4月17日(木),盛岡某高音楽部の部活指導に行き新入部員(5名!)と会った後,(履き替えたばかりのノーマルタイヤで)宮古に向かいました。宮古木曜会合唱団の新シーズン1回目の練習のためです。3月23日(日)にイーストピアみやこで第43回の定期演奏会を終えてから,「選曲会議」を(なんと2回も)やっていたそうで,ここ3週間くらいは歌っていなかったようでした。案の定,発声練習でも身体(の内部)が狭く良い響きがなかなか出てきませんでした。
①対訳をもとに歌の中身を知る…世俗曲or宗教曲?,歌う機会は?など
②移動ド読みするために「調」(といってもビクトリアは調性を前提にはしていませんが)を知る…調号と主音の関係,ドイツ語の名称など
③主な旋律を全員で覚える
④副旋律も含め他のパートを全員で階名唱する…テーマに気づく,他パートとの関係がわかる,音程の悪さ(2度上行が狭いとか,導音が低いとか)を修正する
⑤自分のパートを階名唱し,合唱する…ハモらせる
2時間の練習で《El noi de la mare》は終わり《O MAGNUM MYSTERIUM》の途中まで音を出すことができました。かつての宮古木曜会合唱団は1曲の音取りに数回費やしたり,「固定ドじゃなきゃできない!」と大っぴらに言っていたりしていたので,そのころと比べると音楽的な能力も音楽に向かう姿勢もすばらしく成長しているなぁと感じます!
4月20日(日)の午後には今シーズン初の強化練習があります。今回の続き,そしてメンデルスゾーン作曲の《Abschied vom Walde》(緑の森よ)の音出しに取り組む予定です。ちなみにこれらの曲は団員の歌いたい曲(=お聞かせしたい曲)の中から選ばれた曲です。演奏会の1ステージとしてまとめようかと思案中です。
定期演奏会を機に異動その他で5名が団を離れてしまいました。一方この日は6年ほど前まで団員だったテノールのTさんが異動により復帰しましたし,かつて団員だったバスのNさんも花巻市在住ながら団員として参加を希望しているという情報もありました。新シーズン,皆で良い音楽に向けて楽しんでいきましょう。
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