日本語がとても明瞭に伝わってくる声楽陣,難しい曲を声楽とぴったり合わせる器楽陣,そして照明,衣装,小道具,演出…と,サイズは小さいながらとても丁寧に作り込まれたオペラでした。演劇の街盛岡,音楽の街盛岡,を結集したようなステージでした。
楽曲が出来上がってから1ヶ月もなかったそうですが,歌い手の皆さんは難しい歌を完璧に覚え(なんと1時間40分の楽曲です!!),アンサンブルし,キャラクターが明瞭に伝わるよう演技し,場面の転換まで迷わず無駄な(集中を欠くような)動きなく舞台を作り上げていました。こういう方々と普段から音楽活動を一緒にできることの素晴らしさを,あらためてかんじました。
寺山修司の作品のテーマは…難しく感じました。ほとんど読んだことがないからです。でも十分に楽しめました。
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