2025年2月2日日曜日

【ZホールSP合唱団・04】日本民謡の混声曲の音出しが(やっと)できた!

 


 2月1日(土)と2日(日)の午後,奥州市のZホールの中ホールで,ZホールSP合唱団の練習を行いました。これまで3回(6日間!)練習したのですが,東京から指導にいらっしゃる及川貢先生が指揮するイタリア民謡の混声,女声,男声の曲に取組んできていて,私が指揮する日本民謡の楽曲に取組む時間がありませんでした。イタリア民謡が一通り音出しできたので,今回はやっと日本民謡への取組を始めました。

 今回演奏する曲は女声合唱2曲,男声合唱1曲,混声合唱4曲の予定です。
・ピアノ伴奏付き女声二部合唱《南部松坂節》
・ピアノ伴奏付き女声三部合唱《外山節》
・ピアノ伴奏付き男声二部合唱《酛摺歌》
・ピアノ伴奏付き混声三部合唱《千福山》わらべ唄
・無伴奏混声四部合唱《子もり唄(あずきまんまさ)》ソプラノ独唱付き
・無伴奏混成四部合唱《南部外山節》バリトン独唱付き
・ピアノ伴奏付き混声四部合唱《大漁節(岩手県宮古地方大漁節による)》バリトン独唱付き

 いずれも千葉了道先生の編曲によるものです。千葉先生には私が岩手大学合唱団に在籍していた頃に半年間だけでしたが指導していただきました(その後体調を崩されて入院なさいました)。作曲だけではなく岩手の合唱活動をリードなさり(岩手県合唱連盟が主催するコンクールに「千葉賞」というのがありますが,これは千葉先生のご功績を称えて付けられた名称です),当時の合唱愛好家ならみな知っていた存在でした。今回「日本」の民謡がテーマのステージですが,岩手県に関連した民謡を取り上げてみようと千葉了道先生の作品集から選曲しました(南部ですが…)

 合唱と日本民謡は,「音楽」とはいっても特徴は大きく異なります。そして相容れない要素もたくさんあります。ですから両者の特徴を生かしながら「合唱で綴る日本民謡」にまとめることが大きな課題だと感じています。今回の練習ではそのこともお話し混声合唱の4曲を音源を聴いたりしながら歌ってみて全体像を掴むことができました。ご参加の合唱団のみなさんは積極的に声を出したり教えあったりして早く覚えようと努力なさっていました。

 次回は,2月8日(土)14:00-17:00は女声2月9日(日)9:00-12:00は男声と,別日に分かれての練習です。まずはそれぞれの日本民謡の曲の音を出し,その後は不十分だった音取りを進めることにしようと思っています。

 男声がまだまだ足りません。ご興味を持たれましたら,遠慮なくZホールの事務局にお問い合わせください。お待ちしており余す。

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