5月18日(土)の午前中,奥州市にある奥州市文化会館Zホールで,福井敬ふるさとコンサートに向けた特設合唱団の7回目の練習を行いました。事務局によると今回で半分終了とのことでした。晴れた朝7時に盛岡を出発して9時からの練習に辿り着きました。
今回の合唱団で初めてパート練習を行いました。パートといっても(スタッフ不足のため)女声と男声の2つに分かれてです。前回までは全5曲の概要を掴むこと,そして合唱や音楽する時に大事なことを皆さんにお伝えし,共通に理解してもらう時間としてきました。その中で,しっかり歌える曲とよく歌えない曲が出てきました。「よく歌えない」ということは「よく歌いたい」という気持ちがあるから感じること。そこでそれに応える機会としてパート練習を今回設定しました。
難しいのは混声四部合唱の《夏の思い出》と早口のイタリア語の《乾杯の歌》です。3時間の練習時間のうち,中の1時間半程度をパート練習にあててみました。全員のケアはできませんでしたが,大方歌えるようになり,最後のtuttiの時間はどのパートも聞こえるようになってきました(前回まではあまり聞こえないパートがありましたから)。
また,今回はZホール児童合唱団の指導担当の先生も1名来てくださったので,音楽作りの方向をつかんでいただけたと思います。頼もしい限りです!
そうそう,発声については,前回(⑥回目)の講座でお伝えした身体の仕組みをイメージしながら実際に身体を使って音を出すことをやってみました。皆さん良い音が出ていましたよ。
次回は5月26日(日)の午前中,9時から12時です。私は日本声楽発声学会の例会に学びに行くのでお休みですが,オペラバリバリの佐藤智恵子先生がご指導くださいます。お楽しみに!
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