2025年2月10日月曜日

【演奏会・聴いてきました】キャラホール少年少女合唱団コンサート

 2月9日(日)13:30から盛岡市の都南文化会館キャラホールで第31回キャラホール少年少女合唱団の恒例のコンサートを聴いてきました。この日は午前中に奥州市のZホールSP合唱団の男声の練習があったので,終わり次第水沢駅に行き11:53発の下り列車に乗って岩手飯岡駅まで行き歩いてホールに向かいました。ちなみに「キャラ」とは旧都南村のシンボルの樹木の伽羅木からのネーミングで,私が都南村の職場に勤めていた頃(昭和の終わりから平成の初め)に建てられていたホールです。

 このコンサートは,毎年募集される子どものための合唱教室のような公民館活動の1年間の学びの成果の発表会として行われてきたものです。合唱好きの小中学生の集まりなので入れ替わりはあるものの年々レベルも規模も高まり,第一部はミュージカル,第二部は合唱曲集といったステージ構成が定着しています。

 今回の第一部は合唱ミュージカル「ふしぎの国のアリス」(作詞:中山知子,作曲:越部信義)でした。合唱を歌う子どもたちは生き生きと楽しそうでした。加えて台詞あり演技ありダンスありの子どもたちもよく覚えてスムーズに展開していました。(伴奏の音がPAを通して聞こえるのですが,スピーカーの近くのためか少々大きめに聞こえ合唱が聴きづらく感じました。)

 第二部では小中学生にOBOGも加わっての演奏でした。混声の演奏もあり,100名ほどの合唱ではみな楽しそうに歌っていました。きっと歌うことが大好きなのでしょうね。見て聴いているこちらも楽しい気分になりました。

 指導なさっているのは赤沼利加さん,大学の大先輩です。盛岡近辺の合唱好きの子どもたちを,「歌うことを通して,自分でも気づいていなかったいい自分に出会ってほしい」(プログラム・パンフレットの「演奏ノート」より)との願いで30年以上育ててきたその成果が,歌い手一人一人の姿に現れていたように思い,素晴らしいお仕事!と感じました。

 県内には北上市にはミューズコーラス隊奥州市のZ児童合唱団など同じような児童合唱団がたくさんあるようです(こんなサイトがありました)。学校での部活動が任意参加になる中,社会教育団体の担う役目がますます大きくなっていると考えます。未来に生きる子どもたちはもちろん,地域の文化を高めることにもつながる素晴らしい活動を今後も続けてほしいとあらためて思いました。

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