2024年7月28日日曜日

【合唱研第25回:活動報告】新曲の音出しも移動ド唱法

  7月28日(日)の午後,合唱音楽研究会奥州の25回目の活動に取り組みました(ピアノ伴奏なし)。場所は日本基督教団江刺教会。蒸し蒸しととても暑い日でしたが,涼しい会堂で音楽に向かうことができました。ありがとうございました。

 発声練習では喉の仕組みを感じてもらったのですが,実際の歌声と結びつけることがうまくできませんでした。

 パレストリーナのミサは,まず「Kyrie」の復習,そして「Gloria」の歌詞づけをしました。ピッチがとても悪かったので,立って歌ってみたらだいぶ改善しました。喉の力を抜いている分,息をたくさん流さないといけないのに,座ったままだと身体が使えないからピッチも下がるんだなぁ…と実感しました。

 ラターは「I will sing」に初めて取り組みました。まずは歌詞が4行分しかない(そのうち2行は「Halleluja」だけ!)ことを確認しました。次に各部分の調について説明しました。また,調号と主音の位置の関係についても鍵盤を見ながら学びました。「調号の最後の#が(移動ドの)シ」となることです。目まぐるしく調が変わりますが,主旋律を移動ド唱法で辿っていくと,やっていることは同じだと感じてもらうことができました。そして短時間で1曲の概要を掴むことができました!

 次回は8月25日(日),14:00〜17:00龍昇殿です。それまでに(というか8月4日まででした!)胆江合唱祭で演奏する曲を決めておきます。お楽しみに!

【ZホールF合唱団】(13)最後の練習会

 


 7月27日(土)の午後、奥州市のZホールの中ホールで、福井敬ふるさとコンサートvol.3の特設合唱団の実質最後の練習会を行いました。盛岡は雨が強く降っていましたが、奥州市はそれほどでもない感じでした。

 総勢129名(Sop.53、Alt.38、Ten.13、Bass12、児童合唱団11) の合唱団ですが、この日はソプラノとアルトが各10名ほど、バスは6名、テノールは3名が来るとフルメンバーとなるのですが、それでも相当な人が集まりました。

 発声練習を通して喉の有り様を説明し、はじめにステージ構成のイメージを伝えました。それから雛壇上に4列のイメージで並んでみました。この合唱団はパートのまとめ役がいないのですが、皆さんそれぞれによく考えて動いてくださり、短時間で並ぶことができました。大人ですね!

 前回の練習の後に知人から「もっと歌わせたらいいんじゃない?」とのアドバイスをもらったこと、前日の高校音楽部の演奏で歌い込ませることの大切さを感じたことから、細かく中断させないでなるべく長くたくさん歌ってもらうように心がけました。

 子音や母音のこと、声質のこと、楽曲のモードのことなど、私のイメーを伝えると音楽が変わりました。皆さん素直で、チャレンジしながら取り組んでいらっしゃることを強く感じました!

 ここから2週間空いて8月10日が前日リハ、そして11日が本番です。聴きに来るお客様(チケット,まだあるそうですよ!)はもちろん、主役の福井ご夫婦、そして合唱参加の皆さんにとって良い時間と感じていただけるよう、良い音楽を作っていきたいと思っています。そして今回の活動が来年9月の「世界の民謡」の合唱に、その2年後のオペラへと繋がっていくことを願っています。

2024年7月27日土曜日

【演奏会・聴いてきました】盛岡二高マンドリンギター部&音楽部


  7月26日(金)の午後、盛岡市民文化ホールの大ホールに、盛岡二高のマンドリンギター部&音楽部の演奏を聴きに行ってきました。「盛岡ゆうゆう大学」の公開講座の一つでしたが、知人の知人が出演するというので、応援がてら出かけたのでした。

 マンドリンのアンサンブルは、友人が30年以上前に某高校のクラブを指揮していたのを聴きに行って以来でした(昭和の終わり頃)。優しい音色と独特の音の運び方で、良く知られた楽曲をたくさん演奏していました。来場者はご高齢の方が多いのですが、楽しんで聴いていたようです。

 音楽部は…「高校音楽部」なのでじっくりと聴きました。喉が良く開いていること、声の響きが頭に入っていること、そして息を柔軟に使いこなしていることなど、大変参考になりました。どのパートでもどう歌いたいのか十分に歌い込んでいて、音楽を作るために無駄なく息を使っている感じがしました。歌っていて気持ちがいいんだろうなぁ…と。あまり歌い込ませてこなかったことを反省しました。

 今度の水曜日に定期演奏会を開催するようです。聴きに行ってみようかと思いました。

2024年7月21日日曜日

【宮古木曜会合唱団】③会場の響きがいいと楽に歌えますね…音楽性の高まりかな?

  7月21日(日)の午後(宮古高校音楽部指導の後),磯鶏幼稚園のホールをお借りして,宮古木曜会合唱団の強化練習を行いました。私が担当するのは第1部のアカペラのステージと第2部のモーツァルトの《雀のミサ》Kv.220です。

 このホールは(かつて東日本大地震により市民文化会館が使えなかった時期に)第32回の定期演奏会を開催した場所で,天井が高くとても響きのよい空間なのです。アカペラの楽曲を歌うと気持ちよく響いてくれました。

 この日,第1部に予定している曲は全て音を出し,歌詞も一通りつけて歌うことができました。この時期にここまでできているのはひとえに宮古の指導者S先生のおかげです。ありがたいことです!!課題は,歌詞(特に外国語…英語,ラテン語,ドイツ語)を歌い慣れること。これから頑張っていきましょう。

 モーツァルトの《雀のミサ》も(歌詞はまだ付けていませんが)音を出しました(ちなみにピアノ伴奏は付きません!)。なんと,ハ長調で書かれた部分は初見(2回目?)でもだいたい歌えるようになっていました!十年ほど前は,各パートを楽器でなぞって「音取り」をしないと歌えない合唱団で「階名唱なんてできない!」なんて言っていたのです!なんという成長でしょう。音楽性の高まりでもあると思っています。素晴らしいことです!で,こちらの課題は臨時記号が頻出する部分の見通しを持つことです。

 次回は今週の木曜日(7月25日)の夜です。こちらも勉強しておきます。

【宮古高校音楽部】①「体を鳴らす」難しさ

  7月21日(日)の午前中,宮古高校の音楽室に音楽部の今年度初の指導に行ってきました。1週間後に定期演奏会を控えているとは知らず,このタイミングで予定を入れてしまいました…。

 楽曲は,定期演奏会でも演奏するコンクール向けの3曲,《Deep River》《知った》《祈り》でした。初めに全部聞かせてもらいました。その後「自分たちのどこが課題だと思う?」「どうなりたい?」と問いかけて一人一人の課題意識を確かめました。指導のS先生にも尋ねてみると,案の定「声」のことでした。喉声になっていて響きが少なく硬い声をなんとかしたいと。

 《Deep River》の主旋律を使って,喉の力を抜いて歌うことを試みました。体を楽器として意識して作ること,ふいごにあたる腹の筋肉を使うこと,声帯を硬くしないで振動させて広い音域が出ることを体感させること,その柔らかい響きのまま声帯内筋を使えるようにすること…。

 ちょっとすると喉が狭くなって息が浅くなる(腹を使えない)状態になるので,低音で息をアタック的に使って身体を鳴らしながら旋律に繋げていくこともやってみました。

 初めよりも少しは体の響きが出てきて,ハーモニーも溶け合うようになったのですが,思っていたことの7割くらいしか変わった感じがありませんでした。自分が理解不十分で体得もしていないからだと思います。さらに指導の方法を探っていこうと思いました。

 来週の定期演奏会も楽しんで頑張ってね!(チラシをもらってくるのを忘れた…ごめんなさい。)次のレッスンは8月17日(土)の予定です。勉強しておきます。

【ZホールF合唱団】(12)オペラの合唱!

  7月20日(土)の午後,奥州市文化会館Zホールの中ホールでZホールF合唱団の12回目になる練習を行いました。気づいたら「あと2回!」になってしまっていて,気持ち的に少々焦って迎えた練習でした。

 この日は(前回お知らせした通り)奥州大使で藤原歌劇団合唱部常任指揮者を長くお勤めになったり新国立劇場の開設に向けて合唱部門の設立の中心を勤められたりした及川貢先生が,Zホールにおける今後について相談にいらしたついでに,1時間半ほど私たちの合唱団のお稽古をしてくださいました。

 《乾杯の歌》は,その歌がオペラのどんな場面で演奏され,その音楽がオペラの全体にどう繋がっているのかを端的に教えてくださり,「オペラの合唱」の生かし方(歌い方)を的確に指導してくださったおかげで,見違えるように立体的な音楽に変わりました!《誰も寝てはならぬ》は,楽譜では女声だけなのですが,男声も参加することを提案され,全員が参加できるようになりました!短時間で合唱がみるみる変わっていく指導を間近で見ることができました。

 (確定ではありませんが)来年の企画についての発表もありました。合唱団白樺をZホールに招いて「世界の民謡」をテーマに合同の演奏会を2025年9月14日に開催するというものでした。ロシア民謡のステージは合唱団白樺が,イタリア民謡と日本民謡のステージはZホールの特設合唱団が中心となって演奏するというものです。曲数が多めなので早めに取り組みを始めること,四部合唱が基本なのでパートリーダーを置くことなどが必要だと感じました。そして2027年にはオペラ《トゥーランドット》!!!!ここに向かって合唱活動を高めて準備していかなくてはなりません。具体的なことや募集はまだまだ先ですが,興味のある方はぜひご参加ください。一緒に合唱やオペラを体験して楽しみましょう!!

2024年7月18日木曜日

【盛岡某高音楽部】再スタートは声の吟味から

  7月17日(水)の午後,盛岡某高音楽部の部活動に行ってきました。7月13日(土)に行った定期演奏会後初めての訪問でした。この日も音楽室での活動でしたが,簡易に記録した動画(第1部のみ)をプロジェクタでスクリーンに映し,音はBluetooth経由でステレオに送って視聴しました(顧問のH先生,準備ありがとうございました)。試聴しながら部員それぞれに良い点やら改善したい点などを自由にメモしてもらって,近くの人との対話を通して全体で共有する,といった活動を行いました。聴く観点はもちろん人によって違うのですが,上級生のみならず1年生でも,私が気づかない点を聞き取って皆と共有していました。さすが某高!特に声に関することは聴くことによって自分事として捉えることができ,今後の課題がたくさん見つかりました。

 翌18日(木)は,まず昼前後に「小原一穂歌楽教室」に行き,発声について学んできました。尊敬する先輩の発声指導の理論と実践をより詳しく知りたいと思い,レッスンをお願いしたのでした。どの方向を目指せば良いのか,どんな考え方(哲学?)で声楽に取り組むのか,そして自分自身の悪い癖もたくさん教えていただきました。もちろん念頭には各地の合唱団での指導がありました。

 その後,盛岡某高音楽部の部活動に行きました。「自分がちゃんとできるようになってから」,「聞き分ける耳を持ってから」,「理屈を伝えるだけではだめ」とご指導頂いたのですが…学んできたことをホットなうちに少しでも伝えたいと思って,やって見せながら高校生と一緒に取り組みました。しかしやはり難しかったです。微妙なところが再現できなったり,複数人でやることで揃えようという「意識」が働いたり…。けれども,高音になっても喉を詰めないで(楽に)発声することは少しできたように思います。大きな課題は息を送る腹部の使い方と筋力アップと感じました。

 基本の基本を本当に大切にして,指導に取り組んでいきたいと思いました。

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