2024年12月15日日曜日

【演奏会・聴いてきました】岩手大学合唱団 Winter Concert 2024

 12月15日(日)の午後,雪が降る中,岩手県公会堂の大ホールに,岩手大学合唱団のWinter Concert 2024を聴きに行ってきました。先日お知らせしていた演奏会です。全回は第70回記念定期演奏会として今年の1月21日に大々的に開催したのですが,今年は定期演奏会は無くWinter Concertという形での演奏会となりました。

 2ステージ構成でしたが,オープニングとして《岩手大学学生歌》が演奏され,続いて第1部は木下牧子の作品から《春に》《はじまり》《二十億光年の孤独》《音楽》の4曲が演奏されました。メンバーは1年生が13名で計16名ほどですからほとんどが1年生ということです。そのためか発声の浅さや音楽の硬さが耳につきました。音楽科などで専門的に音楽を学んでいる学生がいないこともあるでしょうし,音楽家の先生をお呼びしてご指導いただくという機会も今年はなかったことも理由かもしれません。一方でチーフコンダクターの子の学びの意欲は高く,自分たちでここまでできたことは成果の一つと思います。

 第2部は「お楽しみステージ」ーこのネーミングが心配です。誰のお楽しみなのか?ーと題して,サブコンダクターの指揮でポップスを4曲《風になる》《いのちの歌》《Oh Happy Day》《Hail Holy QUEEN》でした。こちらはポップスと割り切った発声(?)のようにも聞こえましたが,やはりその分ハモらないのが残念。楽曲のよさを見抜いてそれを引き立たせる演奏となると,聴き手もより楽しめたと思います。

 学生生活の様々な制約の中,こうやって一つの大きなステージを自分たちで開催できたことは,1年間のまとめとしてとても良かったと思います。昨年のつながりからか,大先輩も遠方からも数名聴きに来ていらっしゃいました。来年はさらに充実した活動,充実した音楽体験ができる場となることを願っています。

2024年12月14日土曜日

【演奏会・聴いてきました】盛岡市民クリスマスコンサート

 


 12月14日(土)の午後,(前日に10時間近くカンヅメになった)盛岡市民文化ホール小ホールで盛岡市民クリスマスコンサートを聴きました。サブタイトルは「14年目の冬を迎えた被災地の方々を覚えて…」とあります。これまで何度か聴きにいっているコンサートです。合唱は月ヶ丘キリスト教会を拠点として活動する「月ヶ丘クワイヤ」と「月ヶ丘クワイヤジュニア」,ピアノは千葉浩子さん,オルガンは芳賀あきさん,指揮は佐々木まり子先生です。

 コンサートとはいってもクリスマスの本来の趣旨を大切にしたキリスト教的な会で,前半はポジティフ・オルガンの独奏の後,クリスマス・キャロル集として6曲,鈴木輝昭編曲の「うれしいなクリスマス」から5曲,そして近藤愛哉さんによる「クリスマスのおはなし」でした。後半は「14年目の冬を迎える被災地の方々,世界の戦争や紛争で苦しんでいる方々を覚えて」と題して6曲,最後にJ. S. Bach作曲のカンタータ39番「Brich den Hungrigen dein Brot」全7曲を日本語で演奏しました。カンタータの後には,終曲の四声体のコラールの主旋律を会場の皆で唱和する企画もあり,ドイツのライプツィヒ市で行われたバッハ・フェストでのカンタータ演奏会を思い出しました。

 「月ヶ丘クワイヤジュニア」として子どもたちが参加しているもいいなと思いました。本来ヨーロッパの人たちの多くは,毎週末教会に通い,讃美歌を歌うことを通して(神様を賛美することはもちろんですが),歌や和声など音楽的な様々なことを感じ自然に学んでいくのでしょうから,その原点を見たように思いました。

 選曲がクリスマスにぴったりでした。宗教曲は本来こういうものなのですね。また演奏も一つひとつがとても丁寧で,演奏者の方々の想いが伝わってくるようでした。「今日,ここに来てよかったなぁ」と思える時間でした。12/24(火)は日本キリスト教団宮古教会でのクリスマス・イヴ礼拝に宮古木曜会合唱団として参加します。イヴの夜の礼拝にふさわしい丁寧な音楽を提供できるようにしようと思いました。

【盛岡某高音楽部】高文連盛岡地区合同合唱祭参加…盛岡地区は合唱が盛ん!


  12月13日(金)盛岡市民文化会館(マリオス)小ホールで,岩手県高等学校文化連盟盛岡支部合唱専門部主催の第39回盛岡地区高校合同合唱祭に参加しました。午前中からの会場練習(私たちは10:00集合!)で,合同合唱の練習もあり,開演は17:30,終演は19:30頃でしたから,約10時間小ホールにいました(疲れた)。

 演奏は全部で14団体もありました。盛岡地区がいかに合唱が盛んなのかよくわかりました。刺激しあって学び合っていますレベルの高いのもわかります!いくつかの高校が集まって合同で演奏会ができるなんて,一関地区なら可能でしょうけれど岩手県内で他にあるのでしょうか?県南地区?沿岸地区?(区割りもよくわかりませんが。)…と思ったらこんな文書がありました。残念ながら盛岡以外はやはりやっていないようですね。

 本番は,客席にいて互いの演奏を聴き合いそこからそのままステージに上がって演奏するというスタイルでした。小ホールの響きもよく,このホールで歌ったことがない部員や音楽演奏を聞いたことがない部員もいましたから,いろいろな意味で良い機会になっていると感じました。終わった後に互いに学べる勉強会があるとさらにいいなと思いました。

 私たちの演奏は3曲でした。ルネサンス期の3声のモテット2曲と,中原中也の詩に信長高富が曲をつけた《逝く夏の歌》です。《逝く夏の歌》は10月に漁ってきた楽譜から生徒たちが選んだものでした。テキストが難しすぎて,正直いうと十分に理解していないのですが…。演奏は,発声的な課題がまだまだ残っていますが,指揮から音楽を読み取って(感じ取って?)表現する能力が高く,救われました!(例によって)練習時と少々違うことをしても付いてきてくれるし,小ホールの響きを感じながらその場で音楽を作っていっている感じも伝わってきましたから。

 それにしても部員たちはよくがんばりました。取り組み開始が遅かったのですが,インフルエンザの大流行や2年生の修学旅行など様々な理由でメンバーがなかなか揃わない中,自分たちで考えながら活動していましたから。私は週に2日程度しか行かないし,先日嬉しいことに新入部員が増えたりもして!

 今後の本番は,12月25日に3年生の先輩方を招待してのクリスマス・コンサート,来年1月のアンサンブル・コンテストと続きます。来年の定期演奏会のプログラムも早めに決めながら,新歓ではメンバーを増やせるよう取り組んでいこう(それをお手伝しよう)と思います。


【アンサンブル・コンフオーコ】発声について学びたい…

  12月11日(水)の夜,奥州市の地域交流館アスピアでのアンサンブル・コンフオーコの練習に行ってきました。前回は10月21日の胆江合唱祭に向けて8月21日から10月16日までの6回でした。その中でリーダーのOMさんはじめみなさんが発声について課題を感じ,なかなか改善できないというので,今回はそれをクリアすべく「発声について学びたい」ということで1回だけのレッスンでした。

 1回だけなのでどうしてもレクチャー的に「教える」ことが多くなってしまいました。発声練習時に取り組んでいることの目的とか考え方とか評価の仕方など,やってみながらいちいち説明を加えるという感じでした。前回の6回のレッスンで発声のための「方法」は伝わったと思うのですが,それをなぜ,何のためにやるのかとか,やることで何がどうなるのかとか,どうなればできていることになるのかとか…。

 発声のための筋肉の動きは,そのほとんどが目に見えず,随意的に操作するのが難しいものです。ですから,構造や部位の用語,運動による音質の変化との関係など,説明すべきことが多くなってしまいました。知らなくてもできることはあると思いますが,理解してできることもあると思っています。

 後半は無伴奏の楽曲《ここで》を使いながら,演奏する中で起こるいろいろな問題について確かめながら改善を試みました…が,そう簡単ではありませんでした。息を送る腹部の筋肉運動不足。特にピッチの下がり傾向が治らず,今回も力不足を感じました。

 2025年7月6日(日)に演奏会をする予定とのこと。奥州市で素晴らしい合唱音楽を提供している団体ですので,よりよい演奏となるよう応援していきたいと思います。

2024年12月8日日曜日

【演奏会・聴いてきました】第77回岩手芸術祭 合唱祭

  12月8日(日)の午後,岩手県民会館大ホールで,第77回岩手芸術祭の合唱祭が開催され,聞きに行ってきました。数十年前,全日本合唱コンクールと同日に開催されていたころ盛岡バッハ・カンタータ・フェラインを指揮して(確かH. Schützの詩篇第100篇だったと思う)出場して以来のような気がします。

 全体合唱や合同合唱など趣向を凝らした「出し物」もありましたが,単独では16の団体が出場していました。その内中学校が2つ,高校が1つ,大学が1つでしたから,一般だけでも12団体。その内花巻市が1つと矢巾町が2つで,あとの9団体が盛岡市です。印象としては,混声合唱が多いこと(男声が充実していること),女声合唱団や男声合唱団も意外に多いこと,そして「若者が多いなぁ!」などと感じました。

 各地から盛岡に人が集まっているからだろうか?中学や高校での合唱活動が盛んで卒業後も続けている人が多いのだろうか?合唱団に魅力があって新しく入団する人が多いのだろうか?…などいろいろ考えながら見ていました。

 発表内容はそれぞれの団体のカラーが現れていると感じました。エンタメ的な要素が盛り込まれていて,工夫されていると思いました。ただし少々内向きな感じもしました。ご本人たちの感じている楽しさが伝わってこないというか,各団体からの「出し物」的というか…。このように多くの団体がかかわる音楽会って,その捉え方が難しいものですね。

 今回は盛岡市,翌年はその他の地域と,開催地は隔年で移っているそうです。来年はどこに決まっているのやら?

★☆演奏会のお知らせ☆★岩手大学合唱団 Winter Concert 2024


  12月15日(日)盛岡市中央通りの岩手県公会堂で岩手大学合唱団「Winter Concert 2024」を開催します。前回は第70回定期演奏会を1月21日に開催したのですが,今回は「定期演奏会」とはならず「Winter Concer」という形での演奏会のようです。

 5月10日にお伺いして以来行っていないので,どんな演奏になるかわかりませんが,学生たちの(コロナ後)数少ない発表の機会なので,お時間のある方はぜひ足をお運びの上,応援してください。



●2024年12月15日(日)開場 13:00 開演13:30
●場所:岩手県公会堂大ホール 入場料無料
●プログラム
第Ⅰ部「おんがく~宇宙に生きる私たち~」 指揮 岡本光世  ピアノ 池田結
 春に・はじまり・二十億光年の孤独・おんがく
第Ⅱ部「お楽しみステージ」 指揮 千葉亜柚奈  ピアノ 細越佳菜
 風になる・いのちの歌・Hail Holy QUEEN・Oh Happy Day

★☆参加者大募集☆★合唱で綴る日本の民謡世界の民謡コンサートin奥州  スペシャル合唱団

 

 奥州市のZホールで奥州市文化振興財団主催の合唱で綴る日本の民謡世界の民謡コンサートin奥州」が2025(R7)年9月14日(日)に開催されます。5年に一度のオペラ公演でお世話になっている及川貢先生のプロデュースで,東京から「合唱団白樺」とテノール歌手の中鉢聡さんが来て,ロシア民謡,イタリア民謡,日本民謡を演奏します。その際「スペシャル合唱団」を編成して共演することになり,先日から参加者の募集が始まりました。

 「スペシャル合唱団」の演奏曲は①日本民謡(主に岩手の民謡)を故千葉了道先生が編曲したもの,②イタリア民謡(主に20世紀前半のポップスから)です(ロシア民謡の合同演奏も1曲あります)。いずれも日本語による演奏です。

 そして,例によって参加費は無料!です。ありがたい企画ですね。

 詳しくはZホールの関連ページをご覧ください。また,申し込みはこちらでも受け付けているようです【それにしても遅いのですが…】。2023年の岩崎宏美・良美コンサートでは約100名2024年の福井敬ふるさとコンサートでは約130名が集まり,練習を重ねてステージを成功させました。奥州市での音楽活動が少しずつ盛んになってきていると思います。今回もたくさんのかたのご参加をお待ちしています!ふるってご参加&ご近所お誘いあわせの上申込ください!お待ちしています。

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