2024年3月3日日曜日

「福井敬ふるさとコンサート vol.3」(8月11日)へのお誘い

 奥州市出身でテノール歌手の福井敬さんのコンサートがこの夏,奥州市のZホールで開催されます。そのコンサートで一緒にステージに立って歌う合唱団のメンバーの募集が始まりました。興味のある方,ぜひお申し込みください。お待ちしています。


 演奏会の概要を記します。
公演の日時:2024(R06)年8月11日(日・祝) 14:00開演(予定)
場所:奥州市文化会館Zホール 大ホール
演奏曲:5曲
 「夏の思い出」混声四部
 「誰も寝てはならぬ」(オペラ『トゥーランドット』より)女声二部(ユニゾン)
 「乾杯の歌」(オペラ『椿姫』より)混声四部
  「精神歌1.」同声二部(混声で分担)
  「風の又三郎」ユニゾン
募集対象:小学生以上!
参加費:無料!!

 奥州市の文化振興財団では,5年に一度,市民参加でオペラを上演しています。開館20周年の2012年には《椿姫》,開館25周年の2017年には《ラ・ボエーム》,開館30周年の2022年には《トスカ》でした。いずれも本学的な舞台が準備され,福井敬さんを始め壮々たるプロの声楽家の方々をソリストに迎え,フルのオーケストラがピットに入り,合唱指揮は藤原歌劇団の合唱を長年担当しソリストとしても活躍してきた及川貢先生(wikiはこちら)がつとめ,一般公募の合唱団が衣装も演技もつけて出演しました。そのようなつながりから,5年間の間の年に福井敬さんのコンサートを開催して,岩手の皆さんが彼の歌を身近で楽しめる機会を作ってくれています(リサイタルはほとんど東京ですし,チケットもすぐに完売(そして高い)してしまうようですから)。

 昨年は「岩崎宏美・良美ふれあいコンサート」を企画して音楽に親しむ機会として頂きました。今年は「福井敬ふるさとコンサート」,来年と再来年も公募合唱団が参加できるような機会を何か計画しているようです。そして2027年に開館35周年記念として本格的なオペラ公演を迎える,そのような見通しのもと合唱活動を通して音楽愛好家の裾野を広げていこうというねらいです。

 合唱は中学生以来という方も,楽譜の見方がよくわからないという方も,「歌ってみたい」という気持ちがあれば大歓迎です。お誘い合わせの上,ぜひお申し込みください。

【合唱研第19回:活動報告】学びの楽しさ

  3月2日(土)の午後,水沢教会で19回目の活動をしました。第18回の活動からほぼ1ヶ月,「モツレク」合同練習(第4回)からは1週間が経ちました。会員の皆さんは歌い慣れてきたのか,参加者は30名弱と少なめでした。本会の会員でない方(歌う会の方)がお二人参加していました。北上市の方(アルト)と前沢の方(ソプラノ)です。前沢の方は「こういう団体があるのを知りませんでした。」とこの日に本会に入会してくださいました。仲間が増えるのは嬉しいですね。

 発声練習を兼ねるつもりで,「Ave verum corpus」から始めました。歌ったことがある方がほとんどでした(Z管弦楽団の第10回記念定期演奏会でもアンコールで歌いましたね)。例によって「音符歌い」からの脱却が課題でした。歌詞をつけずに声だけで音楽させました。「ヴァイオリンだったらどんな音楽にする?」ってことです。また「声を出す」から「音楽する」に意識・価値観を変えるのです。これによって力みまくっていた喉から力を抜く方向にもっていけました。

 続いて「どの曲を練習しましょうか?」と問いかけると,「最近やっていない前半の方の曲」という声がありました。第1曲からやると後半が時間切れ,というパターンが私の毎回のパターンなので,この日は「Lacrimosa」から戻っていきました。

 「Lacrimosa」は8分の12拍子。1拍が三連符になっている曲は本当に難しいです。音符に合わせて声を出しているだけだと音楽が停滞し,どんどん重くなっていき,聴いているのが辛くなります。そこで三連符を機械的に手拍子で刻みながら歌わせることで,歌い手の感じ方の遅れを自覚してもらい,音楽の運びを改善しました。「ソルフェージュ能力」というやつですね。

 「Confutatis」では男声が頑張りすぎでした。歌詞が激しい内容なので力強く表現しようとしたのだと思いますが,音楽の枠をはみ出してしまっていて,「乱暴」とか「雑」といった印象でした。そこで,対比されている女声合唱の部分の音楽作りを聴いてもらいながら,ヨーロッパ・クラシック音楽の「様式感」を感じてもらい,その後に男声合唱部分に生かしてもらうべく修正に取り組みました。

 「Rex tremende」では,「R」の発音がポイントでした。「Rex」の語が出るたびに聞こえてきたい「R」の子音なのですが,さっぱり聞こえてきません。ポイントは「時間をかける」「音符の前から始動する」「有声化する」ことでした。これができてくると「R」が聞こえるだけでなくハーモニーが良くなるのです。なぜか?声の力みがなくなって響きが良くなったからです。それはなぜか?「喉で歌う」ことをやめられるほど「腹で歌う」「お腹で支える」「横隔膜を使う」ことができてきたからです。子音を勤勉に発音するには「お腹の力」が必要で,そうすることで声質がよくなりますが,声楽の際そこが最も難しいところの一つでもあると感じています。

 「Introitus」から「Kyrie」にかけては,(「R」はもちろんですが)メリスマを尋常に歌うことが課題となりました。尋常にそして音楽的に。

 この日の活動のはじめに,2つの話をしました。
1.「福井敬ふるさとコンサート vol.3」へのお誘い
2.研究発表会の構想

 これらについては別にお知らせしますね。お楽しみに!

ポテンシャルを引き出すには,スイッチを入れればよいのです

  3月1日(金),巷では県立高校の卒業式が行われたこの日,久しぶりに音楽の授業をさせてもらいました。卒業学年に呼ばれたのです。6年生は卒業式で「旅立ちの日に」を歌うことを選び,それに向けて児童を中心に練習に取り組んできていました。彼らはリーダーを中心に自分たちの課題を「主旋律の最後の『大ーー空にー』のところのコツが知りたい」「地声を歌声にするためのほうほうを学びたい」「声の質を変えたい」とまとめて私のところに持ってきました。この学年の担任団は児童の力を信頼して,自分たちのことは自分たちに任せる,というスタンスで1年間育ててきています。卒業式の歌の「学習」(うちの職場には「「練習」で終わらないように」と口うるさく言ってきています)についても同じスタンスで見守りながら指導してきていました。

 入学時から知っている,久しぶりに相対した子どもたちは大きく成長していました。まず初めに一通り聴かせてもらいました。2部合唱の各声部の音はほぼとれていて,声も大きく出て,歌詞も迷わず歌えていました。しかし力んで声を出しているので苦しそうだし溶け合い(ハモリ)ません。高い音になるとか細い裏声になってしまっていました。

 自分たちの出来具合に点数をつけさせて自己評価させ,足りない点を言語化することで課題を把握させ,この時間のゴールを確認することで見通しを持たせました。これはどの教科でも使える,学びへの動機付けの方法です。

 まず初めに,声質を変えることの理由を伝えました。弦楽アンサンブルや管楽アンサンブルを例に,似た音色だと聞き分けられないほど溶け合ってハーモニーするという原理です。すんなり納得してもらえました。そして「声も楽器」ととらえさせました。

 変ロ長調で書かれているこの編曲は音域が低いので,この子どもたちの声質を改善する・発声法を変えるには難しいと感じました。そこで,ユニゾンで歌い出す前半の部分を移調してどんどん上げていきました。ハ長調→ニ長調→ヘ長調→ト長調(ホ長調や変ホ長調がないのは伴奏が難しいから)。ト長調だと歌い出しがh音,その部分の最高音が高いg音になります。これまでの発声法では苦しくて当然声が出ません。でも私が出してみせると「可能なんだ」ということが伝わります。そこで「ではどうすれば出るか」と発声法のアドバイスをしました。例の「身体は管楽器」「管を太く感じて」「息を流す」「声は「出す」のではなく,「結果として音が出る」と思え」と。

 このようにして声を出させていても,最初はおかしかったり恥ずかしかったりで,自分の身体と心を解放できません。そこで犬を例に出し,「鳴き声を通して犬の気持ちが伝わるとき,犬は「伝えよう」と思って声の出し方を考えて吠えているか?気持ちが伝わるのは,真にそんな気分になって声が出たとき。だから「伝わるようにしよう」とか「へんだなぁ」なぁんて頭で考えたら気持ちなんて伝わらない。」と,声楽表現の基本の基本の話をしました。するとこの子どもたちはすんなりと理解してくれて,鳴らしたり吠えたりする発声に抵抗なく取り組み真似するようになりました。その声(音)のまま高いト長調の主旋律を(歌詞なしで)歌わせました。すると高い音が頑張らなくてもすっと出たのです。しかしまだか細い。そこで「ケチケチしないでもっともっと息を管に送り込みなさい」とやってみせると,すぐに真似します。すると自分たちが思った以上に大きな音が高音域でも出たのです。驚いていました。そうしたら後は音域が下がってくる時に同じ方法で声を出させる,つまり「楽器を変えない」「楽をさせない」だけ。「歌うってことは運動だからね!」「(出しやすい音域でも)手を抜かない!」「(高音域での息を送り込んで)攻めなさい!」とビシビシとハッパをかけました。

 結果,はじめとは驚くほど変わった豊かな響きと2声部の溶け合いの合唱になりました。授業のはじめと終わりの時間に他用で廊下を通り過ぎた職員が,授業が終わってから「はじめと終わりでは全然違う合唱になっていた!1時間であんなに変わるなんて!」と驚くほどでした。

 子どもにはたくさんの伸び代があります。そのポテンシャルを引き出すには,子どもに自分自身のスイッチを入れさせることです。どうすればスイッチを入れさせることができるのか。そこが教材研究のしどころですね。教材を研究する,それも指導する相手を念頭に置いて研究的に教材を見る。そうしておくことで,教育の(音楽の)現場で結果的に相手にスイッチを入れさせるという結果に行き着くことができます(そううまくいかない場合もありますが)。あと何回もできない「授業」という場を提供してくれた担任団と,呼んでくれた子どもたちに感謝です!楽しい時間でした。

2024年2月26日月曜日

【モツレク合同練習④:活動報告】まとまりが出てき…たかな

  2月25日(日)の午後は盛岡市の舘坂橋教会にて,モーツァルト作曲《レクイエム 》全曲演奏会の4回目の合同練習がありました。「合同」というのは,主管の合唱団北声会,共催の合唱音楽研究会奥州,そして「レクイエム 」を歌う会の方々の合同練習でした。(出演者は総勢なんと98名!,この日の練習参加者は80くらいかな。)この日の次はソリストやエレクトーン伴奏との合わせになるので,その前最後の合唱のみ練習といった位置づけでした。当初の予定では山田先生が指揮なさる後半のみの練習日だったのですが,「前半もやっておいた方がいいんじゃない?集まる機会が少ないから。」という山田先生のご配慮により,急遽,前半の楽曲の練習時間をいただけたのです。

 発声練習を兼ねて,アンコールで演奏する「Ave verum corpus」を歌詞で無く「無意味シラブル」で歌いました。80名ほどいた合唱メンバーのうち,この曲を歌うのが初めての方は2名しかいらっしゃらなかったので,始めに各自のパート,次に主旋律を皆で歌ってみました。無意味シラブルで音楽的に素敵に歌う(演奏する)ことができなければ,歌詞をつけて歌って良い音楽になりません。そのように歌うために大事な「腹」を活性化させるためでもあります。

 その後,まずはホモフォニックな「Dies ire」で気持ちや息遣いを合わせてまとまりを作ってから,第1曲のポフィフォニックな楽曲の復習へと進みました。そして最後は…時間切れ。前回の反省を生かせていませんでした。

 山田先生に変わってからは,後半の全体をどんどんおさらいしていきました。練習時間の見通しをしっかりともって進めていらっしゃるんだなぁと感じました。見習わなければ!

 終了後は懇親会にお邪魔しました。先輩方といろいろ話し,仲良くなって楽しい時間を過ごさせていただきました。

 様々な点からの「まとまり」が出てきたように思います。2グループと個人からなる100名近い合唱団ですから,音楽的にはもちろん運営的にも同じ方向を向いて演奏会を成し遂げていきたいと思っています。あと数回しか練習はありませんが,どうぞよろしくお願いします。

 次回の合同練習は3月10日10:00〜12:00および13:30〜16:30,青山地区活動センターです。また,合唱音楽研究会奥州の活動日はその前の週の(今度の)土曜日3月2日14:00〜17:00,水沢教会です(会員でない方のご参加も大歓迎です)。よりよい音楽を目指してチャレンジしていきましょう。

2024年2月24日土曜日

歌とパイプオルガンの調べ:言葉を生かす息づかいのコントロール!

 


 2月24日(土)盛岡市民文化ホール小ホールで「アフタヌーンコンサート 〜歌とパイプオルガンの調べ〜」を聴きました。パイプオルガンの音は大好きですし,加えてこの「歌」担当が盛岡で音楽を学んで東京藝術大学大学院を修了して大活躍しているソプラノの隠岐彩夏さんだったからです。11月に東京盛岡で開催したH.ヴィンシャーマン・メモリアル・コンサートでもソロを担ってくれて,ゲネプロで私が指揮をした際にはソリストはすぐ隣なので,間近で音楽を感じることができました。

 今回は宗教曲でなく,馴染みのある歌曲やポップスがプログラムでした。バッハのあの難しい旋律を丁寧な息の運び方で歌っていく彼女の息づかいが,ポップスなどの平易な(?)旋律でさらに見事に生かされていて,言葉が明瞭なだけでなく,言葉の情感が伝わってくる歌でした。そしてどんな音域でもどんな音量でもそれが達成されているのです。「うまいなぁ」ではなくて,「いい声だなぁ」でもなくて…。「あぁ,いいなぁ」って感じです。合唱だって同じ声楽です。これは一つの目標だなぁとあらためて感じました(前日同ホールで聴いた合唱はそこが足りないのでした)。

 オルガン…難しいものだとこれもまたあらためて感じました…。

 スポンサーがついていて,主催者はS&I企画というところでした。こういうスタイルのコンサートもあるのですねぇ。

 

2024年2月19日月曜日

宮古木曜会合唱団:表現へのエネルギー

 


 2月18日(日)午後に宮古木曜会合唱団の定期演奏会前最後の強化練習にオルガンを積んで行ってきました。山口公民館でした。

 最初のコーナーはもう一人の指揮者のS君が振る「フィナーレ」と第3部の「蔵王」の練習でした。ピアニストとしてお願いした山田町のSさん,そして当日合同で演奏する宮古高校音楽部の生徒さんたちとも一緒の貴重な練習時間です。見学させてもらいました。

 たくさんの曲,そして難しい曲の音をとって歌えるようになっていて,大したものだなぁと思いました(たまに行く立場の私にはできない選択肢です)。でも,指摘されていたのは声の「鳴り」でした。喉歌いになっていて,身体から湧いてくる音になっていません。なかなか改善されませんでした。

 その後オルガンを搬入してから,まず第2部のうち伴奏のつく2つの宗教曲をレッスンしました。予定の時間の70分間以上かかってしまいました。なぜかというと,バッハのフーガがうまく表現できていなかったからです。F-DurのMissa BrevisからのKyrieは合唱4声とコンティヌオとコラール旋律とで,計6声の音楽なのですが,①テーマが明瞭に聞こえない,②旋律の受け渡しができていない,といった課題がありました。テーマを際立たせるにはまずは入りの声質です。子音や母音のタイミングも含めて腹を使って音楽をコントロールしないといけません。また他のパートを意識して聞き取らなければ,統一された音楽にならずバラバラの「元気者大会」になってしまいます。これまでの練習でいい感じになってきたのでポイントを掴めたのだと思っていたのですが…「振り出しに戻る」って感じでした。

 「音符歌い」に逆戻りしていたのも大変でした。特に無伴奏のGriegやPalestrinaはほぼ全滅。歌詞を「しゃべろう」いや「発音しよう」とする気持ちが優先され,音楽が生きてきません。Griegのほうは「無意味母音唱」で,ある程度回復したのですが,Palestrinaは時間切れ。「無伴奏」と「ポリフォニー」がダブルで難しいのだと思います…が,これまで何度も「無意味母音唱」でやって回復してきていたのに!!指導力のなさを痛感させられました。「歌うことは運動です」ので,表現のためにエネルギーを費やして,かつその運動をコントロールすることが必要なのですよ。

 その後は第1部,日本語の合唱曲集の練習です。日本語の楽曲は余裕があるのか,指揮による音楽の揺れに敏感に反応してくれます。この合唱団はそういう能力はとても高いと感じます!!でも課題はやはり「体の鳴り」つまり感情が伝わる声になっていないことと,「音符歌い」になることです。いつも言い続けて,取り組んでは改善し…を繰り返してきていることなのです。声や音楽や歌についての価値観の違いなのかもしれません。

 次のレッスンは3月7日(木),またまた業務を終えてからの宮古行きです。そしてこれが本番前最後です。ガンバリマス…ので3月17日はぜひ聴きにいらしてください。お待ちしています。

2024年2月12日月曜日

【ライプツィヒへの旅 vol.4終了】濃い音楽,濃い時間

 


 2月11日(日)の午後,盛岡市のプラザおでってのおでってホールでライプツィヒへの旅の第4回を開催しました。盛岡バッハ ・カンタータ・フェラインです。

 演目は,2024年6月にライプツィヒ市で行われるバッハ音楽祭で演奏するカンタータ3曲中,BWV177とBWV10の2曲と,パッヘルベルの「マニフィカト」でした。

 おでってホールは大きくないのですが,開演前からほぼ満員(120名ほど来場とのこと)で文字通り熱気に包まれていました(暑かった…)。これまで回数を重ねてきたことが,このような期待を生み出しているのだなぁと思いました。開演直前に椅子を追加して並べたのですが,始まってからさらに増えて足りなくなり,立ち見の方もけっこういらっしゃいました(休憩時に帰ってしまった方も数名いましたが…)。

 指揮者の佐々木正利先生によるレクチャーと配布の資料とによって,語り尽くせないほどのバッハやその音楽の魅力について,端的に伝えていただきながらの演奏でした。合唱は50名弱,ソリストは会員が分担して演奏しました。ピアノとオルガンの分担も見事で,本来は器楽合奏による伴奏なのですが,その良さを鍵盤楽器2台でよく表現していたように思いました。クラシック音楽にあまり馴染みのない職場の同僚が聴きにきてくれたのですが,「圧倒されました」と感想を語ってくれました。合唱の力,音楽の力,歴史の力そしてそれらに真摯に取り組む人間の力や可能性を感じてくれたのかも知れません。

 始めは「マタイへの旅」シリースとして岩手銀行赤れんが館で始めた無料レクチャーコンサートでした。コロナ禍になって,岩手県公会堂や盛岡劇場など場所も変わりましたが,そのことによって逆に,コンサートそのものが運営面である意味身軽になったようにも感じました(もちろん音楽的にはいつも最高のものを目指しています)。このようなスタイルの演奏会もいいものだなぁと思いました。

 盛岡バッハ・カンタータ・フェラインの次のステージはドイツのライプツィヒ市におけるバッハ音楽祭旅行社による日本語の紹介ページ。No.11が私たちの出番です。)です。様々な面からしっかりと準備して,より深く楽しんでこられるようにしたいと思っています。

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