2025年2月10日月曜日

【合唱研第38回:活動報告】なんとかCredoの最後まで

  2月8日(土)9:30〜12:00に水沢教会で合唱音楽研究会奥州の38回目の活動を行いました。前夜雪が降り,水沢駅前は全面真っ白でした。

 参加者は30名ほど。そのうち男声がテノール2名(後3名),バス2名と安心して歌える(?)人数でした。発声練習の後,(ピアノ伴奏の八木絵未さんの到着が遅れたので)無伴奏の楽曲からと考えパレストリーナの《ミサ・ブレヴィス》に取り組みました。前回前々回さらに前…となかなか攻略できなかった難関の《Credo》の「最後のページ」に入らんとするところからです。午前中のためか,発声が少ないためか,この日は全体の音下がりが酷かったのです。しかし「《Credo》の音出しを終わらせる」ことを優先し,とにかく歌詞の発音,意味,リズム読み,音取り…に取り組み,長く時間がかかった《Credo》の最後になんとかたどり着きました(皆で拍手し健闘を称え合いました!)。

 その後,ピアノ伴奏をつけて《Look at the world》と《For the beauty of the earth》に歌い慣れ,最後に日本語の《ぜんぶ》を歌って終えました。

 パレストリーナのミサのCredoの最後までなんとかたどり着きました。取り組んでみながら課題が見えてきました。難しさのポイントとその原因を挙げてみます。
【無伴奏】…「正しい音程へ意識(価値?)不足」「発声の悪い癖」
【ルネサンス音楽】…「機能和声(DTシステム)で把握できない和音の変化」「ポリフォニー」
【ラテン語】…「アルファベット記号への馴染み」「単語の意味把握や慣れ」
【宗教曲】…「表現されている内容(テキスト)の理解」「心情の理解と表現」

 こういう課題を,演奏を通してクリアしていくことで合唱音楽の世界がさらに広がっていくのだと感じました。《ミサ・ブレヴィス》はまだ続きますが,地道に1フレーズ1フレーズ取組んでいきましょう。次回は2月22日(土)14:00〜17:00水沢南地区センター音楽室です。お待ちしています!

2025年2月7日金曜日

【宮古木曜会合唱団】練習会場の響きは大切


  2月6日(木)の夜には宮古木曜会合唱団の通常練習がありました(19:00-21:00)。先週1月30日(木)に続けてのレッスンで,今回はいつもの山口公民館ではなく強化練習でよくお借りしている磯鶏幼稚園のホールでした。以前も書きましたが,ここはとても響きが良く,喉でがんばったりしなくても身体から良い響きが出ていれば自然に響き合う会場です。

 この日も,喉を広げる発声練習で出てきた響きのまま,ビクトリアの《Teadet》の練習に取り組みました。柔らかに響き合いました(言葉の運びがもたついていましたが)。ホモフォニックに進む部分は音符歌いにならないこと,文(句)末のポリフォニックな動きの部分は音楽を表出することを練習しました。

 続いて《O Musica》です。「du viel Lust」などたとえ細かい音符に乗っている言葉でも,ドイツ語はラテン語以上に語感を表現しないと音楽が生きないので,身体をしっかり使って歌うことを練習しました。

 はじめは0人だったテノールが増えてきて3名(バスは1名のまま)になったので,久しぶりに《Glaspolskan》に取り組みました。しなやかなリズム取りと音の粒の均質さ(明るさ)がポイントでした。軽やかな楽しい音楽ですから,歌い手が軽やかに楽しんで歌えるようになりたいものです。

 本番まであと5回練習の機会をいただいています。3月23日(日)の本番(イーストピアみやこ)でよりよい音楽ができるよう,目の前の課題を一つ一つクリアしていきたいと思います。入場無料(整理券は必要)ですので,皆さんぜひ聴きにいらしてください。お待ちしています。

 この日も21時過ぎの国道106号はアイスバーンで「この時期らしい」様子でした。皆さん,お気をつけてお通りください。

2025年2月3日月曜日

【ZホールSP合唱団・04】日本民謡の混声曲の音出しが(やっと)できた!

 


 2月1日(土)と2日(日)の午後,奥州市のZホールの中ホールで,ZホールSP合唱団の練習を行いました。これまで3回(6日間!)練習したのですが,東京から指導にいらっしゃる及川貢先生が指揮するイタリア民謡の混声,女声,男声の曲に取組んできていて,私が指揮する日本民謡の楽曲に取組む時間がありませんでした。イタリア民謡が一通り音出しできたので,今回はやっと日本民謡への取組を始めました。

 今回演奏する曲は女声合唱2曲,男声合唱1曲,混声合唱4曲の予定です。
・ピアノ伴奏付き女声二部合唱《南部松坂節》
・ピアノ伴奏付き女声三部合唱《外山節》
・ピアノ伴奏付き男声二部合唱《酛摺歌》
・ピアノ伴奏付き混声三部合唱《千福山》わらべ唄
・無伴奏混声四部合唱《子もり唄(あずきまんまさ)》ソプラノ独唱付き
・無伴奏混成四部合唱《南部外山節》バリトン独唱付き
・ピアノ伴奏付き混声四部合唱《大漁節(岩手県宮古地方大漁節による)》バリトン独唱付き

 いずれも千葉了道先生の編曲によるものです。千葉先生には私が岩手大学合唱団に在籍していた頃に半年間だけでしたが指導していただきました(その後体調を崩されて入院なさいました)。作曲だけではなく岩手の合唱活動をリードなさり(岩手県合唱連盟が主催するコンクールに「千葉賞」というのがありますが,これは千葉先生のご功績を称えて付けられた名称です),当時の合唱愛好家ならみな知っていた存在でした。今回「日本」の民謡がテーマのステージですが,岩手県に関連した民謡を取り上げてみようと千葉了道先生の作品集から選曲しました(南部ですが…)

 合唱と日本民謡は,「音楽」とはいっても特徴は大きく異なります。そして相容れない要素もたくさんあります。ですから両者の特徴を生かしながら「合唱で綴る日本民謡」にまとめることが大きな課題だと感じています。今回の練習ではそのこともお話し混声合唱の4曲を音源を聴いたりしながら歌ってみて全体像を掴むことができました。ご参加の合唱団のみなさんは積極的に声を出したり教えあったりして早く覚えようと努力なさっていました。

 次回は,2月8日(土)14:00-17:00は女声2月9日(日)9:00-12:00は男声と,別日に分かれての練習です。まずはそれぞれの日本民謡の曲の音を出し,その後は不十分だった音取りを進めることにしようと思っています。

 男声がまだまだ足りません。ご興味を持たれましたら,遠慮なくZホールの事務局にお問い合わせください。お待ちしており余す。

【演奏会・聴いてきました】季節のちいさなコンサート・菊池葉子(MS)&八木絵未(pf)

 


 2月2日(日)節分の日のお昼前(直後にZホールSP合唱団の練習があり大忙し!),奥州市の岩谷堂地区センターの音楽室に「季節のちいさなコンサート 〜歌とピアノとおしゃべりと〜」と題したコンサートを聴いてきました。(1回目(11:30〜)を聴きました。同日に2回目(14:00〜)も開催されたようです。)

 このコンサートは昨年5月からはじめて今回が3回目とのこと。春(5月)は同じ会場,夏(8月)は喫茶ミニヨンと小さな会場を選んで「演奏家との距離が近く息遣いを感じられたり,肌で音楽の迫力を感じ」たりできるようにと企画して取り組んでいるようです。今回は座席数は30程度,お客様は合唱仲間や教員のお知り合い(?),そして小さな子どもも数人いました。

 今回のプログラムは冬の歌を集めて,《ペィチカ》《冬景色》《雪》などから,ブラームス やシューマン,シューベルトの歌曲まで幅広く取り上げていました。音楽(声楽)への導き的な流れで,幅の広さが工夫されていると感じました。ピアノソロの曲もあり,50分間を楽しくそして興味深く過ごせる内容でした。

 歌い手はメゾ・ソプラノの菊池葉子さん。教育現場でお仕事をしながらアウトリーチ活動にも積極的に取組んでいます(選曲やトークに経験が生かされていました!)。合唱経験も豊富でZホール児童合唱団の指導もなさっています。堂々とした歌を聴かせてくれます。ピアノは八木絵未さん。花巻のピアノ教室の先生をなさりながら伴奏のお仕事も多く,合唱音楽研究会奥州でもお世話になっています。丁寧な音楽で歌に寄り添ってくれます。お二人とも学生時代から盛岡バッハ・カンタータ・フェラインの仲間でした。

 以前も何かのおりに書きましたが,近隣の市町村に比べて奥州市は音楽(声楽や合唱)がそれほどさかんではないように感じます。そんな中で奥州市出身の若いお二人が奥州市で音楽活動を続けていらっしゃることはとても心強く,貴重で素晴らしいことだと思っています!今後も続け,生の音楽に触れることの素晴らしさを体験できる場をたくさん提供していっていただきたいと思いました。

2025年1月31日金曜日

【宮古木曜会合唱団】真摯に音楽に向きあうこと


 1月30日(木)の夜(19:00-21:00),宮古市の山口公民館で宮古木曜会合唱団の通常練習を行いました。

 1月12日(日)の強化練習1月16日(木)の通常練習と続け,先週はもう一人の指揮者SSさんにお稽古してもらい,今回,そして次回2月6日(木)の通常練習といったように,演奏会を間近に控えて私の練習の機会を増やしてもらっています。それだけに1回1回を大切にしてよりよい音楽を作っていかなければと思いながら臨みました。

 発声練習では喉が比較的良く開いたよい響の音が出たので,そのままの(声ではなく)音で《七里ヶ浜》にチャレンジしました。その「音」を楽曲でも使うことに慣れて欲しかったからです。音楽の息づかいを方向付けたあとで,歌詞で歌ってみました。いい感じでした!

 続いて,オープニングに演奏する千葉了道先生編曲の《岩手県民の歌》に取り組みました。ピアノの前奏に続いて1番はユニゾン,2番はア・カペラの四部合唱,3番は伴奏付き四部合唱というように演奏する予定です。溌剌とした歌詞と音楽なのでどうしても「わっしょい,わっしょい」の応援歌になってしまいがちなので,言葉を生かす歌い方のポイントを示しました。定着するにはまだ練習が必要だと思いました。

 最後に《Teadet anima mea》です。前回は後半を丁寧にやったので,今回は中間部を扱いました。「歌詞の意味をかろうじて表現しているかなぁ…」というレベルの表現に行き着くために,今回も「歌詞のリズム読み」→「意味の確かめ」→「意味を表現するリズム読み」→「音をつけての歌唱」のサイクルを,文節ごとにやりました。やったところは少しずつよくなりましたが,前回やっ(て今回手が回らなかっ)たところ,つまり後半部は元に戻ってしまっていました。

 あたりまえのことですが,一つ一つの課題に向き合って克服していく,真摯に音楽に向きあって形にしていくことの大切さをあらためて感じた時間でした。

 帰路,22時前後の国道106号線は久しぶりに例年の冬の様相,つまりアイスバーンにホワイトアウトに近い吹雪!でした。数年前に比べて道が格段に良くなったので安心ではありますが,これからのこの時期,気をつけて通いたいと思いました。

2025年1月29日水曜日

【合唱研第37回:活動報告】音取りが早くなった!!

  1月26日(日)の午前中,奥州市の水沢南地区センターの音楽室にて37回目となる合唱音楽研究会奥州の活動を行いました。30名ほどのご参加,日曜日の午前中(しかも午後にはZホール特設合唱団の練習がある)にしては多かったのが嬉しく思いました。

 簡単な発声練習の後,発声練習がわりに《ぜんぶ》を歌詞なしで歌って,「音楽的に表現する」ことについて考えました。ヴォカリーゼで歌うということは楽器で演奏することにとてもよく似ています。器楽奏者が「音楽で表現」することを「声」でも実現し,そこに言葉が載っていく,そういう合唱音楽の作り方をあらためて確かめてみました。

 続いてパレストリーナの《ミサ・ブレヴィス》の《Credo》です。前々回はなかなか進まなかった音取りでした。そこで前回は短い単位で扱ってみたところ少しずつ進み始めた感じでした。今回もテキストの短い単位で「発音練習」→「意味」→「意味を想起しながら発音練習」→「音符通りに歌う」というサイクルで取り組みました。その結果,6ページのうち5ページまで音取りを進めることができました。あと少しのテキストと「Amen」を残すのみです。次回,頑張りましょう。

 歌った後に2024(R06)年の活動について,事務局OMさんがまとめてくれた資料(毎回の参加人数まで記録してあります!)に基づいて皆さんで振り返りました。主な活動は(第17回〜第35回までの)18回でした。発表の機会は4月6日(土)の「モーツァルトのレクイエム 全曲演奏会」4月13日(土)の「第1回研究発表会」10月20日(日)の「第31回胆江合唱祭」の3回でした。午後のZホール特設合唱団の準備の関係で途中で抜けてしまったので,その後の話し合いの様子など教えてもらえると嬉しいなぁ…。

 次回以降の予定です。お時間のある時には足をお運びください。当面はパレストリーナの《ミサ・ブレヴィス》(全曲),J. ラターの《4つの伴奏付きアンセム》,相澤直人《ぜんぶ 混声三部合唱版》です。お待ちしています。
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2/08(土)  (午前) 9:30~12:00 水沢教会
2/22(土)  (午後) 14:00~17:00 水沢南地区センター音楽室
3/15(土) (午前) 9:30~12:00 水沢教会
3/30(日) (午前) 9:00~12:00 会場未定
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🍊4月以降の予定    (会場未定)
4/12(土),4/27(日),5/10(土),5/18(日),6/7(土),6/15(日),7/12(土),7/27(日),8/9(土),8/24(日)…以上の時間は (午前) 9:30~12:00
9/28(日) (午後) 14:00~17:00


2025年1月28日火曜日

【ZホールSP合唱団・03】二日続きは良い効果!

 

 1月25日(土)と26日(日)の午後,ZホールSP合唱団の練習に参加しました。いずれの回も東京から及川貢先生が来てくださってのレッスンでした。

 1月25日(土)は女性だけが集まって女声合唱のメドレー曲の音取り稽古でした。《夢見る思い》《スペインの女》《アル・ディ・ラ》の3曲メドレーの女声三部合唱です。この日の会場は大ホールのステージ。少々寒かったのですが,ご参加の皆さんはとても積極的にチャレンジしてどんどん歌えるようになっていきました。及川先生の「音取り稽古」はパートに分かれたりせず全体の場でグイグイと進んでいきます。そのため他のパートの旋律や難しいポイントなどがわかりやすいのです。難しかったり歌いきれなかったりする点も3時間で3曲のおおよそをつかむことができたように思います。

 1月26日(日)は展示室にて,はじめの1時間は男性だけが集まって男声合唱《マンマ》の音取り稽古でした。四部に分かれるのですが,テノール1が4名,テノール2が3名,バリトンが1名,バスが1名と,全体に少なくしかもバスが極端に少ない構成でした。それでも1時間でおおよそ歌えるようにはなりました。中には練習を録音している方もいらっしゃって,「しっかり歌えるようになりたいという」熱心な取り組みであることがよくわかりました。
 その後の2時間は女性だけで前日と同じ曲のレッスンでした。二日続きのためか,各パートの声がだんだん大きく出るようになってきて,三部合唱が充実してきました。

 今後しばらくは及川貢先生のレッスンはありません。2月1日(土)と2日(日)は全体で「日本の民謡」にはじめて取り掛かります。翌週末の2月8日(土)は女声だけで部分練習,9日(日)(※この日は午前中です!)は男声だけで部分練習,と進めていきながら,3月1日(土),2日(日)の及川貢先生のレッスンを迎える予定です。練習が続き少々大変ですが,この時期になんとか全体を見通せるようになっておきたいと思っています。皆さん,共に頑張りましょう!

 そして,男声はまだまだ募集中です。合唱に興味のある方,(参加費なしで)無料でステージで歌ってみたい方などなど,どうぞ奮ってご応募ください!お待ちしています!!

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