7月17日(水)の午後,盛岡某高音楽部の部活動に行ってきました。7月13日(土)に行った定期演奏会後初めての訪問でした。この日も音楽室での活動でしたが,簡易に記録した動画(第1部のみ)をプロジェクタでスクリーンに映し,音はBluetooth経由でステレオに送って視聴しました(顧問のH先生,準備ありがとうございました)。試聴しながら部員それぞれに良い点やら改善したい点などを自由にメモしてもらって,近くの人との対話を通して全体で共有する,といった活動を行いました。聴く観点はもちろん人によって違うのですが,上級生のみならず1年生でも,私が気づかない点を聞き取って皆と共有していました。さすが某高!特に声に関することは聴くことによって自分事として捉えることができ,今後の課題がたくさん見つかりました。
翌18日(木)は,まず昼前後に「小原一穂歌楽教室」に行き,発声について学んできました。尊敬する先輩の発声指導の理論と実践をより詳しく知りたいと思い,レッスンをお願いしたのでした。どの方向を目指せば良いのか,どんな考え方(哲学?)で声楽に取り組むのか,そして自分自身の悪い癖もたくさん教えていただきました。もちろん念頭には各地の合唱団での指導がありました。
その後,盛岡某高音楽部の部活動に行きました。「自分がちゃんとできるようになってから」,「聞き分ける耳を持ってから」,「理屈を伝えるだけではだめ」とご指導頂いたのですが…学んできたことをホットなうちに少しでも伝えたいと思って,やって見せながら高校生と一緒に取り組みました。しかしやはり難しかったです。微妙なところが再現できなったり,複数人でやることで揃えようという「意識」が働いたり…。けれども,高音になっても喉を詰めないで(楽に)発声することは少しできたように思います。大きな課題は息を送る腹部の使い方と筋力アップと感じました。
基本の基本を本当に大切にして,指導に取り組んでいきたいと思いました。
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