5月13日(火)の夜,盛岡市の舘坂橋教会で盛岡バッハ・カンタータ・フェラインの通常練習がありました。4月29日の《ヨハネ受難曲第2稿》の演奏会を終えて最初の練習でした。
マリアのエリザベト訪問そしてイエスの降誕をテーマにしたプログラムですので,ドイツ語によるマグニフィカトが3曲(①④⑤)もありますが,同じ歌詞にそれぞれどんな音楽が付いているか,楽しみです。それから⑤は2024年6月にライプツィヒのバッハ・フェストで演奏してきたカンタータ(もう1年も前になったんだなぁ)です。日本でのお披露目がなかったので今回演奏することになりました。
新しいスタートにあたって,指揮者の佐々木正利先生から様々なお話がありました。大学生とのレッスンのこと,シュミーダー番号のこと,東西ドイツのバッハ研究所のこと,ご自身が1970年代に東ドイツを訪れたときのこと,自筆譜のファクシミリのことなどなど。テレマンの作品番号については課題も示され,「考えることが大切」と強調されました。
この日は有名なカンタータ147番(⑥)の第1曲の初練習でした。この曲はフェラインでは1994年7月に「第9回仙台バッハアカデミー」で演奏しました(ソプラノ・ソリストはなんとカトリン・グラーフさん!)。一通り通したあと,ずっと歌詞なしで音楽を作りました。旋律の歌い方,ハーモニーの出来具合,発声の課題などやるべきことはたくさんあり,一つひとつに取り組み,始めのフレーズの部分までで時間切れとなりました(続きは次の強化練習(5/18(日)…でられないんだよねぇ,残念)。一つひとつの課題にきちんと向き合い乗り越えていくこと,あらためて大切にそして根気強く取り組みたいと思いました。
ちなみにこの日は新練習ピアニストの滝沢善子さんがピアノを弾いてくださいました。また,今年度の技術系役員の紹介がありました(コンマス・コンミス陣は変わらず)。新しくパートリーダーになった方もいます。ピアノ伴奏アシスタントの役も新たに設けられました。新シーズンの始まり,気持ちも新たに頑張りたくさん学んでいきたいと思います。興味のある方,ぜひ見学そして入会お待ちしています!練習場所と時間はこちらのリンクにあります。
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