2025年3月2日日曜日

【宮古木曜会合唱団】楽しい練習にはなかなかならず…

 


 3月2日(日)は宮古市の磯鶏幼稚園のホールで,宮古木曜会合唱団の強化練習を行いました。本番のステージに出るほとんどの方がご参加くださいました。遠隔地(内陸部)からも5名ほど,高校生(第3部に出ます)も5名ほど加わりました。前日のZホールSP合唱団で声が出にくくなっていたので(出がけにのど飴も買っていきました),思うように音楽を示せない中での指導となりご迷惑をおかけしました(やっているうちにだんだんと楽にはなってきたのでしたが)。

 前回2月27日(木)の通常練習でモーツァルトの《Credo》の途中で終わったので,今回はピアノ伴奏付きで《Credo》から練習に取り組みました。人数が多くなり音は大きく聞こえるようになったのですが,①歌詞のニュアンスが表現されていない,②全体の響きが纏まっていない,といった課題が立ち塞がりました。これまで口すっぱく言い続けてきたことなのですが…。でも一つ一つクリアしていくしかありません。テキストの意味を考えさせたり,リズム読みに戻ったり,アクセントの位置を確かめたりと,あたりまえのこと,基本的なことに再び丁寧に取り組んでいきました。

 アンコールで演奏予定の《いのちの歌》と《群青》も同じです。こちらは日本語なのでだいぶ伝わってはきます(テキストや心情を理解しているのでしょう)が,各パートがそれぞれで主張し合い消し合っている状況を説明し,整理しました。

 第1部のア・カペラ曲の練習では並び方を変えてみました。本番までに確定しなければなりません。全曲の音をだしましたが,モーツァルトやアンコールの楽曲と同じような課題が見えたので,取り組みました。

 おそらく①腹をきちんと使っていない(だから音が硬い),②自分の発声の都合で音楽を変えている(だから高い音はでかく低い音は曇っている),③テキストを理解し心情を想像していない(だから音の洪水になってても気付かない),といったことが原因と思います。こういう練習は地味でシビアなので,楽しく取組んでもらえるような工夫をうまくできません。楽しくない練習になってしまったと反省しきりです。

 本番まであと2回練習の機会(3月13日(木),3月20日(木・祝))がありますので,もう一踏ん張り粘ってみようと思います。

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