12月11日(水)の夜,奥州市の地域交流館アスピアでのアンサンブル・コンフオーコの練習に行ってきました。前回は10月21日の胆江合唱祭に向けて8月21日から10月16日までの6回でした。その中でリーダーのOMさんはじめみなさんが発声について課題を感じ,なかなか改善できないというので,今回はそれをクリアすべく「発声について学びたい」ということで1回だけのレッスンでした。
1回だけなのでどうしてもレクチャー的に「教える」ことが多くなってしまいました。発声練習時に取り組んでいることの目的とか考え方とか評価の仕方など,やってみながらいちいち説明を加えるという感じでした。前回の6回のレッスンで発声のための「方法」は伝わったと思うのですが,それをなぜ,何のためにやるのかとか,やることで何がどうなるのかとか,どうなればできていることになるのかとか…。
発声のための筋肉の動きは,そのほとんどが目に見えず,随意的に操作するのが難しいものです。ですから,構造や部位の用語,運動による音質の変化との関係など,説明すべきことが多くなってしまいました。知らなくてもできることはあると思いますが,理解してできることもあると思っています。
後半は無伴奏の楽曲《ここで》を使いながら,演奏する中で起こるいろいろな問題について確かめながら改善を試みました…が,そう簡単ではありませんでした。息を送る腹部の筋肉運動不足。特にピッチの下がり傾向が治らず,今回も力不足を感じました。
2025年7月6日(日)に演奏会をする予定とのこと。奥州市で素晴らしい合唱音楽を提供している団体ですので,よりよい演奏となるよう応援していきたいと思います。
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