2025年11月21日金曜日

【演奏会・聴いてきました!観てきました!】唄芝居「カッパ・パ・ランド」

 11月21日(金)盛岡市のトーサイクラシックホール(岩手県民会館)中ホールにて「唄芝居 カッパ・パ・ランド 世界はカッパを待っている!」を聴いて&観てきました。脚本は阿部正樹,演出はおおしだまご,作曲は長谷川恭一。主催は「Poor People's Paper」です。(おそらく)作曲の長谷川さん(YoutubeChannelはこちら)を中心にしたグループで2004年から創作オペラを毎年のように発表してきています。このブログでも2023年6月の《黙示録》,や2024年12月の《セロ弾きのゴーシュ》をご紹介してきました。

 今回は遠野を舞台としたカッパたちのお話。ズモナビールも登場するドタバタなお話しなのですが,聴いたことがあるわかりやすい音楽をベースにとても難しい節回しや歌い手の絡みが展開しました。でも約100分の演奏会を楽しみました。

 出演者(カッパたち)はほとんどが見知っている仲間や先輩たちですが,難しくまた途切れのない音楽を完璧に身体に入れていて,しかも演技が上手でした。すばらしい才能と努力に感心しました!!

 会場はほぼ満員でした。子どももけっこういて,シリーズとなったオペラはもちろん,各出演者のファン層の厚さも感じました。

 台本,音楽,演出,演奏,舞台,衣装…とそれぞれの方の才能を生かし,一つにまとまるからこその表現なのだなぁと,盛岡の伝統や文化の豊かさを感じました。今後は新たな作品を創作したり,過去作品を再演したりと,ますます盛んになっていくことを心から期待しています。

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