2025年1月30日木曜日

【宮古木曜会合唱団】真摯に音楽に向きあうこと


 1月30日(木)の夜(19:00-21:00),宮古市の山口公民館で宮古木曜会合唱団の通常練習を行いました。

 1月12日(日)の強化練習1月16日(木)の通常練習と続け,先週はもう一人の指揮者SSさんにお稽古してもらい,今回,そして次回2月6日(木)の通常練習といったように,演奏会を間近に控えて私の練習の機会を増やしてもらっています。それだけに1回1回を大切にしてよりよい音楽を作っていかなければと思いながら臨みました。

 発声練習では喉が比較的良く開いたよい響の音が出たので,そのままの(声ではなく)音で《七里ヶ浜》にチャレンジしました。その「音」を楽曲でも使うことに慣れて欲しかったからです。音楽の息づかいを方向付けたあとで,歌詞で歌ってみました。いい感じでした!

 続いて,オープニングに演奏する千葉了道先生編曲の《岩手県民の歌》に取り組みました。ピアノの前奏に続いて1番はユニゾン,2番はア・カペラの四部合唱,3番は伴奏付き四部合唱というように演奏する予定です。溌剌とした歌詞と音楽なのでどうしても「わっしょい,わっしょい」の応援歌になってしまいがちなので,言葉を生かす歌い方のポイントを示しました。定着するにはまだ練習が必要だと思いました。

 最後に《Teadet anima mea》です。前回は後半を丁寧にやったので,今回は中間部を扱いました。「歌詞の意味をかろうじて表現しているかなぁ…」というレベルの表現に行き着くために,今回も「歌詞のリズム読み」→「意味の確かめ」→「意味を表現するリズム読み」→「音をつけての歌唱」のサイクルを,文節ごとにやりました。やったところは少しずつよくなりましたが,前回やっ(て今回手が回らなかっ)たところ,つまり後半部は元に戻ってしまっていました。

 あたりまえのことですが,一つ一つの課題に向き合って克服していく,真摯に音楽に向きあって形にしていくことの大切さをあらためて感じた時間でした。

 帰路,22時前後の国道106号線は久しぶりに例年の冬の様相,つまりアイスバーンにホワイトアウトに近い吹雪!でした。数年前に比べて道が格段に良くなったので安心ではありますが,これからのこの時期,気をつけて通いたいと思いました。

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