。めずらしく拍手の沸かない4曲の演奏になってしまいました。聴きにいらした方,ごめんなさい。モーツァルトはピンチヒッターのソリストも合唱も健闘していたと思うし,バッハは難しかったもののある程度一つにまとまってきたと思ったのですが…。無伴奏の2曲が力不足を露呈しました。やはり発声に課題があるのですよ。今回の取り組みを通して少しでも解決したいと選曲したのでしたが,指導力不足で叶いませんでした。耳はいいので最後の和音などはとてもきれいに決めて終われるのですが。

 大きな課題は「声を出すなら指揮を見る,指揮を見ないなら声を出さない」という原則中の原則を徹底できなかったことです。本番でできてはじめて「できた」ってことですからね。

 今回様々なトラブルが重なって開催が危ぶまれたのですが,各場面でそれぞれにサポートし合ってなんとかゴールに辿り着けたように思います。ありがとうございました&お疲れ様でした。盛岡や奥州から聴きにきてくださっている方も見えました。ありがとうございました。来年はまだどうなるかわかりませんが,今回の経験はまたどこかの次の機会に生かしていかなければと思っています。感想など教えていただけると嬉しいです。お待ちしています。

2024年3月17日日曜日

学年(年齢)が違うと楽器も異なるが,原理は同じ

  3月12日(火),3日後に控えた修了式に向けて4年生約100名がF-Durの校歌の副旋律にチャレンジしていました。だいぶ覚えたけれど,大きな声で歌えない,きれいな声で歌えない…と課題をもって「教えてください」とお願いにきました。自分たちで考えて実行する,これに大きな価値を置いている私としては,とても嬉しく思いました。6年生は卒業式に向けて3学期に入ってからそのような動きを見せていたのですが,下の学年も(良いことを)真似して動き出したのは素晴らしいことです。担任団にも拍手です!

 体育館で聴かせてもらいました。副旋律は音域的に低いので,彼らが思ったような声,いわゆる「きれいな声」が出しづらいのです。彼らは胸から声を出す感じで,喉頭がほとんど開いていませんでした。そこで例によってまずG-Durに上げて歌わせました。以前は移調すると歌えない児童が続出でしたが,今は慣れてきたようで問題なく移調できました。そこで次にA-Durに上げ,さらにB-Durにと上げていきました。当然のどが詰まって…喉を詰めて出そうとします。

 そこで吸気により喉を開けさせてそこにお腹から息を送り込む,というトレーニングをしてチャレンジさせました。恥ずかしがってい照れている児童や笑ってしまっている児童がいたので「声を出すってことは運動なんだよ。どんなスポーツだってよいパフォーマンスの方法を分かって,筋肉を使えるようにトレーニングすることでよく動けるようになる。歌だっておなじでしょ!」と理解を促し,自分の身体を楽器にするという普段やり慣れないヘンテコな運動にきちんと取り組ませました。その上で上げた調で歌わせ,気合を入れて息を送り込ませます。「なんだか声がでたぞ」と思わせました。

 あとはそのまま調を下げていきます。するとだんだん身体をサボらせ始めるので,また「楽器の形を変えない!運動の仕方を変えない!」と気合を入れます。そうしながら元のF-Durまで戻しました。

 この春,4,5,6年生とそれぞれ1〜2時間の授業をしました。この3年間だけでも声質はだいぶ異なります。体の作りが違うんだなぁ,と声を聞かせてもらって実感しました。でも同じ方法で声がガラリと変わりましたから,原理は同じなんだなぁ,とあらためて思いました。音楽科の学習指導として教える最後の貴重な機会をくれた子どもたち,そして担任団に感謝です!だって私自身がたくさん学べたのですから。「ありがとう。」

2024年3月10日日曜日

【モツレク合同練習⑤:活動報告】ソリストもエレクトーンも入り,いよいよ!って感じ

  3月10日(日),盛岡市の青山地区活動センターで「モツレク」の合同練習を行いました。10:00〜12:30はピアノ伴奏で合唱のみの練習,13:30〜16:00はソリスト3名と代役ソリスト1名およびエレクトーン伴奏者も加えての練習でした。

 参加した合唱団員は全メンバー100名ほどのうち8割くらいでした。 前回の合同練習は2月25日に舘坂橋教会でした。最初に聞いてみて,期間が空いたせいか,会場のせいか,(他の団体を聞いたせいか)これまでとは合唱の響が変わっていたように感じました。声に張りがなく明瞭さに欠けました。そこで第1曲の「Requiem」を使って体を使うことにチャレンジさせました。具体的には,子音を明瞭にすること,第1テーマを引き立たせること,これによって腹が働きます。その後は「Lacrimosa」で子音をコントロールすることに取り組みました。

 昼食後にはソリストとエレクトーン伴奏者を迎えて,まずははじめから順に一通り通しました。ソリストの方々は普段から盛岡バッハ ・カンタータ・フェラインで一緒に音楽している仲間なので,安心して音楽を運べました。エレクトーン伴奏と一緒にやるのは初めての体験でした。武澤えりこさんはとてもよく準備してくださっていて,スコアのイメージを音として提供してくれていました。

 全曲を通してみて,モーツァルト作曲の「レクイエム 」の素晴らしさと難しさをあらためて感じました。本番まであと1ヶ月ほど。(年度末で業務が超忙しいのですが)譜面に丁寧に向き合って,しっかりと準備を進めていきたいと思いました。令和6年4月6日(土)15:00,盛岡市民文化ホール大ホールにてお待ちしています。

2024年3月9日土曜日

宮古木曜会合唱団:個人練習は成果あり!?

  3月7日(木),この日は宮古木曜会合唱団の本番前最後のレッスンでした。奥州市で業務を終えてから,借りた自家用車で宮古市までおよそ2時間。例年とは違って路面は乾いていて,立丸峠もアイスバーンにもなっておらず,走りやすいのでした。おまけに日も長くなり,遠野あたりまでは周りがまだ明るいのです。春が近づいていますね。

 もう一人の指揮者S君の発声練習ののち,まずは伴奏付きのバッハのフーガ(でもテノールがいない)をおさらいしました。声を出しやすい楽曲を使って身体が鳴るようにしたかったのです。止まることはなかった(!)ものの,先が見えていなくて場当たり的に音が出てくる感じでした。テーマを区別することや,どの音域でも同じように音楽することなどに取り組みました。そしていよいよ前回全滅だったラテン語無伴奏宗教曲の2つに取り組みました。パレストリーナのモテットは(このころにはテノールも来た!)立ち位置をシャッフルして歌ってもらいました。互いに聴き合って欲しかったからです。聴かないで歌っている(声を出している)からハモらないしテーマの引き継ぎもできないし,結果統一感も生まれないのですよね。でも,前回よりいいできでした。「この間,練習したの?」ときくと,首を縦に振った人が半分くらいいました。個人練習をしたのだそうです。自分のパートを見通しを持って歌えれば,他のパートが耳に入ってくるんですよね。

 もう一曲のグリーグのモテットもだいぶいい感じでした。発声に無理がないのが良い点です。この曲はホモフォニックなので,和音の構成音のバランスを調整して…というか,和音を構成する各パートの役割(主音なのか,第5音なのか,第3音なのか…)を理解してもらって合わせていくことで,響がよくなっていきました。聞けばこちらも個人練習をしたとのこと(首が動かなかった方も半数くらいいましたが)。


 当然のことながら,自分の弱点は自分で克服しようとすることは基本中の基本。「練習会に参加すればなんとかなるだろう」ではいつまでたっても上達は見込まれませんね。あと1週間,より良い音楽ができるように個人練習にしっかり取り組みましょう!

 本番は3月17日(日)宮古市民文化会館大ホールにて14:00開演です。ぜひ聴きにいらしてください。お待ちしていま〜す。

注目の投稿

【合唱音楽研究会奥州71】本番に向けてスイッチ・オン!

 6月20日(土)の午後,奥州市の水沢南地区センター音楽室で合唱音楽研究会奥州の71回目の活動を行いました。今回は 2週間前に常盤地区センターで行った前回 よりも参加者が多かったように思います。  発声練習では 前回 同様に インプルスへの息入れ と, その状態での犬の呼吸 に取...

皆が読んでる!