2025年7月30日水曜日

小学校合唱クラブレッスン…成長しているゾ

 7月29日(火),ものすごく暑い日の10:00-12:00に宮古市の某小学校の合唱クラブの指導に行ってきました。会場はクーラーの効く普通教室,夏休みに入ったばかりの20名ほどのメンバーが集まりました。

 昨年も指導に来ました。その時はうまく掴めなくて悔んだのを覚えています。今回こそはと久しぶりの小学生にチャレンジしました。

 NHKコンに出場するために,課題曲《あおい天使》と自由曲《空は今》に取り組んでいました。まず初めに一通り聴かせてもらいました。相変わらずのどにかかった声ですがそれぞれのパートをしっかり覚えて歌っていました。最後の部分のロングトーンのハーモニーはとても綺麗に3度でハモっていました。

 バトンタッチしてすぐに尋ねた子どもたちの課題意識としては,もっと大きな声で歌えるようになりたい,ということでしたので,リズムが細かく音の跳躍も多い課題曲ではなくユニゾンの多い自由曲《空は今》からチャレンジすることにしました。「体は管楽器」「管をよく開けて」「息を送ると音が出る」と言いながら上の声を「音」として出すことに慣れさせ,その「音」で旋律を歌わせました。よく喉の開いたやわらかな響きでした。途中で「ア」とか「オ」と母音を指定して「音」を変化させながら全体を歌わせると,喉を開いたまま声を出すことに慣れてきた様子でした。そして歌詞唱へ。さらに大きな音にしたい時には「楽器の形を変えないで,息をたくさん送る」ことにしました。昨年は楽譜と違う歌い方は受け付けなかったのですが,今年はすんなりと真似をしてチャレンジできるように成長していました。

 後半は課題曲。こちらは音符を一生懸命歌っていたので「場面を想像し,気持ちを想像し,表れる(伝わる)ように歌詞を語る」こと,休符で止まらないで長い線で歌うこと,などにチャレンジさせました。

 久しぶりの小学生,しかも合唱クラブという希望者の集まりでのレッスンで,バランスが難しいところでしたが,なんとか2時間進めることができました。かつては宮古市では3校ほどがNコン常連校でしたが,今はここだけ。子ども時代に音楽に浸れる貴重な場を少しでも残していって欲しいと思いました。

2025年7月28日月曜日

【宮古木曜会合唱団】外国語で歌うためのステップ

 7月27日(日)の午後,宮古市の磯鶏幼稚園で宮古木曜会合唱団の強化練習を行いました。宮古も暑い日でしたが,S2, A4, T2, B3人が宮古だけでなく大船渡,花巻などからも集まりました。

 前回行ったのは7月3日(木)の通常練習でしたから,3週間以上間を空けていたことになります。この間いろいろなこと(2回のZホールSP合唱団練習,盛岡某高定期演奏会,そして風邪ひき)があったので,だいぶ昔のことのような感じがしました。

 全パートそろってのスタートできたことがなによりです。最初にビクトリアの《O magnum mysterium》に取り組みました。言葉をつけて歌ったのですが,母音によってでこぼこすることなく意外に良い感じで最後まで通りました。

 続けて《Abschied vom Walde》,日本語で《緑の森よ》という曲。はじめに日本語で歌って表現してから,ドイツ語にチャレンジしました。①読み方,②単語の意味,③文としての意味,④文としての朗読表現,⑤音符のリズムで朗読表現,⑥ドイツ語歌唱というステップです。これまで多くの場合は⑤になると「朗読表現」でなく単なる「発音」になりがちでしたが,今回はなかなかいい感じで進んで行きました。また⑥でいつも課題となる「母音による響きのでこぼこ」もあまり感じることはありませんでした。

 調子の良いうちにシューベルトの《Wiegenlied(子守歌)》,モーツァルトの《Wiegenlied(子守歌)》と,一気にドイツ語での歌い方を皆で確かめてしまいました。こうしておけばこの先,個人でも練習できますから!

 次回は次の日曜日の8月3日。今回のいい感じが残っているといいなと思っています。

2025年7月27日日曜日

【合唱研第49回:活動報告】音が下がらなかった!

 7月26日(土)奥州市の水沢南地区センター音楽室で49回目となる活動を行いました。当初予定では7月27日(日)でしたが諸般の事情により都合が悪くなったので1日前倒ししたつもりでしたが,先日まで連絡するのを忘れていたため,みなさんにご迷惑をおかけしました。すみません (>人<;) 。結局参加者はいつもの8割程度になってしまいました。

 前回はMacBookAirとBluetoothスピーカーを持参し音源を聞くことで耳を育てようとチャレンジしいくらかうまく行ったので,今回もスピーカーを担いで会場に(暑い中汗だくになって歩いて)行きました。でもなんと,音源を聞くことなく練習に取り組めたのです!

 今回は《Credo》。歌詞が多くて慣れないので,まずは音の復習からと任意の母音で歌いながらアンサンブルしました。するとなんと音が下がらない!そこでテキストの部分に分ながら意味と読みを確かめ,歌詞をつけて歌い進めました。するとなんと音が下がらない!今回の3時間弱の活動で《Credo》の全体の歌詞唱ができ,しかも最後までほとんど音が下がらなかったのです!ですから,担いで行ったスピーカーを出す機会すらありませんでした。

 原因は何でしょう?と皆で考えました。すると①「今回の活動に向けて練習(予習)してきた」という方が数名,②「紹介された(前回聞いた)音源を何度か聞いてきた」という方が半分くらいいらっしゃいました。やはり月に2回の全体活動の時間だけで乗り越えられる課題ではないということ,そしてやればなんとかなる課題だったということです!

 次回は《Sanctus》以降に進みます。今回同様,予習して集まりましょう!

 終了後,何人かの方から先日の高校合唱祭の感想をお聞きしました。「高校生の歌声を聞けたのは良かった。なかなかそういう機会がないから。」とか「盛岡某高の声がしっかりしていて,少人数なのに会場に響いていました。」とか「高校生の発声は昔と変わったようだ。」など。奥州市での催物に足を運んでくださった方が多くいたことを嬉しく思いました。

2025年7月24日木曜日

【演奏会・聴いてきました】盛岡白百合学園合唱部:声の方向性がそろってる!


 7月24日(木)の夜,盛岡市にある盛岡劇場メインホールにて盛岡白百合学園合唱部第21回定期演奏会を聴いてきました。長年中高生の音楽指導をしてきたベテランのOK先輩が今年4月から「顧問・指揮者」としてご指導なさっている部活動です。

 2部構成で,第1部は部長さんの挨拶に始まり8曲(コンクールの曲3つ,民謡の編曲3つ,サウンド・オブ・ミュージックから2つ)が演奏されました。第2部のはじめに部長さんのソロ2曲,顧問のOK先生のソロ2曲と独唱の後,合唱部院がTシャツに着替えて登場しペンライト(?)を振りながらポップな曲を5曲ほど歌いました。

 3年生1名,2年生4名,1年生2名,中学生2名(1年,2年それぞれ1名)の9名のアンサンブルは声の方向性がそろっていて,良い感じのまとまりがありました。コンクールの自由曲の2曲はリズムも音も難しそうでしたが,タイミングをぴったりそろえて歌っていました。課題曲は7月上旬の県高校合唱祭のときよりずっと安定していました!(自分も頑張らなくっちゃ!)。少々浅目の発声なので長3度の響きは第2部合唱の最初の曲のアフロな感じにぴったり!と思いました。

 お客様は100名くらいと思います。会場には盛岡・バッハ・カンタータ・フェラインの仲間が数名聴きに来ていました(羨ましい)。アンコールの後には来年からの男女共学化にあたっての部員募集の呼びかけもしていました。なるほど!

 この夏は週末がZホールSP合唱団の練習に取られることが多く,高校音楽部(合唱部)の定期演奏会を全く聴くことがでませんでしたが,盛岡白百合学園合唱部のステージを見ることができ,さまざま参考となりました。

2025年7月22日火曜日

【盛岡某高音楽部定期演奏会】本番終了!高校生は賢い!


 7月20日(月・祝)の午後,岩手県民会館中ホールで以前お知らせしていた盛岡某高の音楽部の定期演奏会を行いました。お客様は200人くらい(かな?)。吹奏楽部の定期演奏会を同じ日に大ホールに設定している(!)のですから,「共通券」みたいなのを出して両方聞きに行ったら「良い席確保」みたいになにかお得になる設定にすればいいのに…と思ったりしました。あちらは大ホール入り口にロープを設置して受付を整理する必要があるほどのお客様の量を予想しているようでしたから。

 7月11日(金)は「1週間前リハ」といって1日かけて中ホールで照明や音響など舞台装置の仕込み,19日(土)は「前々日リハ」といって実際は主に第3ステージのミュージカルのお稽古,20日(日)は「前日リハ」でしたが,夜の時間帯のみ(第1,2ステージは1回通す程度の時間!)と,本番が近づいてから何度もホールを使って練習を重ねてきました。そのおかげで第3ステージのミュージカルの質が上がり,本番ではとてもよい流れの表現ができました。演技やセリフはもちろんですが,歌については昨年よりもソロがしっかりと歌えるようになり,アンサンブルもまとまりがよく,言葉がよく聞き取れるようになりました。監督の佐藤恵津子先生の一言を聞いて3つも4つも工夫する高校生は賢い!そしてそのポイントを掴んで指導している佐藤恵津子先生の高校生指導は素晴らしいと(去年も思ったのですが)あらためて思いました。

 そして第1ステージと第2ステージ。まず第1ステージは「ア・カペラの響き」がテーマで前半はルネサンス期のラテン語宗教音楽。7月16日(水)以来部活指導に行けなかったので,前日リハの際には喉や胸が固まって伸びやかな響きがまったくありませんでしが。喉から音を絞り出している感じ。でも時間がないし子どもたちも相当お疲れの様子だったので,本番当日の発声練習でなんとかすることにしました。で本番の朝の発声練習では再び基礎から確認し,身体の使い方を思い出させました。「発声は運動。バッターがバットを球に当てにいっても打球は飛ばない。打球が飛ぶのはよいスイングの「結果」。だから大切なのは良いスイングの時の身体の使い方を実現すること。同様に良い音が出るは「結果」。大事なのはその時の身体の使い方を思い出すこと。」といった説明をしながら(疲れた喉に負担をかけずに)お腹を使って息を送る(音を出す)ことを思い出させました。その後短い時間で第1ステージの練習をしましたが,良い時の感じにだいぶ戻ることができました。高校生は賢い!そして柔軟!

 ちなみに第2ステージのポップス(なんと1曲増えていることが2日前に判明!)では彼女ららしさが表現された踊りが見られました。また「ラジオ番組風の構成」ではDJ役の3人のおしゃべりで彼女らの各曲への思いを聞いてから演奏を聴くことができました。踊りもステージの構成も良いセンス=賢いなぁと思いました。

 本番では良い音楽をすることができたと思いました。聞いていた方々からは「あの人数でよくできてましたね。すばらしい。」とか「言葉がよく聞こえる。特に第2ステージのポップスでも言葉がきちんと届いてきた。」と言葉をかけていただきました。「聞いていて,見ていてうるっとしてきました。」という方も。ただ「やはり宗教曲は難しいんですね。」とのお声も。「そう感じられた分,日本語の曲がよかったってことかな?」と良い方に解釈して高校生には伝えようと思っています。

 また,ステージ上では一人一人の良さがよく表れていたとも感じました。普段からそういう姿を引き出せるようにならなくてはいけないなぁ…と反省。

 次回は40回となる定期演奏会,どんな会にするか賢い生徒らのアイディアに期待しています!そして次の部活からはコンクールに向けた取組。各パートや個人を一度「分解掃除」する必要がありそうだなぁと思っています。

 この3連休は,ZホールSP合唱団グラッシーズ,盛岡某高音楽部と音楽三昧の「音楽生活」,疲れて体調が少々悪くなりましたが,楽しい3日間でした!皆さん,ありがとうございました。

2025年7月21日月曜日

【グラッシーズ】音楽を楽しんでいました!

 7月20日(日)の午前,奥州市水沢の吉小路にあるアスピアで「グラッシーズ」という合唱グループのレッスンをしてきました。女声合唱で5,6名(皆先輩!)のアンサンブルです。

 取り組んでいた曲は《糸》《ルパン3世のテーマ》《民衆の歌》でした。少人数ですが皆さんやる気満々で,一生懸命歌っていました。

 合唱のための発声(ハモる声)の難しさはありましたが,まずはそれぞれの楽曲のテイストを掴み表現することから始めました。そこでまずは《糸》のレガートなユニゾンの旋律を使って,皆が溶け合ってまとまる声の響きや,レガートに音を繋いで旋律線を描くことなどをやり,《民衆の歌》では三連符やアンダンテの力強い音楽の運びを意識させ,《ルパン3世のテーマ》では16ビートのグルーヴ感を共有することを中心に取り組みました。

 9月に練習場にしているアスピアの「アスピア祭」というのがあって,その場で発表するそうで,私の「ああしたらどう?」「こういうのはどう?」と提案したことにどんどんチャレンジし楽しんで歌っていました。

 1ヶ月に2回集まって歌っているということです。今回をヒントに自分たちで様々なアイディアを出し合って楽しく音楽してくれればいいなと思いました。

【ZホールSP合唱団・16】久しぶりの日本民謡


 7月19日(土)と20日(日)はZホールSP合唱団の練習日でした。

 この週末の練習は久しぶりに日本民謡に取り組むチャンスでした。まず前回から始めた,(全体練習時間前の任意参加の)強化練習会から始めました。この回の暗譜対象は日本民謡でした。女声合唱の2曲から始めて混声合唱数曲を取り上げました。2つある《南部外山節》などは女声のみなさんは苦労していたようでした。

 全体練習では《大漁節》のソリストの石井芳雄先生と初めて合わせて見ました。ソリスティックなよく通る声で,大人数の合唱と渡り合ってくださいました。児童合唱をまじえて《千福山》もやりました。子ども達のまっすぐな声が入ると童唄の雰囲気にぐっと近づきますね。

 20日は(当初,盛岡某高音楽部定期演奏会全日リハーサルの予定だったので不参加のつもりでしたが,リハーサルが夜夕方からとなったので)途中まで参加することができました。当初から日本民謡の時間(13:00-14:20)はパート練習をすることにしていたので,女声は3パート合同で,男声はテノールとバスにわかれて1時間ほど練習してもらいました。この途中で私は早退したので残念ながら成果はわかりませんが,私が示して行った「音の不安のないように,暗譜できるように」との課題をクリアしてくれたことと思います。次回練習(8月9日・10日)が楽しみです!!それから,後半のイタリア民謡はいかがでしたか?ご参加なさった方からの情報をお待ちしています m(._.)m 。

 1日目(19日)の夜,初めての懇親会を行いました。この合唱団は団員同士の横の繋がりが薄いので,お互いを知り少しでも近しくなって一緒に音楽に迎えるようになりたいと思い,私が提案し団員の方に幹事を引き受けていただきました。30名弱が集まり,席を変えつつ懇親することができました。初めてお話する方も何人かいて,輪が広がったことが嬉しく思いました。30名弱ということは全団員の三分の一ですから,相当な割合ですね。これからもこの輪を広げていければいいなと思いました。

 次回は8月9日・10日。ということは本番の1ヶ月前,そして残り3回の練習となるわけです。本番のように①並びを確かめ,②暗譜して,③指揮の要求を感じながら歌うように準備しておきましょう。

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