2024年7月21日日曜日

【宮古高校音楽部】①「体を鳴らす」難しさ

  7月21日(日)の午前中,宮古高校の音楽室に音楽部の今年度初の指導に行ってきました。1週間後に定期演奏会を控えているとは知らず,このタイミングで予定を入れてしまいました…。

 楽曲は,定期演奏会でも演奏するコンクール向けの3曲,《Deep River》《知った》《祈り》でした。初めに全部聞かせてもらいました。その後「自分たちのどこが課題だと思う?」「どうなりたい?」と問いかけて一人一人の課題意識を確かめました。指導のS先生にも尋ねてみると,案の定「声」のことでした。喉声になっていて響きが少なく硬い声をなんとかしたいと。

 《Deep River》の主旋律を使って,喉の力を抜いて歌うことを試みました。体を楽器として意識して作ること,ふいごにあたる腹の筋肉を使うこと,声帯を硬くしないで振動させて広い音域が出ることを体感させること,その柔らかい響きのまま声帯内筋を使えるようにすること…。

 ちょっとすると喉が狭くなって息が浅くなる(腹を使えない)状態になるので,低音で息をアタック的に使って身体を鳴らしながら旋律に繋げていくこともやってみました。

 初めよりも少しは体の響きが出てきて,ハーモニーも溶け合うようになったのですが,思っていたことの7割くらいしか変わった感じがありませんでした。自分が理解不十分で体得もしていないからだと思います。さらに指導の方法を探っていこうと思いました。

 来週の定期演奏会も楽しんで頑張ってね!(チラシをもらってくるのを忘れた…ごめんなさい。)次のレッスンは8月17日(土)の予定です。勉強しておきます。

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