この日は(前回お知らせした通り)奥州大使で藤原歌劇団合唱部常任指揮者を長くお勤めになったり新国立劇場の開設に向けて合唱部門の設立の中心を勤められたりした及川貢先生が,Zホールにおける今後について相談にいらしたついでに,1時間半ほど私たちの合唱団のお稽古をしてくださいました。
《乾杯の歌》は,その歌がオペラのどんな場面で演奏され,その音楽がオペラの全体にどう繋がっているのかを端的に教えてくださり,「オペラの合唱」の生かし方(歌い方)を的確に指導してくださったおかげで,見違えるように立体的な音楽に変わりました!《誰も寝てはならぬ》は,楽譜では女声だけなのですが,男声も参加することを提案され,全員が参加できるようになりました!短時間で合唱がみるみる変わっていく指導を間近で見ることができました。
(確定ではありませんが)来年の企画についての発表もありました。合唱団白樺をZホールに招いて「世界の民謡」をテーマに合同の演奏会を2025年9月14日に開催するというものでした。ロシア民謡のステージは合唱団白樺が,イタリア民謡と日本民謡のステージはZホールの特設合唱団が中心となって演奏するというものです。曲数が多めなので早めに取り組みを始めること,四部合唱が基本なのでパートリーダーを置くことなどが必要だと感じました。そして2027年にはオペラ《トゥーランドット》!!!!ここに向かって合唱活動を高めて準備していかなくてはなりません。具体的なことや募集はまだまだ先ですが,興味のある方はぜひご参加ください。一緒に合唱やオペラを体験して楽しみましょう!!
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