2024年8月21日水曜日

【アンサンブル・コンフオーコ】①これからが楽しみです

  8月21日(水)の夜は奥州市の「アンサンブル・コンフオーコ」の今シーズン1回目のレッスン日でした。16:53盛岡駅発の在来線(冷房がきつい!)に乗って水沢駅まで行き,10分強歩いて練習会場の「アスピア」につきました。在来線に乗って水沢駅まで行って合唱のレッスンをすると,40年ほど前(S58年度)に水沢高校音楽部を指導していた頃のことを思い出します。岩手大学の1年生でしたが水沢高校の音楽先生が非常勤講師になったために部活動の指導をしてもらえなくなり,近くにいた私に声がかかってほぼ1年間,土曜日だけ部活動の指導をしに通ったのでした。列車の中で予習したりもしたものです。7月の(水沢公園にある)水沢体育文化会館での定期演奏会や当時は10月はじめの合唱コンクール県大会,そして東北大学川内記念講堂(仙台市)での東北大会と,高校生と一緒に活動を楽しんだのでした。

 さて,十数年前から指揮させていただいているアンサンブル・コンフオーコが10月20日(日)の胆江合唱祭で歌う曲を,6回程度レッスンする予定です。以下の3曲を合唱団が選びました。

フォーレ作曲(萩原英彦編曲)の《Kyrie》
ラター作曲《永遠の花》(日本語)
まつしたこう作曲《ほらね,》

 初めに一通り聴かせてもらいました。歌い慣れてはいないけれど音はだいたい取れているようでした。気になったことは,基本的な音色が「硬い」ことと「音符歌い」の傾向があることです。そこで,まず《永遠の花》のユニゾン部を使って①レガートな息づかいに,長い時間をかけて慣れてもらいました。《ほらね,》では②フレーズのまとまりをまるごと考えてブレスをすること,それによってレガートさも生みやすくなることを確かめました。また③楽譜にある情報から作曲者の音楽的な意図を「解釈する」ことの大切さも伝えました。楽譜から何を読み取るかってことですね。最後にやった《Kyrie》は格段に難しいようでした。次回以降にレッスンすることとして,20:40に練習会場を出て,20:51水沢駅発の在来線に乗って盛岡に帰りました。

 今後,9月に2回,10月に3回の機会があります。どのように変わっていくかとても楽しみになりました。より良い音楽,コンフオーコらしい音楽を胆江地区の皆さんに聞いてもらえるよう頑張ります!

 ちなみにこの週はお盆明けの週でいろいろと入っています。月曜日(8/19)はコンクールまで残り1週間となった盛岡某高音楽部の部活,火曜日(8/20)は部活の後に盛岡バッハ・カンタータフェライン(《ヨハネ受難曲》第2稿),水曜日(8/21)は前述したコンフオーコの初回,木曜日(8/22)は部活の途中から宮古木曜会合唱団,金曜日(8/23)はコンクール前日練習,そして土曜日(8/24)が全日本合唱コンクール岩手県大会高校の部(岩手県民会館。開会は10:55,出番は14:16),日曜日(8/25)は合唱音楽研究会奥州(龍昇殿ですよ!)と毎日続きます。楽しみながら取り組んでいこうと思います!

2 件のコメント:

  1. 歌う前の身体作り発声法など丁寧な指導ありがとうございました♪

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    1. 様々なところでやっていることなので,繰り返しだったら物足りないだろうと思って,少々丁寧に扱いながら体験していただきました。効果はありましたか?ご感想をお聞かせください。

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