楽曲や歌い手,レコードに関する照井さんの詳しい解説つきで,冒頭は《南部牛追歌》の聴き比べでした。伴奏の楽器や旋律,節回しや歌詞まで違う様々な《南部牛追歌》を聴き比べました。中には拍節感のあるものもあって,これがレコードとして発売され市中にでていたというのには驚きました。
途中,石川啄木の短歌に曲をつけた有名な日本歌曲と合わせて,「短歌朗詠」スタイルの《啄木歌集》なる曲も聞くことができました。お琴だけの伴奏でまるで民謡のような節回しだったので「いつ頃のレコードですか?」と尋ねると1950年代レコードのSP盤と45ppmやLP盤との端境期のものだろうと教えていただけました。当時はまだそういうジャンルがあったのですね。9月14日の演奏会では,「日本の民謡」のステージに日本歌曲も入る予定でなんとなく違和感を感じていたのですが,1950年代をイメージすると納得できるかも!と思いました。
おしまいは《外山節》の聴き比べ。これもまた様々あり(特に歌詞が様々)興味深く思いました。
終了後,照井さんとお話しできました。興味深い選曲と解説で学びが多かったことや9月14日の演奏会のことなどお伝えできました。また,終了後には照井さんのお話にでて来た,東北民謡の父と称される武田忠一郎さんの書籍を探して(見つからなかったけれど帰宅後に「日本の古本屋」サイトで見つけて注文しました)肴町界隈を歩いてきました。次回は6月第3月曜日の16日,今度は東北の民踊がテーマだそうなので行って見ようと思っています。興味と時間のある方はどうぞ!
ジョニーのレコードを聴くかい!会?ご来場ありがとうございました
返信削除開運橋のジョニー照井顯。
コメントありがとうございます。たくさんの音楽を照井さんのチョイスで聴くことができ,2時間たっぷり浸れる良い機会でした。次もお伺いします。そのうちお店の方にも。よろしくお願いします。
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