8月9日(金)10:00〜12:00に宮古市の某小学校合唱クラブのレッスンに行ってきました。メンバーは30名ほどで他に7名ほど欠席とのこと。前半は6年生の教室(クーラーの関係か?),後半は体育館でした(暑さより扇風機の音が煩かった)。
Nコンに出場する予定とのことで,取り組んでいた曲は課題曲の《かわっただけだよへんじゃない》と自由曲は弓削田健介作詞作曲の《僕はここにいる》でした。
近頃は物分かりの良い高校生やら大人ばかりを相手にしていたので,気が緩んでいました…レッスンの冒頭で「つかみ」そこね,「課題意識」を明確に持たせられないままずるずると進んでしまい,回復しきれませんでした。というのも,いつもなら「どうなりたい?」「どうしたい?」「この時間に何ができるようになりたい?」という問いかけから初めて,各自の課題意識を集約して,その後に私が感じた課題と絡めながら指導に入っていくのです。でもこの日は…いつも一緒にやっている高校生のようにスタートしてしまったので,小学生の子どもたちは,やっていることの必要感が不十分なまま「取り組まされている」状態になってしまったのでした。
途中,体育館でも歌わせたいという顧問の先生の希望があったので移動したのですが,子どもたちは暑さに加えて大型扇風機の音の中で集中できなかったようで,切り替えられませんでした。
小学生の指導が自分の中で「普通」だった頃と,自分が変わってしまっているということを実感させられました。小学生は難敵です。もっと十分に備えておくべきでした。
この日の午後はいつもの(ここのところ毎日やってます)盛岡某高音楽部の指導がありました。また翌日からは「福井敬ふるさとコンサートVol.3」のリハ&本番です。気を抜かず慎重に準備して取り組んでいこうと思わされた,小学生へのレッスンでした。
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