2025年3月16日日曜日

【ZホールSP合唱団・07】課題は山積,ともに頑張りましょう!

  3月15日(土)と16日(日)に,ZホールSP合唱団の男女別練習を行いました。

 3月15日(土),午前中に合唱音楽研究会奥州の活動で「音下がり」問題に取り組んだあとの午後,Zホール2階の会議室で女声だけの練習を行いました。前回の女声練習は合唱に慣れているアンサンブル・コンフオーコの方々がそちらの練習のため欠席でしたが,今回はそれらの方々もご参加くださいました。しかし全体としては少なめ(特にメゾとアルト)でした。

 女声合唱のメドレーの復習,そして混声合唱曲のおさらいをしました。もう音取りではなく音楽作り(もちろん音取りしながらも音楽作りは進めてきてはいるのですが)に入っています。しかし,基礎的なことでつまづきました。次のようなことでした。
①パートの音が揃わない…各自で音高感覚にずれがあり,パートの音高に幅があります。
②音域による強弱の差が大きい…高い音は強く大きく,低い音は聞こえない,そのまま歌っている。
③声は出ているけれど音楽のイメージがない…歌詞で歌っていることを伝えるような音が出てこない。

 「この曲でやっていることは,この曲だけでなく他の曲にも,あるいは他で歌うときにも当てはまることを練習していますからね。」と強調してはみたものの,言って伝えたからできるようになる(転移する)わけでないことはわかっています。でも自力解決のための時間がないのですよ…。どれが近道,どれが最良の方法なのか迷う日々です。

 この日はいろいろな方のつながりがわかった日でした。宮古(木曜会合唱団)の方と盛岡(北声会)の方,地区の高校の音楽の先生と及川貢先生,ピアノ伴奏者と地域の中学校の音楽の先生,などなど地域にはいろいろな人のつながりがあり,それがとても大切で重要だということをあらためて感じました。


 3月16日(日)の午後は,男声だけの練習日でした。冷たい雨のせいか,確定申告締切日の前日だからか参加者は少なく,テノール1が3,テノール2が2,バリトンが2,バスが1と10人に届かない人数(半分以下)でした(一方,見学したいという方がお一人いらしていたようです。入ってくれると嬉しいのですが)。


 前回同様,声作り(のための姿勢づくり)から取組ました。姿勢づくりの「脱力」から始めたのですが,意外なことに上体の力を抜けない方が数名いらっしゃったのです。長く合唱をしていると上半身を脱力できることはあたりまえだと思ってしまっていたのですが…。社会に適応するため長年ストレスがかかり身体を硬らせているのかもしれません。十分に解して差し上げたいところなのですが,ここでもまたレディネスの差異が大きく,中途半端に終わってしまいました。昨年の「福井敬ふるさとコンサートvol.3」のときにやったように,任意参加の学習会でもやったらいいのか知らん??ご意見ください。(右は昨年の資料)

 男声合唱の《マンマ》を一通り復習してから,混声合唱の曲の復習をもう一人の指導者の佐藤智恵子先生にお願いして,私は個人レッスンを行いました。とても意欲的にご参加しているのですが,チャレンジにより大きな壁にぶつかっていらっしゃる方と一緒に,課題解決に取組ました。1時間ほど取り組んだ結果,ある程度方向が見えてきた感じでした。今後もできれば続けたいとのことでしたので,また時間をとって一緒に取り組んでみようと思っています。

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