6月16日(月)の午後,盛岡バスセンターの3階にあるCafe Bar West38に「ジョニーのレコードを聴くかい!?」を聴きに行ってきました。盛岡は今年一番の暑さで30度もあったのですが,涼しい店内で熱い民謡を2時間たっぷり聴いてきました。
ジョニーさん(照井さん)の今回のチョイスは「東北の民踊」。(冒頭に岩手を少しやって)青森,秋田,山形,宮城と代表的な民謡をそれぞれ3〜4つくらいの盤で聴き比べました。
事前に前回この会で教えていただいた武田忠一郎に関する本,黒沢勉著『東北民謡の父 武田忠一郎伝 ー東西音楽の架橋ー』信山社1996を一通り読んでいたので,各盤における「民謡」の捉え方の違いを,とても興味深く聴くことができました。「民謡」の捉え方の違いは,歌にはもちろんですが伴奏楽器の編成や編曲などにも現れます。
発声的な観点からも驚くような声の使い方が随所にあり,それがその歌の「味」を出しているように感じました。民謡歌手のテクニックの素晴らしさに感心しました。さて,合唱ではどうすれば「日本の民謡らしくかつ合唱の良さを表現できるか」,新たな課題です!がんばります!
終了後,デイリー山崎さんのピアノで,民謡に基づいた即興演奏を2曲(《花笠音頭》《会津磐梯山》)聴くことができました。これも多彩な表現で,味わい深い音楽でした。デイリー山崎さんの「ピアノ聴くかい!?」は月に1回ほぼ月曜日(7/14, 8/11, 9/8, 10/14(火), 11/10, 12/8)に開催しているようなので,時間を合わせて聴きにいってみたいと思いました。
照井さん,山崎さんとお知り合いになることもでき,これから広がっていく音楽が楽しみになりました。
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