8月17日(土)の午後は宮古高校音楽部のレッスンに行ってきました。コンクールまで1週間となり,またお盆のみならず諸事情で10日ほど部活動ができないでいたようで,この日は朝9時から宮古市のうみまちひろばを2室借りて,午前はパート練習,午後は合わせ練習と一日中練習の予定だったようです。
今シーズンは2回目でした。今回は岩大音楽科卒のピアニストさん(現在は市職員)もいらっしゃってました。反応がよく,音楽的に伴奏パートを弾いてくれました。生徒は2名ほど(台風の影響か)来られなかったようですが,S2,A2,T1,B1の混声四部合唱でした。
課題曲は「Deep River」。高い音で喉が詰まる&母音によって響きが変わるので,「身体を楽器に」「楽器から出た音で」「楽器の形を変えないで」「エネルギーはお腹からの息」…としつこく繰り返しながら,身体から出る柔らかい響きの音を保つことに集中させました。
自由曲の「祈り」も同じ。加えて,「歌う前の息の吸い方は言いたい事や気持ちによって異なるはず」「作曲者はこの言葉にこの旋律や音をなぜ付けたか,その意図を解釈して表現しよう」…といったことも伝えてやってみました。
自由曲のもう一つの「知った」は音そのものが難しい楽曲なので,それを声楽的にきちんと歌わせるのはとても難しいことでした。でもテキストをよく理解して歌っているようすがわかりました。
一人ひとり皆真剣で,私のアドバイスをしっかりと受け止めてチャレンジしてくれました。コンクールでは5番目あたりとのことなので,ホールで聴くことが楽しみです。それにしてもお盆明けのこの時期はもう一日中部活をしているんですね。月曜日から私もがんばらなくっちゃ!
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